【神武征討記聖魔大戦編】最高神 対 最高神!~愛ゆえに、愛のために・・・【特別編集版( ・ω・)】
こんにちは。
アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
弁護士の岡本卓大です。
大絶賛、連載中のnote版『神武征討記』
第1話「太陽の御子」
第32話「それぞれの人事~神武十将軍と大和十二神将」
第8話から有料(1話500円)ですが、第7話までは無料で読めます。
第8話から第100話までのお得な有料マガジンも、5000円で販売しております( ・ω・)
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さて、今回は神武征討記の特別編です。
神武征討記の続編にあたる聖魔大戦編。
聖魔大戦編は、神武達24人(神武・スケヨリヒメ・神武十将軍・大和十二神将)の神の戦士が世界神様会議の援軍を受けながら、大魔王ハルマゲドン率いる三大魔王(ルシファー・フェンリル・テュポーン)らの魔王軍と日本列島各地を舞台に激闘を繰り広げる空前絶後の物語です。
(※神武征討記はフィクションです。史実じゃないよ。)
アメブロの連載は作者多忙により休載状態となっていますが、今回は、聖魔大戦編から、インドの最高神の一柱である破壊神シヴァとの激闘を特別編集でお送りします。
神武征討記の空前絶後のスケールを体感してみて下さい。
なお、イラストは無いけど、それは本編で書く時のお楽しみということで( ・ω・)
【神武征討記聖魔大戦編】最高神 対 最高神!~愛ゆえに、愛のために・・・
ストーリテラーのアメノウズメでございます。
物語は、noteで連載中の第2部 神武東征編より数年後。
大陸よりシルクロードを通り日本に持ち込まれたパンドラの箱が開けられ、7大魔王と大魔王ハルマゲドンが復活し、日本を封印。
神武様達、日本の神の戦士が激闘の末、7大魔王のうち、魔王アーリマン、魔王カーリー、魔王マーラ、魔王パズス、そして魔王ティアマト(アイラツヒメ)を倒した後のお話です。
ようするね、連載中の第100話より後のお話ってことね。
まあ、本編を読んでいない人でも、独立した物語として楽しめると思うから、読んでみてね~。
冥界。ここは死者が行く世界。
この冥界を統べる王・冥王ハーデス。
オリンポス12神の一柱であり、主神ゼウスの兄弟でもあるハーデスの下に、大魔王ハルマゲドンからの使者が送られています。
ハーデス「お前か。久しいな。」
パンドラ「ハーデス様。お久しぶりでございます。」
ハーデス「パンドラ。お前は、大魔王ハルマゲドンの側近になっていると聞く。我らオリンポス12神を含む世界神様会議は大魔王ハルマゲドンとの聖魔大戦に入った。いわば敵陣に単身で何の用かな?」
パンドラ「まあ?ハーデス様は本気で世界神様会議などに従い、大魔王ハルマゲドン様と戦われるおつもりですか?」
ハーデス「ふっ。私が出るまでも無いだろう。
私の治める冥界は、戦いで死者が出ればそれだけ賑わう。
私は、別に手を出す必要も無いだろう。
聖魔大戦など、小娘のアテナを出しておけば十分だ。」
パンドラ「ハーデス様。偉大なる冥界の王よ。
我が主・大魔王ハルマゲドンは、ハーデス様との同盟を望んでおられます。」
ハーデス「なに?ハルマゲドンが私との同盟を?
