見出し画像

【401.防災】災害救助法を学ぶ!⑪衣食・生活必需品ー

はじめに

引続き、災害救助法について学んでいきます。「条文の知識」から、「実際にどう動くか」へ理解を深めたいですね。数回前から被災時の「住」環境について学んできました(避難所・福祉避難所、応急仮設住宅、住宅の応急修理、障害物の除去)。今回は、衣食・生活必需品について学びます!

(関連記事は、本記事最下部にリンクを添付)


災害救助法を学んでいます!

災害救助法の概要(令和7年10月)

15.法の運用ー炊き出し・飲用水(衣食住の「食」)

◆炊き出しその他による食品の給与

対象者

  • 避難所に避難している者、住家に被害を受け、又は災害により現に炊事のできない者

    • →避難所で被災者同士で顔を合わせることで不安を緩和することに繋がり、また行政とのコミュニケーションもスムーズになると思いますが、避難所の収容人数や生活環境などから、在宅避難・車内避難等、避難所以外で避難生活する人も大勢おり、これらの方々への救助活動の重要性が指摘されています(災害関連死を防ぐためにも)。炊き出し情報が届きにくかったり(情報の断絶)、あるいは炊き出し場所まで取りに行くことが難しかったり危険であったり(物理的な危険性)するという課題があるようです。

    • 能登半島地震では、集落への道路整備やライフラインの復旧に時間を要し、被災者が様々な場所に避難生活することによって、被災者と行政とのコミュニケーション不足が指摘された。

その他

  • 【運用上の課題】食品の供与に関しては、その鮮度から特に流通状況も重要になる。能登半島地震では、プッシュ型支援(被災自治体からの要請を待たずに国が物資を送る仕組み)により多くの食品が届けられ助けられた人も大勢いたよう。しかし、地域の隅々まで流通できず、一時集積所や市町村管理施設で消費期限を過ぎてしまった食品も多くあったようです。

  • 【制度上の課題】長期の避難生活において、栄養バランスが崩れ持病が悪化したり、単調な食事で心がふさぎ込んでしまったりと未だ課題があるようです。そのため、メニューの多様化、適温食の提供、栄養バランスの確保、管理栄養士の派遣等が指摘されています。

  • 【個人の対策】実際に自分で非常食を食べた結果、温かい食事、様々な風味が心を落ち着かせることに気が付きました!(【312.防災】非常食を試食しました。ローリングストック。)


◆飲料水の供給

  • 飲料水だけでなく、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき供給される生活用水などもあり、どのような水か、適切に保管できるようにしましょう。そのために、用途別にポリタンクなどを準備しておくことが大事ですね。


◆被服、寝具その他生活必需品の給与又は貸与

対象者

  • 住家が全半壊~により、生活上必要な被服、寝具、その他生活必需品を喪失又は損傷等により使用することが出来ず、直ちに日常生活を営むのが困難な者

対象品目

  • 被服など :洋服、作業着、下着、毛布、布団、タオル等

  • 日用品  :石鹸、歯磨き、トイレットペーパー等

  • 炊事用具等:炊飯器、鍋、包丁、ガスコンロ、茶碗、皿など

  • 光熱材料 :マッチなど

  • 防寒・熱中症対策:電気ストーブ、扇風機など

私は汗っかきなので制汗シートや水のいらないシャンプーなどを備蓄していますが(ローリングストック)、下着や光熱材料について不十分だと感じました。*紙皿やラップ、割りばしや木製スプーンなどは十分用意してあります。

ここにはないですが、多くの方がモバイルバッテリーや充電ケーブルも必要とするでしょう。さらにソーラー蓄電器があるとなお良いですね!


おわり~

今回までで災害救助法の大部分を学べたと考えています。次回は、災害救助法に関するこれまでの記事のまとめをして、次の法体制について理解を深めたいと思います。



*ここ最近の取組み

昨年までは、「ゼロから始める防災」ということで、東京都が作成した防災ブック「東京くらし防災」で勉強しながら、備蓄品(東京備蓄ナビ)を整えたり、ハザードマップの確認、避難所まで歩いてみたりしていました。

 文京区の様に人口の多い地域では避難所が足りず、在宅避難が基本です。そうすると、自宅は安全であるか、備蓄は十分か、公的情報を入手でき、生活再建できるか? ということが重要になってきます。

 そのため、年明けからは、被災後の生活再建に着目しています。自宅の火災保険(不備だらけなので更新時に見直す予定)や、罹災証明書の申請方法を確認してきました。

 在宅避難ですと情報の断絶・遅延によって、いつの間にか行政サービスの申請期限が過ぎてしまった、ということになりかねません。これらを踏まえて現在は、被災者個人に対する支援法制について学んでいます。知らないと申請できないですからね。

*被災者個人に対する支援法制


関連記事等

↓ 関連記事が多くなってきました ↓
まずは、罹災証明書の記事を読んでいただきたいです。

117.【振返り】『防災士スキルアップ講座「能登半島地震から学び、災害リスクを知る」-防災士がどのように活動できるか-』★動画が公開されています★|【TAKA】Enjoy @ Water Environment with BOUSAI
【284.防災】火災保険を確認する①。(地震保険,家財保険含む)|【TAKA】Enjoy @ Water Environment with BOUSAI
【287.防災】火災保険を確認する②。(地震保険、家財保険含む)|【TAKA】Enjoy @ Water Environment with BOUSAI
【329.防災】被災者個人に対する支援法制をAI(Copilot)に聞いてみました。災害救助法、被災者生活再建支援法...|【TAKA】Enjoy @ Water Environment with BOUSAI
【330.防災】災害救助法について調べてみました!①今回は概要です。次回以降、具体的に勉強します。|【TAKA】Enjoy @ Water Environment with BOUSAI

fin.


いいなと思ったら応援しよう!