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企画論|なぜ「いい商品」でも事業にならないのか─ 社会価値から組み立てる製品・サービス設計


はじめに|この企画論で扱うこと

この企画論は、
「売れるかどうか」より前に、
「社会に出す意味があるかどうか」
を問い直すためのものです。

広告、セールス、CRM、KPI、事業PL。
これらはすべて重要です。

ただし私は、
それらを使う以前に、
必ず立ち返る起点 があると考えています。

それが、

  • この製品・サービスは、誰のどんな課題に向き合っているのか

  • その価値は、社会に対して説明できるものか

  • 事業として育て続ける理由があるか

という問いです。

この企画論では、
製品・サービス・事業の「根っこ」 を扱います。


この企画論の立ち位置

ここで扱う企画論は、

  • アイデア発想法の紹介

  • 流行りのフレームワーク集

  • ヒット商品を当てにいくための方法論

ではありません。

むしろ、

  • なぜ企画がズレるのか

  • なぜ「良いはずのもの」が伝わらないのか

  • なぜ広告や施策を積んでも伸びきらないのか

といった 構造的な違和感 を、
一つずつ言語化していくためのものです。


広告やセールスの前に、必ず考えていること

事業構築の支援をしていると、
よくこんな場面に出会います。

  • 広告を回しても反応が鈍い

  • 表現を変えても、どこか刺さらない

  • 数字上は回っているのに、事業として不安が残る

こうしたとき、
私は広告や販促の話を一度止めます。

そして、
製品・サービスそのものに立ち返ります。

  • 本当に解こうとしている課題は何か

  • 顧客がまだ言葉にできていない価値は何か

  • その価値は、今の形で届いているか

広告は拡声器です。
拡声器の性能を上げても、
鳴らす音が曖昧であれば、届きません。


「思いつき」と「企画」を分ける境界線

企画の現場では、
アイデアは常に生まれます。

ただし、

  • 思いつき

  • 企画

  • 事業として成立する構想

は、似ているようでまったく別物です。

この企画論では、

  • どこからが「思いつき」なのか

  • どこを超えると「企画」と呼べるのか

  • さらに何があって「事業」になるのか

その 境界線 を明確にしていきます。


市場・顧客・価値をどう読むか

マーケットインは重要です。
しかし、マーケットインだけでは足りません。

  • 市場の声を集める

  • 顧客の要望を並べる

それだけでは、
価値は立体になりません。

この企画論では、

  • 市場をどう分解して見るか

  • 顧客をどのレイヤーで捉えるか

  • 価値をどう構造化するか

といった、
「読む技術」 を扱います。


なぜ「いい商品」が伝わらないのか

「品質には自信がある」
「使えば分かる」
「本当に良いものを作っている」

こうした言葉を、
これまで何度も聞いてきました。

問題は、
良いかどうかではありません。

価値が、適切なレイヤーで翻訳されていない
ことがほとんどです。

この企画論では、

  • スペック

  • 機能

  • 便益

  • 意味・価値

といったレイヤーに分解しながら、
「どこでズレているのか」 を整理します。


マーケットインだけでは足りない理由

顧客の声を聞くことは大切です。
ただし、顧客は未来の価値をそのまま言語化してはくれません。

  • 今ある選択肢の中で語る

  • 体験したことのない価値は想像できない

だからこそ、
企画には 解釈 が必要になります。

この企画論では、

  • 事実

  • 解釈

  • 課題化

  • 企画化

というプロセスを通じて、
価値を「削り出す」思考 を扱います。


私の支援スタンスについて

もし、

  • 製品・サービスの価値がまだ定まりきっていない

  • 企画と市場のズレを感じている

  • 広告や施策の前に立ち返りたい

そうした状態であれば、
私は 企画・製品・開発の段階から 関わることもあります。

広告やCRM、PL改善は、
価値が立ち上がってはじめて意味を持つもの だからです。


この企画論で扱っているコンテンツ一覧

この企画論は、以下の記事で構成されています。

※ 今後も随時追加していきます。


連載全体との関係

この企画論は、
「どこまでもロジカルなダイレクトマーケティング」
という連載の STEP0 に位置づけています。

▶ 連載全体の構造マップ



おわりに

企画は、当てるものではありません。
社会に対して、
意味を持つ形に削り出すもの だと考えています。

この企画論が、
製品・サービス・事業を
もう一段深く考えるための補助線になれば幸いです。


ご相談・お問い合わせ

企画・製品・事業構築に関するご相談はこちらからどうぞ。
https://forms.gle/8oPqy6i6YSBEYahj8

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