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ヘミシンク3か月 - フォーカス12 えっ、左耳から右耳へ何かが動いていく。鍵は力みだった

フォーカス12は、
私にとって最初の壁だった。


Gateway Experienceの音声では、
1、2、3……とカウントが進み、
やがて「12」に到達する。

だが――
何も起こらない。

いや、
広がった気がする。
でも広がっていない気もする。
よくわからない。
そんな感じ。


結局のところ、
意識が広がるわけでもなく、
映像が見えるわけでもない。

ただ、音を聞いているだけだった。


それを、50回ほど繰り返した。

期間にして、約4週間。

今振り返れば、
この「何も起きない時間」こそが、
最初の重要なプロセスだったのだと思う。


あるとき、私は気づいた。

フォーカス12に入ろうとするたびに、
頭にわずかな力みが生まれていることに。


「うーん」と考え込むときのような、
あの微妙な緊張。

それが、常にあった。


そこで私は、
フォーカス12に入ろうとするのをやめた。

どうせ入れないのなら、
ただ聞き流そう。
回数を重ねて慣れて行こう、と。


「入ろう」と思う気持ちを捨てて
数回もすると――
それは起きた。

ヘミシンクの音は、
左耳から右耳へと移動する瞬間がある。

その移動に合わせて、
頭の感覚が変わり始めた。


左耳から
頭皮の上を、
何かが這っていく。

それが右耳まで、
ゆっくりと移動していく。

これは意識ではない、身体の感覚である。


そのとき、私は思った。

「これがフォーカス12か」


フォーカス12に入るたびに、
同じ状態を体験するようになった。

そして、もう一つの変化に気づく。

フォーカス12に入ると、
身体の感覚がわずかに薄れる。

そこで、ゆっくりと息を吐いてみた。

すると――
こめかみを起点に、
意識が外側へ広がるような感覚が生まれた。


この瞬間から、
瞑想は明らかに変わった。


フォーカス12では、
願望をイメージすると叶いやすくなる、
場合によってはイメージとガイドが現れる、
という話を読んでいた。

私はガイドを探してみた。
瞑想の意識の中、
イメージの無い状態。

闇に向かって、
「誰かいませんか」
「私は待っています」
とメッセージを送る。

何も帰ってこない。

結局、ガイドどころか、
イメージを浮かべることさえもできなかった。


おそらく、
非物質領域のフォーカス21まで行けば
もっとイメージが浮かびやすくなるのだろう。
そう思った。

「私はフォーカス12ではイメージが浮かばないタイプなんだな」
と、単純に受け止めた。


願望についても試してみた。

フォーカス12の中で、
自分の願望を思い描く。

しかし――
特に何も起こらなかった。
いや、何も実現した実感はなかった。


だが、今ならわかる。

フォーカス12で起きている変化は、
あまりにも微細だ。

瞑想の中で願望を思うと、
深層には確かに働きかけが起きている。

だがそれは、
すぐに結果として現れるものではない。

静かな波のように、
内側でゆっくりと方向が変わっていく。


フォーカス12とは、
何かが「起きる場所」ではなく、
何かが「動き始める場所」なのだと思う。


この“微細な変化”は、
フォーカス15で更に深い形で現れることになる。

(続く)


このnoteは、
「意識」と「身体」、そして「その先」を探る記録です。
まだ結論は出ていません。
だからこそ、書き続けています。
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長期実践の中で起きた意識の変化や体験を記録しています。
フォーカス10,12,15,21,22,27の経験を一つ一つ記事にまとめています。
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長期実践の中で得た感覚をもとに書いています。ヘミシンクをしている人なら共感してもらえる内容ではないかと思います。ぜひどうぞ。

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「ヘミシンクで何も起きない人へ」の完結直前に気づきがあり書いています。何か起き始めて直面する壁のようなものについて書いています。

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作家名として、小笠原清紘、と名乗っています。
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25年前に気功に挑戦して失敗した話です。
しかし、それは今のヘミシンク、太極拳等の基礎になっているようです。

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