内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を見ていきましょう!
皆様、こんにちは!
株式会社カチカのリモート&コールドバックアップ業務担当の村島です!
寒くなるとどうも眠くなりますねえ。冬眠の態勢に体が入っていくのでしょうか。
眠くなるかどうかはわかりませんが、冬になると冬眠に備えて人間も太るっていうことを言ってる人に会ったことはありませんか?
そのことを医者に尋ねたことがあるんですが、返事は一言「言い訳ですね」でした。
「だいたい猿族は冬眠しません」とも。
ただ、冬場はクリスマス、お正月、節分、バレンタインデーなど食べるイベントが多いんですね。
それで太ることはありますよ、とドクターの言。
皆様もお気をつけくださいね。
では、今日もレッツスタディセキュリティ!なのです。
さて、内閣サイバーセキュリティセンターですが
こうやって毎日皆様に情報をお届けしております。
何度も申し上げておりますが当初は自然災害のことを念頭に置いた情報発信が多かったのですが、いまはランサムウェアに関する被害報告の方が多くなっています。
従ってランサムウェアに関する情報をご提供することに心がけているのですが、それもなるべくなら出所の怪しい情報は流したくないと思っているんです。
というわけでいろいろ探していましたら、内閣サイバーセキュリティセンターというのがありました。
いや、ここの存在は前から知っていたんですけどね。
改めて見てみますと
内閣サイバーセキュリティセンター(ないかくサイバーセキュリティセンター、英: National center of Incident readiness and Strategy for Cybersecurity、略称:NISC)は、2015年1月9日に日本国政府が内閣官房に設置した組織。前身は、2000年に設置の内閣官房情報セキュリティ対策推進室(ないかくかんぼうじょうほうセキュリティたいさくすいしんしつ)を2005年に改組して設置された内閣官房情報セキュリティセンターである。
なんだそうです。なんだかカッコイイですね。
多分これが将来的に発展改組してA.I.M.S.とかになるんでしょうね(←ない)。
で、その内閣サイバーセキュリティーセンターに「ストップ! ランサムウェア ランサムウェア特設ページ」というのがあるんですよ。

ストップ!ランサムウェア ランサムウェア特設ページより
(画像クリックでサイトに飛びます)
ここには国内のいろんな公的組織が発表している情報が集約されておりまして、もうこれは私みたいなことをやっている人間が積極的に広報するしかないであろうと。
というわけで、このページに載っているものをいろいろ見ていこうというわけなんです。
最初に、内閣サイバーセキュリティセンター自体が発表している「ランサムウエアによるサイバー攻撃に関する注意喚起について」から見ていきたいと思います。

(以下、特記なき場合同資料からの引用とします)
これですね。
これはあくまで注意喚起なので、ボリュームも5枚と(内容の濃さの割には)比較的軽く仕上がっています。
まあ、順次見ていきましょうか。
内容を見ていきます
2021年4 月30 日、内閣サイバーセキュリティセンターは、重要インフラ事業者等に向けて、ランサムウエアによるサイバー攻撃について注意喚起を行いました。
もう何年も前にこんな注意喚起を出しているんですね。それだけランサムウェアっていうのが猛威を振るっているってことになるんでしょうか。
多分、ここで述べられている「重要インフラ事業者等」というのも、情報通信インフラだけではないんでしょうね。電気、ガス、水道…何を取っても、いまどきコンピュータを使って管理していないものなんてないでしょうから、そういうコンピュータがやられてしまったら国民の生活が成り立たなくなります。
実は私の実家がある市は、もう何年ぐらい前になるのか忘れましたが、市全域が断水したことがあるんですよ。
これ、市の役員も政治家も誰も把握してなかったらしいんですが、地方都市とはいえ住民もそこそこいる市の全域が直径たった1メートルほどの水道管に全部ぶら下がっていたんです。そしてこの水道管が破損して市全域が断水したってことです。
インフラが使えなくなることの恐ろしさを身をもって体験した貴重な経験でした。
ランサムウェアは一般人に対する脅威でもある
続きです。
本件は、日本国内においても、ランサムウエアの感染により、データが暗号化されたり、業務情報や個人情報が窃取されたりする事例が相次いで確認されていることから、重要インフラ事業者等の十全なサイバーセキュリティ確保のための注意喚起ですが、広く一般にも活用していただけるよう公開するものです。
やっぱり一般国民にも注意喚起しているわけですね。
以前、ランサムウェアが医療機関を狙いがちで、それはおそらく緊急性が高いがゆえに身代金をあっさり出すだろうからということで犯行グループが狙っていると推測し、そして私が憤ったことがありましたが、生活インフラも同様の理由で狙われないとも限らないってことですね。
ただ、どうなんでしょうね?古い漫画になりますが『クロサギ』シリーズというのがありました。主人公の黒崎が金融ブローカーに扮して、潰したい詐欺師に消費者金融からカネを借りさせ、ネット経由でその借金をなかったものにしてやるから、ということで詐欺師を陥れるという話があったんです。その時、黒崎は「金融屋のネットワークはインターネットに繋がっていない」というようなことを言っていたんですが、重要なインフラ事業者のネットワークはインターネットに繋がっているんでしょうか?あるいは、インターネットに依存しないようにできないのでしょうか?
やっぱり現実的ではないのかなあ。それ用の回線を新たに引くっていう話になりますからね。やっぱり脅威に備えつつもインターネットを使っていくしかないのでしょう。
なお、万が一被害に遭った場合は、被害拡大防止の観点から、一人で解決しようとせず、警察など関係機関に御相談ください。
一応問い合わせ先載せておきますね。
本件に対する問い合わせ先
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)
電話:03-5253-2111(代表)
重要インフラ第 2 グループ
ランサムウエアによるサイバー攻撃に関する注意喚起
次のページです。

