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【インド・スリランカ旅行記】ブログ記事一覧~いざ仏教の故郷へ


はじめに

2023年8月下旬、私はインドに向かいました。

33歳にして初めてのインド・・・。

三島由紀夫は生前こう言っていたそうです。「インドには、人それぞれに行く時期が必ず自然に訪れる」と。

インドの旅は私の「宗教を巡る旅」の終着点でもあります。様々な宗教や文化を学んできた私にとって、やはり最後に行き着く場所は仏教誕生の地インドでなければなりません。

このページではそんな私のインド・スリランカ仏跡紀行の記事をまとめていきます。この旅行記の目次として利用して頂けましたら幸いでございます。

では、早速始めていきましょう。


第一次インド遠征~ガンジス北部の聖地ハリドワールへ

インド旅行はやめたほうがいい?その注意点と対処法を知れば万全です!

「インドに行ってみたい。でも、本当に行っても大丈夫なのか。無事に帰って来れるのか、体調を崩しはしないだろうか、治安は大丈夫なのか。」

インドに興味を持つ人はきっと誰しもがこのような自問自答を戦わすのではないでしょうか。

かく言う私もその一人でした。

この記事ではそんなインドへの不安を感じる方にぜひ読んで頂きたい記事となっています。実際のインド旅に向けて有益な情報をここに記しています。

そしてこの記事は当noteにおいても最もアクセスの多い人気記事のひとつとなっています。ぜひお楽しみください。


いざ仏教聖地へ!インドに呼ばれた私はそこで何を感じたのか

インド・スリランカ旅行記の本編はこの記事からスタートします。

この記事では私が旅に出た理由やその最初の行程についてお話ししていきます。


ハリドワールはバラナシよりおすすめ⁉ガンジス上流のヒンドゥー教の聖地を訪ねて

私にとって初めてのインド体験がこのハリドワールというガンジスの聖地でした。

ガンジス川の聖地といえば、ほとんどの人がイメージするのがバラナシではないでしょうか。

バラナシ Wikipediaより

しかしインドは広い。ガンジス川の聖地と言っても、インドにはいくつもあります。

私が向かったのはガンジス川上流のハリドワールという聖地。ここはデリー空港から北に250キロ弱ほどの距離にあり、車で行くならば6時間半ほどの道のりです。

そして実際に現地に着いてみると、そこは想像していたよりもはるかにディープなインド空間がありました。

この記事ではそんなハリドワールの模様をお伝えしています。


ガンジス川のおっかない顔…!聖地ハリドワールのプージャに驚愕

日中に街を一回りしただけでショック状態に陥ってしまったものの、ハリドワールのメインはここから。

ここでは毎晩メインガートにて祈りの儀式、プージャが執り行われます。

そのプージャの熱狂ぶりに私は度肝を抜かれたのでありました。


沐浴者の横を流れるゴミにふと思う~どうしてインド人は聖なるガンジス川が汚くても気にならないのだろうか

ハリドワール滞在2日目。この日の早朝、私は沐浴する一人の男性に目を奪われました。 熱心にガンジス川の水を浴びるその姿に信仰心の篤さを感じたのです。しかしその真横を流れるゴミを見て、ガンジスの汚さについても考えざるを得なくなりました。

「なぜインド人は聖なる川が汚くても気にならないのだろうか」と。


ハリドワールのマンサ・デーヴィー寺院でヒンドゥー教の世界観を感じる

この記事の目的地は街のすぐそばの山頂にあるマンサ・デーヴィー寺院というヒンドゥー教のお寺です。

ここで私はインドのヒンドゥー教的な世界観を体感することになります。

そしてそこから私が感じたこととは・・・。


7なぜインドで仏教は広まることができたのか?「聖と俗」ガンジスの沐浴場の衝撃

ハリドワール滞在3日目の朝を迎えました。昨日のマンサ・デーヴィー寺院や2日連続のプージャ見学ですでに体力は限界ぎりぎりです。そんな私でしたがこの日の朝の自由時間、私は散歩に出かけることにしました。 そしてそこで見た光景に度肝を抜かれることになります。これは私の仏教観に大きな影響を与えるほどの衝撃でした。

