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闇 518(大久保での日常編)

闇 518(大久保での日常編)

2026/04/08 wed
※この作品は、因果律に業を混ぜた小説です
前回の章


二千二十一年二月三日、水曜日先負、立春。

二月に入ったところで、俺の日常は特に変わらない。
いつものように大明飯店へ昼飯を取りに行くと、豚肉の細切り味噌炒めを注文した。

2021/02/03 新大久保 大明飯店

これは中学時代の同級生飯野君お勧めのメニュー。
かつて彼が十九歳の専門学生時代、よくこの店に通っていたようだ。

それから三十年経って、同じ同級生の俺がこの店へ通っている。
人生とはそう考えると、面白いものだ。

さて、今日ももう少ししたら、インカジ『レディ』の出勤。
この変わらぬ平穏無事な日を淡々と進めよう。

店長の斉木が「岩上さん、定期代の申請しないんですか?」と声を掛けてくる。
現在新大久保駅近くのアスクルームでウサギ小屋のような部屋を借りている俺にとって、徒歩で職場まで行けるので電車に乗る必要性がない。
以前も説明したつもりだったが、それを最後伝える。

「せっかく出るんだから、知り合いの誰かから領収書貰ってくればいいじゃないですか」

先日彼の誕生日にセブンスターを十個あげた。
パチンコで勝った景品だったが、それでも斉木は俺に感謝を覚えてくれていたのだろう。
だからあえてこの店のシステムを逆手に取り、このようなアイデアを言ってくるのだ。

ある程度遠くから歌舞伎町へ通っている知り合い……。

確か前の店、ゲーム屋『ラッキーハウス』の従業員の山下哲也が、西武新宿線の花小金井駅からだったよな?
俺は山ゴネスに連絡をして、どうせあの店は交通費なんて出ないんだから、定期券を買った時の領収書をくれとお願いした。

するとタイミングよく明日ちょうど購入するから領収書を取っておいてくれるらしい。
出勤する前にラッキーハウスへ顔を出すと伝え、電話を切った。

因縁のある辞め方をした前の古巣。
もう新たな生活をしている俺にとって、揉めた番頭の香川の存在などどうでもよかった。
山下の定期代六千数百円が、プラスで俺に入ってくる。
それだけの話に過ぎない。


二千二十一年二月六日、土曜日赤口。

寝返りも打てないアスクルーム。
この殺人的な狭さの空間へ住み出して、一ヶ月半ほど。
畳一畳もない広さで月二万円は破格の安さであるが、もう少し何とかならないのか?
中口似の管理人へ来てみると、料金は大幅に上がるが八畳程度のビップルームが五部屋あるらしい。

「その部屋って料金はいくらになるんですか?」
「一週間レンタルの料金になるんですが、七日間で一万六千百円になります」

「……」

随分値上がるものだ。
だが、四週間で約六万五千円。
協同シャワーはあるし、光熱費も掛からない。
下手にこの辺で部屋を借りるよりは、インターネットも使えるこの空間の広い部屋へ移ったほうが、経済的にもいいかもしれない。

「ただ、まだその五部屋とも入居している段階でして、空きが無いんですよ」
「じゃあ空いたら取っといてもらえますか?」
「分かりました。その時は岩上さんに真っ先に言いますね」

いつになるか分からないものの、そう日にちも掛からないだろう。
まずはあのクソ狭い部屋からの脱却。

今の大場系列で真面目に働いていれば、生活に困る事はない。
焦らず少しずつステップアップしていけばいいさ。

気持ち早く出て、山下の定期券領収書を受け取りに、古巣ラッキーハウスへ向かう。
レディからは三分程度の距離。

アタックビルのエレベーターで三階へ向かう。
入口のインターホンを押すと、山下がドアの鍵を開けた。

目の前に広がる懐かしい光景。

2021/02/06 歌舞伎町 ゲーム屋ラッキーハウス

昼の二時なので、客は誰もいない。
番頭の香川も売上を取りに来て帰ったばかりなので、この空間にいるのは俺と山下、そして吉岡の三人だけ。

2021/02/06 歌舞伎町 ゲーム屋ラッキーハウス

いずれ何かのネタになるだろう。
俺は携帯電話のカメラで店内の写真を撮っておく。

右手の壁には、過去俺がデザインしたロイヤルストレートフラッシュのプリントがズラリと並んだまま。

2021/02/06 歌舞伎町 ゲーム屋ラッキーハウス

「赤崎さん、ちょっとフォトショップで教えてもらいたい事があるんですよ。いいですか?」

俺からパソコンのスキルを吸収したいヨッピーコレクションは、未だ貪欲である。
あんな辞め方をしなければならなかった忌々しいこの店の為にと思うとムカつくが、あれは番頭の香川と店長だった橋本のせい。

