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『観測外―警視庁A種事案:シュレディンガーの叛逆―』 ◆全話まとめ

『観測外―警視庁A種事案:シュレディンガーの叛逆ほんぎゃく―』をお読みくださいましてありがとうございました。感謝申し上げます!
こちらはまとめ記事となっています。

第一章◆未解決事件編・および加害者編◆
●警視庁「A種事案対策室」は、秘密裏に設立されたAwakened(覚醒者)またはAbnormality(異能・変異体)に対応するための部署。サイコメトリーを有する灰瀬透はいせとおるは通称A対に着任し、コールドケースを扱う。
その中で、両親を殺害した犯人の記憶をもつと共に「A種」のメモをみつける――。

均衡きんこうの証明 他
●灰瀬の叔父であり、警視庁参事官一ノ瀬の紹介で元研究部門所属、現鑑識課の城崎に会いに行くことになる。Awakened(覚醒者)に詳しく理論的思考で研究している城崎は冷酷だった……。

第二章◆佐伯編・一ノ瀬参事官編
●佐伯は灰瀬に言えない秘密があった。灰瀬にとって最も信頼している相棒の佐伯。彼が隠し続ける裏の顔とは――。
そして、執拗なまでに灰瀬の能力を拡張させようとする一ノ瀬の思惑とは――。

第三章◆迫りくる選択 他
●灰瀬の能力拡張を望む一ノ瀬参事官。彼は何故それほどまでに灰瀬の能力拡張にこだわるのか。
そして、能力拡張を果たした灰瀬の代償は大勢の命と引き換えに失った小さな命だった。灰瀬はそれにより心の傷を深くしていく。
護る為の力のはずが、小さな命を失ってしまう結果を招いた自分を許せなかった。

第四章◆桜花の鎖 他
●警視庁と共に警察庁の両者の間に陰謀が蠢いていた。灰瀬能力を国家の鎖で繋ごうと躍起になる公安が、ある事件を引き起こす
その事を知らない灰瀬は徐々に陰謀の鎖に絡めとられていく。

●顔のない人間
灰瀬の幼少期の記憶を掲載。灰瀬が小学生の時、両親と一緒に水族館に行った思い出が「夢」の中に詰まっていた。幸せだったあの時間、あの瞬間。雨の音が視せた切ない「夢」だった。(※この小説の中でわたしが一番好きな話なのですが、一番短かかったのが悔やまれます)

第五章◆橘寛見たちばなひろみ編 他
●警視庁での衝撃的な事件後に偶然出会った一人の男は、灰瀬とその男の運命を変える。
強力な因果の力に誘われ、変化する二人の運命が示す未来とは。


第六章◆因果律の告白 他
●灰瀬と橘の因果律を変えた佐伯。それは強力な力だった。だが、佐伯は灰瀬に臭わす程度で、真実を伝えることはしなかった。

第七章◆理由もわからず公安に追われるハメになった橘が、頼った先は警視庁勤務の灰瀬だった。
追われる橘。そして事件の答えが欲しかった灰瀬は、橘を受け入れる。


第八章◆点が線となって繋がる瞬間 他
パズルのピースが埋まっていくように、今までバラバラだったものが形を帯び、その輪郭が浮き上がってくる。
裏で暗躍しているのは一体誰なのか――?


第九章
「国家」を裏で操っている者がいる可能性がでてきた。現時点の可能性として一番高いのは「城崎」。
「灰瀬」に異常な執着をみせるのは、果たして「観測」だけのためなのだろうか?

最終章◆灰瀬が選んだ選択は……『名前のつかない領域』だった。


 ※ ここで登場するクアルトゲームはスイスの数学者ブレイズ・ミュラーが作ったボードゲームです。
色・高さ・形・穴2×2×2×2の16種類が存在し並んだ4つの駒がどれか一つでも共通の属性をもっていれば勝利となるゲームなのですが、
プレイヤーが置く駒を対戦相手が選択するという混乱しそうなゲームで、
今回のタイトル、「シュレディンガー」の「観測」するまで生と死の判断がつかないこと、「クアルトゲーム」の「対戦相手が駒を選択する」を混ぜて作った「観測」と「選択」の小説はいかがだったでしょうか?

 自分で選択していたと思っていたことが、
 実は他者から選択させられていた人生だった…。
 そんな現実世界でもありそうなロー・ファンタジー。
 
 最後まで読んでくださいましてありがとうございました!感謝!!


七曜 拝






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