ランサムウエアによるサイバー攻撃に対する対応策を講じ、重要インフラ事業者等の十全なサイバーセキュリティ確保に務めてください。
と、まずドーンと書かれていますね。「重要インフラ事業者等」という「等」とは一体何なのかというツッコミがあるかもわかりません。
自分の言ってることに自信がないときに使いがちな言葉なんですよね、この「等」という言葉。
ただ、この場合そういう理由で使ったわけではないように思います。重要インフラ事業者はもちろん大事。しかし、その他いろんな事業者であっても決してランサムウェアによって業務停止に追い込まれることはあってはならないということだと思います。
この世の中に、なくてもいい仕事はない…まあ言ってしまえばそういうことかも知れません。
1.概要
ランサムウエアによるサイバー攻撃が活発になっており、日本企業や海外子会社で実際に攻撃者にデータが公開される事例が増えており、クライアント端末だけでなくサーバーも被害を受けています。
ランサムウエア感染によるデータの暗号化、業務情報や個人情報の窃取等の被害は、経済・社会に大きな影響を与えることを踏まえ、予防策、感染した場合の緩和策、対応策等を検討してください。
対策は、予防、検知、対応、復旧の観点から行う必要があります。以下、具体的な対応策の例を示すので、参考にしてください。
① 【予防】ランサムウエアの感染を防止するための対応策
② 【予防】データの暗号化による被害を軽減するための対応策
③ 【検知】不正アクセスを迅速に検知するための対応策
④ 【対応・復旧】迅速にインシデント対応を行うための対応策
ここは、文章的にはちょっと長くもなりますが、ランサムウェアは被害が大きいこと、そしてその対策には
予防
検知
対応
復旧
の4側面がありますよと、まあ言ってしまえばそれだけの内容です。
それでその内容に入っていきたいんですが…それはまた明日にさせてください。
結構な情報量が詰まってますので、紙の枚数以上に語ることが多いです。土曜日ということもありますので、どうかお許しを。
今日もありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
目次
クラウドストレージと遠隔地バックアップの相互補完性
クラウドストレージのデータ消失に関する責任の所在
ディザスタリカバリ手順をあらかじめ決めておくべき理由
弊社でお取り扱いしておりますデータ・OSにつきまして
クラウドストレージのメリット・デメリット
Windowsからの乗り換え先になるか? Linux MintとChrome OS Flex
バックアップの方法 オフライン・オンラインバックアップとは?
IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その1
IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その2
IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その3
IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その4
IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その5
IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その6
IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その7
IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その8
IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! その9
IPAの言うセキュリティ対策の基本を見ていきましょう! ラスト
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を見ていきましょう!その2
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を見ていきましょう!その3
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を見ていきましょう!その4
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その1
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その2
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その3
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その4
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その5
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その6
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その7
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その8
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その9
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その10
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その11
─事件を解決せよ─ CASE2:Webサイトのデータが消えた Part 1
─事件を解決せよ─ CASE2:Webサイトのデータが消えた Part 2
今日はバックアップに関する最近の話題をつらつら語りたいと思います
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その12
─事件を解決せよ─ CASE3:火事でオフィスが焼失 Part 1
─事件を解決せよ─ CASE3:火事でオフィスが焼失 Part 2
ランサムウェア・インシデント発生時の組織向けガイダンスを見ていきましょう!その13(最終回)
今日はバックアップに関する最近の話題をつらつら語りたいと思います その2
オフサイトバックアップに関する最近の話題をつらつら語りたいと思います
バックアップがきちんとしていれば起きていなかった情報事故 その1
バックアップがきちんとしていれば起きていなかった情報事故 その2
中小企業のための簡単・安価なデータバックアップ戦略 その10
大企業における物理的媒体による遠隔地バックアップの重要性 その1
大企業における物理的媒体による遠隔地バックアップの重要性 その2
大企業における物理的媒体による遠隔地バックアップの重要性 その3
