2025年 | 音楽活動の記録 | 良いエネルギーは良い形で返って
2025年もいよいよ年末を迎え、一年が経つのは本当にあっという間だなあと感じています。みなさんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか。
筆者にとって2025年は、ご縁に恵まれ、さまざまな出来事が重なった一年でした。
これまで思い描いていたことが形になったり、楽曲をいくつも制作できたりと、振り返ってみるととても充実した、良い年だったと感じています。
以前、音楽活動を続けていく中では、楽しいことも確かにありましたが、それ以上にうまくいかないことや、辛さを感じる場面のほうがほとんどでした。
自分を何度も責めたこともあるし、挫折して人生が嫌になったことも何十回ではすみません。
そうした日々を思い返すと、今年はこれまでの苦労が報われたような、そんな感覚です。
「こうやって頑張ってきたことは、いつかきっと帳尻が合うんだな」と感じる一年でした。
今、夢や目標に向かって頑張っている方、新しいことを始めていつか成功したいと努力している方、もしかしたら時間はかかるかもしれないけれど、その頑張りや努力はいつか必ずどこかから返ってきます。
なので、時にうまくいかないこともあるかもしれませんが、休みながらでも続けた方がいいと思います。
「自分が世界に放った良いエネルギーは、良い形で必ず自分に返ってくる」
それはこの世の真理の一つだと、筆者の実体験を通して伝えたいです。

筆者は現在、精神や体調を崩してから以前のように野心をもって…というような思い切った活動ができなくなりましたが、できる範囲で続けていたからこそ体験できた出来事や出会えた方々が多く、音楽をやめないでよかったなあとしみじみ思います。
イベントに参加していただいたみなさま、記事を読んで購入していただいたみなさま、関わっていただいた全てのみなさまに、心から深く感謝しています。
ありがとうございます。m(_ _)m
自分のやってきたことを労う意味でも、2025年の音楽活動を振り返ろうと思います。
もしよろしければお付き合いください。
1月
動画:Ambient Techno
翌月に電子音楽のイベントを企画していたこともあり、Model:Cycles のセッション動画を制作しました。SEの音作りにLFOを活用しました。
2月
コンテスト入賞
Xで偶然見かけた投稿をきっかけに、Ambient Ø を購入しました。
「Ambient Ø Sound Design Challenge」に応募し、ありがたいことに優秀クリエイターに認定していただきました。
選ばれるとは思っていなかったので、連絡をいただいた時は疑ったほどでしたが、心の底からうれしかったです。
自主企画イベント開催
薪ストーブとハンモックのある古民家「森田の家」で「AMBIENT CHILL DAY @ GO WEST COFFEE」を主催しました。

企画・主催・運営・進行・演奏・撮影を全部やったので予想通り大変でしたが、GO WEST COFFEEの店主 仲野さんをはじめ多くの方々にサポートしていただいたおかげで、イメージ通りの雰囲気や内容を実現することができ、最高に素晴らしいチルな1日になりました。
とくに「noteの記事を読んで来ました」と言ってくださった方々にお会いできたのは衝撃的なうれしさでした。😊👍
動画:Hybrid Techno Flow
SONICWARE CyDrums で90年代風のテクノトラックを制作。
3月
プリセット制作:Ambient Ø(Ver.1.5)
Ambient Ø のファームウェア Ver.1.5のリリースに合わせてオファーをいただき、ソルフェジオ周波数の396Hz、528Hz、852Hz の3つについて公式プリセットパターンを制作しました。
動画:Polar Lightscape
Ambient Ø で南極の氷の風景をモチーフにしたセッション動画を制作。
始まりや終わりが曖昧なところや、音が重なった時の質感などが気に入っていて、ライブでもよく演奏するようになりました。
4月
演奏動画制作:CyDrums
SONICWARE様からオファーをいただき CyDrums を使ってDeep Houseの雰囲気でセッション動画を制作しました。
『 Solis Awakening 』
(ソリス アウェイケニング)
タイトルには「太陽の目覚め」という意味を込めました。
春の訪れ、蕾(つぼみ)が開いていく瞬間、そして新しいことが始まる気配、そんな情景をイメージしています。
4Dパッドをはじめとした CyDrumsの特徴的な機能を多く使用し、ポップな要素をあえて崩したり拡張したりしながら、クリエイティブなことをできるだけ盛り込みました。
イベント:『 Little Ambient Night 』 - SPRING DROPS in SPRINGS -
岡山県美作市(みまさかし)にある cafe & kalimba ホシメグリ にて、コイケ龍一さん(カリンバ / 打楽器 / 歌)と、k.odakさん(モジュラーシンセ etc)とともにイベントを開催しました。