この吉岡などは俺の送別会まで開いてくれ、ちゃんと送り出してくれたのだ。
彼がスキルを一つでも覚える事で、この店での立ち位置が少しでも優位な状況になるのなら、それでいい。

「山下、おまえも一緒に教えるから来いよ」
「いや、自分、パソコン苦手なんで」

まるで向上心の欠片もない山ゴネス。
これであとになって吉岡などの愚痴をこぼしてくるから堪らない。

俺がいなくなったの店で、山下と吉岡は関係が上手く行っていないのだろう。
二人とも俺を仲介に話をするだけで、一切口を利いていない。
まあもう辞めた店の事だ。
俺が必要以上に気に掛ける必要もない。

帰り際山下が「岩上さん、ここに頻繁には来ない方がいいと思いますよ」と心配そうに声を掛けてくる。
最後の最後にメガンテを唱え、橋本をクビにした俺。

だが悪いのは香川や橋本であって、コソコソしているからそうなっただけ。
俺は何一つ得などしていない。

「定期券ので来ただけだ。別にこんな店どうだっていいよ。もし香川が文句あるなら、堂々と言ってこいと伝えろ。俺は逃げも隠れもしねえから」

それだけ言い残し、レディへ向かった。


二千二十一年二月八日、月曜日友引。

変わらぬ日常。
近いのでついつい行ってしまう大明飯店

飯野君はノスタルジーな思いがあるからこの店を推すが、俺にはただ近所の町中華というだけ。
それでも良心的な値段は気に入っている。
回鍋肉を注文し、タバコに火をつけた。
店内でタバコを吸えるのも、この店のいいところだ。

2021/02/08 新大久保 大明飯店

「お兄さん、よく来てくれるね。この辺に住んでいるのかい?」
「ええ、近くにいるんでよく利用させてもらっています」

あれ、前もこの話しなかったっけ?
まあおばあさんだからしょうがないか。
少なくともこんな俺を常連として見てくれている。
有難い事だ。

ここもいつか、俺の居場所となるのだろうか?
先の話は分からない。

時間になれば職場へ歩いて行く。
今の俺はその繰り返しをするだけ。


二千二十一年二月十日、水曜日仏滅。

休みなので山手線に乗って池袋へ行く。
ステーキ『リバーべ池袋店』を発見し、入ってみた。

二千円台で肉の塊が食べられる幸せ。

2021/02/10 池袋 ステーキハウスリバーベ

ソースは出来合いのものが数種類テーブルの上に置いてあり、好きな味付けで食べられる。

2021/02/10 池袋 ステーキハウスリバーベ

胃袋を満足させると、いつものように懲りず北口のパーラーフジで、シンフォギア

シンフォギア2を打っていると、今日は中々調子良く当たりを引ける。

連荘が続き、キャロル編へ突入。
初めてこの映像を見た。

ようやく連荘が途切れたかと思ったら、「まだ、流れ星を見てないから」と主人公立花響の声が聞こえ、まだまだ継続確定。

シンフォギアはこれがあるから好きなんだよな。

夜になり、山下の仕事時間が終わる頃、電話を掛ける。
一応今のレディへの口利きと、定期券の領収書のお礼も兼ね飲みに誘う。

山ゴネスと歌舞伎町で合流し、中川の居酒屋『豚小屋』へ行く。
インカジ新宿クレッシェンド崩壊の頃に知り合ったから、二千十四年からの付き合いになる店。

来ると必ず頼むベーコンステーキ。
そして豚小屋の従業員たちへ一杯ずつ振る舞う。

2021/02/10 歌舞伎町 豚小屋

「岩上さん、次はどこ行くんすか? 女の店すか?」
「行かねえよ、馬鹿野郎。おまえに礼をと思って連れてきただけだ」

2021/02/10 歌舞伎町 豚小屋

「お触りパブぐらい寄ってきましょうよ」
「嫌だ! どうせ俺が奢るようになるから。充分に礼は尽くした」

「えー冷たいっすよー」
「冷たくねえよ! そういえばおまえ、何で大場さんの系列の伝手があったんだ? 俺を紹介した時なんてそうだろ?」

「ほら、岩上さんがうな鐵前のヤクザのゲーム屋いた頃あったじゃないすか。大倉があの店に自分を連れて行った時」
「ああ、確かあの時斉藤さんも一緒にいたよな」

「その前って、クイックにいたんすよ、自分」
「それで斉藤さんのジョーカーに?」

「ええ、大倉が面白い人がいるよって、自分を連れてって。そしたらあの時岩上さんと久しぶりに再会したんすよ」

なるほど…、ようやく色々なものがこれで繋がった。

店のインターホンが鳴る。
大倉斉藤コンビともう一人がモニターに映る。
ドアを開け中へ招き入れる時、大倉が妙にニヤニヤしていた。
最後に入ってきた男の顔を見て思わず言葉が出る。
「山下か?」
「岩上さん?」
以前大倉が何かを匂わせるような事を言っていたのは、山下の事だったのかと気付く。

