見出し画像

映画のファンアートを描いたら監督と主演俳優まで届いた話

ひどい咳で寝込んでたとき、Netflixでたまたま観た映画にドハマり。余韻がすごすぎて、気づけば何枚もファンアートを描いてました。それをSNSに投稿したら、なんと監督と主演俳優にまで届いて…!

ほんとに「面白いのはこれから」だったんです。

コロナ禍の病床で最高の映画に出会った

ちょうど5年前、コロナ禍の2020年5月。私はコロナではないけど、ひどい咳と延々と続く微熱という症状で、家族と接触しないよう作業部屋にほぼ隔離状態にありました。(今思うとおそらく肺炎的なものだったのだろうと思う。)

床に敷いたマットレスにほぼ寝たきりの状態で、日がな1日アイパッドでNetflixの映画を見る生活を送っていたのですが、そんな時に出会ったのが、こちらの映画です。

『ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから』

【あらすじ】
舞台はアメリカの田舎町。主人公は中国系の女の子。同級生の宿題の代筆で小遣い稼ぎをしているという超秀才。この子が、アメフト部の男子から、学校のマドンナへのラブレターの代筆を頼まれることから始まる青春映画。

この映画とにかく、話も、セリフも、音楽も、衣装も、ロケーションも何から何まで良い。中でもキャスティングが抜群に良い。

主人公:エリー役のリーア・ルイス。アジア系は、つり目の子が採用されがちですが、この子は目がクリクリ系。内向的なエリーを見事に演じてます。学校のマドンナ、アスター役のアレクシス・レミールも非常に魅力的。大人びた印象が、もうこの子以外に考えられないって感じです。

中でも、ポール役のダニエル・ディーマー。

朴訥!超朴訥!

こんな朴訥を絵に描いたような人材がよく見つかったなと。めちゃくちゃ良い顔してます。あと、トリッグ役のウォルフガング・ノヴォグラッツ。このトリッグって役は、ディズニーの「美女と野獣」のガストンの乱暴で姑息な性格をアク抜きして、ウザい好男子な部分だけを煮詰めてジャムにしたたような男ですが、彼もまた本当に良い味を出してる。

この映画、例えるなら、

「美女と野獣」のベルが、学校一番人気のガストンと乗り気じゃないまま付き合ってて、地味メガネの秀才女子と、口下手朴訥男子が、ベルを振り返らせるために頑張る!みたいな話なのですが、

しかし、愛や恋はそう単純なものではない!

興味を持たれた方は、これ以上あらすじを検索したりすることなく、このまま見始めることを強く推奨します。

また、『面白いのはこれから』というこの邦題。これが、かなり良い仕事してます。無くても良いけど、刺身のツマ的存在というかこの映画にピッタリです。

あまりに良すぎて余韻が2日も続いた

見終わった後、極上の余韻を味わいました。最高すぎて2日くらい味が続いてました。あまりに余韻に浸りすぎて、気がつけば仕事でもないのに何枚もファンアート描いてしまうほどにです。

言い忘れてましたが、私はイラストレーターです。


その時描いた一連のイラストがこちら。

主人公:エリー
朴訥男子:ポール
学校のマドンナ:アスター
エリーはヤクルトをよく飲む
ポール考案タコスソーセージ
アスターの愛読書:日の名残り

この映画のためにタッチを変えた

実は、この映画を紹介するためにタッチを変えました。それまで、基本的にアウトラインがある絵で4コマ形式で映画を紹介していたのですが、この映画はそのタッチでは良さが伝えられないと判断し、それまで描いたことがなかったアウトラインのない絵に挑戦しました。しかし、どうにも線を描き入れたい性分なので、部分的に線を描き入れています。

で、この映画の良さをもっと布教しようと、当時はまだTwitterだったXにも投下するわけです。

頼まれてもいないのに、4種類もヘッダーを作ってしまいました。

すると、とんでもないことが起こりました。

アリス・ウー監督からリプをいただいてしまったのです。しかもなんとRTまで!更に…

主役のリーア・ルイスさんが、私が作ったヘッダー使ってくれた上に、ダニエル・ディーマー君と一緒にインスタで紹介までしてくれました。

感謝感激です。

面白いのはこれから

『ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから』。

映画を見終わったとき、「面白いのはこれから」って、すごく良い邦題だなって思いましたけど、自分にとってもまさに「面白いのはこれから」だったってことを全身で噛み締めた体験でした。余韻の先にこんな出来事が待っているなんて…。ファンアートは描いてみるものですね。

けれど、このファンアートが巻き起こす出来事は、まだ序章にすぎませんでした。まさか、自分が作業中によく観ていたあの番組につながるなんて。
『ハーフ・オブ・イット』を描いた先に待っていたのは、『あちこちオードリー』からのオファー。

この続きは、また次回ということで。

ぜひ「スキ」とフォローで続きをお待ちいただけたら嬉しいです。それでは、読んでいただきありがとうございました。

追記:

何と、このファンアートを描いたことが、ずっと夢見ていた実写映画のポスターの仕事にまで繋がりました!

それにより、このエピソードも最終的に三部作の大作になりました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

エピソードⅡ:『あちこちオードリー』の仕事につながった話

エピソードⅢ:映画ポスターの仕事に繋がった話


いいなと思ったら応援しよう!

ウラケン・ボルボックス 記事をご覧いただきありがとうございます!チップで応援していただくと、嬉しさのあまり、ウラケンがジャンピングジャックで跳ねます!どんどん痩せます!

この記事が参加している募集