それは、私に世界神様会議やゼウスを裏切って、ハルマゲドンの味方をせよということか?」
パンドラ「はい。端的に言えば、そういうことです。
偉大なる冥王ハーデス様は、むしろ、こちら側の方。
世界神様会議などというきれいごとばかり言う連中の側にいるべきではありませんわ。」
ハーデス「ふむ。対価は?」
パンドラ「大魔王ハルマゲドン様が聖魔大戦に勝ったあかつきには…
地上すべての支配権をハーデス様にお委ねいたします。」
ハーデス「ほう?だが、それは魔王ルシファーやテュポーンらが黙ってはおらんではないか?」
パンドラ「ルシファー、フェンリル、テュポーンは神武らと戦って討たれます。」
ハーデス「なに?3大魔王が討たれると…
ハルマゲドンはそう読んでいるのか?」
パンドラ「はい。仮に3大魔王のいずれかが神武らを討ち果たしたとしても、その勝者を大魔王ハルマゲドン様、御自ら消されます。」
ハーデス「3大魔王すら使い捨ての駒。
ということか。
怖ろしい男だなハルマゲドンは。」
パンドラ「ハルマゲドン様にとっては、破壊がすべて。
その後の統治など興味がございません。
どうかハーデス様。我らと盟を結んでいただけないでしょうか?」
ハーデス「良かろう。せっかくだ。オリンポス12神から我が甥の軍神アレスとその妻アフロディテくらいは引き抜いてやろう。」
パンドラ「ありがとうございます。それでは、私は日本(ヒノモト)の大和(奈良県)に戻ります。」
ハーデスの前から瞬間移動呪文(ルーラ)でパンドラが去る。
ハーデス「ふん。女狐め。
どうせハルマゲドンはルシファー、フェンリル、テュポーンには別の約束をしているのだろう。
結局は、我らのうち生き残った者にすべてを与えるという心づもりか。
だが、ゼウスやアテナは前から気に入らなかった。
この機に、世界神様会議の偽善者どもを皆殺しにするのも良いかも知れんな。」
所変わってインドの神界。
シヴァ神の下を訪れるハヌマーン。
シヴァ「おお!お主、ハヌマーンか!
だが、お主は、大魔王ハルマゲドンに仕えているのではないのか?」
ハヌマーン「ははっ。偉大なるシヴァの神よ。
あなたの奥様のカーリー様が日本(ヒノモト)の神の戦士たちに討たれたのはご存じですな?」
シヴァ「ああ。世界神様会議から我が妻カーリーが大魔王ハルマゲドンに仕える7大魔王の一柱として神の戦士たちと戦い討たれたことは知らされている。」
ハヌマーン「奥様。カーリー様の仇を取りたくはありませんか?」
シヴァ「なに?カーリーの仇を?しかし、カーリーは、世界神様会議から反逆者である魔王と認定されている。その仇を取りに動くということは、このシヴァが世界神様会議と敵対して、魔王軍側で聖魔大戦を戦うということを意味する。そのようなことは…」
ハヌマーン「カーリー様のご最期をご存じですか?」
シヴァ「いや。日本(ヒノモト)の神の戦士に討たれたとしか知らん。わしは、領地のインド以外にはあまり興味が無く、世界神様会議には出席しておらんからな。」
ハヌマーン「カーリー様は、神武という日本(ヒノモト)の神の戦士たちに集団で暴行を受け散々に犯された挙句、泣いて命乞いをしているところを無残に惨殺されたのです!
シヴァ様は、妻がそのような扱いを受けて許せますか!?」
シヴァ「なんだと!?そのようなことをされたのか!?」
ハヌマーン「そうです!その日本(ヒノモト)の神の戦士の主である神武は、シヴァ様の手で打ち倒すべきです!
それをカーリー様も、きっとお望みです!」
シヴァ「おお~!我が妻カーリーを無残に犯し惨殺した神武!
このインドの3神の一柱シヴァ!
必ずや神武をこの手で葬ってやろうぞ!」
ハヌマーン「(ニヤッ)」
大和(奈良県)ハルマゲドン魔城…
メフィストフェレス「ハルマゲドン様。ハルマゲドン様のご指示通り、世界神様会議所属の神々への調略は進んでおります。」
ブリュンヒルト「ヨーロッパの神々も、こちらにつく者が出てきておりますわ。」
レヴィアタン「いや、しかし、魔王だけなく、神々まで調略の手を伸ばされるとは。さすがは大魔王ハルマゲドン様ですな。」
ベリアル「しかし、この裏での調略活動。ルシファー様ら3大魔王が知れば、約束が違うと怒りだしそうですな。なにせ、二枚舌どころか何十枚舌の外交ですから…」
パンドラ「あら~ん。ようは、私たちが勝てばいいの。
世界中の神々や魔王たちがお互いに争うのは思うつぼだわん♡」
ハルマゲドン「ふっ。神々などというのは利己的なもの。
己を信仰する者しか救わない者達。
放っておいても、人間どもはそれぞれの神を奉じて、神の名で戦争をするようになる。
我らはそれをほんの少し早めてやっているだけよ。」
パンドラ「勝者は大魔王ハルマゲドン様。
地上を支配するものもまた大魔王ハルマゲドン様。
3大魔王も調略に乗った神々も、しょせんはただの駒。
すべては、我らの手中に!」
ハルマゲドン「ふっふふ。
大天使ミカエル。大日如来。
お前たちが平和を望もうと神々は争いを始める。
本当の戦いはこれからよ。」
なんと世界中の神々に調略の手を伸ばす大魔王ハルマゲドン!
