フリーランス歴15年|こんなに変わった!作業部屋ビフォーアフター
今年で、フリーランス15年目
2010年1月からフリーランスのイラストレーター兼コンテライターになり、早いもので今年で15年目。稼ぎも環境もだいぶ変わりました。節目の年ということで、フリーランス1年目だった頃の作業部屋と、2025年2月現在の部屋を比べてみようと思います。
フリーランス1年目の部屋
旗の台 木造モルタル2階建アパート「さつき荘」
日本大学藝術学部に通っていた大学時代は、JR中央線の武蔵小金井にある佐賀県人会の寮にいました。社会人で初めて一人暮らしをする時に、家賃は収入の1/3以内という目安をどこからか聞いて、入社したCM制作会社の通勤圏内の品川区に家賃65,000円の物件を探しました。その部屋がそのままフリーランス1年目の部屋です。
東急池上線の旗の台、東急大井町線の荏原町、都営浅草線の中延と、最寄駅が三つもあり、商店街や飲食店も充実していて、非常に住みやすいエリアでした。
木造モルタル2階建てで、名前は「さつき荘」という、年季の入った小さなアパートの2階です。今はもう取り壊されていて現存しません。6畳1Kで、お風呂はバランス釜です。
そもそも、僕の夢はイラストレーターでもコンテライターでもなく、絵で食べていくとか、絵で食べていこうなどとは、毛の先ほども考えていなかったのですが、元々追いかけていた夢とその業界が自分の性に全く合っていないことに気づき、ニーズの匂いだけ感じ取ってフリーランスを始めました。





壁はちょっと薄かったですが、初めての一人暮らしの部屋で、自分のセンスで好きな家具を並べられることが嬉しくて、結構気に入ってました。ちなみに、当時の写真がこちらです。

まだ20代半ば。若いですね。

退去時の写真です。僕の画業のキャリアは、この6畳の畳の部屋から始まりました。
フリーランス3年目の部屋
都立大学 デザイナーズマンション
その後、調子の良いペースでコンテやイラストのお仕事が増えていき、一人暮らしでは十分な額を稼げるようになりました。
1Kなのに家賃11万越えのデザイナーズマンション(低層)に引っ越したりもしました。散歩で自由が丘まで行ける閑静な住宅地です。正直住み心地はイマイチでしたが、人生の中で一回は、デザイナーズマンションという物件に住んでみたかったというのもあります。



その後、結婚、子育てなど、ライフステージが切り替わるごとに、何度か引っ越しました。
そして、福岡へ
長女が産まれた翌年の2016年6月。妻に、今週一度も外に出ていないと指摘され、ハッとしました。
全然外に出ない職業の人間が、狭い割に家賃が高い東京に住んでる意味ある?
その他にも色々と思うところあり、妻と長女を連れ家族3人で福岡に引っ越しました。僕は佐賀県出身ですが、福岡はほとんど行ったことがなく土地勘が全くありません。妻は、東京出身ですが、大分に父方のルーツがあるため、割とスムーズに福岡行きは決まりました。

コロナ禍前で、今ほど、リモートワークが一般的でない時代でしたが、仕事のほとんどが、リモートワークのようなものだったので、さほど不安は感じませんでした。
フリーランス8年目の部屋
福岡市 中央区 中古マンション
うまくいかなかったら東京に戻ることも想定にいれての福岡移住でしたが、割とすぐに気に入ってしまい、その年の秋頃には中古マンションを探し購入、リノベーションの工務店と打ち合わせし、2018年には、現在の作業部屋に落ち着きました。
リノベーションして直後の作業部屋がこちらです。




どうしても、作業中は部屋に篭りがちになるので、通路側に出る壁をガラス張りにして、家族とのコミュニケーションを取りやすくしました。すぐ横が玄関なので、娘たちが学校から帰ってきたら、顔を見て「おかえり」が言えますし、夜中に末っ子が起きた時などもすぐに気づくことができます。
同時に閉鎖感がなくなり、空間に奥行きが出ます。
フリーランス15年目の部屋
仕事8割:趣味2割の部屋
これが、今朝撮った作業部屋の画像です。テレビを見ながら絵を描いていた子供が、フリーランス街道を真っ直ぐ進んだら、テレビを見ながら絵を描く大人になってしまいました。

本棚には、イラスト関連の本や、沙村広明先生、大童澄瞳先生、とよ田みのる先生、九井諒子先生の作品など漫画が多いですが、レギュラーで描いている『男はつらいよ』の資料本や、現在準備中の別の本の資料なども並べています。ぶら下げているのは、ビカクシダや、自分で流木に着生させたコチョウランです。
おかげさまで、最近はコンテだけでなく、本、イラスト、キャラクターのお仕事も色々とやらせていただいています。




1年目と15年目を比べてみよう
ではここで、1年目と15年目を比べてみましょう。
これが1年目、

こっちが15年目。

なんか…あんまり変わってなくない?
こんなに変わった。と思っていましたが、大きさや置いているものは多少変わったけど、印象はあまり変わらないような…。
15年経っても趣味や性格の根本はあまり変わっていないということでしょうか。これは5年後の20年目が楽しみですね。
しかし、よくよく考えるとこのペン先一つで15年もよく食えてきたものです。
それでは、読んでいただきありがとうございました。
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