ヘミシンク1年-フォーカス21→22→23 境界を越えると、世界はどう変わるのか
■ フォーカス21 ― 私の世界の終わり
私のフォーカス21には、美しい湖がある。
当初は暗い霧の立ち込めた
不気味な湖だった。

時とともに、
霧は晴れ、今は青く美しい湖になった。
静かな水面と、どこまでも広がる空。

湖畔に立つと、空に光の点が見える。
それは、ただの光ではない。
「この先がある」
そう感じさせる、入口のような光だった。
フォーカス21は、よく「境界」と言われる。
だがそれは、物質と非物質が混ざる場所ではない。
どちらの世界にもアクセスできる状態。
私はまだ、ここでは「自分の世界」にいた。
湖も、空も、すべては安定していた。
■ フォーカス22 ― 流れ込んでくる世界
その光を目指して浮上すると、
意識は吸い込まれるように、光の渦巻くトンネルへ入っていく。

そして、聞こえてくる。
たくさんの人の声。
楽しそうな声。
そして、すすり泣くような声。
それらは、耳を澄まさなくても、
勝手に流れ込んできた。
よく聞こうとした瞬間、
それは嗚咽のように聞こえた。
ここで、はっきりと分かった。
フォーカス21までは、
私は「見ている側」だった。
だがここでは違う。
見ているのではない。
触れてしまっている。
ここは、多くの人の思念が重なり合う領域なのではないか。
そう感じたというより、
そう分かってしまった、という感覚に近かった。
フォーカス22とは、
意識がまだ安定せず、
自分のものではない情報が流れ込んでくる領域だ。
■ フォーカス23 ― ようやく立てる場所
その流れの中を抜けたとき、
私はある場所にたどり着いた。
白い部屋だった。

何もない空間。
静かで、均一な穏やかな光に満たされている。
ここに来て、初めて感じた。
「私はここにいる」
フォーカス21までは、私は自分の世界にいた。
フォーカス22で、私は流されていた。
そして他の何かに触れた。
そしてフォーカス23で、
私はその世界の中で、個として安定し始めた。
再び「立つこと」ができた。
ここは、
意識が一度、落ち着きを取り戻す場所だ。
■ 境界を越えるとはどういうことか
フォーカス21から先は、
単に「別の世界に行く」という話ではない。
変わるのは、世界ではなく、
自分と世界の関係だと、思う。
フォーカス21:自分が世界を認識している
フォーカス22:世界が自分に流れ込んでくる
フォーカス23:その中で、再び自分の位置を取り戻す
■ 非物質とは何か
非物質の領域とは、
どこか別の場所ではない。
それは、おそらく、
意識がそのまま現実になる領域だ。
物質:世界があって、自分がそれを見る
非物質:自分があって、世界が生まれる
だからこそ、
人に会ったとしても、
それが他者なのか、
記憶なのか、
象徴なのかは重要ではない。
重要なのは、
そこで何が起きたか。
自分に何が流れ込んできたかだ。
■ 最後に
フォーカス21までは、私は自分の世界にいた。
フォーカス22で、他の何かに触れた。
そしてフォーカス23で、もう一度、自分に戻ってきた。
この一連の流れは、
意識が境界を越えるときに起きる、自然な変化なのだと思う。
(続く)

このnoteは、
「意識」と「身体」、そして「その先」を探る記録です。
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