こちらの動画を見てみてください。

私も初めてこの光景を見た時は言葉を失いました。一体ここで何が起きているのかと驚くしかありませんでした。

この記事ではそんなガンジスの光景を眺めながら仏教について考えたことをお話ししています。


ヨガの聖地リシケシを訪ねて~特等席で見たプージャの演奏にハリドワールとの違いを感じる

3日間のハリドワール滞在を終えた私は次なる目的地リシケシへと向かいました。

リシケシはハリドワールから北に40キロほどの位置。車で1時間半ほどあれば着ける距離です。

ここはハリドワールよりもさらにガンジスの上流にあたり、古くからヨガの行者が集まることで知られています。そして何より、あのビートルズがここに滞在し楽曲を制作したことでも有名です。


インドで下痢と嘔吐でダウン~初見殺しのインドの洗礼!しかしその後には思わぬご褒美が…!

上の記事ではヨガの聖地リシケシの街並みと祈りの儀式プージャの模様をお伝えしました。

そしてその記事の最後に述べたように、ハリドワールでの滞在ですでに限界を迎えつつあった私にここリシケシでの日程はあまりにヘビー過ぎました。

部屋に帰り倒れこむように眠りに落ちた私に、恐れていた「あれ」がついにやってきます。


10インドのケンタッキーは辛い!?インドは西欧文明すら呑み込んだ・・・!

辛いものがとことん苦手な私にとってインド食はまさに恐るべき存在でした。

結果私はお腹を壊し下痢と嘔吐に苦しむことになりました。(上の「インドの下痢は恐ろしい。やはりやって来たインドの洗礼。旅はここまでか・・・」の記事参照)

そんな私が待ちに待っていたのがケンタッキーでの食事でした。ケンタッキーならどこに行っても美味しいはず!そんな期待をしていた私でしたがその望みもインドは木っ端みじんに粉砕したのでありました。

ケンタッキーが世界共通の普遍文明と考えていた私はここで再びインドの洗礼を受けることになります。


11インドのハードボイルドな交通事情に笑うしかなかった最終日

楽しみにしていたケンタッキーでもインドの洗礼を受けた私でありますが、何はともあれ、こうして私の初めてのインド滞在は終わりを迎えることとななりました。

残るは帰国のみです。よくぞここまでたどり着いた。もう何もあるまい。

・・・というのは前フリのようではありますが、実際問題帰る寸前までインドは私を驚かせ続けたのでありました。


12【インド】私は自分探しの旅に出ない~読書と旅、私の学びの原点について

これまで紹介してきたように、私の初めてのインドはガンジス川上流のヒンドゥー教の聖地が中心でした。

ですが、ここまでの記事を見てこう思われた方もおられるかもしれません。

「仏教僧侶なのになぜそこまでしてヒンドゥー教の聖地を巡らなければならないのか。仏教の聖地を巡ればそれでよいではないか」と。

まさにごもっともな疑問です。仏教を学ぶのなら仏跡に行けばよいのです。

ですが私はそうしませんでした。

そこには私なりの勉強のスタイル、旅の流儀があるのです。

この記事ではそんな私の旅の流儀についてお話ししています。


第二次インド遠征~インド中部の遺跡を訪ねて

まえがき~インド中部の遺跡と仏教聖地スリランカを訪ねて


「あぁ矛盾」私はインドで徹底的に異邦人になろうとしたのだが…

この記事では私の第二次インド遠征に対する意気込みとインド再上陸後の私についてお話ししていきます。


カジュラーホー遺跡の彫刻はあまりに芸術的!また行きたいインド遺跡のNo.1!

私がカジュラーホーを目指したのには理由があります。私はここで「あるもの」を見たかったのです。

それがこちら。


皆さんを驚かせてしまったかもしれませんが、私はこれを見にはるばるカジュラーホーまで向かったのです。

カジュラーホーにはこうしたミトナ像と呼ばれる性的な彫刻が数多く残されています。

ですが、単に性的な彫刻と侮るなかれ。そこには奥深い宗教性が隠されているのです。この記事では皆さんも驚くようなインドの宗教観についてお話ししていきます。


ヒンドゥー教のシヴァ神・リンガ信仰とは~現代も生きるインド人の信仰について

この記事ではカジュラーホー訪問に際して、インドのシヴァ・リンガ崇拝についてお話ししていきます。

カンダーリヤ・マハーデーヴィ寺院内のシヴァ・リンガ

シヴァ・リンガとは何ぞや。

それはインドの男根崇拝の象徴です。

しかもこれがヒンドゥー教の三主神の一人、シヴァ神と強い結びつきがあり、インド人の信仰に非常に重要な意味を持つのです。

せっかくカジュラーホーに来てヒンドゥー教と性愛について考えたのです。であるならばさらに進んでヒンドゥー教において非常に重んじられるシヴァ・リンガについて学ぶのもよい機会だと思います。

