「童心読書」は人生に何度でも——大人のための児童文学のすすめ
こんにちは、きのころです。
FPで、司書で、多趣味。
そんな属性をパズルのように組み合わせながら、
何があっても「生きのころー!」というゆるい決意を胸にnoteを書いています。
子どもの頃の読書、子育て中の読書
私は子どもの頃、多くの本を読んで育ちました。
この夏、「冒険読書」という連載で紹介したのも、昔、夢中で読んだ思い出の本たちです。
この企画の原点は、私が30代で子育てをしていた時期に、近所の「子どもの本とおもちゃの店」の会報誌に寄稿していたコラムにあります。
あの頃も、「子どもたちの本を紹介する」というより、
「自分自身がもう一度、子どもの心で読み直す」という感覚で書いていたように思います。
「童心」は何度もやってくる
気づけば私も50代。
子ども時代の私、
子育て中の私、
そして今の私。
児童文学を読むたびに、そのすべてがつながっていることを感じます。
「絵本は人生に三度」と言ったのはノンフィクション作家の柳田邦男さんですが、私は、その言葉を次のようにアレンジしたいと思います。
——「童心」は、人生に何度もやってくる。
童心というと、子ども時代を懐かしんでいるようですが、それだけではありません。
未知のものにときめく好奇心。
自由すぎる発想と想像力。
ちょっとしたことに本気で夢中になれる力。
それらすべてが、毎日を楽しむ力になります。
「童心読書」という旅へ
ここで、改めて提案です。
「童心」に何度も出会う方法の一つとして、
「児童文学」を読んでみませんか?
「児童文学」には、いろんな定義があります。
「児童」は「子ども」のこととして……
「文学」って何でしょう?
文学界の一大イベント「文学フリマ」では、
こんな定義が掲げられています。
「自らが〈文学〉と信じるもの」
——最上級にゆるかった!(笑)
でも、この「ゆるさ」こそが、
私の理想とする「児童文学」の姿に近い気がします。
今後、私のnoteでは、「童心読書」という切り口で、定期的に児童文学を紹介していきます。
「私が〈児童文学〉と信じるもの」として、
児童書全般——絵本や童話はもちろん、図鑑や科学本、そしてマンガまで、
「子どもの頃の自分が読んだ本」
「当時、あれば読んだであろう本」
……くらいの柔軟さで、テーマを選んでいきたいと思います。
最後に
本は、読むたびに新しい顔を見せてくれます。
子どものころの自分にも、
子育てをしていた自分にも、
そして今の自分にも。
そんなふうに、人生のいろんな時期の自分ともう一度出会えるのが、
「児童文学」——「童心読書」のいちばんの魅力だと思うのです。
「童心読書」は、大人のための児童文学案内です。
忙しい日常の中で、ちょっと忘れていた「夢中になる力」を取り戻すための、静かな読書の旅。
大人になった今だからこそ、もう一度そのページをめくる。
そんな「童心」の読書時間を、一緒に味わっていけたら嬉しいです。
<お知らせ>
「冒険読書」の連載をまとめたマガジン『夏の冒険読書ガイド』も、
今回、『童心読書ガイド』に変更します。

キービジュアル(とかかっこつけてますが、このカッコ悪いヘッダー画像のこと)は、いったんこのままでいきます。
「童心」ってのは、宝の地図をもった冒険みたいなものですから。
以下に、マガジン収録の記事を並べておきます。
興味のある記事を1つでも2つでも、お持ち帰りいただけると嬉しいです。
『童心読書ガイド』マガジン 記事一覧
<旧『夏の冒険読書ガイド』収録記事>
■児童文学のすすめ
■冒険図鑑
■冒険者たち ガンバと15ひきの仲間
■ドリトル先生航海記
■宝島
■ロビンソン・クルーソー
■二年間の休暇/十五少年漂流記
■トム・ソーヤーの冒険
■ハックルベリー・フィンの冒険
■あやうしズッコケ探険隊
■海底二万マイル
■神秘の島
■ながいながいペンギンの話、北極のムーシカミーシカ
<新しくマガジンに追加する記事>
■マザー・グース
■アストロ球団
■ナルニア国ものがたり
■ケストナーの「ほらふき男爵」
■言葉遊び/それ、ほんとう
今回は以上です。
またのお越しをお待ちしております。
たくさんのnoteの中から、私の記事を見つけて読んでいただき、
ありがとうございました。
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どうぞ、よろしくお願いします。
