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【見えない邪悪②】まともな人vsズルをしてでも"絶対"勝ちたい人たちの正体

前回は、お気に入りだけエコ贔屓して、気に入らない人を不利益や排除する仕組み「非対称支配システム」について解説しました。

キャンペーン中に書いた記事で、「ずっと自分を責めてきた発達障害者へ。おかしいのは、アナタじゃなかった」と書きましたが、その理由や構造が見えてきたと思います。

今回は、「非対称支配システム」に加担する人について詳しく解説します。イジメで言うところの「加害者」や「加担者」に相当する人たちの話です。
加害者たちの正体を暴いていきましょう。



PART1.世の中には2種類の人間がいます

世の中には、大きく分けて
タイプ①「ルールや法律を守るまともな倫理観の人」と
タイプ②「ズルや不正をしてでも"絶対"勝ちたい人」の2種類がいます。

タイプ①「ルールや法律を守る、まともな倫理観の人」 は、正攻法で努力し、合意と信頼を積み上げながら生きます。勝ち負けよりも「どう勝つか」という「プロセスを大切に」します。

タイプ②「ズルや不正をしてでも"絶対"勝ちたい人」 は、情報・ルール・評判の3つを意図的に歪め、相手だけが不利になる状況を人工的に作り出します。そして「非対称支配システム」を作り上げる話を前回しました。


【ダークトライアド(暗黒の三要素)テーブル】

タイプ②のような行動パターンは心理学でダークトライアドとして体系化されています。

・ナルシシズム「過剰な自己愛・共感欠如」『自分は特別だから優遇されて当然」という歪んだ認知。

・マキャヴェリズム「目的のための他者操作・道徳無視」相手の信用を先行毀損し、嘘で状況を支配する。

・サイコパシー「罪悪感の欠如・衝動性」裏切りや詐欺行為に罪の意識を感じない。浮気をしたり、嘘をついて平気で騙す。

これらの3特性が重なった人物は、表向きはカリスマ的・魅力的に見えながら、裏では徹底的に逆らったり、抵抗する相手を操作して陥れます。




PART2.人生と価値観・思考回路の違い

タイプ①「ルールや法律を守るまともな倫理観の人」と
タイプ②「ズルや不正をしてでも"絶対"勝ちたい人」の違いは、一時的な行動の差ではありません。幼少期から形成された世界観や価値観そのものの違いが、人生の各ステージで一貫して現れます。

タイプ①は「世界は協力で成り立つ」と感じています。だからこそルールを守り、信頼を積み上げることが長期的な利益だと知っています。

タイプ②は「世界は競争・騙し合いだ」と感じています。「先に陥れなければ自分がやられる」という世界観の中で生きているため、「不正は"防衛"」として脳内変換されています。「罪悪感」が生まれにくいのは、「攻撃を"正当な自衛"」だと脳内変換しているからです。
例えば、「ズルや不正を暴く正義の人」は、「自分が不正やズルをして築いた地位や権力や財産を奪いに来る"危険極まりない敵👿"に見える訳」です。そして「正義の人への攻撃を"正当な自衛"」だと脳内変換する訳です。

例えば、性加害した人は、「自分が逮捕されて刑務所に入ったり、大手企業の社員の身分や収入や人生や家族を失いたくないから、"性加害被害者が女の癖に立派な自分の人生を奪いに来る敵👿"に見える訳」です。
そして「"性加害被害者"への攻撃を"正当な自衛"」だと脳内変換して、「ハニトラだった」「女の方が誘った」「被害者にも落ち度があった」と"罪を認めない言い訳"する訳です。損失回避バイアスが働く訳です。被害者がどれほど苦しんでいてもサイコパシーにより罪悪感がなく「自分の権利や利益を守っているだけ」と認知されます。

合理性の優先(損失回避バイアス)

Q:なぜ倫理より損得を優先するのか?
A:人間の脳は「得ること」より「失わないこと」を強く重視します(損失回避)。さらに、罪を認めて罪を償うより、弁護士に大金を積んで、罪を認めず、被害者を更に陥れて、罪を軽くしたりする方が短期的に合理的に見えるようになります。