「……」

何とも凄い因果関係だ。

あの時は二千十五年。
山下の時系列は、大場系列のクイックから、斉藤弘一のジョーカー。
斉藤弘一の死後、ジョーカーは潰れ、俺が山下をラッキーハウスへ拾う。
俺がラッキーハウスを辞め、山下が大場系列に紹介を仲介する。

不思議そうに俺を見る山下の背中をバンバン叩く。

「痛いっすよ。何すんですか?」
「人生って何だか面白いもんだよな」

「じゃあもう一軒、面白い店行きましょうよ」
「おまえも明日は、朝から仕事だろ。今日はおしまい。さ、帰るぞ」

再び山下の肩を叩き、アスクルームへ帰って寝た。


二千二十一年二月十三日、土曜日友引。

モーニングで久しぶりの『ビーボ デイリースタンド』へ行く。
神田と行った以来か。

クロックムッシュを注文。
これで五百円は本当に安いが、俺には少々物足りない。

2021/02/13 新大久保 ビーボ デイリースタンド

本音を言えば、シュベールへ行きあの天使のような琴美の声を聴きたい。
だが、あの声で俺は色々連想してしまい、先日の出会い系サイトで無駄金を使ってしまったのだ。
別段琴美には何の非も無い。
自分が悪いだけなのは承知だが、あの声を耳元で聞いたらなどと、どうしても淫らな想像をしてしまうのだ。

一度でいいから琴美の喘ぎ声を耳元で聞いてみたいなあ……。

いやいや、性欲に走ると碌な目に遭わない。
身をもって知ったはず。

昼は小滝橋通りのバーガーキングへ行き、ワッパーを食べた。

出勤して湯浅にバーガーキングはいいと褒めると、行った事がないと言うので、今度買ってきてあげると約束。

「そもそもワッパーって何ですか?」
「簡単に言うと、巨大なハンバーガーですね」

手をキツネのようにして「ワッパーワッパー」と言うと、湯浅にはツボだったようで大笑いをしていた。

さて、明日は休みだ。
俺は岡部さんへ連絡をして飲みに行く約束をする。

寝て起きたら、昼から川越だ。


二千二十一年二月十四日、日曜日先負。

岡部さんと川越で合流。
ただ飲むというだけで、どの店に行くかも決めていない。
クレアモールを歩きながら「とろたくにします?」と聞く。

「うーん…、あそこさー、別に揉めた訳じゃないんだけど、気分悪くしてね」
「何かあったんですか?」

「あの店って分煙になっているけどさ、二人ぐらいしか入れないじゃん?」
「ええ、そうですね」

「サラリーマンだと思うんだけど、ずっと中にいるんだよ。俺がトイレ行っても、三回ぐらい見に行ったかな? それでも店の店員誰もそのサラリーマンを注意しないでさ。おかしいだろ? 客同士で文句言ったら絶対に揉めるんだから、店がそこは管理しなきゃ駄目なのに」

普段温厚な岡部さんが、ここまで言うのはとても珍しい。
二十歳ぐらいの頃から、ずっとこの人の背中を見て、常識や良識を学んできた。
元々川越高校出身なので、地頭がいいのだろう。
昔から岡部さんのバランス感覚を参考にしていた俺。

それを抜きにしても、とろたくの店側の対応はおかしい。

「それはその通りですね。一応タバコとはいえ、店の中の公共の場じゃないですか。他に吸う人だっているんだから、井戸端会議だったら、自分たちの席に戻ってやれよって思います」
「まあそんな訳で、あの店行くのは少し控えているんだよ。理想は席でタバコ吸える店なんだけど、昼間じゃ中々ないんだよなあ」

結局腹も減っていたので、とりあえず焼肉和民へ入る。

安さが売りの店なので、適当に肉を頼み、雑談の続きをした。

2021/02/14 川越クレアモール 焼肉和民

俺は岡部さんに喫茶店シュベールの話をしてみる。

2021/02/14 川越クレアモール 焼肉和民

顔はいまいちだけど、声だけは断トツにいい琴美の事を中心に言う。

「例えば女を抱く時って、ビジュアル的なものも性的興奮の一つというか、最大なものじゃないですか」
「それはそうだよな。どうせ抱くなら好みの女がいいもんな」

「でも、目を閉じてしまえば、よほど極端なデブとかガリガリでもない限り、女の身体は一緒ですよね?」
「何だか智一郎も、セックスに哲学めいた事を言い出すのかよ」

「風俗で指名せずにフリーで変なの来ちゃった場合って、そうするしかないじゃないですか」
「まあそれはしょうがないよな」

「でも、女の喘ぎ声って、結構男にとって大事な部分じゃないですか?」
「うーん…、気にした事なかったけど、確かに大事かもしれないな」

「そこへ普段の声を聴くだけで全身が痺れるような声の女の喘ぎ声が耳元でって考えたらどう思います?」
「村上春樹の『羊をめぐる冒険』だったっけ? あの耳だけのモデルが出てくる話。それの声バージョンじゃねえかよ」

