『氷河期世代AD、テレビの片隅で。』まとめ、全25話完結+余談更新中
【あらすじ】
※実話を元にした話です。
子どもの頃、夢中になって見ていた「元気が出るテレビ」に憧れ、
東北から上京した氷河期世代の僕。
テレビ制作会社のバイトADとして飛び込んだ先に待っていたのは、
暴力が当たり前の時代、執拗なパワハラ、そして業界の光と闇でした。
無職になり、東日本大震災を経験し、
それでも家族や仲間に支えられながら、
僕はテレビの世界にしがみつきました。
これは、実体験をもとにした物語です。
佐久間宣行さんでも、マッコイ斉藤さんでもない。
そんな僕にも、一つの物語がありました。
※登場人物名および一部設定は変更しています。
【現在の構成】
◾️本編 全25話(完結)
◾️余談 4話(更新中)
★この物語はどの話から読んでも楽しめます。
でも、もし時間があれば、第1話から読んでみてください。
最後の25話まで読み終えた時、きっと見え方が少し変わると思います。
#1 「ディレクターへの夢と殴られる日々」
「元気が出るテレビ」に憧れ、東北から上京した氷河期世代の僕。
夢だったテレビ業界で最初に経験したのは、夢ではなく"暴力"でした。
僕のAD人生は、そこから始まります。
👉 第1話はこちら
#2 「就活全落ち、人生を懸けた深夜のFAX」
テレビ業界も、制作会社も、就職活動は全滅。
夢を諦めきれなかった僕は、真夜中のコンビニで、
一通のFAXに人生を託しました。
あの日の送信ボタンが、すべての始まりでした。
👉 第2話はこちら
#3 「辛くなったら帰っておいで」上京前夜、最後のすき焼き
上京前夜、家族みんなで囲んだ最後のすき焼き。
母の「辛くなったら帰っておいで」の一言を胸に、
僕は東北を離れ、夢だったテレビ業界へ向かいました。
👉 第3話はこちら
#4 「良い人ばかりの芸能人、曲者ばかりのスタッフ」
初めてのロケ、初めてのスタジオ、初めて会う芸能人。
怖いと思っていた芸能人は、みんな驚くほど優しかった。
でも、本当に怖かったのは毎日一緒に働くスタッフたちでした。
👉 第4話はこちら
#5 「激ヤバ業界人と顔面凶器の優しいディレクター」
怒鳴られる毎日。灰皿が飛び、広辞苑で頭を叩かれ、
それでも必死に食らいついていました。そんな僕を救ってくれたのは、
顔は怖いのに誰よりも優しい、一人のディレクターでした。
👉 第5話はこちら
#6 「黒い弁当泥棒と基本ガン無視の初VTR」
編集所で寝泊まりしながら迎えた、初めてのVTR制作。
周りには酷評された"結転承起"の構成を、
一人だけ面白いと言ってくれた人がいました。
👉 第6話はこちら
#7 「反社に捕まる歌舞伎町通いのホスト見習いAD」
昼はテレビAD、夜は歌舞伎町。
ホストクラブ、キャバクラ、そして反社との遭遇。
普通では経験できない日々が、いつの間にか"日常"になっていました。
👉 第7話はこちら
#8 「左目殴り社長、目的は笑いではなくADへの暴力」
BB弾で撃たれ、理由もなく殴られる。
それを「面白い」と思う人が、本当にいました。
あの頃の僕は、テレビ業界と暴力の境界線が分からなくなっていました。
👉 第8話はこちら
#9 「LAロケ、ホントはADになりたかったメジャーリーガー」
野球少年だった僕にとって、メジャーリーガーは憧れの存在。
でもその本人は、「ADをやってみたい」と本気で言いました。
隣の芝生は、どこまでも青いものです。
👉 第9話はこちら
#10 「ヒッチハイクとマリファナおじさん、僕にはテレビしかない!」
大学時代、一人で海外を旅し、
ヒッチハイクやスノーボードに夢中だった僕。
世界を見て、自分の限界も知りました。
そして最後に残った夢は、やっぱりテレビでした。
👉 第10話はこちら
#11 「無茶ぶりロケ!ガマガエル10匹、100万円のフェラーリ、そして3万円(自腹)のキャバ嬢」
夜中に「ガマガエル10匹」、100万円のフェラーリ探し、
自腹でキャバ嬢への出演料。
ADは、無茶ぶりと現場の現実の間で、すべてを何とかする仕事でした。
👉 第11話はこちら
#12 「線路側を歩けなくなった僕が消費者金融で5万円を借りたわけ」
心も身体も限界でした。
駅のホームでは線路側を歩けなくなり、
初めて消費者金融で5万円を借りました。
それでも家族には、東京で頑張っている自分を見せたかったのです。
👉 第12話はこちら
#13 「優しすぎた親友と、レギュラーになりたい補欠だった僕」
「正月、一緒にスノボ行こう。」親友との何気ない電話は、
僕にとって忘れられない最後の会話になりました。
あの日の出来事は、僕の人生観を大きく変えることになります。
👉 第13話はこちら
#14 「ADを辞める僕へ贈られた、エロメガネたちのありがたい言葉」
5年間続けたADを辞める決意をしました。
返ってきたのは、応援ではなく脅しの言葉ばかり。
だからこそ、人は最後の印象を忘れられないのかもしれません。
👉 第14話はこちら
#15 「大事な事は相談せんでいい」顔面凶器の優しい言葉
会社を辞め、無謀にもフリーになることを決めた僕。
そんな僕に、顔は怖いけど誰よりも優しい桜井さんが、