魔の戦力だけでなく、神々さえも駒にしようとする大魔王ハルマゲドンの外交戦術!
神武様達は、この強大な敵にどうやって立ち向かって行くのか!?
その後、魔王軍とのいくつかの戦闘を経て、場面は大坂へ。
摂津(大阪府)大坂郊外。
大和(奈良県)を出陣したパンドラ率いるハルマゲドン直属軍は遠巻きに大坂を包囲していた。
パンドラ達と対峙するヤマトノショウトク、クロウノウシワカ、オンミョウジセイメイ、ヘイケノキヨモリ、ナンボクチョウタカウジ、トサノリョウマ、アチタケル、サルメノウズメ。そして、ペルシアの光明神アフラ・マズダ。
アフラ・マズダ「みな下がっていなさい。
あの程度の軍勢、このアフラ・マズダがいれば、なんのことはない。」
パンドラ「うふっ。光明神アフラ・マズダ。
あなたみたいな高級神と戦うほど私たちは無謀じゃないわ。
あなたのお相手は、このお方がされるわよぉ♡」
アフラ・マズダ「なに?」
大和(奈良県)から黒い光が到達する!そして、そこに現れたのは!
アチタケル「バカな!ヤツは、岡山で神武様に討たれ死んだはず!」
サルメノウズメ「どういうこと!?なぜ死んだ魔王がまた出てくるの!?」
なんとそこに現れたのはかつて神武様に倒された魔王アーリマン!
アーリマン「くっくく。久しいな。アフラ・マズダ。」
アフラ・マズダ「悪神アーリマン…神武に討たれたお前がなぜ…?」
アーリマン「大魔王ハルマゲドン様は、冥王ハーデスと盟を結んだ。
このアーリマンの魂も冥王ハーデスが冥界から呼び戻してくれたよ。
貴様と憎き神武を殺すためにな!」
アフラ・マズダ「いかん!アーリマンと私が街の近くで戦えば大坂の街が壊滅し、民達が犠牲になる!
神の戦士たちよ!私は、瞬間移動呪文(ルーラ)で異空間に飛ぶ!大坂はお前たちで守ってくれ!
ついて来い!アーリマン!」
アーリマン「アフラ・マズダ!神武の前に貴様を殺してやるわ!」
異空間に飛ぶ光明神アフラ・マズダ。
それを冥王ハーデスにより甦らされた魔王アーリマンが追う。
異空間で、ゾロアスター教の善悪2神が激しい戦いを開始する。
パンドラ「うふ。これで大坂を守っていた邪魔なアフラ・マズダは、魔王アーリマンにかかりきり。
神の戦士ども!一気に踏みつぶしてくれるわよ♡」
ヤマトノショウトク「みんな!私達8人で戦います!
ハルマゲドン直属軍を大坂の街に近づけてはなりません!」
トサノリョウマ「守るぞ!」
メフィストフェレス「我らはSランク6名とAランク200の軍勢。戦力は我らが上だ!」
ブリュンヒルト「お~ほほほ!皆殺しよぉ~!」
レヴィアタン「神の戦士ども!背後の大坂の街を守りながら、我らを防げるか!」
ベリアル「久しぶりの出番だぜ!」
ハヌマーン「軍勢戦だ!てめえら、かかれ!」
ヘイケノキヨモリ「大坂の街は我らが守る!」
ナンボクチョウタカウジ「俺とヘイケノキヨモリは200の軍勢と戦う!
金色の戦士たちはパンドラとハルマゲドン親衛隊の相手を!」
クロウノウシワカ「行くぞ!ハルマゲドン親衛隊ども!」
オンミョウジセイメイ「あ~、もう、めんどいなぁ!」
大坂郊外の戦い!
開戦!
ヨーロッパ。ジュネーブ上空の天界。
世界神様会議本部…
ガブリエル「大天使ミカエル!
東南アジア・中国の神々がシヴァに打ち倒されています!