「でも、耳よりも、耳元で聞ける声のほうが、よほど性的興奮度上ですよ。つまり俺の感性のほうが、村上春樹よりも上という事になります」
「いやいや、それは話が飛躍し過ぎだろう」

男同士のくだらない馬鹿話。
それでもこんなどうでもいいもので、盛り上がれるのも男同士だからこそ。

焼肉を食べ終え、クレアモールを真っ直ぐ歩く。
以前よくUFOキャッチャーをしたゲームセンターで、二千円のガチャガチャが置いてあるのが見える。

あれ、前回三千円じゃなかったっけ?

2021/02/14 川越クレアモール ゲームセンター

「ちょっと岡部さん、やってもいいですか?」
「本当におまえはそういうの好きだよなあ」

二千円を入れ、大きなハンドルを回す。
黒いカプセルが出てきて開けると、安物の玩具の貴金属とUFOキャッチャー無料回数券……。

もう一度やると、似たような景品だった。

2021/02/14 川越クレアモール ゲームセンター

「酷いですよね、これ? 二回連続ですよ?」
「まあだいたいそんなもんだろ。そういえば俺はこっちのほう来ないから見てないけど、本川越駅って逆側も入口できたんだろ?」

「ええ、もう数年前になるんじゃないんですかね。近くだし行ってみます?」
「向かい側ってどうなったの?」

「一応ロータリーはありますよ。一番変わったのは川越市駅から本川越駅へ行く、人の流れじゃないですかね」

本川越駅を通過し、そのまま真っ直ぐ進む。

「あ、ほんとだ。随分変わったね。大漁閣の隣りにあったビックまでこっちに移動してんじゃん」
「あ、そこの焼鳥ビックは新しくできたんですよ。大漁閣の横のビックはそのままありますよ」

「あれ? その隣りの店って喫煙OKって出ているじゃん」
「じゃあここで決まりですね」

本川越駅近くの焼鳥居酒屋『にしだ場』へ入る。

確か篠崎と一度ここへ来た事があったっけ。

2021/02/14 本川越駅 にしだ場

席でタバコを吸えるところがまたいい。
肉鮨や串カツを注文し、トンカツひろむ時代の思い出や知り合いたちはどうしているのかと、昔話で酒が進む。

2021/02/14 本川越駅 にしだ場

ようやく途中で今日がバレンタインだと思い出し、自分たちには関係無いかと大笑い。

「そういえばもう付き合い辞めましたけど、一番女に縁が無いくせに、バレンタインが誕生日って馬鹿いるんですよ」
「それも凄い皮肉だな」

「岡部さんは会った事あったけかな…、俺が以前一番つるんでいた同級生でゴリって言うんですけど」

「ひろむの時、一回ぐらい見た事あったかな。何で縁切ったの?」
「俺は一番仲良くして、世話も散々焼いてきたんですよ。おじいちゃんが亡くなった時、ゴリだけには伝えたんですよ? そしたらあの馬鹿、葬儀をやる前からいつか墓参りに連れてってくれと抜かし、二千十四年の十月から、二千二十一年になった今でも線香一本あげに来やしないんです」

「そりゃあ最悪だな。親しい人間の知人が亡くなって知らせまで聞いて、知らんぷりするような奴なら関係を切って正解だ」
「ゴリは先に両親亡くなっているから、そういうの分かっていると思っていたんですけどね……」

「まあロジャーズの裏にあった『パンゲア』の近藤さんじゃないけどさ。野原さんの時に葬儀も通夜も来なかったじゃん。それでいて店を新装開店したから来て下さいなんて連絡寄越しやがって。ああいう悲しみを共有できず、口先だけの人間は、本当に最悪だ」

「野原さんかー…、随分時間経ちましたね……」
「ああ、本当に時間が経った」

ある日バーのジャックポットのオーナーである野原さんが入院したと先輩の岡部さんから聞く。
次の休みにでもお見舞いへ行こうかなと考えている内に、野原さんは退院した。
トンカツひろむで相変わらず飲み続ける彼は、岡部さんから「酒で入院したばかりなのに、あんたは一回死ななきゃ治らない」と皮肉なジョークを言われながらも、笑いながら梅干しサワーの梅を割り箸でつついて飲んでいる。
そしてその一週間後、亡くなった。
葬儀の時泣き崩れる岡部さんを見ているのが辛かった。
その姿を見て、俺も涙が自然と零れた。
たまにひろむで会って一緒に飲んだだけの仲。
なのに何故こんなにも悲しいのだろう。
いや、この人と言い合いになったからこそ、俺はまたリングに立とうと決意したのだ。
付き合いは短い。
でも、俺にとっても重要な意味合いを持つ人だった。
棺桶に入ったガリガリに痩せこけた野原さん。
亡くなるの早いんだよ!
いつもひろむで梅干しを割り箸で突きながら酒飲んでよ……。
思えば俺の窮地には、何だかんだ隣りにいていつも話を聞いてくれていた。
いつだって無精髭生やしてさ……。
俺はあんたに何一つしてやれなかった。

