本を出したとき、重版出来や印税より嬉しいものとは?
遂に、発売『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』
秋をすっ飛ばして、もう寒い!
そんな、10月29日(水)。遂に6冊目の著作、『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』が、発売となりました。

ドカっと目立つところに面陳していただいてる書店さんもあるようで、本当にありがたいです。
[4階]本日の #グランデいきもの新刊台のもようです。🐈と今はいない動物の本などが入りました。 pic.twitter.com/4JwlwjOnMB
— 書泉グランデ | 神保町 (@shosengnd) October 28, 2025
【Book】
— 有隣堂藤沢店 (@yurindo_fujisaw) November 2, 2025
二見書房から
絶滅本2冊同時刊行!!
「ビッグファイブ大絶滅図鑑」
海保邦夫
東北大学名誉教授 監修
川崎悟司 著
¥1,760tax in
「だいたいヒトがやらかしました
絶滅生物事典」
木村由莉
国立科学博物館 監修
ウラケン・ボルボックス 絵
山﨑実香 文#小さな絶滅展#SAYONARAFESTIVAL pic.twitter.com/tlgqbRg3uZ
色んなところに、
— 有隣堂藤沢店 (@yurindo_fujisaw) November 6, 2025
絶滅生物事典。#二見書房#だいたいヒトがやらかしました#絶滅生物事典#ウラケンボルボックス#山﨑実香#木村由莉#有隣堂藤沢店#小さな絶滅展#SAYONARAFESTIVAL pic.twitter.com/fyF2pVWo67
書店さんに並んでいる著作を見て、2024年2月に「ポローン」と依頼のメールが来てスタートした企画が、ようやくゴールテープを切ったような心持ちになりました。
(↓制作過程をまとめた話はこちらから)
いや、長かった。
前述の通り、今回6冊目ですが、本を出すというのは本当に大変だなと毎回思います。下が過去に出した本の一覧ですが、大きくは児童書の枠に入れられる大人も読めるイラスト知識本です。なので、文字を書く以外の作業が何層もあります。(イラストレーターなのに、イラストレーターになる系本とかノウハウ系ではなく、知識本だらけとはコレ如何に…)
どの本もイラストと漫画だらけなので、なるべく正確な絵を描くため、本を読んで調べ、ネットでも調べ、映像を見て調べ、文章を書いて、ラフを書いて、ペン入れして、着色して、これを何ページも繰り返すのです。
以下、抜粋です。






(毎回毎回イラストだらけなので、たまには文字の方が多い本を出してみたいものですが…)
こういう本は私一人で作っているわけではありません。新刊の、絶滅生物事典の一番後ろのページをめくってみてください。サイエンスライターの山﨑さん、監修の木村さん、デザインの金魚HOUSEさん、福ヶ迫さんに、冨士本さん。この本に携わった方々の名前が並んでいます。このチームのおかげで、一冊の本を世に送り出すことができました。
東京・上野の国立科学博物館で、11月1日から大絶滅展が開催中ですが、
/
— 【公式】大絶滅展―生命史のビッグファイブ (@daizetsumetsu) August 7, 2025
📣#大絶滅展 新ビジュアル解禁!
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11月より #国立科学博物館 で開催する「大絶滅展ー生命史のビッグファイブ」の新ビジュアルにはオルドビス紀前期に生息したエーギロカシスが仲間入り!
展示構成など詳細は公式サイトでご確認ください📝https://t.co/DaIspDqDOt pic.twitter.com/OIHEX2Ta0L
そちらのショップエリアにも置かれているそうです。たくさんの方々に、帰りの電車の中で読んでいただければなと思います。
印税と重版出来
本が売れるといえば、印税というイメージが強いかと思いますが、印税には、刷り部数印税と、実売部数印税があります。日本の商業出版における印税の支払い方は、刷り部数印税(発行部数印税)が一般的です。
金額は、定価 × 印刷部数 × 印税率 で計算されます。
初版で刷った分が捌けないと、次の印税は入ってきません。当然です。在庫がドッサリあるのに、次を刷っても無駄になるだけです。なので、初版が捌けないと、入ってくる印税は一回きりとなります。
しかし、一度出版した本がすべて売り切れる、または予想を上回る売れ行きを示した場合に、さらに印刷して販売されることがあります。これを、重版出来(じゅうはんしゅったい)と言います。重版出来は著者や出版社にとって非常に喜ばしいことで、本の人気や話題性を示すバロメーターとされます。
重版が、決まれば小躍りです。
ただ、重版で入ってくる印税も刷られる部数によるので、それこそ年間何万部も売れるような本でないと、夢の印税生活とはいきません。
重版出来や、印税は嬉しい。もちろん嬉しいのですが、私的にはそれよりもっと嬉しいものがあります。
印税より嬉しいレビュー
レビュー。そうです。感想です。Amazon、楽天、読書メーター。そして、X、ブルスカ、ThreadsなどのSNS。そこに書かれた感想。これがムチャクチャ大事です。
何の反響もないと、マジで二度と本など出すものかってくらい凹みます。本は、基本的に版元に依頼されて書きます。何ヶ月もかかって、お金になるかどうかわからない本を書いて、結果誰にも読まれていない。これはもうダメです。マジで心砕けます。ハートばりんばりんです。
いや!読んだ!読んだよ。という方もいるでしょう。どんな本でも読んでる人はいると思います。しかし、その感想が筆者に届いていなければ意味がないのです。伝えないと気持ちは届かないのです。面白かった。の一言、イマイチだった。でも構いません。とにかく、なんか一言いただくだけで、また次も書こうという気力につながるのです。
もう書きたくないと思った時は、過去作のレビューを眺めます。例えば、これは、『激ヨワ人類史』のAmazonのレビュー。

