大晦日までの僅かな期間にだけ立つ「細蟹(ささがに)の市」。そこで手に入らないものはないという。 ある者は薬を。ある者は行方不明の少女を。ある者はこの世ならぬ色を求めて、細蟹の市へと迷い込む。 異形の者たちが跋扈(ばっこ)する市で、市守りのサザが助けたのは記憶を喪った身元不明の少年・カンナだった。呪われた双子の少女は唄う。「ああ、不吉だ、不吉だ」「おまえがもたらす流れ、その循環は、混沌を呼ぶわ」……
※2026年7月18日 16:33時点
欲望渦巻く<市>で紡がれる、幻想怪異譚。大晦までの僅かな期間に立つ「細蟹の市」。そこで手に入らないものはないという。異形の者たちが跋扈する市で、市守りのサザが助けたのは記憶喪失の少年だった…
※2026年8月15日 9:32時点