インド西部から東南アジア・中国にかけての地域は、大災害が発生し、人間たちも多数の被害が出ているようです!」
ラファエル「シヴァは、東南アジア、中国を突破し、間もなく日本に到着するようです!」
ミカエル「なんと…地上にも大災害を起こしながら、アジアの神々が討ち滅ぼされていくとは…シヴァめ!」
大日如来「私が派遣した仏の眷属たちも、シヴァの前になすすべもなく倒されている。なんともやっかいなヤツが魔王軍についてしまったな。」
ブラフマー「すまぬ…我がインドの3神の一柱の立場にあるシヴァがこのようなことになり…」
ヴィシュヌ「シヴァがインドを出る前に私たちが止められれば良かったのですが…
私達が気付いた時には、もうシヴァはインドから飛び出しており…」
ミカエル「アマテラス…いや、日本の神の戦士。神武に任せるしかないか。4大魔王とティアマトを倒した神武ならばあるいは、シヴァを止めてくれるか…?」
筑紫(福岡県)福岡。タギシミミに出雲大社にいるイズモノカンナギからテレパシーが入る。
タギシミミ「イズモノカンナギさん?父上達の先生だった先代・神の戦士の?
……えっ!?それは本当ですか!?
……はい、はい。わかりました。」
イナバノウサメ「タッギー。どうしたの?」
タギシミミ「西の大陸から、父上を狙ってシヴァというインドの神が飛んできている。
スサノオ様やオオクニヌシ様ら、八百万(やおよろず)の神々が西日本を覆う結界を張っているが、九州や中国地方にも大きな災害が起こるかも知れない。
危険な地域にいる民達を避難させ、またみなに屋内退避をさせろとのことだ。」
イナバノウサメ「えっ!?
でも八百万の神様たちが、結界で守ってくださるなら、大丈夫なんじゃ?」
タギシミミ「大陸では、壊滅的な大災害が起こって甚大な被害が人間界にも出ているらしい…
中国地方は岡山のダザイテンマンが対応するから、俺達は九州の者達に大災害への備えを指示しよう。」
出雲(島根県)出雲大社…
スサノオ「シヴァか…とんでもないヤツが神武の首を狙ってやがるな…」
オモイカネ「八百万の神々の総力を結集して結界は張った。
中国地方の民達は宰相ダザイテンマンが、九州の民達は王太子タギシミミに大災害への備えを指示してある。
なんとか大きな被害を出さずに、シヴァの通過をやり過ごすしか無いな。」
オオクニヌシ「インドから日本までの途中の地域。
東南アジアや中国の神々は壊滅し、地上にも壊滅的な大災害が起こっているようです。
我ら、日本の人間たちはなんとか守らなければ…」
タジカラオ「シヴァの相手は八百万の神々の力を結集しても無理だ。
神武、スケヨリヒメ…お前たちだけが頼りだ。」
スサノオ「神武よぉ。俺達は西日本を結界で守りながら、シヴァを京都跡地に誘導する。あとは、なんとかやってくれ!」
我が日本(ヒノモト)の八百万の神々は、スサノオ様の指導の下、シヴァとの戦闘を回避。
戦ってはいけないレベルの敵とは戦いを避ける。
それも、国を守るためにはやむを得ないことだわ…
そして、東南アジア・東アジアに壊滅的被害を与えながら飛ぶシヴァはついに日本に到達する!
対馬上空を飛行するシヴァ!
シヴァ「結界?この日本(ヒノモト)の神々の張った結界か?」
サルタヒコ「そのとおり。」
シヴァ「この国の神か?