岡山に住んでいた頃、初めて訪れて以来ずっと大好きだったカフェで演奏することができ、まさに夢が叶った日になりました。
この日は、TINÖRKS の vocal を担当する 雫がサポートしてくれ、久しぶりの共演にもなりました。
イベント最後にあったお客さんも交えてのセッションも楽しかったなあ。。。
生楽器と電子楽器の境界を越え、アンビエントな音の中で穏やかに時間を共有できる瞬間が、やっぱり好きだなあと改めて感じました。
イベント後には、コイケ龍一さん制作のカリンバを購入。
コロンと柔らかく響く音に癒されます。
動画:S‑4 × KORG NTS‑2
Torso S-4 に KORG NTS-2 からサイン波のみを入力し、それだけで音楽になるかを試した実験的なセッション。
改めて、S-4 は本当にクリエイティブな機材だと実感しました。
5月
イベント:Model:Cycles ワークショップ開催
大好きな古民家カフェ「BOBOBO」にて Model:Cycles を使った心地いい音作りワークショップを主催しました。

人生初めてのワークショップ開催でしたので手探りでしたが、noteで公開している音作りのコツをもっとわかりやすく、対面ならではの雰囲気で伝えることができて良かったです。
ワークショップの最後には、内容をアウトプットすることもかねて参加者がちょっとしたライブを行い、イベントが盛り上がったのが印象的でした。
M:Cはやっぱり良い機材。うんうん。
動画:Among the Leaves
Ambient Ø を屋外に持ち出してセッション動画を撮影。
動画では分かりにくいかもしれませんが、蚊がたくさんいて演奏に集中するのが難しかったのが歯がゆい思い出です(笑;)。
このセッションを題材に、ランダムシーケンスを活用するコツについて記事を書きました。
6月
スタジオ・セッション1
トンコリ、ハンドパン、琴を演奏される方とスタジオ・セッション。生楽器の響きはアンビエントと親和性が高く、とても楽しい時間を過ごせました。
スタジオ・セッション2
Youtube で Ambient Ø の動画を見つけたのをきっかけに、J SMITHさんとスタジオセッション。SOMA laboratory TERRA、COSMOS、Arturia MiniFreak!!
機材好きな筆者としてはテンションが爆あがりな中、極上のアンビエントに包まれて音楽ができて楽しかったです。
TERRAは思ってたよりゴツくて大きかった。MiniFreakはいい音出るなあ。。。
プリセット制作:Evoke 2パターン
SONICWARE様からオファーをいただき LIVEN Evoke の公式プリセットパターンを2つ制作しました。
グルーヴボックスの中では珍しく、生楽器の音をシミュレートした本機材にはピアノ音源が収録されています。
ピアノの音色が大好きなので、パターン制作のモティベーションが200%くらいになったのを覚えています。
Evoke は所有している機材の中でも、とくに気に入っていることもあり、これ以降も自然とアイデアが溢れて良い楽曲を生み出すことができました。
BGM5曲制作
広島県福山市を拠点とするオーディオ用・楽器用ケーブルの製作・販売をされている株式会社 音光堂様からオファーをいただき、「柔らかな朝の光に包まれる」アンビエントをイメージしたBGMを5曲制作しました。
株式会社 音光堂 様 公式サイト
丸みのあるピアノを中心に、グラニュラーエフェクトを組み合わせながら、アンビエントならではのテクスチャを生かした音作りを意識しました。
穏やかな雰囲気の中にも、印象的なモチーフや音がふと立ち上がるようなアプローチになっています。
朝でも夜でも、心を落ち着けたいときや、お茶の時間のBGMとして、ぜひゆっくり聴いてみてください。
1. nuirea(ニュイレア)
2. Tonal Aquas(トーナル アクアス)
3. Light of Piano(ライト オブ ピアノ)
4. Soul Calm Notice (ソウル カーム ノーティス)
5. Still Lu·Light(スティル・ル・ライト)
楽曲解説はまた改めて書く予定です。
動画:PH∆SED FΛTE
(フェイズド フェイト)
環境音のノイズをスネア的なリズムに使うなど、ゆったりではなく攻めた雰囲気のアンビエントにチャレンジしました。
7月
イベント:Ambient Ø ワークショップ開催
古民家カフェ「BOBOBO」にて、Ambient Ø のワークショップを主催しました。前回の Model:Cycles に続いて、音作りワークショップの2回目でした。

テーブルの上に4台の Ambient Ø が並んだ光景は壮観でした。機材好きとしてはテンション爆上がり!
ストラクチャーに焦点をあて、参加者のみなさんに実際に音を出してもらいながら変化を体験していただいたり、恒例となった参加者ライブもあり、とても盛り上がるワークショップになりました。
EPリリース
Bandcamp にて Ambient Ø だけで制作した3曲入りのEPをリリースしました。音源はすでに Youtube で公開していたセッション動画です。
手書き風で描いた Ambient Ø のアートワークも気に入っています。
8月
動画:Glitchy Soundscape Jam | Not a Dot, Yet…
Ambient Ø と KASTLE DRUM を使ったジャムセッション動画を制作しました。
手のひらサイズのモジュラードラムシンセ KASTLE DRUM のランダム性とLoFi寄りの味のある音色にハマり、これ以降よく使うようになりました。
動画:⊷∿Tabi⌇R⟲bo∿⊶
チャームのロボットを主人公、絵本のように静止画が展開する映像にBGMとしてジャムセッションを乗せるスタイルにチャレンジしました。
当初は映像コンテストに応募する予定でしたが、チャームが汎用のものでしたので断念。(かなり落ち込む。。。)
これまでの演奏動画の中でもとくに気に入っている作品のひとつです。
ライブ:Ambient Pillow @ 天六5.6
久しぶりに Ambient Pillow に出演させていただきました。共演は6月にセッションしたJ SMITHさん。
木目調の広い空間にクッションが置かれ、お客さんはゆったりと過ごしながらアンビエントな音に包まれるイベントです。
こういう全員がリラックスできるイベントがもっと増えてほしいし、出演するたびに「この空間と体験は本当に貴重だな」と感じます。
9月
動画:Torso S-4 & Hologram Microcosm
ピアノやメタロフォン、カリンバ(コイケ龍一さん作)を組み合わせ、グラニュラーエフェクトで処理したアンビエント・セッションを撮影しました。
ライブサポート
GO WEST COFFEE 仲野さんのバンド「BLACK RAIN」のライブでキーボードとリズムトラックでサポートさせていただきました。

