花盛りのソフィア街歩き〜ブルガリア🇧🇬 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 #02-2
【Day4: ブルガリア/ソフィア】
夜行列車で到着したソフィア、朝から民泊チェックインして歴史溢れる街へ繰り出す
🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓
********************
##ソフィアは東欧の雰囲気たっぷり
朝9時過ぎ、夜行列車は終点ソフィアに到着。
超快適だった個室に別れを告げる。
ここブルガリアでは初の民泊を予約しており、まずは荷物を預かってくれるとのことなので駅から歩いて宿へ向かう。
ソフィア駅は首都の駅にも関わらず、駅前がガラーンと殺風景でお店がチラホラあるくらい。
道が異常に幅広なのは、戦車が通れるようにした旧ソ連国家の特徴だと聞いたことがあるが、なるほど、ここは驚くほど道幅が広いので横断するのも大変なくらいだ。

ロータリーを通り抜けていくと派手な看板のハコ物商業施設が軒を連ねていて、よく見るとカジノ、カジノ、あっちにもカジノ。
合法なのだろうか?なんだか意外。
駅前を少し歩くと古風な旧式トラムが走っていてめちゃくちゃ可愛い!トラム好きとしては早速撮り鉄してしまう。

旧式トラムの趣がたまらん!
##初民泊、ホストにご対面
駅から徒歩15分ほど、大通りを一本入った静かなエリアに目的の民泊を発見。
普通の古いアパートの一階で、ホストの若い娘さんとお母さんが控えめながら温かい笑顔で迎えてくれたので、ホッとする。
すでにチェックインできるということで、英語を話せる娘さんが、家の中を案内してくれる。
キッチン付きのダイニングルームに大きなベッドが一つ置かれたベッドルーム、シャワールームも別にあって普通に快適な暮らしができそう!

窓の外はすぐ道路なのでちょっと怖い。
玄関ポーチみたいな場所には机と椅子が置いてあり、「ここもあなたのエリアです」とのこと。
見上げると庭に植えられた1本の桜らしき木は清楚な白い花が満開!
「ちょうどお花見できますね!」
などと話が盛り上がり、私の質問も含めにこやかに頭を左右フリフリしながら答えてくれるとても安心感のあるホストだった。
##街歩き開始!いきなり遺跡発見
シャワーを浴びて少し休憩してから街の中心部を目指す。
初めての国、初めての街の街歩きはすべてが刺激的。
イスタンブールは2度目の訪問だったので刺激にはやや欠けたけれど、今日の街歩きは新鮮そのもの。
コレよ、この刺激よ!旅の醍醐味は!!
感激しながらキョロキョロして街を歩く。
すると突然目の前にドドーンと遺跡のようなエリアが現れて面食らう。
大きな車通りとオフィスビルの間の一段下がった場所に広がるその遺跡は、現代的な町並みの中にはどう見ても異質なエリア。
人が歩いていたので近づいて看板を読んでみると古代ローマの遺跡らしい。
ブルガリアと古代ローマ、あまり結びつくイメージが無かったけれど、調べてみたらブルガリアは相当に古い歴史があるそうで、ソフィアは古代ローマ時代“セルディカ”という都市として発展していたのだとか。

古代ローマ遺跡
今も掘れば遺跡が出てきてしまう状態らしく、こうして保存しながら街作りを進めているそう。
奈良みたいな話で大変だ。
##金ピカ威厳たっぷりの大聖堂
そうこうしていると、正面にアレクサンドル・ネフスキー大聖堂らしき金ピカのドームが見えてきて、街を行き交う人も増えてきた。
朝からビスケットしか食べてなかったので、テラス席でブルガリアビールと前菜的な謎の食べ物で腹ごしらえ。ビミョー。
ブルガリアって何が美味しいんだ?
美味しいものにありつくには下調べ大事だな。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は金ピカのドームが大小ポコポコと連なる今まで見たことがないスタイルで、内部もフレスコ画がぎっしり。

これがブルガリア正教のスタイルなんだろうか。
なかなかに荘厳な建造物だった。
##フラフラと街を探検
中心部の立派な建物を眺めながらあてもなくブラブラ。
大通りにはトラムだけでなくトロリーバスも走っていてなんだか電線だらけ。
街には地下鉄も走っているらしく地下鉄入口に降りてみると、ここでも遺跡がどどーんと改札横にせりだしている。
掘れば何かが出てきてしまう街で地下鉄工事はかなり難航したことだろう。
出てきてしまったものは残しながら、新旧共存しているソフィアの暮らしがなんだか微笑ましく見えた。

街を行き交う人々も落ち着いた雰囲気で、観光客である私には目もくれず、まるで興味がない様子。あちらこちらから、客引きの声がかかるイスタンブールとは大違いだ。
商売人もエネルギッシュな空気が感じられず、人々は淡々と今の暮らしを享受しているように見えた。
数年経って訪れてもあまり変化が無いんじゃないかと感じる街だ。
##スーパーでディナー調達
旅をする際に必ず立ち寄るスーパーマーケット。
夜ご飯でも調達しようかとも何軒か覗いてみる。
少し大きめのスーパーで、美味しそうなお惣菜コーナーを見つけたので、ラタトゥイユみたいなお料理と、小さなハンバーグとフリットを指差し、茶色ばかりなので、チョップド野菜をヨーグルトであえたようなサラダを追加。
あとはワインとチーズか。
旅をした当時はワインのことはあまりよく知らず、それでもブルガリアワインがあったら飲みたいなということでちょっと検索。
マブルッドという固有品種の赤ワインがあるらしい。濃いめで美味しそう!
案の定、ブルガリアワインのラベルもだいたいキリル文字で書いてあるので読めないけど、文字数とか共通してる文字から推測し、すぐに特定することができた。
民泊の部屋に戻ってそろそろ夜ごはんの時間、という時間になってもこの時期はまだまだ明るい。
せっかくなので外のテーブルでお花見ワイン。
ちょっと肌寒いけれど、お惣菜も口に合うし、何よりマブルッドのワインが私の好きな濃厚まろやかな感じでサイコー。

刺激に満ち溢れた初めての国の1日目。
トラブルなく無事に終えられた喜びでワインが進んでしまう夜だった。
🚊次回、キリル文字に大苦戦しつつ、世界遺産でもある第二の都市プロブディフへ↓
📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です。全編はこちら↓