PART3.学生時代の対比

学生時代には、両タイプの違いがまだ小さな形で現れ始めます。

学生時代の対比

タイプ①は、テストで準備して臨み、カンニングは「自分への裏切り」だと感じます。いじめやカツアゲを見れば声を上げ、性的な場面では相手の同意を尊重します。推薦や賞は実力で勝負します。

タイプ②は、カンニングペーパーを持ち込み、試験官の死角を計算して隣を覗きます。集団で弱い子を標的にして金品を奪い、「チクったらどうなるか分かるよな」と脅します。性加害をしても妊娠させても「俺の子じゃない」と逃げ、親のコネで推薦枠を買います。

この時代のタイプ②に最も強く現れるのは
「マキャヴェリズム(計算的な他者操作)」と「サイコパシー(罪悪感の欠如)」です。「バレなければ勝ち、バレても誰かのせいにすればいい」 という思考回路がすでに完成しています。Kindle本でも紹介しましたが、体育会系の部活動や学校のイジメで形成されます。不良や半グレで形成されます。




PART4.会社・社会人時代の対比

社会に出ると、タイプ②の行動スケールは一気に大きくなります。権力と資金が加わるからです。

会社・社会人時代の対比

タイプ①は、取引条件を正直に提示して合意形成し、下請けには適正価格で発注します。不祥事が起きれば自社の非を認め、法の趣旨も含めて遵守します。

タイプ②は、就活生を「指導」と称して呼び出し、立場を利用して性加害・口止めをします。重要事項を隠して契約させ、後から条件を変えて下請けやフリーランスに泣き寝入りを強いて狙います。「断れないだろう」と知りながら原価割れの単価を強要し、内部告発者は「問題社員」に仕立てて解雇します。証拠は隠滅・改ざんし、法の抜け穴は弁護士に探させます。性加害事件は、法の抜け穴を狙って口裏合わせして、軽い罪や無罪にします。

なぜこれほど堂々と不正ができるのか。それは「稼げれば勝ち。コンプライアンスはコスト。バレたら謝れば済む」という思考回路が完成しているからです。会社の利益のため、国の利益のためと「自己正当化する」ことで罪悪感を完全に消し去ります。




PART5.政治家・権力者時代の対比

会社の役員や経営者や政治家など、権力の座に就くと、タイプ②の行動はついに社会システムそのものを歪め始めます。

政治家・権力者時代の対比

タイプ①は、政策と実績で有権者に訴え、批判を受け入れて説明責任を果たします。権力は「国民から預かるもの」と理解しています。

タイプ②は、金銭・食事・利益供与で票を買います。投票日直前に対立候補の性的スキャンダルのデマを流し、右翼団体に妨害・嫌がらせを依頼します。宗教団体・業界団体・公務員に事実上の投票義務を課し、サクラを動員して集会を「盛況に見せます」。批判的なジャーナリストにはコンプロマット(弱み情報)で口封じをし、捜査機関・裁判所の人事を掌握して自分を免責します。

この段階では、周りが権力に擦り寄ってチヤホヤするので、自己陶酔感が得られ、ナルシシズムも全開になります。「権力は手放さないためにある。勝った者がルールを作る」という思想が、制度そのものを支配のツールに変えていきます。




PART6.なぜ彼らは対等に戦わないのか?

ここまで
タイプ①「ルールや法律を守るまともな倫理観の人」と
タイプ②「ズルや不正をしてでも"絶対"勝ちたい人」の人生の各時代の行動を見てきましたが、共通する疑問が浮かびます。
なぜタイプ②は、裏技や不正して、正面から対等に戦おうとしないのでしょうか?その理由を一つずつ解剖します。



①なぜ対等に対話しないのか?

