ライン随想録 インターネットとわたし(その4) モービル通信環境など
1998/4/23 ライン随想録・スイス・バーゼルレポートより
随想録
98年4月5日から4月18日まで、バーゼルを離れ、日本に一時帰国して きた。
東京、大阪、京都で多くの友人とお会いしてきた。
この中には インターネットを通じて知り合った友人が多く含まれている。
よく、インターネットにアクセスするひとは玉石混交だと言う人がいる。
わたしはそう思わない。
すべてのかたが個性豊かなが、すばら しい人と思う。
スイス・日本グループ、新日本・ユーロネット、シニアグループのお仲間、職場をともにしていたかたがた、いろいろな集まりに 参加させていただいた。
わたしのように、10数年海外で暮していると、日本のかたがたとの、お付き合いが希薄になってくるため、 インターネットを通じての交流は貴重である。
電子メール、ホームページ、ニュースレターに加え、最近ではICQ, チャット、インターネット・フォンを使っての交流が盛んになって来ているようだ。
自分のこのみにあったかたちでの交流がふさわしいと思う。
今回の日本訪問で、大阪・京都に観光に出かけたときに、初めて、 携帯電話とノートパソコンをつなぎ、大阪のホテルの部屋から インターネットにアクセスすることが出来た。
大阪の携帯からDREAMNET の電話番号につなぎ、そこから、バーゼルのMAGNETに送付されてきた、 小生あてメールを読み、かつ、返信することができた。
今後ヨーロッパでも旅行中に交信できるよう携帯とノートパソコンをつなぐことに決めた。
それにはIBMnetにプロバイダーを広げることが、必要になってくる。
これが可能となると、バーゼル・東京の自宅からに加え、旅行中での交信が出来るようになり、いろいろなグループのお世話役を 引き受けているので、便利である。
もう一つの問題は、ハードとソフトのことである。
今、1996年5月に 購入したGateway2000のノートパソコンを愛用しているが、ハード ディスクが1.2GB、メモリーが16MGと当時としては、まずまずの セットアップであったが、最近ではおおきな容量のプログラムが増え ているので、アップグレードをしようと思った。
そのメモリー増設などが、生産停止、品切れなどで上手く行かず、Windows98に対応するような、最新機種を購入するように、すすめられた。
当然、 最新機種は求めるつもりであるが、今までの、ノートパソコンは出来るだけアップグレードして、バックアップないし、リース用として使いたいと思っている。
それがなかなか困難ということが、 分かってきた。
また、Word98も購入してみたが、Windows95搭載のノートブックでは、HD,メモリーの容量が足りずに、十分に稼動しない。
ここでも最新機種へのアップグレードが要求されている。
誰にも共通の悩みであろうが、旧来の機種のアップグレードに付き、 メーカー側も工夫して欲しいと思う。
最近になって、出身の高校や大学のサークルのお仲間から、インター ネットを通じて交流をしたいとのお誘いが増えてきた。
わたしのように 国外に住んでいるものは、こうした同窓会などの集まりに参加できないが、インターネットの交流を通じて、近況を報告したり、集まりの 案内をすることが、可能となってきた。
日本に一時帰国するときに たまたまタイミングが一致する集まりに参加することが、可能に なってきている。
それにしても、コンピューターを通じての交流をはかっておられる方々は、シニアのかたがた、若手のかたがたを問わず、みな、 ダイナミックで溌剌としたひとが多い。
新しいことに挑戦してみたい という意欲が元気さを支えるのだろうか。
小生もこうしたグループ つくりに若干の貢献をしてきたつもりであるが、これからもいろいろ工夫を重ねて、貢献の度合いを増したいと考えている。
みなさまの ご指導、ご協力をお願いしたいものと思う。
老齢プログラマの所感
公式のインターネット普及推進組織は、米国ではARPANET、日本ではJUNETのようなグループです。
これらの公式な組織がインターネットの基盤を築いた一方で、民間ではパソコン通信のグループが盛んに活動し、インターネットの普及を後押ししたと記憶しています。
当時、NIFTY-Serveのフォーラムや草の根BBS(Bulletin Board System)は、インターネットの普及に先立って、オンラインコミュニティの基盤を築く役割を果たしたと思います。
