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私の民泊選び ヨーロッパ96日ひとり旅|40女のヨーロッパ乗り鉄旅【総集編⑦】

96日間ヨーロッパひとり旅の総集編、今回はひとり旅の宿選び、特に私が好んで泊まった”民泊”選びについてまとめてみたい。

<40女のヨーロッパ乗り鉄旅|旅の概要>
・2018年4月〜7月
・96日間/28カ国
・総鉄道移動距離 約26,500km
・ユーレイルパス(3ヶ月連続版)使用
・飛行機移動は1回のみ
・移動は鉄道+ときどきバス

私が泊まり歩いた宿たち

96日間、どこに泊まったのか集計してみると、ほとんど連泊していなかったことが分かる。

民泊:30軒
ホテル/ホステル:27軒
夜行列車/船:11回


最長滞在はアヴィニョンで仲良くなったホストに引き留められて泊まった民泊で、再訪と合わせると6泊もお世話になっていたのだから、ほぼ居候状態だ(ちゃんとお金は払ったけど)

6泊お世話になった部屋
どこで売ってるの!?って感じの怪しいベッドカバー


当初はAirbnbを使って民泊を探していたが、途中からはBooking.comが主流に。
泊まれば泊まるほど割引があるし、Booking.comでも大概民泊のお宿も予約できるからだ。

ホストとのコミュニケーションはAirbnbのチャット機能が圧倒的に優れていて、どんな人がホストなのかも理解しやすいため常に両方を見比べて宿選びをしていた。

バカンスシーズン前の旅で、宿が見つからなくて困る!ということはあまり無かったが、それでもアムステルダムとバルセロナは中心部に宿が見つからず、宿の場所を選ぶのが難しかった。

なぜ民泊を選んだのか

もともと今回の旅では、観光スポットを巡るというよりは、列車で移動した先の街でのんびり過ごす、そんなスタイルを望んでいた。

私がもう一つ憧れている旅のスタイル“暮らすように旅する”をちょっと疑似体験するイメージだ。

ただ、同時に鉄道移動も忙しくてなかなか街を堪能する時間がない!

そんな中で民泊は、僅かな時間ながら住人の視点で街を見ることができる気がして、私の希望とフィットしていた。

民泊の良いところは、洗濯機やキッチン付きのお部屋を選べること。

スーパーでおつまみとワインorビールを調達して、ダラダラと飲みながら夜の時間を過ごす。

そんな時間が、何より自由に感じられてサイコーに幸せだった。

と言っても、自宅とやってることは変わらないのだが。

民泊のベランダで食べるディナー@コトル
海風が気持ちいい

それでも異国の知らない街で、洗濯したり昼寝したり、自分だけの自由時間を過ごす。

その土地の音楽をかけ、その土地のワインとハム&チーズでひたすら飲みながら、明日以降の予定を立てる・・・そんな時間は、まるで海外暮らしを疑似体験しているようで、今でも時折思い出すほど幸せなひとときだった。

民泊選びのポイント

民泊と一口に言っても、完全に独立した家からホストが住む家の1室まで、様々なパターンがある。

予算と場所が一番の決め手であることは間違いないが、その先の第一希望としては、完全に独立した家orマンションの1室だ。

言わずもがな、そこはもう私だけの空間で、完全にひとりの自由を堪能できる。

実は一人暮らし経験が無かったからこそ、欲するひとりの時間だったのかもしれない。

マラガで泊まったマンションは広々して最高!
オーバーブッキングのため差額不要で泊まれた

なかなか予算が合わない場合の次なる候補は、ホストが住む家の一室パターン。

ちょっと気を使う気もするが、ホスト側も慣れたもので、付かず離れずなコミュニケーションを心がけてくれることがほとんど。
現地の一般家族の暮らしぶりが垣間見られて、とても貴重な経験ができた。

どちらの民泊を選ぶ場合にも、極力女性ホストを選ぶようにしていたのだが、実際に会うと女性じゃなかったり(写真一枚では判別しづらかったり、名前じゃ判別できなかったりする)、複数人で運営していて男性が案内してくれたりしたので、なかなか選別が難しかったのも事実。

