117.【振返り】『防災士スキルアップ講座「能登半島地震から学び、災害リスクを知る」-防災士がどのように活動できるか-』★動画が公開されています★
はじめに
先週末受講した『防災士スキルアップ講座「能登半島地震から学び、災害リスクを知る」-防災士がどのように活動できるか-』(東京都文京区防災課主催)について振り返りたいと思います.
なお,能登半島地震の最後の避難所が閉所したのはつい先日とのこと.
講座内容の概要と!気になったこと!
講座では,以下の講師方がお話してくださいました.
橋本笙子氏(ピースウィンズ・ジャパン):能登半島地震の現状と避難所
小宮氏(文京区防災課):文京区の災害リスクとその対策
平田京子氏(日本女子大学):防災士がどのように活動できるか
【避難所は誰が運営するのか???】
平田氏の講座で一番強く印象に残ったことは,「避難所は誰が運営するのか」ということです.個人的には,出来るだけ在宅避難できるように賃貸住宅を選び,備蓄を進めているところですが,改めて誰が避難所を運営するのかと考えると自分では答えは出ませんでした.実態は,避難者でした.行政職員と民間団体はあくまでサポートとのことです.避難所は,特殊なシェアハウスと考えた方が良いですね.食料や物資も共同管理.
【避難所のトイレ事情】
能登半島地震では,上下水道が長期間にわたり寸断されたため,避難所では,一家族に1つの簡易トイレ(段ボール箱,ビニール袋?,凝固剤や吸水シート等)が配布され,連続して排泄していたようです.
【避難生活における栄養の確保】
避難所に届く食料の多くがカップ麺などの炭水化物.タンパク質やミネラル,食物繊維を意識した食料が非常に喜ばれたようです.思い返すと,私の備蓄食料も同じで炭水化物ばっかですね.鯖缶やレトルトカレー等炭水化物以外の食料も備蓄し,また定期的に食べることで慣れておきます!
【ライフラインの復旧日数→備蓄品の見直し】
東京都が被害想定し,文京区がたてた地域防災計画.文京区の被害想定としてライフラインの復旧日数が挙げられています.
上水道復旧日数:約17日
下水道復旧日数:約3週間
電力復旧日数:約4日
ガス復旧日数:約6週間
文京区では,最初の数日間は各自の備蓄品や避難所等の備蓄品で賄い,3日後以降は東京都や国からの備蓄品によって賄われると計画しているそうです.しかし,備蓄品配布場では混乱も発生すると思います.また,計画通りに備蓄品が届けられるか分かりません.3週間くらいは備蓄品を確保し,在宅避難できるようにしたいですね.外部からの救援物資が安定して届けられる見通しが出来たら,自分の備蓄品は周囲の人に渡せばよいですしね.
朝起きてから就寝中の生活で必要な物資を見直します.
情報収集:携帯ラジオ
日常生活:衛生用品,簡易トイレ
日常作業:軍手,ロープ等.この辺はキャンプ用品に近いですね
飲食料 :栄養素や温める方法等を含めて再考
睡眠環境:...
【避難所開設キット】
【罹災証明書】
日本の法制度上,災害からの立ち直りに関して,罹災証明書を得ることが極めて重要とのこと.なお,私は現在,この罹災証明書の取り方を知りません.これは学ばないといけません.今後の記事にします.
【時系列で考える地震前後の行動】
〇地震前
備蓄品や持ち出し袋,通信手段確保など
耐震,家具の固定
家族などとの連絡方法,集合場所.➡物理的に会う手段も確認しておくとのこと.
〇地震後
避難,初期消火,安否確認,救助
避難所運営
支援
配布物
配布物は以下の通りです.
講義のスライド
「避難所ー首都直下地震に備えて事前に知っておきましょうー」
講座アンケート用紙
特に,2個目の避難所に関する資料には,避難所での具体的な生活の様子や,発災から避難所の撤収 期にわたる避難所生活の実態(苦労等)がまとめられています.頭でっかちな私にとっては,「学び」しかありません.
なお,この資料は,今回の講座の会場にもなった日本女子大学の家政学部住居学科に在籍されていた学生が2013年に作成されたようです.素晴らしいですね!
最後に
今回の防災士スキルアップ講座の様子については,Youtubeで公開されるようです.
関連webサイト
https://mcm-www.jwu.ac.jp/~hirata/