この国の神々は、中華のように軍勢で俺を止めに来ぬのか?」
サルタヒコ「私は導きの神サルタヒコ。
我らは、武力による戦いはせぬ。
お前の相手は、我らが最高神アマテラス様の化身である神武がする。
ついて来い。神武の下まで結界に通路を作ってある。」
シヴァ「ふん。よかろう。案内してもらおうか。」
シヴァはサルタヒコに導かれ、日本の人間たちを攻撃することなく京都跡地へ向かう。
富士山。魔王テュポーンの居城…
テュポーン「これから面白い見世物がある。
作戦行動中の全部隊に侵攻を中断させる。
俺達も、人間どもも、全員で観戦してやろうぜ。
この日本(ヒノモト)の最高神の化身・神武とインドの最高神シヴァのタイマン勝負をな。」
魔王テュポーンは、中部地方各地で侵攻作戦を行っていた全軍に待機を命令。
中部地方の人間たちは、一時の安堵を得る。
陸奥(青森県)恐山・魔王フェンリルの居城…
フェンリル「あのティアマトを倒した神武。
果たして、インドの最高神シヴァを相手にどう戦うかな?」
武蔵(東京都)魔界都市トーキョー・シンジュクデモンズタワー…
ベルゼバブ「ルシファー様。神武とシヴァがこれから戦うようです。
この勝負、どう読まれますか?」
ルシファー「さあ。どうだろうね。
どちらが勝とうが、勝った方を我らが討つ。それだけさ。」
大和(奈良県)ハルマゲドン魔城…
ハーデス「大坂に侵攻中のパンドラ達にも攻撃を中断させて待機命令か。
神武とシヴァの戦い。それほどに見る価値があるということかな?」
ハルマゲドン「シヴァはインドの最高神。
今の神武がどこまで強くなったかを見るにはちょうどよい相手だろう。」
大坂郊外の戦場…
ヤマトノショウトク「パンドラ達が退いた?」
クロウノウシワカ「空を見ろ。とんでもないバケモノが飛んでいる。
あれがシヴァか。」
オンミョウジセイメイ「うわ~。見るからにおっかねえ。
あんなのに神武さんは勝てるのかねぇ?」
ヘイケノキヨモリ「どうやら八百万の神々が地上に被害が出ないように結界を張っているようだな。
京都跡地はどんな強大なエネルギーを炸裂させても、他の地域への被害を防げるということか。」
ナンボクチョウタカウジ「もっとも、地震くらいは起こるかも知れんがな。」
アチタケル「あのスサノオ様達でさえ戦うことを避けた強敵か。」
サルメノウズメ「私達、金色の神の戦士でも次元の違う相手だわ。
神武様にお任せするしかないわね…」
トサノリョウマ「神武…死ぬなよ。
お前がやられたら、どのみち俺達は大魔王ハルマゲドンにつぶされちまう。勝たなくてもいいから、とにかく死ぬなよ…」
山城(京都府)京都跡地。
かつて都と呼ぶにふさわしい大都市があった京都の地は、魔王軍に寝返ったマツナガノヒラクモに焼かれ、魔王カーリーに破壊されていた。
京都に住んでいた人々は、大坂や丹波(京都府・兵庫県)、丹後(京都府丹後半島)などに避難し、京都跡地は、広い平地が広がる無人の野となっていた。
その京都跡地でシヴァを待ち受ける神武様とスケヨリヒメ。
神武「スケヨリヒメ。俺に地母神の祈りをかけてくれ。
その後は、完全防御呪文(アストロン)をかけて避難しててくれ。」
スケヨリヒメ「神武!妾も戦うわ!」
神武「いや。こちらに向かって飛んできているシヴァという神。
スケヨリヒメを守りながら戦えるレベルの敵じゃない。
ここは、俺に任せてくれ( ・ω・)」
スケヨリヒメ「わかったわ。神武、勝ってね…」
スケヨリヒメは地母神の祈りをかけ、神武様の戦闘能力が10倍に上昇する。
その後、スケヨリヒメは、自らに完全防御呪文(アストロン)をかけ、戦いに巻き込まれることを避ける。
シヴァが大坂上空で目撃された約10分後。
全国の空にハルマゲドン放送局の中継が始まる。
映し出されるのは、京都跡地。
そして、京都跡地に飛来するシヴァの姿。
チチブカネビメ(@川越)「インドの最高神の一柱シヴァ。
まさか、最高神クラスの神が魔王軍として神武様と戦うことになるとは。」
ツチミカドヒメ(@仙台)「画面越しでも…
とんでもないヤツが神武に向かって飛んできているのがわかるわね…」
カムイ(@宇都宮)「来たな…」
エツノケンシン(@高崎)「………」
ヤマトノアヤタムラマロ(@八王子)「なに~!
聖魔大戦編最初のわしの登場が、ただの驚き役だと~!?
作者!この最強の神の戦士ヤマトノアヤタムラマロ様をなめておるのか!」
トクソウノトキムネ(@鎌倉)「なんという強大なエネルギー。
魔王軍の封印を二つ重ねたこの関東の地まで強大なエネルギーが伝わってくるようだ…」
ゲンジノヨリトモ(@鎌倉)「うわぁ~!来た!来た!来た!来た~!!!」
ミカワノタケチヨ(@伊勢)「シヴァが来た!!!」
京都跡地にシヴァが降り立つ!
シヴァ「貴様が神武かぁ!我が妻カーリーの仇!」
神武「カーリーの仇と言われる筋合いは無いが…
俺が神武だ。」
シヴァ「俺はカーリーの夫。
そして、インドの最高神である3神の一柱。
破壊と再生の神シヴァだ!」
神武「俺は、我が日本の最高神アマテラスの化身にして、スサノオの高弟。太陽の帝皇・神武!」
シヴァ「行くぞ!神武!」
神武「来い!シヴァ!」
神武 対 シヴァ
開戦!