これらのコミュニティは、パソコン創成期と同様に、何か面白いものが現れたから使ってみようとユーザーを引き付けました。
そして、オンラインコミュニティでインターネットが話題になると、ユーザーへのインターネットの基本的な使い方や技術情報が提供されました。
また、1995年に登場したテレホーダイもインターネット普及に大きく貢献しました。
このサービスは、夜間のインターネット接続を定額で利用可能にし、多くのユーザーがパソコン通信を低額で好きなだけ利用できるようにしました。
結果として、パソコン通信からインターネットへの移行がスムーズに進みました。
これらのパソコン通信のグループとサービスは、インターネットの普及を加速させ、今日のインターネット社会の基盤を築く重要な役割を果たしたのだと思います。
補足
上の記事は1997年頃の「ライン随想録(井浦幸雄さん)」の復刻版です。
当時、私の故郷の住職の遺作「おふくろの味」を井浦さんがWebに載せて下さり、今は住職の息子によって公開されています。
当時、このようにお世話になったことを思い出し、復刻していました。
ある日突然、「ライン随想録」の目次が検索で見つかるようになりました。
しかし、ここから記事へのリンクが途切れています。
これが理由で、今まで検索しても表示されなかったのかもしれません。
そのため、復刻作業は今までどおり続けることにします。

【ライン随想録】
ライン随想録 インターネットと私(その4) モービル通信環境など(本記事)
ライン随想録 ハウスキーピングの工夫
ライン随想録 ヨーロッパとミネラル・ウォーター
ライン随想録 ROM(Read Only Member) 対策
ライン随想録 インターネット・三種の神器
ライン随想録 Portable telephone
ライン随想録 人事を尽くして天命を待つ
ライン随想録 スイス・日本サイバーグループへ入会されませんか
ライン随想録 金融・意識改革
ライン随想録 つれづれわぶる人
ライン随想録 修学院離宮と秋の京都・97
ライン随想録 母親がいつも言っていたこと
ライン随想録 やさしい欧州通貨・ユーロのはなし
ライン随想録 随想録清潔好きの国・スイス
ライン随想録 地震・台風・・災害ニッポン(その2)
ライン随想録 地震・台風・津波高潮・火山噴火の日本(1)
ライン随想録 欧州結婚事情
ライン随想録 賢い旅行情報の集め方
ライン随想録 ヨーロッパのひまわり
ライン随想録 歯の健康維持について
ライン随想録 QE2航海記・その6 食事と会話
ライン随想録 QE2航海記・その5 スコティッシュ・キッパー
ライン随想録 QE2航海記・その4 QE号・カラオケ大会は大盛況
ライン随想録 観光立国・ニッポン
ライン随想録 ロンドン・ヒースロー空港
ライン随想録 QE2航海記・その3、豪華船のあらましと船上セミナー
ライン随想録 QE2航海記-その2(大西洋上およびスイスから)
ライン随想録 クイーン・エリザベス二世号航海記-その1
ライン随想録 内なる国際化
ライン随想録 欧州人の休暇の取り方
ライン随想録 欧州盆栽事情
ライン随想録 ビジ・カジ
ライン随想録 旅行、お好きですか?
ライン随想録 たまごっちパート2
ライン随想録 結婚まえの同居
ライン随想録 外国語学習と日本人
ライン随想録 イギリス人とフランス人
ライン随想録 ちかごろ・みやこではやるものータマゴッチ
ライン随想録 最後の授業
ライン随想録 海外日本食事情
ライン随想録 荷物なくしたことありませんか
ライン随想録 フランス・リモージュ地域
ライン随想録 駅前・放置自転車
ライン随想録 インターネットと私(その3)ブラウザー
ライン随想録 インターネットと私(その2)電子メール
ライン随想録 インターネットと私(その1)概況
ライン随想録 ヨーデルテープありますか
ライン随想録 危ない目にあったことありますか
ライン随想録 スイス・ドイツ語
ライン随想録 人の行く裏に道あり花の山
ライン随想録 円高はこわくない
ライン随想録 規制緩和本当にお好みですか
ライン随想録 中世都市バーゼルの路面電車
ライン随想録 エジプト旅行と体調
ライン随想録 ごみ処理とリサイクル
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは全て『「思い出の場所」の記事とGoogle地図を関連付けるWeb地図アプリ』のLancersでのプログラミングの外注に使わせていただきます。
よろしくお願いします。