「……」

もう今から二十年も前になってしまったのかよ。
まあこの先何年経ったって、最低でも俺と岡部さんで野原さんの事を思い出し、こうして偲ぶからね。
天国でも梅干をつつきながら酒飲んでいるのかな?

夕方まで酒を飲み、俺は明日からの仕事に備えてそのまま新宿へ帰った。


二千二十一年二月十五日、月曜日仏滅。

窮屈なウサギ小屋での目覚め。
まだビップルームは空かないらしい。

朝から小滝橋通りまで行き、ワッパーワッパー

2021/02/15 小滝橋通り バーガーキング

五百円でハンバーガー、ポテト、ドリンクのセットがあるんだもんな。

2021/02/15 小滝橋通り バーガーキング

ファーストフードだと、モスバーガーに続き、二番目に好きなチェーン店かもしれない。
勢いの無くなったロッテリアも、奮闘してもらいたいものだが。

2021/02/15 小滝橋通り バーガーキング

神田から連絡が入り、来週辺り時間作れそうだから大久保まで来るらしい。
美味いエスニック系の店がいいと言うが、そんな店俺は元々行かないぞ?
まあ時間がまだあるから調べておくか。

そういえば俺がワッパーワッパーと言うと、同僚の湯浅は妙に喜んでいたな。
彼にバーガーキングの差し入れでもしておくか。

俺は持ち帰りで中番のスタッフの分のワッパーを持ち帰りを頼み、出勤時間になるとレディへ向かった。


二千二十一年二月十六日、火曜日大安。

来週の神田とランチ。
エスニックとは何か、職場で聞いてみる。

「東南アジア、南アジア、中東とかの民族的な料理をそう呼ぶって聞いた事がありますけどね。岩上さんて今、新大久保駅のほうに住んでいるんですよね? だったらあの辺がほとんどエスニックじゃないですか」

店長の斉木が教えてくれたので、自身の身体で美味い店を探索に行く。

2021/02/16 新大久保 エスニック通り

確かにアスクルームの前の通りは、そんな料理屋ばかり。

2021/02/16 新大久保 タイ料理ソムオー

とりあえずタイ料理『ソムオー』から行ってみよう。

茄子、ハンバーグ、ミートソース、ステーキのメニューが無いので、これまでこういった料理を食べるという選択を考えた事がなかった。

2021/02/16 新大久保 タイ料理ソムオー

値段は全般的に安い。
でも向こうの変な香辛料とか使われていたら嫌だな。
パクチーなんて、絶対口にしたくない。

2021/02/16 新大久保 タイ料理ソムオー

無難なところでカレーを注文。
ドリンクバー付いて九百九十円。
スープグリーンカレーとライスだけでなく、小鉢が五つもついている。

2021/02/16 新大久保 タイ料理ソムオー

マンゴージュースは初めて飲んだが、ピーチネクターのようにドロドロした喉越しで苦手だ。
しかも辛いものがあまり得意でない俺にとって、タイ料理は辛かった。

大人しく大明飯店に行けばよかった。
まあ神田が望んでいるのだ。
もう一軒ぐらい頑張ってみるか。


二千二十一年二月十七日、水曜日赤口。

朝からバーガーキングへ行こうと小滝橋通りを歩いていると、手前の店にちょっとした列ができていた。
タカマル鮮魚店四号店という居酒屋なのか?

このコロナ渦でも頑張って朝食もしているようだ。

2021/02/17 小滝橋通り タカマル鮮魚店四号店

五百円の朝食メニューを見て驚き、早速入ってみる。
パンを食べようと思ったのに魚類。
だがたまにはこういうのを食べたいのだ。

2021/02/17 小滝橋通り タカマル鮮魚店四号店

鮭の塩焼きにほうれん草の小鉢、卵焼きにマグロの刺身がついて五百円?
こりゃ朝から列ができる訳だ。
結局バーガーキングを目的に行ったのに、魚を食べて満足して帰った俺。

