国際連盟と日本外交:集団安全保障の「再発見」
- 著者
- 樋口 真魚
- 発売日
- 2021年3月20日
- ページ数
- 272

満洲事変から日中戦争期に、日本外交が国際連盟をいかに捉え、どのように対応してきたのかを集団安全保障の観点から検討する。連盟脱退後、「連盟と並存可能な脱退国」路線の模索から断念にいたる過程を詳述し、連盟外交の軌跡を跡付ける。日本外交における集団安全保障観の変遷に着目し、戦前戦後をつなぐ。 【主要目次】 序章戦間期日本における国際連盟 一国際秩序と日本外交 二本書の目的と視角――集団安全保障への対応としての連盟外交 三先行研究と本書の構成 第一章満洲事変下の連盟外交――集団安全保障の「再発見」 はじめに 一アメリカ連盟理事会招請問題をめぐる攻防 二連盟規約第一五条適用問題をめぐる攻防 三外交敗戦と国際連盟脱退 小括 第二章九ヵ国条約と集団安全保障――「満洲国」承認問題をめぐって はじめに 一国際連盟と満洲国不承認 二九ヵ国条約の再発見 三桎梏としての九ヵ国条約 小括 第三章 連盟外交の再構築を目指して ――「連盟と並存可能な脱退国」と「連盟を排除した脱退国」のはざまで はじめに 一連盟派外交官と対連盟関係修復の試み 二エチオピア戦争と政策対立の発生 三法律顧問(リーガル・アドバイザー)たちの連盟外交 小括 第四章モントルー会議と省内対立の解消 ――「連盟と並存可能な脱退国」路線の巻き返し はじめに 一連盟援用条項問題の浮上 二連盟援用条項問題の争点化 三連盟援用条項問題の帰結 小括 第五章国際連盟への期待と不満――通商均等待遇問題をめぐって はじめに 一通商均等待遇問題の浮上 二連盟外交の始動と日本の反撃 三二国間交渉から連盟外交へ 小括 第六章日中戦争下の連盟外交――集団安全保障の拒絶へ はじめに 一集団安全保障の動揺と国際連盟 二ブリュッセル会議と集団安全保障 三 連盟外交の終焉 小括 終章日本外交にとっての国際連盟 一集団安全保障との格闘 二戦時・戦後への展望
※2026年7月23日 15:32時点
















































