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本を出したとき、重版出来や印税より嬉しいものとは?

遂に、発売『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』

秋をすっ飛ばして、もう寒い!

そんな、10月29日(水)。遂に6冊目の著作、『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』が、発売となりました。

ドカっと目立つところに面陳していただいてる書店さんもあるようで、本当にありがたいです。

書店さんに並んでいる著作を見て、2024年2月に「ポローン」と依頼のメールが来てスタートした企画が、ようやくゴールテープを切ったような心持ちになりました。

(↓制作過程をまとめた話はこちらから)

いや、長かった。

前述の通り、今回6冊目ですが、本を出すというのは本当に大変だなと毎回思います。下が過去に出した本の一覧ですが、大きくは児童書の枠に入れられる大人も読めるイラスト知識本です。なので、文字を書く以外の作業が何層もあります。(イラストレーターなのに、イラストレーターになる系本とかノウハウ系ではなく、知識本だらけとはコレ如何に…)

どの本もイラストと漫画だらけなので、なるべく正確な絵を描くため、本を読んで調べ、ネットでも調べ、映像を見て調べ、文章を書いて、ラフを書いて、ペン入れして、着色して、これを何ページも繰り返すのです。

以下、抜粋です。

侵略! 外来いきもの図鑑 もてあそばれた者たちの逆襲
なんてこった! ざんねんなオリンピック物語
ご先祖さまは弱かった!激ヨワ人類史
すごい毒の生きもの図鑑 わけあって、毒ありです。
すごい危険な生きもの図鑑 生きるのに、みんな必死です。
だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典

(毎回毎回イラストだらけなので、たまには文字の方が多い本を出してみたいものですが…)

こういう本は私一人で作っているわけではありません。新刊の、絶滅生物事典の一番後ろのページをめくってみてください。サイエンスライターの山﨑さん、監修の木村さん、デザインの金魚HOUSEさん、福ヶ迫さんに、冨士本さん。この本に携わった方々の名前が並んでいます。このチームのおかげで、一冊の本を世に送り出すことができました。

東京・上野の国立科学博物館で、11月1日から大絶滅展が開催中ですが、

そちらのショップエリアにも置かれているそうです。たくさんの方々に、帰りの電車の中で読んでいただければなと思います。

印税と重版出来

本が売れるといえば、印税というイメージが強いかと思いますが、印税には、刷り部数印税と、実売部数印税があります。日本の商業出版における印税の支払い方は、刷り部数印税(発行部数印税)が一般的です。

金額は、定価 × 印刷部数 × 印税率 で計算されます。

初版で刷った分が捌けないと、次の印税は入ってきません。当然です。在庫がドッサリあるのに、次を刷っても無駄になるだけです。なので、初版が捌けないと、入ってくる印税は一回きりとなります。

しかし、一度出版した本がすべて売り切れる、または予想を上回る売れ行きを示した場合に、さらに印刷して販売されることがあります。これを、重版出来(じゅうはんしゅったい)と言います。重版出来は著者や出版社にとって非常に喜ばしいことで、本の人気や話題性を示すバロメーターとされます。

重版が、決まれば小躍りです。

ただ、重版で入ってくる印税も刷られる部数によるので、それこそ年間何万部も売れるような本でないと、夢の印税生活とはいきません。

重版出来や、印税は嬉しい。もちろん嬉しいのですが、私的にはそれよりもっと嬉しいものがあります。

印税より嬉しいレビュー

レビュー。そうです。感想です。Amazon、楽天、読書メーター。そして、X、ブルスカ、ThreadsなどのSNS。そこに書かれた感想。これがムチャクチャ大事です。

何の反響もないと、マジで二度と本など出すものかってくらい凹みます。本は、基本的に版元に依頼されて書きます。何ヶ月もかかって、お金になるかどうかわからない本を書いて、結果誰にも読まれていない。これはもうダメです。マジで心砕けます。ハートばりんばりんです。

いや!読んだ!読んだよ。という方もいるでしょう。どんな本でも読んでる人はいると思います。しかし、その感想が筆者に届いていなければ意味がないのです。伝えないと気持ちは届かないのです。面白かった。の一言、イマイチだった。でも構いません。とにかく、なんか一言いただくだけで、また次も書こうという気力につながるのです。

もう書きたくないと思った時は、過去作のレビューを眺めます。例えば、これは、『激ヨワ人類史』のAmazonのレビュー。

「寝る前にベッドで軽い気持ちで読み始めて、そのまま最後まで読んでしまい睡眠時間が削られました。」なんと、ベタ褒めです!

こちらは、『すごい毒の生きもの図鑑』と『外来いきもの図鑑』のレビュー。毒の本は、幼稚園生がじっくり読み込んでくれているのが嬉しいです。外来種の本は、専門家の方からお墨付きをいただきました。

この一言一言にどれだけ助けられたことか。実は、今まで何冊も本を出させていただいてますが、実際に読んでいる人たちの反応を見ることが全くと言って良いほどありません。

なので、こういう書き込みが文字通り心に沁みます。カラッカラのハートに染み渡ります。そして、本当に書いて良かったという気持ちになるのです。これはもう、レビューからしか摂取できない栄養があると言っても過言ではないでしょう。もはや、心の栄養です。サプリメントです。

はい、今思いつきました。
皆さんご唱和ください。

「レビューは、心のサプリメント。」

なんか、響きがいいので
もう一回言いましょう。

「レビューは、心のサプリメント。」

というわけで、『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』好評発売中です。書店さんによって置いてある場所は違うかもしれませんが、おそらく児童書の動物系のコーナーに置いてあると思います。是非、手に取っていただけると幸いです。

そして、通販サイトや、SNSなどに、感想を書き込んでいただけると本当に嬉しいです。よろしくお願いいたします。7冊目を書くかどうかはマジでこれにかかっています。

とか何とか言ってたら、早速SNSで感想をいただきました!

ありがとうございます。本当に元気出ます。


それでは、読んでいただきありがとうございました。そもそも、1冊目の本はどういうキッカケで出したの?と気になる方もいらっしゃると思うので、別の機会にまとめたいと思います。

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