男性ホストも手慣れたもので、テキパキ必要最小限の対応で済ます方がほとんどだが、男性と2人きりで個室に入るのはやはり警戒してしまう。

避けたい民泊パターン

民泊の中でも避けたいのは、フロアに複数の部屋があり、シャワー、トイレ、キッチンなどが共用だがホストが常駐していない無人運営パターン。共用部を使う際に他の宿泊者と顔を合わせることがあるが、もし変な人が泊まっていたら、と思うと恐ろしくて仕方ない。

特にシャワーなんて無防備になるので、誰にも会いませんように!と祈るように、大急ぎで部屋に戻っていた。

この手のタイプを明確に見分けるのは難しいが、「セルフチェックイン」と書いていたり、他にも複数の部屋が選択できたり、口コミを注意深く読むことで見えてくるものがある。
女性のひとり旅はぜひご注意を!

実際のAirbnbの表記(セルフチェックイン)
チェックインルールを詳しく読んでみると、
夜は無人になることがわかる場合が多い


民泊はたいてい探すのが大変なものだが、この「セルフチェックイン」はなかなか厄介。

場所を探すだけでも大変なのに、さらに目立たぬよう設置されたキーボックスを探し当て、与えられたコードを入力して…と、まるで謎解きをしているよう。

ホストからの英語メッセージを解読しながら荷物を持って探し回るのは、正直大変なことも多々あった。

また、英語が全くしゃべれないホストに遭遇することもしばしば。ご子息がシステム対応をして、現地では高齢のホストが対応するパターンだ。
意思疎通が取りづらくて大変だったが、これは翻訳が発達した今、問題ではないだろう。

民泊がもたらす出会い

そんな大変さもあって、旅の終盤、毎日忙しく街を転々としていた際は、民泊から足が遠のき駅前ホテルばかり選んでいたが、大変さの先に素晴らしいホストとの出会いがあるのも民泊の良いところ。

バルセロナの怖そうなマダムと一緒にワインを飲んで距離が縮まった夜、サンセバスチャンの同年代の女性は、今でもFacebookでつながっていて、また来てね、と言ってくれる。

アヴィニョンのホストなんて、女性だと思っていたら、若い男兄弟2人が住む家の間借りという一番避けたいパターンだったにも関わらず、毎晩ワインを飲んで語らい、この旅の中でも最も忘れがたい出会いになった。

チーズプレートで毎晩ワインを飲んだアヴィニョン🍷


コミュニケーションを取るのは正直大変で疲れもするが、宿に泊まることが、忘れがたい出会いを運んでくれる
忙しく移動する旅だからこそ、一石二鳥とも言える選択なのかもしれない。


長旅中に日常を取り戻す時間

こうして振返ってみると、印象に残っているのは、有名な観光地よりも、ホストとワインを飲む時間だったり、洗濯して昼寝して、夕方から街にぼんやり繰り出す時間だったりする。

そんな日々こそが愛おしい思い出として色濃く印象に残っているのだ。

移動の毎日の中で、ふと自分を取り戻す時間、とでも言うのだろうか。
民泊で日常を取り戻す時間が過ごせたからこそ、長旅を乗り切れた、そんな気もするのだ。

民泊は単なる宿泊施設ではなく、その街の日常に少し入り込み、その街の人と出会う場所

次は鉄道で忙しく移動する旅ではなく、イタリアやスペインあたりの小さな町や村に数日ずつ滞在しながら暮らすように旅してみたい

そんな新しい旅への憧れも、96日間の旅が教えてくれたことの一つだ。

Dolce far niente.

私の好きな言葉 ”何もしないことの甘美さ”を、私はこの旅の中で少しだけ知った気がする。

この旅の初民泊、ブルガリアのソフィアにて。
さっそく庭でお花見!

📕総集編、終盤はよく聞かれる「どこが一番良かったの?」をまとめてみます。お気に入りの街に続いて絶景車窓をご紹介。


🚊ヨーロッパ28カ国を鉄道で駆け抜けた乗り鉄ひとり旅は、こちらからお読みいただけます。
鉄道好きの方にも、そうでない方にも💐↓

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