見出し画像

【結果発表】灯火杯 6th 2026Spring~春のエッセイ祭り withアルロン~

お待たせしました!

先日作品募集させていただいた、通算6回目、2回目の春大会となる自主企画コンテスト「灯火杯 6th 2026Spring~春のエッセイ祭り withアルロン~」。
いよいよ結果発表いたします!

今回は、記念すべき回となりました。
まず、今までの「特別ゲスト」形式ではなく、初めて「共催」としてアルロンさんにご参加いただきました。

この期間常に何かを動かしていたわけではないですが、実は企画自体は去年の10月から動いていたものでした!
アルロンさん、改めてありがとうございました!

企画書より

そして、それ以外にもたくさんの要素があるのですが、それは賞の発表と合わせて触れていけたらと思います。

ちなみに、1年前の春大会では、今回トップバッターでエントリーいただいている、本田すのうさんに特別ゲストとしてご参加いただきました!

こちらもたくさんの素敵な作品にご参加いただいているので、よかったら読んでいただけたらうれしいです。

ではでは、早速各賞の発表に移っていきます!


メンバー賞(4作品)

メンバー賞は、灯火のメンバーシップに入っていただいている方に選出いただいた賞です。みなさんの選出コメントと合わせてご紹介します。

今日という日を毎日更新賞(ひいろさん選出)

ひいろさんからの選出コメントはこちら。

とわさんの紡ぐ言葉を、一つひとつ大切に、
ゆっくりと受け取らせてもらいました。

「最後だとわかっていたなら」という言葉の重み。

ベランダの手すりを離したとわさんの指先が、
今の娘さんたちの賑やかな声や、こうして誰かの心に灯をともす
「言葉」に繋がっているのだと思うと、胸がいっぱいになりました。

誰にも言えずに携帯を投げた孤独も、
支えたいのにどう支えたらいいか分からない苦しさも、
全部抱えてここまで歩いてきたんですね。

ふと浮かぶ大切な「誰かの顔」や「声」や「存在」が、
ぎりぎりのところで自分をつなぎとめてくれる瞬間があること。

その描写があまりにも静かで、痛くて、そして優しかったです。

当たり前のような「いってきます」や、
となりで笑い合える時間の尊さ。

暗闇の中にいた頃のとわさんに、そして今のとわさんに
「生きて、今日という日を更新してくれて、ありがとう」と
心からのお祝いを伝えたいです。

みくまゆたん賞(みくまゆたんさん選出)

ミクさんからの選出コメントはこちら。

先輩から伝えるエールとなると、ついつい押し付けがましくなってしまったり、上から目線になりがちなところを、あくまで「後輩を静かに想う1人の人間」というスタンスで、淡々とつづられているのがよかったです。

引き、構成、文章の基礎的な部分も流石でした。

実は、さばくさんは去年の秋大会4thでも「みくまゆたん賞」を受賞されています!

▽4thの結果発表note▽

Blue Hour 賞(極夜さん選出)

極夜さんからの選出コメントはこちら。

エッセイというより、心のドキュメンタリーのような、静かで味わい深い作品でした。娘を持つ母親ならではの心情、卒業式での一歩引いたところから俯瞰する様子。

それが、どんなお祝いのどんな言葉よりも、娘さんの成長と門出を祝う想いを伝えてくる......じん、と心に沁みる一編でありました。 

変態道でも祝っちゃうで賞(星トラ子さん選出)

トラ子さんからの選出コメントはこちら。

なんで書くのかなんて、綺麗な理由じゃなくて良い。
綺麗に整えた瞬間、言葉はどこかで嘘を付く。

お金を稼ぎたい、モテたい、承認欲求を満たしたい。大いに結構。
誰にも見せられないはずだった、その欲望こそが、暖かったりする。
そういう欲望にまみれた本心、人間らしくて私は好きだ。

うまく言葉に出来ないけれど、なんか生きてる文字って感じがするんだよ。
表情とか声色がなくても、なんかわかる。不思議よね。

だから、マイトンさん。

これからも、欲望を晒しておくれよ。
理想の自分じゃなくて、どうしようもなく人間くさい自分の方を。
格好悪さも、歪さも、全部ひっくるめてマイトンさんだ。

その文章を出して、引く人がいたって、関係ねぇよ。
誰にも嫌われない言葉なんて、誰の心にも残らないから。

変態?最高じゃん。
同期noterとして、そして一人の読者として。
その変態道を私はずっと、祝いたいと思ってしまったのです。

エール賞

ご参加いただいたみなさんによる投票制のエール賞。
なんと、今回は初めて投票率が100%になりました!
みなさん、ご投票ありがとうございました!!

壮観すぎて、泣きそうになっていました

そして、結果です!
なんとなんと、今回はこちらも初の同率1位タイ(5票)です!

これも、みなさんに投票いただいたからこその結果だと思うので、既に感極まっています。
エントリー順でご紹介しています。

みなさんの投票コメントからも、かなり悩んだ上でのご投票だったことが窺えます。

コメントは公開前提ではないため、お名前は伏せています

🏆アルロン賞

さて、いよいよ今回共催いただいた、アルロンさんからの「アルロン賞」です。
もはや、実質灯火賞に並ぶ、大会を代表する賞と言っても過言ではありません。

そんなアルロン賞は、この作品です!

アルロンさんからのコメントはこちら!

