戦場にある家族の思いに気づいてほしい。 その思いを込めました。 ――戦場カメラマン・渡部陽一 ウクライナ、イラク、アフガニスタン…… 戦場カメラマン、渡部陽一は、 約30年にわたって世界の紛争地を取材し、 そこで暮らす人々の生きた声に耳を傾けてきました。 本書は、そんな渡部陽一だからこそ描ける、 いち個人の視点、生活する人々の視点から 戦争や平和について考えていく一冊。 SNSやニュースで戦争の情報を目にする機会が増えましたが、 戦争や平和は、日本で暮らしていると、遠いもののように思えることもあります。 実際に、紛争地ではどのような暮らしがあるのでしょうか。 戦争はなぜ繰り返されるのでしょうか。 私たちに、できることはあるのでしょうか。 戦争下にあるウクライナの街の様子、暮らしから 世界中の紛争地で見てきた光景、 そして、SNSが変えた現代の戦争の姿、 一方で、SNS時代だからこそ、ぼくたちができることまで、 「今だからこそ知っておきたい」戦争の「本当」の姿を描いていきます。 *** 僕はこれまで戦場カメラマンとして、世界中のさまざまな戦地を取材してきました。 戦争というと、昔の戦争映画のような映像をイメージする方も多いでしょう。家や建物は爆破され、そこに暮らしていた人たちの姿はほとんどない。逃げ遅れた人たちが「助けてくれ」と叫んでいる。跡形もなく荒廃した道を戦車が行き、兵士たちが銃を持って向かい合う。そんな場面。 ところが実際に戦争が起きている国に入ってみると、拍子抜けすることがよくあります。そこにはあまりにふつうの、日常の光景が広がっているからです。 人々は戦争の最中であっても、仕事をしたり買い物をしたりしていて、朝から晩まで緊迫しているわけではありません。 警報が鳴る。 今、どこかでロケット弾が撃ち込まれている。 だけどひとまず、大丈夫そうだから、ご飯を食べよう。 そうだ、大家さんに家賃を払わなきゃ。 ほら見て、きれいな夕日だね。 ――不思議でしょう。ひょっとしたら、今にも爆弾が落ちてくるかもしれないのに。だけど、これが現実なのです。 どこもかしこも緊迫した戦いの中にあるのではなく、戦いとふつうの日常が共存している。 だから人々は、戦争下でも生きていける。 そして戦争は長く、長く続いていく。 日常の中で。 それが、僕が見てきた戦場の「本当」でした。 この本では、僕たち一個人が平和のためにできることを考えていきたいと思っています。 (本書「はじめに」より一部抜粋) 目次 1章 戦争は日常の中にある――私が見てきた、戦場の「本当」 2章 なぜ戦争が起きるのか――貧困を発端にした奪い合いと、孤独が引き起こすテロ 3章 平和とは選べること――孤独に溺れる前に、旅に出よう 4章 平和のためにできること ①世界を知る 5章 平和のためにできること ②世界とつながる 6章 日本の現在地点を知る 【読者からも絶賛の声】 正しさを疑うという言葉が本当に素晴らしい。 ウクライナをあらゆる角度から考えていきたい。 本当に素晴らしい内容だった。 (40代男性) (弊社に寄せられた「お客様の声」より抜粋)
※2026年7月30日 8:34時点
・ 自分の常識ではなくガイドの判断 ・ しつこいほどのマメさが人を動かす ・ 撮ったものは必ず発表 ・ 現場の生活そのものが取材 戦場取材のスキルは人生の極意だ! イスラム過激派の勢力拡大で戦場取材は一層危険を増す中でも、現場へ入り続ける戦場カメラマン・渡部陽一。さらに自らも父として家族を養う立場となり、かつてのような取材スタイルを続けることは難しくなった。環境の変化や葛藤を抱えながら、それでも苦しむ人々を世界に伝える責務を負い続ける彼は今、どんな手順を踏んで仕事を遂行しているのか? 「撮ったものは必ず持ち帰って発表する」という任務を全うするため、いかに万が一を回避する危機管理を行っているのか? 信頼の置けるガイドを探り当て、安全に目標に辿り着き、スムーズに取材を行うための百戦錬磨のスキルと考え方を本書の第一部で披露。続く第二部は、彼が駆け出しのカメラマンの頃に出会い、取材のやり方と心構えを手取り足取り教わった恩師である日本人ジャーナリストとの対談集。異業種のビジネスパーソンにも響く、様々なキーワードが登場する。 渡部陽一(わたなべよういち) 一九七二年、静岡県生まれ。明治学院大学法学部卒業。学生時代から世界の紛争地域を専門に取材を続ける。イラク戦争では米軍従軍取材を経験。これまでの主な取材地はイラク戦争のほかルワンダ内戦、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、アフガニスタン紛争、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線、スーダン、ダルフール紛争、パレスティナ紛争など。主な著書は『世界は危険で面白い』(産経新聞出版)など。 ●第一部 僕が見てきた世界 第一章 取材は準備から始まる 第二章 戦場カメラマンになろうとは思わなかった 第三章 現場で学んだ取材の作法 第四章 戦場取材のリアル 第五章 戦場では活字が心の癒しになる ●第二部 僕が出会った日本のジャーナリスト 山本皓一(フォトジャーナリスト) 松浦一樹(読売新聞社) 渡辺照明(産経新聞社) 原田浩司(共同通信社)
※2026年8月4日 21:33時点
戦場カメラマンとして、約130の国と地域を取材してきた渡部陽一が、現場で生きる人たちの様子と声を伝えるシリーズ。
※2026年8月16日 19:33時点
僕は戦争や災害がおこると、その国へかけつけます。そこの人々が何を考え、何に困っているのか。自分で確かめ、みんなに伝えたいのです。どんなにつらく悲しい現実でも、シャッターを切り続ける。それが僕の仕事です
※2026年8月4日 17:32時点
付属資料:DVD-VIDEO(1枚)
※2026年7月30日 11:33時点
稚内 釧路 むつ 佐世保 那覇 宮古島・・・ 日本には、まだこんなにも無垢で美しい原石が! TBS系列「紳助社長のプロデュース大作戦!」完全タイアップ 戦場カメラマン渡部陽一が撮り下ろす全く新しく美しい写真集 まだ見ぬ原石を求めて、日本各地から美しい女子高生を探し出す ― ひとつの番組が掲げた壮大なコンセプトを、1冊の美しい写真集へと結実させました。 テーマは「ルーツ」。 その風土でしか育まれ得ない無垢な被写体を、その風土でしか撮れない静謐な画で見せる。 歴史、郷土、憧憬 ― 読者が様々に思いを馳せ、日本の女性の美しさ、ひいては日本の美しさを再発見できるような写真集です。 発行:ヨシモトブックス 発売:株式会社ワニブックス
※2026年8月18日 16:33時点
※2026年8月5日 20:33時点