忘れられない言葉をくれました。
👉 第15話はこちら
#16 「小さな仕事でも全力だった、一発屋芸人さんに見たプロ意識」
「こんな小さな仕事だから。」
僕はどこかで、そう思っていました。
でも、ある芸人さんの仕事ぶりが、その考えを変えてくれました。
👉 第16話はこちら
#17 「29歳無職、父からの100万円。これで最後にしよう」
29歳、仕事はなく、貯金も底をつきました。
そんな僕の異変に気づいていたのは、何も聞かなかった父でした。
あの日、僕は夢の終わりを考え始めました。
👉 第17話はこちら
#18 「逆・年齢詐称の経歴書を持って、伝説の制作会社へ」
仕事もなく、毎日ひたすらテレビを見て研究した29歳。
そして僕は、人生を変えるために"盛りすぎた経歴書"を持って、
憧れだった制作会社の面接へ向かいました。
👉 第18話はこちら
#19 「ヤンキーと富士山に登って、初めてディレクターになれた日」
小学生の作文に書いた夢は「テレビディレクター」。
29歳になってようやく、
その夢に少しだけ近づけた気がしました。
👉 第19話はこちら
#20 「Yahoo!トップを飾った動画と、31歳から29歳に戻った僕」
仕事が少しずつ評価され、Yahoo!トップに自分の動画が掲載されました。
そして僕は、"盛り盛りの経歴書"を捨て、
本当の29歳に戻ることができました。
👉 第20話はこちら
#21 「戦友ディレクターと競い合い、スーパーサイヤ人になった」
「お前のVTRには負けたくない。」
そんな仲間たちと、本気で競い合った日々。
苦しかったけど、人生で一番テレビが楽しかった時代です。
👉 第21話はこちら
#22 「マジで恋する5秒前♪ 誕生日から始まった奇跡」
仕事も軌道に乗り、人生で初めて「幸せだ」と思えた頃。
誕生日が一日違いだった彼女との出会いが、
僕の人生を大きく変えました。
👉 第22話はこちら
#23 「2011年3月11日」
大阪ロケ中に知った、東日本大震災。
何度電話してもつながらない家族。
一睡もできなかった、あの日のことを書きました。
👉 第23話はこちら
#24 「祖父母から両親、そして僕へと人生は繋がっていく」
人生は、自分一人で歩いてきたようで、
本当はずっと誰かの人生の続きなのかもしれない。
そんなことを考えた一話です。
👉 第24話はこちら
#25 「テリーさんが笑い、夢は叶った。誰の人生にも物語がある」
理不尽なAD時代、無職、そしてディレクターへ。
このシリーズを書いた理由と、「誰の人生にも物語がある」と
思うようになった理由を書きました。
👉 第25話はこちら
全25話、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
このシリーズはここで一旦完結です。
でも、書きながら思い出した話がまだあります。
今では放送できない企画、家族への手紙、
テレビ業界の裏話など、本編のおまけとして少しずつ更新していきます。これからも読んでいただけたら嬉しいです。
#26(余談) 「遺言。いや、まだまだ生きるけど!僕の物語は続くけど!」
シリーズを書き終えて思ったこと。
妻へ、娘たちへ、両親へ、祖父母へ。
そして、AD時代の自分へ贈る手紙を書きました。
👉 第26話はこちら
#27(余談) 「BreakingDownに出るなら倒したいアノ3人」
キックボクシングを始めた理由は「家族を守るため」。
でもサンドバッグを蹴っていたら、倒したい相手が3人思い浮かびました。
最後に倒れたのは、その3人ではなく僕の腰でした。
👉 第27話はこちら
#28(余談) 幻の企画書!パワハラ爆滅バラエティー『ダメトーーク!』
テレビで絶対に放送できない企画を考えてしまいました。
出演者は、僕を苦しめたパワハラトリオ。
企画書を書きながら「これは面白い!」と思いましたが、
冷静になるとただの迷惑企画でした。
👉 第28話はこちら
#29(余談) 「今なら完全アウト企画!縛られる人探してます!」
昔のテレビは、今では考えられない企画が普通に放送されていました。
ロケ30分前に「縛られる女性」を渋谷で探した話や、
後に警察の摘発を受けることになるハプニングバーへ潜入したロケなど…。令和では絶対に実現できない、テレビ黄金時代の"攻めすぎた企画"を
振り返ります。
👉 第29話はこちら
#30 (余談) 「6kgの焼き鳥!1人で全部食えよ!!」
👉 第30話はこちら
#31 (余談) 「高校野球から学んだ事、世の中は理不尽だ」
👉 第31話はこちら
#32 (余談) 「昭和の大泥棒メガタカと人生を変えたホームラン」
👉 第32話はこちら
#33 (余談) 「自称テレビ局の宝!のヤバいヤツ」
👉 第33話はこちら
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このシリーズは現在本編25話+余談まで公開中です。
気になる話から読んでいただいても大丈夫です。
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鼻歌が出るくらいテンション上がります!