インド人の信仰においてこのシヴァ・リンガはあまりに重要です。インドのどこに行ってもほとんど必ずこのシヴァ・リンガがあるほどこの信仰は生活に根ざしています。

「男根崇拝といっても昔の話でしょ?」と侮るなかれ。現代インドでも若い男女がごく当たり前のようにこのシヴァ・リンガにお祈りするのです。

インドを知るためにはシヴァ・リンガは避けて通れません。


なぜインドの仏跡はイギリスに発見されるまで忘れ去られていたのか~カジュラーホーでその意味に気づく

カジュラーホー遺跡をはじめ、仏教遺跡の多くはインドで長らく忘れ去られていた存在でした。

それらは土に埋もれ、19世紀にイギリス人が発見するまで日の目を浴びることがなかったのです。

ですが、それは本当にありうることなのだろうか。こんな巨大な遺跡を誰も知らないなんてありうるのだろうか。私はそんな疑問を抱えていたのでした。


サーンチーの大ストゥーパは想像以上!現存するインド最大・最古級のストゥーパと華麗な彫刻に圧倒される

サーンチーは現存するインド最大・最古級のストゥーパで有名な世界遺産で、仏教の歴史を考える上で非常に重要な遺跡として知られています。

ストゥーパというと私達日本人にはあまり馴染みのない単語ですが、これはものすごくざっくり言うと「ブッダや高弟の遺骨を納めたお墓」になります。日本でいう卒塔婆の語源となった言葉でもあります。

そんなインド最大、最古級のストゥーパを訪れた私はその圧倒的な迫力とパワーに度肝を抜かれたのでありました。

日本ではほとんど知られていないこのサーンチーのストゥーパですが、見る価値ありの驚異の仏跡です!


エレファンタ石窟群の巨大シヴァ神に感動!ヒンドゥー教彫刻の白眉をご紹介!

エレファンタ石窟はムンバイ湾内にあるエレファンタ島にあるヒンドゥー教遺跡。ここのシヴァ神の三面像はインドを代表する傑作として名高いです。

6メートルはあろうかというこの巨大なシヴァ神の像に私はすっかり圧倒されてしまいました。ただ単に大きいだけではありません。正面の穏やかで瞑想的な表情に注目です。私の全てを包み込み、見透かすかのような慈愛のこもった眼差し・・・あぁ、実に素晴らしい。精神的な空気を感じました。

そしてこの記事ではシヴァの三面像について私の個人的な体験もお話ししていきます。

あくまで個人的な話なので話半分で聞いて頂きたいのですが、私はこの像に実際に救われたのです。

もっと具体的に言いましょう。この像は私の腹痛を治してしまったのです。信じるか信じないかは皆さん次第ですが、この顛末は宗教とは何かを考える上で興味深いエッセンスとなるかもしれません。詳しくはぜひこの記事をご覧ください。


現地ガイドの語るムンバイのスラム事情~私達の想像とは異なる意外な事実とは

エレファンタ島のシヴァ神像の興奮が冷めやらぬまま、私はインドの西海岸の巨大国際都市ムンバイの街中を見て回ることにしました。

高層ビルが立ち並ぶ現代的な大都市ムンバイの巨大さに驚いた私ですが、私の目的地は世界で最も巨大なスラムのひとつとされるダーラヴィーという場所です。

ここでの現地ガイドさんとのお話から私は驚きの事実を知ることとなったのでした。


『虐殺器官』の聖地巡りもいよいよ完結へ~ムンバイの巨大洗濯場ドービーガートを訪ねて

上の記事でムンバイのスラムについてお話ししましたが、もうひとつ、ムンバイで欠かせぬ場所があります。

それがムンバイの巨大な洗濯場として知られるドービーガートです。

私はこのドービーガートを眺めながらある感慨に耽っていました。「ついにここまでやって来たのだ・・・」と。

私にとってここは単なる洗濯場ではありません。

ここは伊藤計劃さんの『虐殺器官』(早川書房)の舞台ともなった、いわば聖地なのです。


10エローラ遺跡がすごすぎる!究極の石窟寺院に驚愕!インド旅のハイライト!