仕事を終えて寝て、また明日行けばいいか。


二千二十一年二月十八日、木曜日先勝、雨水。

また来てしまったタカマル鮮魚店四号店

今日は鯖を注文。

2021/02/17 小滝橋通り タカマル鮮魚店四号店

二日連荘の魚類。
フェイスブックでどうせみんな、俺がマグロをマグるイメージしかないんだろうけど、焼けばちゃんと魚は食べられるのだ。

職場で同僚と話をしていると、たまに格闘技の話になる。
若い頃、一心不乱に鍛えぬいたこの身体。
五十歳手前とはいえ、当然劣化している。

少しからかわれ気味に、もう力は無くなっているでしょと言われると、まだムキになってしまう俺。
もう昔のように説得力のある肉体ではない。
トレーニングも全然しなくなってしまった。

ジムでも通おうかな……。


二千二十一年二月十九日、金曜日友引。

魚魚と来て、出勤前に西武新宿駅前通りの『しんぱち食堂』へ寄ってみる。
ここ最近魚ばかりなので栄養が偏ってしまうので、今日は肉を注文。

2021/02/19 西武新宿駅前通り しんぱち食堂

真っ直ぐレディへ行かず、こっち方面に来たのは大久保病院のある巨大施設の中にあるスポーツジムを見たかったからだ。

東急スポーツ『オアシス新宿店』。

俺は店内の施設を眺め、すぐスポーツジムに入会する事に決めた。

2021/02/19 西武新宿ハイジア 東急スポーツオアシス

年取って体力落ちたけど、また俺は全盛期の肉体に近付けるのだ。

2021/02/19 西武新宿ハイジア 東急スポーツオアシス

体重を久しぶりに測ったら八十七キロに落ちていた。
全盛期が百三・五キロ。
二千八年のあの時から何もしないのに勝手に落ちてしまうこの身体。

これでコンディションを戻したら現役復帰という訳ではないが、ストイックだったあの頃の崇高さを取り戻したかった。


二千二十一年二月二十日、土曜日先負。

ジム前に職安通りにある焼肉屋『東京赤い屋台』燃料補給。

この店もラッキーハウス時代、遅番の食事休憩で数回来たぐらい。

2021/02/20 新宿職安通り 東京赤い屋台

韓国系焼肉の特徴は、キムチなどの小鉢がたくさんついてくるところ。

2021/02/20 新宿職安通り 東京赤い屋台

肉を食べながら、フェブラリーステークスが明日開催されるのを知る。
しばらく競馬やっていなかったもんな。
前売り販売で七万勝負。

2021/02/20 フェブラリーステークス 前売り馬券

現時点での予想オッズで買った馬券が当たった時の配当を計算してみる。
14-6-2で来た場合
馬連二十八・五倍の四千六百円で十三万千百円。
ワイドなら十三・七倍の四千六百円で六万三千二十円。
三連複百五十七・三倍の二千百円で三十三万三百三十円。
三連単八百五十八・七倍の千三百円で百十一万六千三百十円。
トータル百六十四万七百六十円になるのか。

俺は食事を済ませると、ジムで久しぶりに身体を動かしてからレディへ出勤した。


二千二十一年二月二十一日、日曜日仏滅。

今日は休みなので、朝からタカマル鮮魚店へ向かう。
五百円でこのボリューム。
牛丼チェーンやファーストフードへ行くのが阿呆らしくなってしまう。

2021/02/21 小滝橋通り タカマル鮮魚店

帰り道アスクルームを通過して、パチンコ屋エスパスへ入る。
また悪戯に札が消えていく。
新大久保のクソエスパス
ここで一回も勝った事がない。

数十万使って一度も勝てない店なんて、かなり極悪だろう。
携帯電話でレースの結果を見る。

フェブラリーステークスも外れ、頭に来たので競馬の即パッドを解約した。
こんなものがあるから、つい競馬をしてしまうのだ。

2021/02/21 JRA即パッド 解約

一体JRAも、俺からいくら金毟り取れば気が済むんだよ。
それにしても出ない店だな……。

俺は台の皿にあるパチンコ玉をつかみ、そのままホールの床目掛けて放り投げた。
いかに馬鹿げた行動だと分かりながら、一発四円の貸玉をただ掴み投げた。
エスパスに対するただの嫌がらせ。

酷く幼稚で金を無駄にするだけの行為だが、パチンコも競馬もいい加減にしろと限界だったのだ。

するとプレイしていた台の『とある魔術の禁書目録』が急に当たる。
それから今までにない連荘を始めた。
裏で捜査でもしているのかよ?