会場は鶴橋商店街路上ライブでお店「海の家」のイベントでした。
キーボードを弾きながら Digitakt に打ち込んだリズムトラックを使ってリアルタイムにフィルインを加えて展開させました。
ロックバンドで演奏するのは人生初!筆者の音はロックではなかったけど。
10月
動画:Epic Cinematic Deep Ambient
Evoke を使って「 壮大なシネマティック・アンビエント 」にチャレンジしたセッション動画を撮影しました。
複数のパターンを展開させながら、少しずつ壮大になって破綻寸前まで盛り上がるようなオーケストレーションを試しました。
これもとくに気に入っている楽曲のひとつです。Evoke とは相性がいいなあ。
また、この動画で使用した音色を含む「シネマティックプリセットパック」も制作・販売しました。
プリセット制作:ELZ_1 play V2
SONICWARE様からオファーをいただき、ELZ_1 play ファームウェアV2 のプリセット音色を3つ制作しました。
V2にアップデートされたことで、音源に wavetable が実装され、Serumのウェーブテーブルのインポートにも対応、グラニュラーエフェクトなども実装されたことで、ポータブルでありながら非常に高性能・高機能なシンセサイザーに進化したと思います。
外部音源にも使用できる4トラックのルーパーの存在が個人的に光るポイント。
使い道が無限にあるぞ。
動画:Warm & Peaceful Electronica Jam
SONICWARE ELZ_1 play V2のシーケンサーとルーパーを活用し、ワルツのリズムで牧歌的なジャムを撮影しました。
11月
動画:Ambient Ø – Cinematic Ambient
Ambient Ø にピアノやヴォイスなどのサンプルをインポートし、MONOLITでMIDIコントロールしながら KASTLE DRUM を同期させたセッション動画を制作しました。
Ambient Ø は同価格帯のグルーヴボックスの中では、ポテンシャルが高い機材だと個人的に感じています。できることが本当に多い。。。
そして MIDI CC でのコントロール は時間を忘れるくらい楽しいです。興味のある方はぜひ一度体験してほしいなあ。
例えるなら、モビルスーツのコックピットに座って、すべての機能を思い通りに操作できる感覚です。たぶん。
12月
「ELZ_1 play V2へのカスタムウェーブテーブル・インポート手順」など記事をいくつか書きました。
また、Payhipを通じて海外向けに制作した Ambient Ø などのガイドブック の販売もスタートすることができ、実際に購入してくださる方々がいて、とてもうれしいです。
動画全盛の時代ですが、実際に販売してみて、電子書籍的なガイドブックにも意外と需要があるのだと感じました。

12月に入ってから体調がすぐれない日が多く、無理せず過ごしています。大晦日までに演奏動画が撮影できれば、また更新しようと思います。

月別の記事執筆数
2024年から書き始めた note ですが、2025年も音作りのコツや機材レビューを中心に、たくさんの記事を書くことができました。
ノルマや目標は設定せず、マイペースで続けていますが、今ではもうライフワークのひとつになっている気がします。
「自分が面白いと思うことを純粋にシェアしたい」という気持ちが、継続の原動力になっています。
そして、読んでくださる方の存在や、記事への反応があることも、とても大きな励みになっています。

解説中の筆者
理想を言えば、すべての記事を無料で公開できたらと思っています。
ただ、内容によっては、有料にすることでより丁寧にまとめられたり、本当に興味のある方に内容がしっかりと伝わるとも感じています。
来年も、無理のないペースで、わかりやすく濃い内容の記事を少しずつ増やしていけたらと思っています。
note 月別の記事執筆数:

2026年はどんな年になるのか。
どんな年にしようか。
美味しいコーヒーを飲みながらあれこれ考えようと思います。
来年は、Evoke ともう一回 Model:Cycles のワークショップもやりたいなあ。(内容を変えて)
電子楽器が好きな人が集まって音を出しながら、気楽に話せるようなイベントも。
いつだって妄想は好きなだけ膨らんでいきます。
それではみなさま、どうぞよいお年を〜
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ぼんちゃん

(岡山県真庭市蒜山)
2025年の記事
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