仏教とヒンドゥー教の世界観、人間観の違いがこれでもかと感じられるのがここエローラです。

カイラーサナータ寺院はまさにエネルギーの爆発です。ここに来ればヒンドゥー教のエネルギー、莫大な質量を全身で感じることができます。

ここエローラ石窟群はインドのベストのひとつであることは間違いありません。

このカイラーサナータ寺院は8世紀頃に造営が始まったとされています。

しかもこの寺院の造営方法がまさに狂気としか言いようがありません。なんと、岩山の上から真下に彫り進めて寺院を作ってしまったのです。洞窟のように横方向に穴を掘ったのではありません。この寺院そのものが巨大な岩山をくり抜いた彫刻作品なのです。


11アジャンター石窟寺院壁画の奇跡の指先!千年間忘れ去られていた驚異の仏教遺跡を訪ねて

彫刻はエローラ。絵画はアジャンター。これで決まりです。

インド仏教芸術の極致を味わうならぜひこの2つをセットで見ることをおすすめします。

蓮華手菩薩

アジャンターも実に素晴らしい場所でした。あの蓮華手菩薩の指先は忘れることができません。指先と指先が触れるあの究極の一点・・・!あれは奇跡です。まごうことなき奇跡でした。

この指先はもしかするとミケランジェロの指先とも比されるべきものなのかもしれません。

ミケランジェロ、システィーナ礼拝堂天井画『アダムの創造』Wikipediaより
ミケランジェロ、システィーナ礼拝堂天井画『アダムの創造』Wikipediaより

この世界一有名な指と蓮華手菩薩は肩を並べるのではないでしょうか。私もかつてシスティーナ礼拝堂でこの天井画に心奪われたひとりです。この指先の奇跡のような吸引力は忘れられません。それほど素晴らしい指先がインドの山奥で誰にも知られず1000年も眠っていたのです。歴史のロマンを感じずにはいられません。


スリランカ滞在記

仏教聖地の国スリランカへ~日本仏教との違いを感じた三週間

10月末から始まったインドの旅も無事終了。カジュラーホー、サーンチー、ムンバイ、エローラ、アジャンターを巡った私は次なる目的地スリランカへ向かいました。


スリランカはどんな気候?食料豊かな熱帯地域と仏教との意外な関係性について

スリランカは実に美しい!まさに光り輝く島です!

そしてこの豊かな自然環境が仏教にも大きな影響を与えています。

この記事では、そんな気候と仏教の関係についてお話ししていきます。


サッセールワ大仏~スリランカの山中にひっそりと佇む傑作仏像を訪ねて

この記事ではサッセールワ大仏という、知る人ぞ知るスリランカの傑作仏像を紹介します。

この大仏はミヒンタレーやアヌラーダプラなどの主要聖地から離れたジャングルの中にあります。言うまでもなく、普通の観光客はそんな辺鄙な場所にはまず立ち寄りません。

ですが、私はスリランカの仏教芸術をぜひ自分の目で見てみたかったのです。楠本香代子著『スリランカ巨大仏の不思議』でも絶賛されていたこれらの大仏を見ずして帰るわけにはいきません。


4知る人ぞ知るスリランカの傑作アウカナ仏像を訪ねて

サッセールワ大仏を訪れた私が次に向かったのがアウカナ大仏。

こちらはサッセールワ大仏と比べると有名な仏像です。(とはいえ日本人観光客はほとんど耳にすることすらないかもしれませんが・・・)


神話的なミヒンタレーに感動~スリランカ仏教伝来の聖地

ミヒンタレーは仏教伝来伝説に実にふさわしい場所です。

目の前に広がるジャングルの中にぽつんと立つ岩山。この岩の存在感たるや!私もこの景色を見て感動しました。なんと神話的な世界でしょう。スリランカ仏教の始まりという神話的場面がこれほど似合う場所はありません!実にドラマチック!これは聖地として信仰されるのもよくわかります。


現在noteで公開中なのはこの記事までです。

これからも順次更新していきますのでぜひお楽しみに!


※以下、この旅行記で参考にしたインド・スリランカの参考書をまとめた記事になります。ぜひご参照ください。

「インドの歴史・宗教・文化について知るのにおすすめの参考書一覧」
「インド仏教をもっと知りたい方へのおすすめ本一覧」
「仏教国スリランカを知るためのおすすめ本一覧」

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