対話とは「相互理解のプロセス」です。タイプ①にとっては自然な営みですが、タイプ②にとって対話は「主導権を失うリスク」に映ります。

なぜなら、対話には説明責任が伴うからです。なぜそうしたいのかを言語化すると、要求の不正や矛盾が露呈します。また対話では相手が反論できるため、主導権を奪われる可能性があります。さらにナルシシズムが強い人物にとって「自分が折れること」は自己像の崩壊を意味します。自分たちの思い通りにしたいので「交渉による"譲歩"は負け」なのです。

最も重要なのは、対話するより"既成事実を作る"ほうが速いという計算です。裏から根回しして先に結論を作ってしまえば、相手が後から何を言っても「もう決まったこと」で押し切れます。

対話しないのは「コミュニケーション能力がない」のではありません。頭がおかしいカルトでもありません。「対話するより強引に支配するほうがコストが低い」と計算しているからです。



②なぜ裏から脅すのか?

タイプ①は、脅しを「相手の自由と尊厳を侵害する行為」として選択肢に入れません。しかしタイプ②にとって脅しは「最もコスパの良い支配手段」です。

まず、表で言うと反論されるからです。正面から「従え」と言えば相手は抵抗します。しかし弱みを握って「これを公開されたくなければ」と伝えれば、相手は選択の自由を失います。これがコンプロマット(弱み情報による支配)の本質です。

次に、証拠が残りにくいからです。物理的な暴力と違い、脅しは暗示・示唆・空気感で伝わるため、後で「そんなことは言っていない」と否定しやすいです。

さらに、自分の弱さを見せずに済むからです。交渉で負けた事実を残すより、脅しで結果だけ取るほうが「強い自分」の外面を保てます。

そして決定的なのは、サイコパシーにより罪悪感がないことです。相手がどれほど苦しんでいても「自分の権利を守っているだけ」と認知されます。

脅すのは「弱いから」ではありません。「正面から勝てるかどうかに関わらず、支配の確実性を最大化したい」からです。


③なぜ裏から根回しするのか?

タイプ①は、意思決定には関係者全員への透明な情報共有が必要だと考えます。事前に特定の人だけを動かして結論を誘導することは、他の人への不誠実だと感じます。

一方タイプ②にとって根回しは「正面戦を避けるための地形工作」です。

正面交渉で勝てる自信がないからです。まず周囲を固めれば、本人と直接話さなくても、場の多数派・権力構造をすでに自分側に傾けられます。また相手を孤立させれば抵抗力が落ちるからです。人は支援者がいないほど不利な条件を受け入れやすくなります。

さらに「もう〇〇さんも△△さんも納得してくれている」と言われると、相手は異論を唱えにくくなります。これは初頭効果と社会的証明バイアスを悪用した操作です。加えて、根回しで複数人を巻き込んでおけば、後から問題が発覚しても「みんなで決めたこと」と言い訳できます。

根回しするのは「調整力がある」のではありません。「自分に不利な正規の議論を、起きる前に潰す」ためです。



④なぜ相手を無視するのか?

タイプ①は、相手を無視することは「関係性の破壊」だと感じます。不満があれば直接伝えます。

タイプ②にとって無視は「相手の存在価値をゼロと示す支配行為」です。なぜなら、「自分は存在していない」と感じさせることで心理的安全性を破壊できるからです。これはガスライティングの初期段階でもあります。

人は無視されると「自分が悪いのかもしれない」と自己検証を始めやすく、その消耗が判断力を低下させます。また直接対話を拒否することで「議論の場を与えない」という効果もあります。反論の機会がなければ、相手の主張は存在しないことにできます。

