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【エッセイ】初夏 #風まかせ文芸部
目にはあおば
山ほととぎす
初鰹
「初夏」という言葉を聞くと、私は条件反射のようにこの俳句を思い浮かべる。
誰の句か知らずに調べたら、江戸時代前期の山口素堂(やまぐちそどう)という人の作品だった。
今、聞いてもまったく違和感がない。名句というのはそういうものなんだろうか。
そして、この時期になると無性に食べたくなるのが「鰹のたたき」だ。
ほとんどが冷凍ものなのだが、最近はあまり行かないイトーヨーカドー系のスーパーに以前行ったら、一度も冷凍してない生の鰹のたたきを見つけた。
さっそく家族で食べてみたら、全員「美味しい、美味しい!」の連発だった。
知らなかったが、やはり冷凍すると少し味が落ちるのだろう。
この極上の味わいに出会えるのも、きっとこの時期だけ。
「今年もまた、あの鰹を食べたいな」と、初夏の瑞々しい風を感じながら心待ちにしている。
※iさま、どうぞよろしくお願いします。
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