2021/02/21 新大久保 パチンコ屋エスパス

連荘が終わり、台を変える。
「我に従え」とレバーを倒す度声の出るウザい台でも、少しだけ当たり玉が増えた。

2021/02/21 新大久保 パチンコ屋エスパス

初めて勝てた新大久保エスパス
一グラム金商品八千円が十二個と、ゼロ・三グラムが一つ、ゼロ・一グラムは四つで、十万に千五百円。

2021/02/21 新大久保 パチンコ屋エスパス換金所

でも三万五千五百円使って十万ちょいだから、競馬と合わせてちょい負け。

ジムへ行って汗を流そうと向かう途中、携帯電話が鳴る。

ラッキーハウスの山下から着信で、一緒に飲もうという誘い。
負けを取り戻し気分が良かったので了承し、山ゴネスと合流。
歌舞伎町でサクッと飲むつもりだったが、三軒茶屋へ行こうという山下。

「何でそんな事行くんだよ? 俺、新宿以外知らねえじゃん」
「渋谷からすぐなんすよ」

「嫌だよ、渋谷だって迷子になるぐらいなんだから」
「自分一緒だから迷子にならないすよ」

山ゴネスの口車に乗せられて、初めての三軒茶屋。
見た感じ大して栄えた印象の無いこの街へ俺が来たのは、とあるバーで女の子がいっぱい来るという情報を聞いたである。

駅から出て山下の示す方向を歩き、二階にあるバーへ入った。
コの字型のカウンターがあり、両サイドにテーブル席もあるそこそこ広い店内。

俺はマティーニとジントニックを頼み、山下はビールを飲む。

「全然女の客なんていねえじゃねえかよ」
「まだ来たばかりじゃないすか」

席でタバコを吸えるのは中々いい点である。
入口横に酒のチケットが入っている五百円のガチャガチャがあるのでやってみた。
外れでも一杯分のチケットは入っているので、何杯も飲むなら損はない。
いくらの値段か知らないが、五千円分ガチャガチャをしていると、シャンパーニュのボトルが当たる。

別にシャンパン好きじゃないんだけどなあ……。

酒を飲みながら山下と談笑していると、若いOL風の二人組が隣りに腰掛けて来た。
二人ともそこそこレベルが高い。
俺が何度もガチャガチャを回した山積みのチケットを見て、不思議そうに見ていたので、調子に乗ってさらにやりに行く。

「お姉さん、よかったらこのチケット使えばタダで飲めるからあげるよ」
「え、本当ですか? でもせっかくのチケットなのに」

「こんな十何杯も飲めないだろ。俺は新宿からたまたまこっちへ初めて来ただけなんだ。良かったら使ってよ」
「じゃあお言葉に甘えて。一緒に飲んでもいいですか?」

「もちろん。君らのような美女と一緒に飲めるなら大歓迎だよ」

ガチャガチャで一万円以上使った甲斐があった。
中々山下も、いい店を知っているものだ。

ビバ、三軒茶屋!
しかし途中で友達も呼んでいいか聞かれた俺は、簡単に安請け合い。
少しして来たのは男だった。

気分をすっかり損なった俺は会計をして店を出る。
すると美女二人はわざわざ下へ送ってくれ、礼を述べてくる。
まあ楽しかったからいいか。

終電が無くなりそうな時間帯だったので、駅へ行こうと伝えると、山下はもう一軒連れて行きたい店があると言う。
狭い路地裏に面した建物を勝手にドアを引いて入る山下。
薄暗い木造の階段を上がっていく。

「おまえ、こんなところに店なんてあるのかよ? これ、ただの古い民家じゃねえか」
「ここからベランダに出て、その先にあるんすよ」

屋根伝いみたいなトタンのような上を歩き、進むと先にカウンターだけのスナックがあった。
三十代ぐらいの女が一人でこの店をやっているようだ。
本当に山下も、よくこんな場所の店を見つけてくるなあと感心する。

わざわざ終電を逃がしてまで俺を連れてくるなんて、山下はこの飲み屋女に気があるのだろう。
バランタインのボトルを入れて、二人で二万円。
こんな辺鄙な場所で営業している割には強気な値段設定だ。

明日も仕事なので、キリいいところで切り上げ、タクシーで新宿まで帰る。
山下の言う通り飲みに行くと、金を無駄に散財するなと思いながら寝てしまう。

目を覚ますと大久保。
俺は五千円札を山下に手渡し、アスクルームへ帰ってすぐ寝た。


二千二十一年二月二十二日、月曜日大安。

いつもの日常が始まる。
大明飯店へ行き、麻婆豆腐定食を注文。

2021/02/22 新大久保 大明飯店

食べてジムへ行き、時間になればレディへ出勤。
最近の俺のルーティンが固定されつつある。


二千二十一年二月二十四日、水曜日先勝。

今日は趣向を変えて、大久保通りにあるやよい軒へ入る。

やよい御膳という千円以上するものを頼んでみた。
おくらなんて四品の中に入れてんじゃねえよ、馬鹿野郎。

2021/02/24 大久保通り やよい軒

納豆やおくらは、大嫌いな食べ物。
それだけ残すとジムへ向かった。

ウエイトトレーニングで、重さマックスの百三十八キロのところへ調整をする。
まだまだ楽勝で動かせた俺。
余裕があったので自分でそれを撮影しながらトレーニングを続けた。
数年間身体を動かしていなかったけど、背筋力はまだまだ残っていたな。

