風まかせ文芸部|ふわっとことばあそび【初夏】
前回の【揺らぎ】も、参加していただき、ありがとうございました!
今後とも引き続きよろしくお願いします!
さて、今週のお題です。
風まかせ文芸部・第54回お題企画
お題:”初夏”がテーマの
ショートショート、小説、詩、エッセイ――
ジャンルもスタイルも自由。
あなたの「風まかせな物語」を綴ってみませんか?
読んで、書いて、ゆるやかにつながる。
そんな小さな文芸部の企画にぜひご参加ください!
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締切:5月25日(月)23:59
参加方法:
• あなたの作品に #風まかせ文芸部 のタグをつけて投稿
• 可能であれば、過去の風まかせ文芸部の作品(どなたの作品でも!)に
コメントを一つ以上いただくと嬉しいです!
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「気が向いたときに、ふっと書いてみる」
そんな気軽さで、風のように参加していただけたら嬉しいです。
気軽にどうぞ〜!」
【あられちゃんさん】
閉塞感漂う日常から、ふとした瞬間に心を開放する金魚の旅を描いた幻想的な物語。 「雲の水」という瑞々しく自由な世界を見つけた金魚の姿に、今の場所だけが世界のすべてではないと気づかされます。 初夏の風に誘われるような透明感あふれる言葉たちが、読む人の心にそっと呼吸の深さを取り戻させてくれる、優しく前向きな癒やしの一編です。
【カイロウドウケツさん】
窓から入り込む初夏の風と、鮮やかな緑の気配。そんな季節の欠片に包まれ、ふと物思いにふける「君」の横顔を切り取った一句です。 飾らない言葉の中に、穏やかな時間の流れと、対象への温かな眼差しが凝縮されています。短歌のような抒情を湛えた、爽やかで優しい余韻が心に残る一瞬のスケッチです。
【財布野紐ゆるみさん】
しとしとと降る雨の音が、止まっていた十年の時間を静かに動かし始める。 再会した二人の間に流れるのは、消えない面影と、あの日飲み込んだ言葉。 雨宿りの短いひととき、交わされる近況の中に、かつての「先輩」と過ごした情景が鮮やかに、どこか切なく重なります。 劇的な和解も約束もないけれど、濡れたアスファルトの匂いと共に、過去をそっと過去として置き去っていく。 そんな、淡くも確かな心の揺らぎを、雨上がりの夕陽のように実直に描いた大人の再会譚です。
【海谷 茉利さん】
隣室から響く風鈴の音に、見知らぬ誰かの気配と安らぎを感じる「僕」。 そんな詩的で優しい情緒を、網戸の向こうから現れた「招かれざる客」が容赦なく粉砕します。 静寂と喧騒、憧れと現実。 同じ風鈴の音が、視点を変えた瞬間に滑稽な死闘のBGMへと変貌する。 初夏の夜の「理想と日常」を鮮やかな対比で描き出した、ユーモア溢れる短編です。
【ABC共創ラボ|語りとAIの未来設計所さん】
初夏の風と草の香りに包まれた、恋人たちの穏やかな一幕。窓辺で目を閉じる彼女と、その横顔を見つめる「僕」。繰り返される日常の何気ないやり取りの中に、三年の月日が育んだ静かな愛おしさが溶け込んでいます。
【藍出紡さん】
初夏の風が草の匂いを運ぶ、穏やかな窓辺の情景。本格的な夏が来る前の、束の間の静寂。三年の月日を重ねた二人のやり取りには、過ぎ去った時間への愛惜と、今この瞬間の尊さが、淡い光のように宿っています。
【適温より1℃低めさん】
「世界中から芥川の『蜜柑』が消えた」――。日傘を手に現れた謎の女性・ミドリ。実在しないはずの在庫を探す彼女と、書店員の「僕」が過ごす静かな時間。紙の質感とインクの匂い、そして窓から吹き抜ける風が、日常と虚構の境界を鮮やかに塗り替えていく、爽やかな掌編です。
【水玉さん】
春の名残と夏の予感が交差する、濃密な季節の記録。肌に纏う湿り気や紫陽花のお色直し、五感で捉えた「今」という瞬間が、瑞々しい筆致で綴られます。世界が放つ小さなサインを拾い上げ、自然の一部として生きる喜びを再確認させてくれる、清廉な散文詩です。
【Ryuさん】
初夏の川に沈んだ、ギコギコと鳴る錆びた自転車。無邪気な残酷さと、それを共に救い出した記憶。大人になった彼らが再会したとき、あの夏の「軋み」は形を変えて瑞々しく響き始めます。切なくも前向きな物語です。
【わたくさす|あるきにすとさん】
鳥の姿が見えない初夏の森。著者は木々の隙間に「幼稚園」を、葉を透かす光に「ステンドグラス」を見出します。成果よりも過程を、個よりも調和を慈しむ。自然の息遣いに耳を澄ませる、誠実で静謐な「探鳥」の記録です。
【片桐みかんさん】
スーパーの店頭に並ぶスイカ。その産地の移ろいに、確かな季節の歩みを感じます。熊本、大分、青森……。日常の買い物の中で自分だけの「好き」を慈しむ。初夏の爽やかな風と、瑞々しい甘みが恋しくなる、心穏やかな日常のスケッチです。
【小杉かほりさん】
江戸の名句に導かれ、心は瑞々しい季節の味覚へ。一度も冷凍されていない「生の鰹」との幸せな出会いが、家族の笑顔と共に綴られます。初夏の風に吹かれながら、今年もあの味を待ちわびる、心豊かな食卓の記憶です。
【鈴木メガネさん】
ショーペンハウアーを愛し、初夏の眩しさに「卑しさ」を感じる彼。世間の醜悪さに絶望しつつ歩く道中、彼はある小さな生命と対峙します。皮肉屋の眼差しに宿る、不器用な誠実さと静かな救済。独白の中に光る一編。
【SAKURAさん】
軽快な関西弁で交わされる、初夏の記憶。和菓子の「あゆ」に神社の「茅の輪」。何気ない会話の端々から、かつての恋の終わりがほろ苦くこぼれ落ちます。作法と気持ちの間で揺れた、少し可笑しくて切ない夏の対話劇。
【終わりに】
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