無視するのは「感情的になっているから」ではありません。「相手を弱らせる最も低コストな手段」だからです。



PART7.対比のまとめ

ここで、
タイプ①「ルールや法律を守るまともな倫理観の人」と
タイプ②「ズルや不正をしてでも"絶対"勝ちたい人」の行動パターンの対比をまとめておきましょう。

対比のまとめ




PART8.重要な本質の違い

最後に
タイプ①「ルールや法律を守るまともな倫理観の人」と
タイプ②「ズルや不正をしてでも"絶対"勝ちたい人」の本質的な違いについて触れておきましょう。

タイプ①は「正当性(どう勝つか)」を重視します。
タイプ②は「結果(とにかく勝つ)」だけを重視します。

そのため、タイプ①は、時間がかかりますが、反対意見に耳を傾けてじっくり議論をして、ちゃんと正当性がある形で大勢が理解して納得する形でもの事を進めようとします。

一方で、タイプ②にとって対話・脅し・根回し・無視はすべて目的のための等価な手段であり、勝つためには、目的を達成するためには「騙したり、欺いたり、裏切っても」構いません。これがマキャヴェリズムの本質です。「目的が手段を正当化する」という思想構造が、すべての行動の根底にあります。

最後に見落としてはならない点があります。
タイプ②が構築するネットワークは、信頼ではなく金と欲望と恐怖とコンプロマットで結びついています。そのため、権力や資金が失われた瞬間に、周囲の「仲間」は一斉に離れます。
タイプ①が積み上げてきた信頼という資産とは、根本的に異なる脆さを抱えているのです。




いかがだったでしょうか?
これが、発達障害者が憧れを抱いて切望している「定型発達の世界」の本当の姿かもしれません。アナタは何に憧れていたのでしょうか?
改めて是非よく考え直して言語化してみてください。

優生思想(障害者差別)に染まった人

多少文字化けしていますが、上記は優生思想(障害者差別)に染まった人のパターンと染まらなかった人のパターンです。
参考にして考えてみてください。


次回作はこちらです。




見えない邪悪シリーズタイトル一覧

【見えない邪悪①】非対称支配システム
【見えない邪悪②】まともな人vsズルをしてでも"絶対"勝ちたい人たちの正体
【見えない邪悪③】ズルや不正をしてでも"絶対"勝ちたい人たちの正体〜個人と組織と心理の深層編〜
【見えない邪悪④】ナチス🇩🇪の「飢餓作戦」〜腐敗権力はなぜ人を飢えさせるのか?〜
【見えない邪悪⑤】ファシストや差別主義者は自然発生しない、お金と心理操作で作れる
【見えない邪悪⑥】なぜファシストたちは戦争を起こそうと躍起になっているのか?
【見えない邪悪⑦】日本はどの段階?ジェノサイドへの8段階モデル
【見えない邪悪⑧】なぜ秘密警察🇩🇪が国を支配できたか?独裁を支えた密告して儲けた市民
【見えない邪悪⑨】支配側と監視される側は、なぜここまで認識がズレて話が噛み合わないのか?
【見えない邪悪⑩】前編 支持率10%の腐敗政権が、なぜ倒れないのか?
【見えない邪悪⑪】後編 犯行の全貌——密告ネットワークと「困窮の武器化」
【見えない邪悪⑫】「騙されたMAGA」と「ファシストMAGA」の違い
【見えない邪悪⑬】前編 ファシストはどんな人間なのか?[オルテガ・フロム編]
【見えない邪悪⑭】中編 ファシストはどんな人間なのか?[逆恨み・無反省・不疎通編]
【見えない邪悪⑮】後編 ファシストはどんな人間なのか?[殲滅・諜報・司法破壊編]
【見えない邪悪⑯】上巻 「ファシスト」と「ファシストでない人」の見分け方
【見えない邪悪⑰】下巻 「ファシスト育成マニュアル」
【見えない邪悪⑱】経済編 ウクライナ🇺🇦は壊滅してるのに、なぜ戦争続けられるのか?日本の売国政策
【見えない邪悪⑲】ファシストに勧誘する仕組みと自国民にテロを仕掛けて支配する仕組み
【見えない邪悪⑳】"いいね"を押すと勧誘される——工作員リクルートのデジタル化とビッグテックの24時間AI監視ビジネス
【見えない邪悪㉑】狂ったように見えて、実はファシストの計画通り——執拗な攻撃の正体




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