「寝る前にベッドで軽い気持ちで読み始めて、そのまま最後まで読んでしまい睡眠時間が削られました。」なんと、ベタ褒めです!
教えてもらった「激ヨワ人類史」って言うこの本めっっっちゃ面白かった!!
— やこんぬ🥺減塩&ダイエット中 (@yaco1981) May 14, 2023
先カンブリア時代からホモサピエンスまで内容細かくしっかり&分かりやすくて勉強になったのはもちろんだけど、解説もマンガ風で面白くて、息子の食いつきも良かったし私も最後までめっちゃ楽しく読めたよ\(^o^)/オススメ https://t.co/nEIcIomQ3y pic.twitter.com/qQGcHDY12e
昨日激ヨワ人類史読んで泣いてた
— ハセ (@gy0_f1sh) April 19, 2021
こちらは、『すごい毒の生きもの図鑑』と『外来いきもの図鑑』のレビュー。毒の本は、幼稚園生がじっくり読み込んでくれているのが嬉しいです。外来種の本は、専門家の方からお墨付きをいただきました。

新しく出た「侵略!外来いきもの図鑑」入手。とても面白かったです。正確で丁寧な内容な上、読みやすいので、外来種問題に興味がある多くの人におすすめです。賢そうでわりとそうでもない諸悪の根源であるところの某生物の解説もよかったです。https://t.co/7sq6XjOrqx pic.twitter.com/gUpJL2LL66
— オイカワ丸 (@oikawamaru) March 1, 2019
「侵略!外来いきもの図鑑 もてあそばれた者たちの逆襲」の書評をブログに書きました。良い本だなーと思います。この「感覚」理解してもらえると、日本における外来種問題ももっと解決に向けてうまく進むだろうと思います。 https://t.co/jZ8Xi0D2HR
— オイカワ丸 (@oikawamaru) March 25, 2019
この一言一言にどれだけ助けられたことか。実は、今まで何冊も本を出させていただいてますが、実際に読んでいる人たちの反応を見ることが全くと言って良いほどありません。
なので、こういう書き込みが文字通り心に沁みます。カラッカラのハートに染み渡ります。そして、本当に書いて良かったという気持ちになるのです。これはもう、レビューからしか摂取できない栄養があると言っても過言ではないでしょう。もはや、心の栄養です。サプリメントです。
はい、今思いつきました。
皆さんご唱和ください。
「レビューは、心のサプリメント。」
なんか、響きがいいので
もう一回言いましょう。
「レビューは、心のサプリメント。」
というわけで、『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』好評発売中です。書店さんによって置いてある場所は違うかもしれませんが、おそらく児童書の動物系のコーナーに置いてあると思います。是非、手に取っていただけると幸いです。
そして、通販サイトや、SNSなどに、感想を書き込んでいただけると本当に嬉しいです。よろしくお願いいたします。7冊目を書くかどうかはマジでこれにかかっています。
とか何とか言ってたら、早速SNSで感想をいただきました!
フルカラーで漫画も沢山のとても豪華な本
— サイモン先輩 (@souichirosimon) November 5, 2025
ここまで垣根低くビッグファイブ(地球の五回に及ぶ主要生物が死に絶えるという大絶滅イベント)を知ることができる本ってそうはないと思う https://t.co/0KaO78wrRc
ステラ―ダイカイギュウの頁を読んで、みんな胸ギュウッと痛めるといいよ
— ぬえ🦅 (@yosinotennin) October 24, 2025
ということでウラケンボルボックスさんが絵と漫画を描かれた「絶滅生物事典(二見書房)」を読んでます。人間がやらかした取り返しのつかない事実の数々、改めて我々は学ぶべきであります。読みやすくおすすめです。生き物好きとしてはとっても悲しいですが・・でも知らないと守れません。 pic.twitter.com/WhLeMhay7O
— オイカワ丸 (@oikawamaru) November 12, 2025
ウラケンさん @ulaken からいただきました「だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典」めちゃくちゃわかりやすくて、面白い!!
— WoWキツネザル🦸🏻♂️🌍🦸🏻♀️著書『絶滅体験レストラン』発売中 (@wowkitsunezaru_) November 13, 2025
ヒトの業をポップに、それでいて「このままではいけないな」という読後感
子どもから大人まで学びが多いオススメの本です!
是非お手に取ってみてください! pic.twitter.com/1eDQpiafQO
川崎悟司さん @satoshikawasaki のビッグファイブ大絶滅図鑑、木村由莉先生 @micropaleov 監修のだいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典を購入し、拝読しました。どちらも面白かったです。大絶滅展、さらに今月下旬からワニ展も開催予定なので両方とも楽しみたいです。 pic.twitter.com/lIiobA3wNK
— インペリアルコンボイ🇯🇵🇹🇼🇺🇦 (@RYOTAHAGA) November 14, 2025
#大絶滅展 の帯もついて、字面が強い良い本でした。
— まひろ@冬に負ける (@__mahiro__) November 30, 2025
「だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典」
数々のやらかしの凄惨さをコミカルな語り口と良質なイラストでグイグイ読ませてくれました。
フォン・ブラウンのページが一番怖かったです。何故なのかはぜひ読んでほしい。ヒトの能力怖いね💦 pic.twitter.com/9yrBdsOUce
ありがとうございます。本当に元気出ます。
それでは、読んでいただきありがとうございました。そもそも、1冊目の本はどういうキッカケで出したの?と気になる方もいらっしゃると思うので、別の機会にまとめたいと思います。
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