チーズ市と秋田犬に癒される 〜 オランダ🇳🇱 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #10-3
【Day24-25 : アルクマール→ユトレヒト】
偶然見つけたアルクマールのチーズ市🧀を見学、次の宿泊地ユトレヒトへ向かう。ユトレヒトの民泊で思いがけず秋田犬に遭遇!
🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓
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##偶然見つけたオランダらしい催し
オランダではチューリップを見るのが最大にして唯一の目的だったので、他のお目当ても特になく、ベルギー方面に少しだけ近づくユトレヒトに次の宿を決めているくらいだった。
昨日、友人のガイドブックを見ていて目に止まったチーズ市。
ちょうど金曜日にチーズ市が行われる街があるということを知り、この日は北部の小さな街アルクマールに行ってみることにした。

偶然目に止まって来てみたこの街だけど、サイズ感が歩いて回るのに小さすぎず大きすぎず絶妙でチーズ市が面白いのはもちろん、古めの商店街から新しいお店が建ち並ぶエリア、運河沿いののどかな住宅地までいろいろな表情が見える街をすっかり気に入ってしまう。


##チーズ取引の流れが分かる
目玉のチーズ市は、中心となる広場で伝統的なチーズ取引の様子を観光客に向けて解説付きで行っている。

チーズを計量し、運び、市場に陳列するまでを可愛い衣装に身を包んだ大きなオランダ男達が2人一組になってコミカルに運ぶ姿は何ともキュート!



いるようだ。かなり重いはず!
ただ可愛いだけでなく、市場の周辺には実際にチーズを購入してトラックに積んで運び出す卸業者さんや、運河に浮かぶ船でチーズを運ぶ人など、実際のチーズ取引の様子を垣間見ることができてオランダにとってチーズは最重要プロダクトの1つなんだな、ということを実感する。



確かに宿の近くの大型スーパーではチーズコーナーだけで冷蔵棚が7メートルくらい続いていてびっくりしたものだ。

木靴を履いた伝統衣装が可愛い😍

##今夜の宿はユトレヒト郊外
チーズ市を満喫した後は列車で今夜の宿があるユトレヒトへ。
とは言っても、ここユトレヒトも宿泊代が高額すぎて街の中心部にはとても泊まれないので、近くの駅から1キロほど歩いた民泊が今夜のお宿だ。


駅から遠いのがネックだけれど、荷物もあるので一度お宿に寄ってからユトレヒトの街へ繰り出すことにする。
ユトレヒト中央駅からほど近いこちらの駅前は、今まさに開発中!といった様相で新しいショッピングモールらしきものが建築中。
その周囲にもチェーン店のオープン予定ポスターが貼られ、ここ数年で様変わりしそうな新興住宅地という雰囲気だ。

少し歩くと低層マンションや一戸建てが建ち並ぶ閑静な住宅地で、私が今まで見ていた観光エリアとはまた違うオランダの今が見えるようで興味深い。

##思いがけない秋田犬との出会い
豊かな緑とデザイン性に溢れた街並み、ものすごく洗練された住宅地を歩いて行くと今夜のお宿となるお宅も、白い3階建てに緑豊かなお庭が素敵な一軒家。
優しく迎え入れてくれた60代くらいのご夫婦の後ろから、巨大なフサフサの犬が顔を出すのでびっくりしてしまう。
「彼女は秋田犬なの。日本のあなたが来て喜んでるわ!」
と奥様。

勢いよくじゃれついてくるので、私の方はあまりの大きさにちょっと怖じ気づいてしまうけれど、この大きさでもまだ2歳とのこと。
確かにお庭でおもちゃとじゃれ合っている姿は子供っぽくてだんだんおてんば少女に見えてくる。

ワンちゃんを眺めながらリビングでお茶をいただき、2階の1室に案内してもらう。
この旅で民泊をいくつか渡り歩いてきたけれど、普通に暮らしているお宅の一間をお借りする民泊らしい民泊は初めてのパターンだ。
ちょっと気を遣いそうなので避けてきたのもあるけれど、素敵な家族に迎え入れていただいて何だか実家に帰ってきたような温かさを感じてしまった。
「出かけるなら駅まで遠いからうちの自転車を好きに使ってね!」
と言ってくれるけれど、オランダ仕様の車輪の大きな自転車は、155cmの私には足が着くはずもない。
それに、あの高速自転車の波にジョインできる気がしないので丁重にお断りして歩いて駅へ向かう。

##ミッフィーの街を歩く
ユトレヒトのお目当ては、信号機がミッフィーになっているミッフィー横断歩道。
信号機の赤・青それぞれのサインに直立ポーズと歩き姿のミッフィーが現れるというものだ。

駅近くにすぐに見つかり、信号機だけでなく横断歩道がレインボーカラーになっているのが可愛くて信号前で写真を撮ろうとしたのだが、金曜日の夕方ラッシュアワーの時間、ミッフィーが吹っ飛ぶくらい目を見張る高速自転車の波に圧倒されて、信号機に目がいかないくらい。

ミッフィーが赤信号になった途端、次から次へとものすごい高速で行き交う大量の自転車、通勤の人の中にやたらとフードデリバリーの人もいて、バックの色が様々あるところを見るとたくさんのサービス事業者があるらしい。

当時まだ日本ではスタートしたばかりのフードデリバリーが、この国ではすでに当たり前になっていて金夜はデリバリーで家族団らんという方々も多いのだろう。
ユトレヒトの繁華街を歩くと、運河沿いにびっしりと飲食店が連なっていて、どこのお店も人でいっぱいだ。

さっきの自転車といい、結構な人口過密に感じてしまう街ですっかり疲れて頭が痛くなりそうだったので、早々に食料を買って部屋に戻ることにする。


遅くなったら申し訳ないから早く帰ろう、と思ってしまうところも実家みたいだ。
##温かいおもてなし
翌朝、こちらのお宿は朝ごはんを用意してくださるということで、1Fのリビングに下りていくと、テーブルには既に私の朝ごはんがセッティングされていて、ソファーには秋田犬が鎮座している。

出迎えてくれたお父さんは、コーヒーを入れてくれるとすぐに奥の部屋に行ってしまったので、広いリビングには私とワンちゃんの2人きり。

見張られてる😅
彼女の視線を一身に受けながら食べる朝ごはんはなんとなく気まずくなってしまって話しかけてみるけれど、不思議そうにじっと見つめ返されるだけ。
それでもだんだんと親近感が湧いてくるのは日本風の風貌のせいだろうか、しばらく一緒に遊んですっかり打ち解けたところでお別れとなった🐕
🚊次回、ベルギーを通ってルクセンブルクへ初入国。ベネルクス三国が入れ替わる一日。
📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です↓
