イラストレーターは一発逆転ジョブなのか?
イラストレーターになりたい人が多過ぎる
世の中にはイラストレーターがわんさといるし、なりたい人もそれ以上にいる…ような気がする!と思っていたら、こちらの記事によると、現役高校生のなりたい職業ランキングでイラストレーターは、なんと3位に食い込んでいます。
「クリエイティブさ」や、「自分の好きなことで食べる」に憧れるのは、私も経験があるというか、もろにそうだったので、身につまされます。私の場合は、映画監督でしたが。
しかし、イラストレーターになりたい人は高校生に限らず、大人にも多いのではないでしょうか。絵の描き方・ノウハウ系のポストやアカウントが大バズりする一因もここにあるのでしょう。絵が上手くなりたい人がめちゃくちゃいて、あわよくばイラストレーターになりたい人も同じくらいいるという事です。それにしても、どうしてこんなにイラストレーターになりたい人が多いのか。
え?まさかだけど、ラクでがっぽり稼げて一発逆転できる仕事だと思われたりしてない?
一抹の疑問がよぎったそんな時、Xでイラストレーターのりおた(RIOTA)さんのポストを見ました。
イラストレーターは激務で大変
イラストレーターというお仕事、
あまりにも激務で大変すぎる。
イラストレーターというお仕事、
— りおた(RIOTA) (@riota2gaoe) November 5, 2025
あまりにも激務で大変すぎる。
そうなんです。イラストレーターは激務です。大変なんです。りおたさんのポストを引用した私のリポストへの、りおたさんもコメントです。
あらゆる地道な事の積み重ねオブ積み重ね×別の案件の同時進行のマルチタスクするのがイラストレーターってお仕事というかそうじゃないと成り立たないところあるので、とにかく体力と気力とバイタリティ無いとやっていけない事を痛感する日々です。とりあえず温泉行きたいです(願望 https://t.co/8GnvuUDQKD
— りおた(RIOTA) (@riota2gaoe) November 6, 2025
あらゆる地道な事の積み重ねオブ積み重ね×別の案件の同時進行のマルチタスクするのがイラストレーターってお仕事というかそうじゃないと成り立たないところあるので、とにかく体力と気力とバイタリティ無いとやっていけない事を痛感する日々です。
あらゆる地道な事の積み重ねオブ積み重ね。絵を描くのは非常に地味かつ地道な作業で、本当にコツコツです。なかなか上達しません。実はとても面倒くさく、ホワイトワーカーっぽく見えて、かなりブルーです。
その上、フリーランスの場合は、営業も基本的に自分でどうにかしないと仕事が入ってきません。別の案件を抱えていたり、同時進行でやることも多いので、ただ黙々と好きな絵を好きなように描いてはいられないマルチタスクな業種です。
うまい話にはご注意ください
イラストレーターは、自分が描きたいものを描くアーティストタイプと、発注されて描く商業タイプの大きく2タイプになります。商業タイプは、発注者のイメージに沿った絵を描くのが仕事なので、そもそも自分が描きたい絵ではない事が多いです。
では、その作業時間の対価としてガッポリもらえるかというと、人にもよりますが、まぁ〜〜〜トントンといった感じでしょう。
(↓どのくらい稼げるかはこちらの記事で紹介している本をご一読ください。)
最近、イラストレーターを狙って高額の情報商材を勧める事案も発生しているようですが、イラスト描いて一発逆転ザックザクみたいな売り文句にはマジで気をつけてください。強調します。
イラストレーターは決して、ラクして楽しくがっぽり稼げる一発逆転ジョブではありません。他の職業それぞれに大変さがあるように、イラストレーターも同様に大変です。
もはやこれしかできない人たち
私は、結果的にフリーランスのイラストレーターという職業に行きついた人間です。
元々会社勤めをしていましたが、集団や組織の中で時間を対価に仕事をするというスタイルが全く性に合わなかったという、言わば労働者になれなかった人間です。なので、毎日ちゃんと会社や、役所や、現場などの職場に通勤して、組織や集団の中で仕事をしている人たちを超尊敬しています。
こんな括りをしたら、同業者に突っ込まれるかもしれませんが、私を含めフリーランスのイラストレーターなんて、もはやそういう生き方しかできなかった人たちだと思ってください。
それでも、商業イラストレーターになりたいという方々。私が考えるこんな性格だったら多分向いているというリストをまとめました。
〈イラストレーターに向いている性格〉
・こつこつ描き続けることが苦痛ではない人
・注文や修正に対応できる柔軟性を持つ人
・こだわりが強すぎず適度なバランス感覚を持つ人
・同時進行マルチタスクでもパニックにならない人
・納期を守れる人
・自己管理ができる人
・発注者とコミュニケーションが取れる人
書き出して気づきましたが、これはいわゆる職人と呼ばれる人の特性ですね。いよいよ、一発逆転とは真逆のイメージのような…思いついたらまた書き足します。それでは、最後に念押しです。
イラストレーターは、
楽して稼げる仕事ではありません。
それなりにキツいです。
甘い話には気をつけてください。
高額の情報商材は買わないでください。
絵が上手くなりたかったら、
図書館でその手の本を借りてください。
売れてるように見えるイラストレーターは
コツコツ自分の絵を描いてきた結果です。
今回の話は、あくまでフリーランスのイラストレーターの話です。複数の描き手を雇っている経営者的イラストレーターという方もいて、会社的に数千万の年間売り上げを上げている方もいらっしゃいます。私は絶対に経営者には向いていないので、そういう方々も尊敬してます。
あと、色々厳しい言葉を並べましたが、私自身はフリーランスの商業イラストレーター(兼コンテライター)という仕事と生き方が気に入っています。ありがたいことに、ペン先一本で家庭を支えられています。幸せですし、満足度も高いです。
フリーランスの商業イラストレーターに向いているかどうかを測る丁度良い訓練があるですが、それはまた別の機会にお話ししたいと思います。長文読んでいただきありがとうございました。
フォロー、スキ、SNSでのシェアやコメントなどのリアクションをいただけると、とても励みになります。

いいなと思ったら応援しよう!
記事をご覧いただきありがとうございます!チップで応援していただくと、嬉しさのあまり、ウラケンがジャンピングジャックで跳ねます!どんどん痩せます!