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現代俳句集『秋の暮』〜テーマ別作品集7〜 45句

現代俳句集です。

俳句の「現代化」「現代文学化」
について実作を通して模索しています。

今回も作品を
小テーマ別に詠んでまとめました。

「口語体・現代仮名遣い」「現代的切れ字」
を基本にして詠んでいます。

生成AIでの
作品解説などもお楽しみください。

楽しんでご覧いただければ幸いです。

*作品は既発表句、推敲済みです


『秋の暮』
〜現代俳句集〜


「赤とんぼ」

京はいま映画のようにあきのあめ


わたり鳥空を切りとるみずたまり


ゆうぞらよ埃のようにあかとんぼ


ひぐらしよ人ながく曳く影過去世


咲きしだれにっぽんの間よ大花火


テーマ∶花鳥諷詠


「紅葉」

和菓子にもほのといろさす初紅葉


かささせばおのずとあめよ薄紅葉


太鼓橋こもれびまみれもみじ狩り


御やしろの朱よ日に透けて夕紅葉


鯉池よもみじかつ散るみずのいろ


テーマ∶和と紅葉


「今年米」

すこし炊くゆたかな湯気の今年米


かぼちゃ煮よしみて小鉢に二三切


焼き鮭よ添えて伊予むぎみそ汁を


ましかくがまるくなりゆく温め酒


そそぐ手よ湯づけと秋のなすび漬


テーマ∶食と秋


「すでに秋」

すでに秋こころをとおい嶺に置き


すぎた日かこころにおちて桐一葉


句作りよ秋夜えんぴつけずるおと


読みふける灯のものがたり虫の夜


もの問えばこころがこたえ朝顔よ


テーマ∶デジタルデトックス


「秋簾」

いま世とのむきあいかたか菊手入


老境よわたの飛びとぶすすきはら


もろともに吹かれればよし吾亦紅


くもよいまむかしへながれ家郷秋


終に世に見切をつけてあきすだれ


テーマ∶老いと時代


「サファリパーク」

象が踏む秋ゆうやけよみずたまり


爽かよ揺れライオンのたてがみが


秋の雲ダチョウは何をかんがえる


フラミンゴいろを映してみずの秋


くさわたよひとかたまりに羊群れ


テーマ∶動物と大地


「稲刈」

ひぐらしはやがてとんぼに稲の秋


おおきな田ちいさくすすむ稲刈機


稲架かけていちにち雲の陰日なた


案山子立つそばに日暮の稲架の影


落穂拾いいちにちの日はすぐ西に


テーマ∶収穫と風景


「水のいろ」

忘失よすくう手に澄むみずのいろ


秋さびし黒く澄みきるコーヒーが


じぶん対じぶんのいち夜にごり酒


身にしみて晩年のいろウイスキー


吾亦紅茶立てるおとをききながら


テーマ∶人間の探求


「秋の暮」

たちならぶ都市に隙間よ小鳥来る


灯の駅よ広場かがみにあきのあめ


えだのこしへいわ通りの銀杏散る


時計塔都をうごかしてあきのくれ


灯をけしてそそり立つ都市星月夜


テーマ∶都市と風景


作品集8につづく


各作品や各テーマ別の
解説、批評、疑問点など
生成AIでもお楽しみください

Chat-GPT、Grok、Gemini、Copilot


▽前回までの作品集▽

『つぶやきが銀河』
現代俳句集 30句


『夏の総集編』
現代俳句集
テーマ別作品集 200句


現代俳句 作品集
〜700句〜


◯詠んでみた感想

現代俳句集のシリーズでは個人的に、

俳句の「現代化」「現代文学化」
について実作を通して模索しています。

今回も作品を
小テーマ別に詠んでまとめました。

・口語体、現代仮名遣いの読みやすさ
・タイトル、作品、テーマの重層性
・各テーマごとに深みを探る挑戦
・各作品ごとの驚き、余韻、季感等
・作品集全体としての統一感
・現代的、伝統的、双方のよさを活かす

・現代的主題について探る挑戦
・俳句の伝統的な理念、思想、技法等

など。


「口語体、現代仮名遣い」「現代的切れ字」
を基本にして詠んでいます。

また現代小説、現代詩、現代短歌などと同様に、主に「現代の書き言葉」表現をメインに詠んでいます。

「現代の話し言葉」表現の作品も適宜詠みこんでいます。

俳句の現代化、現代文学化について、

様々な現代的主題、現代性、社会性、思想性、詩性、批評性だけでなく、

さび、軽み、写生、花鳥諷詠等の作品もごく自然に詠めることが実作を通じてわかってきました。


◯文語・口語の大まかな図

下記は、俳句における
文語・口語の大まかな図です

◇文語俳句―文語体―古典語―古い時代の文体

◇口語俳句―口語体―現代語―書き言葉
             ∟――話し言葉

◇仮名づかい 歴史的仮名遣い 現代仮名遣い

より詳しく細かいことは、書籍・ネット等で調べてみてください


◯使用している切れ字について

下記は
現代的な切れ字の候補についての記事です

「現代切れ字 十八字(候補)」
よ・か・ぞ・と・に・へ・せ・で・まで
ず・れ・け・た・が・て・は・な・こそ

これらは「現代の言葉」で俳句を詠む際に切れ字のような役割を果たす語はないのか

「間」を生み出すために必要な「句を区切るための語」が現代の語にはないのかを探ったものです


◯一行詩的俳句の探求

俳句の「詩性」「思想性」
などについて作品を中心に探求しています


◯俳句の目標

下記について、毎日の投稿などで
月日をかけて探っていければと思っています

「表現の新と万象の真」「驚きと感動の詩」

「一新一真」「都市詠の探求」「一句新世界」 

「ものごとの花」「沈黙の美」「内的宇宙」

「三物一句」「風情の継承」「平明深遠の詩」


◯現在の主な活動内容

現代語・現代仮名遣い・現代的切れ字
を基本にして俳句を詠んでいます

① 現代俳句
俳句の「現代化」「現代文学化」
について実作を通して模索しています

② 多文体俳句
俳句の「使用文体の拡張」
について実作ととに探求しています

③ 一行詩的俳句
俳句の「詩性」「思想性」など
一行詩としての側面も探っています

個人的な
俳句の探求を楽しんでいます


*作品は主にXに投稿したものです

*本俳句集に収められた各作品について、生成AIを用いた解説・批評・疑問点・問題点の確認などは私的な楽しみの範囲内でご自由にお試しください

ただしその内容をインターネット上に転載・公開することはご遠慮ください

*解説について至らない点、充分に書き尽くせていない部分もあると思いますがご容赦ください

*俳句については個人・団体によって様々な考え方や見解があります


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