ジャグジー風呂へ浸かり、身体のメンテナンス。
水着を着なければ入れないのが難点であるが、公衆の面前で裸になる訳にもいかない。

着替えを済ませると、俺はレディへ出勤した。


二千二十一年二月二十五日、木曜日友引。

神田との二度目の再会。
今日は休みを取ってあったのでゆっくり過ごせる。

アスクルームの前の通り、斜め向かいにある『アジア屋台村』へ入った。
タイ料理だけのソムオーと違い、ここは様々な国の料理が揃っている。

多国籍エスニック料理の店は生まれて初めての経験。

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

奥まった空間は結構広く開放感がある。

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

奥のテーブルに腰掛け、様々な国のメニューを眺めた。
ナンで食べるインドカレー?
ネパール?

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

タイ料理もあるが、パッタイなどでなく俺は普通のソース焼きそばのほうがいい。

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

ベトナム料理を眺める。
フォー?
レーザーラモンのファンなのか?

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

韓国料理まであるのかよ。
何国分の種類があるんだ?

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

そして中華料理。
どのメニューも七百円から八百円台で、料金だけはリーズナブルだ。

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

シンガポールにマレーシア料理なんていうものある。

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

よく分からないので、見た目で肉料理を注文。

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

神田は蒸した鶏肉の料理を頼んでいた。

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

揚げ春巻きも、どこの国のものか分からないが、普通のものと作り方からして違う。

2021/02/25 新大久保 アジア屋台村

味は悪くないな。
神田の携帯電話が鳴る。

「あ、岩ヤン悪い! ちょっとさ、会社行かなきゃならなくなっちゃった」
「え、またかよー」

「悪いね、俺も音楽会社の社長だからさ、色々とこうやって緊急で会議とか多いんだよ」
「芸能音痴だから全然分からないけどさ、神田も大変そうだね」

「ボーイの布袋さんって分かるだろ?」
「ボーイって小室だっけ? グローブの」

「ボーイは氷室! 岩ヤン、本当に何も知らねえんだなあ。まあそういうところがいいんだけどさ」
「急いでいるんだろ? ここは俺が払っとくから行ってきなよ」

「悪いな、岩ヤン」

こうしてせっかく取った休みは、いきなり予定が空いてしまった。
まあどこかへ遊びに行けばいいか……。

いやいや、前回そのパターンで出会い系サイトを使い失敗したんだろ。
一万円だけパチンコやって、駄目だったら大人しく寝よう。

「……」

結果速攻で金を溶かし、ウサギ小屋でジッと過ごして休みは終わった。


二千二十一年二月二十六日、金曜日先負。

最近ハマっている台の『とある魔術の禁書目録』。

2021/02/26 新大久保エスパス とある魔術の禁書目録

これまで四回当てたけど、先日二十一連荘しただけで、あとは毎回単発終了。
三百十九分の一の確率なんだから、設定通りに出してくれよと思う。

パチンコに負けると大久保通りを歩き、久しぶりの寿楽へ行く。

2021/02/26 小滝橋通り 寿楽

ここの焼売は本当に最高だ。

2021/02/26 小滝橋通り 寿楽

そろそろ仕事の時間か。
ジム行ってから出勤するとするか。


二千二十一年二月二十七日、土曜日仏滅。

タイ料理『ソムオー』の太麺焼きそばを食べてみる。

2021/02/27 新大久保 タイ料理ソムオー

ジムと仕事だけの生活だと、ほとんど金が掛からない。
それがパチンコ、ジム、仕事にすると、財布の金が何故かどんどん減っていく。

レディで携帯電話からフェイスブックを眺めていると、四年前の二千十七年の今日の過去の思い出が出てくる。
うぅ…、今は無きグリルトーゴーの味噌焼きチキン食べたいよー。

2017/02/27 川越グリルTOGO 味噌焼きチキン

四年前まではいつでも食べられたのになあ。
トーゴーのマスターは元気で暮らしているのかな?


二千二十一年二月二十八日、日曜日大安。

パチンコはやっちゃ駄目ね。
懲りない俺は今日もパチンコを負けてから、ジムへ向かう。

二月最終日の仕事が終わる。
明日は休みなので、大明飯店の先にある串カツ屋『てん家わん屋』へ入ってみた。

紙に自分で好きな串カツを書いての注文方式。

2021/02/28 大久保 串カツてん家わん屋

カレールーとお米串という不思議な串カツもあった。

2021/02/28 大久保 串カツてん家わん屋

米を強引にフライにして、カレールーにつけているだけのような気がするが……。

代わり映えも無く大久保ではいつも自分一人だけの日常。
ちょっとした孤独感を覚えながら、俺は賑やかな喧騒の中、串カツを食べた。

さて、明日はどう過ごそうかな。




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