【選出理由】
アルロン賞の判断基準について、以前アルロンの記事に書きました。
それは、
1.ルールに則っていること
2.明るいテイストであること
のふたつです。

1.は言わずもがな、2.についてはとにかく明るいエッセイが読みたいということで、
“あたたかい陽光のようなエッセイ”
を求めるものとしました。

応募作品は、全体的に優しく寄り添うテイストのものが多かった印象です。素敵なエッセイがたくさんありました。

その中で、コッシーさんの『【3月9日。】』には、終始心地よい明るさがあり、春めいた希望の光を感じました。何度も読みたくなるエッセイでしたし、実際何度も読みました(レミオロメンの『3月9日』を聴きながら)。

40代で美容学校に入学し、そして卒業した奥様のエピソードということで、大会テーマである「お祝い」にもぴったりです。

共通テーマである「書く人へのエール」は、「書く人」という直接的な文言はありませんでしたが、“いくつになっても、人は挑戦できる”という本作品のテーマが十分にその役割を果たしていると判断しました。むしろ明言しなかったことでエッセイの妙が効いている気がします。

以上のことから、コッシーさんにアルロン賞を贈呈いたします。「アルロン賞を狙って書いた」とのことですが、本当に獲っちゃうんだからすごいですね。当然、忖度や贔屓などは一切ありません。

コッシーさん、おめでとうございます!

狙って獲りにいったというのも凄いですね!コッシーさん、おめでとうございます🎊
アルロン賞の副賞に関しては、アルロンさんから直接ご連絡を行っていただく形でお願いできたらと思います。

特別賞

すみません、完全に主催者権限発動です。
今回、どうしてももう1枠設けちゃいました。

「お祝い」というテーマからすると、少し外れてしまうのかもしれません。
ですが、わたしが物凄く心を掴まれたのが、乃井万さんの作品でした。

なぜならば、それはわたしがやりたいことそのものだからです。確かに、わたしがやっているのは、乃井万さんのお話のように、「勉強」というジャンルではありませんが、その人のなかにあるものを整理して。

 生徒が知っている知識を確認する。
 それぞれの考え方を整理する。
 つなぎ合わせてみる。

 それがイメージできたとき、生徒たちは爆発的に解けるようになる。
 そんな『知識の接着剤』になれたとき、私はこの上ないやりがいを感じる。

作中のこの部分は、まさにわたしが目指しているイメージそのものでした。
「自立のための伴走」というと巷でよく聞くフレーズですが、この「爆発的」にどんどん自分でやりたくなる。

しかも、それは、自身のなかにあるものを整理したり、少しヒントとなる「接着剤」があるだけでここまで変わるのかというくらい変わる。

わたしが「自分軸」を掲げる原体験は、きっとこうしたイメージなのだと改めて気づかせていただける作品でした。

昨年リリースした、「自分軸」を見つけていくためのサービス。
さっそくお申込みいただき、うれしいお声をたくさんいただいています!

もちろん、自分のCMがしたくて選んでいるわけではないので、ご安心ください。
一時期書けなくなった乃井万さんが、灯火杯6thの告知を見てまた書いたというお話も個人的にグッと来ていました。

乃井万さんの作品のあとがきより

さらにさらに、乃井万さんは、実は第1回の灯火杯からずっとご参加いただいています。四季に合わせて開催する灯火杯と一緒に2回目の冬、そして、今回2回目の春を一緒に過ごしていただきました。

当然そうした要素は、選出基準としては本来外すべきなのですが、特別賞という形であればということで、今回急遽用意させていただきました。

乃井万さん、いつもありがとうございます!

🏆灯火賞

今回の、灯火杯6thの灯火賞は、ようさんの作品に決めさせていただきました!

以下、選出コメントです。

3年日誌の話や宮城県の話。
震災の話。ホットケーキの話。

すべてがドンピシャで一致しているわけではないのですが、個人的な体験として心を深く掴んで離さないものばかりでした。

そして、この一文です。
「思春期だったこともあったから、感情がよく動いて日記帳に書く言葉は支離滅裂だったけど私の全部が詰まっていたと言えるでしょう。」

まさに、わたしも同じ感覚を持っています。今みたいに知識や経験があるわけではない、でも、あの時期の感性は間違いなく一番鋭かったとわたしは思っています。

今のほうがよいものを書ける自信はありますが、もし、その感性に限りなく近づいて、今の知識や経験をかけ合わせることができたら。
そんな都合のいい幻想をわたしは追い求めているのかもしれません。

また、「お祝い」要素となるZINEの制作に関しても、わたし自身同じような不安を抱えており、「出発式」と胸を張るようさんが、とても眩しく見えました。

なお、灯火杯の副賞はいつも通り、わたしからインタビューを行わせていただきますので、ようさんにはまた別途ご連絡させていただきます。

なお、今回エール賞がタイ4作品に、特別賞なども追加させていただいたので、月末頃のチップをお送りする際に、金額は一部調整させていただけたらと思います!
※灯火賞の3,000円とメンバー賞500円のチップ金額はそのままでやらせていただく予定です。

ではでは、次は「灯火杯7th 2026Summer」でお会いしましょう!
※今年は創作大賞時期と重なるので、少し後ろにズラす予定です。
詳しくは続報をお待ちください!


選ぶほうもやってみたいという方は、フォロープランにご加入いただくと、メンバー賞の選出権利があります!
興味がある方は、ぜひそちらもよろしくお願いします!

「実際に選ぶ側になってみて、初めて大変さがわかった」というお声もいただいています!
プランごとの違いやお問い合わせもお気軽にどうぞ!

▽メンバーシップの詳細はこちらのnoteで説明しています▽


いいなと思ったら応援しよう!

花邑 灯火 @リ・キュレーター 自主企画コンテスト「灯火杯」の賞金や美術館、書籍や有料購入など、note活動のために使わせていただきます!