日本中の人間たち。神々。
そして魔王達が見つめる中。
我が日本の最高神アマテラス様の化身である神武様とインドの最高神シヴァの次元を超えた戦いがついに始まる!
果たして、神武様はシヴァを退けることができるのか!?
山城(京都府)京都跡地で対峙する神武様とインドの最高神の一柱シヴァ。最高神と最高神の次元を超えた戦いが始まる!
神武「シヴァ、戦う前に少しだけ話がある。」
シヴァ「カーリーの仇である貴様と話すことなど無い!」
神武「カーリーを殺したのは、俺ではなくて大魔王ハルマゲドンなんだが…妻の仇と思い込まれていては冷静な話もできそうにないな。
俺のもう一つの姿で話そう。」
シヴァ「なに?」
三種の神器を身につけ、天を仰ぐ神武様。
空から光が降り注ぎ、神武様の姿が変わっていく。
そのお姿は、我らが最高神アマテラス(天照大御神)様!

キビツモモタ(@岡山)「神武が女の姿に?マジかよ!」
ダザイテンマン(@岡山)「神武様が光り輝く女性に!?
あのお姿は、まさかアマテラス様!?」
イツクシマオキツシマヒメ(@広島)「なんと…
神武様が、我らの最高神アマテラス様のお姿に…
天界からアマテラス様の本体が神武様のお体に降りてこられたというの!?」
アマテラス様が神降ろしされた神武様は、シヴァに語りかける。
アマテラス(神武)「天竺(インド)3神の一柱シヴァ。お久しぶりですね。」
シヴァ「おまえは…高天原(タカマガハラ)の主。アマテラスか!?」
アマテラス(神武)「ええ。私達、最高神同士が出会うなど何万年ぶりのことでしょうか。
シヴァよ。あなたは妻・カーリーが神武に殺されたと思い込んでいるようです。しかし、真実は、カーリーを殺したのは神武ではなく大魔王ハルマゲドンです。」
シヴァ「嘘を言うな!インドの神界では、みなが神武がカーリーを殺したと言っておる!俺がカーリーの最期を直接見届けていないからとデマを言うな!」
アマテラス(神武)「デマというのなら、むしろ、インドの神界に出回っている話がデマでしょう…
シヴァよ。あなたはこの日本に向かう前にブラフマーやヴィシュヌとは話さずに来たのでしょう?
ブラフマーとヴィシュヌの2神は、世界神様会議でミカエルや大日如来とともに、カーリーの最期を確認しています。」
シヴァ「そ、それは…
たしかに俺はブラフマーやビシュヌとは話しておらん!
しかし、俺は、インドの神々の話を信じる!」
アマテラス(神武)「そうですか…
ところで、シヴァ。
あなたは、インドから日本に来る途中、東南アジアや中国の神々を皆殺しにしましたね?アジア全域で大災害が起こり、人間やその他の生き物たちも苦しんでいます。なぜ、そのようなことをしたのですか?」
シヴァ「ふん!このシヴァを軍勢を率いて止めようとしたバカなヤツらを皆殺しにしただけだ。人間界の大災害など、神である俺が飛んでいた余波に過ぎん。」
アマテラス(神武)「そうですか…
スサノオ達があなたと戦わずに結界で地上を守っているのは正解だったようね。もし、八百万(やおよろず)の神々が中国や東南アジアの神々と同じようにあなたに戦いを挑んでいれば、この日本も壊滅していたということね…力に対して力で挑めば、どちらが勝っても大きな被害が出る。八百万の神々を指揮しているスサノオは冷静な判断ができているわね。さすが私の弟だわ。」
シヴァ「ふん!信仰対象がいなくなった東南アジアや中国の人間どもは、我がインドの神を信仰すればよいわ。」
アマテラス(神武)「おそらくそうなるのでしょうね。
もっとも、あなた達インドの神そのままではなく、釈迦如来によって導かれ仏に生まれ変わった神仏を信仰することになるのでしょうけど。」
シヴァ「インドの外で、人間どもが何を信仰しようが知ったことではない。俺の世界はインドがすべてだ。」
アマテラス(神武)「私の世界は日本がすべて。
でも、私は、世界中の人間たちの幸せを願っている。
私を信仰するどうかなど関係なくね。
そこが、私とあなたの違いのようね。」
シヴァ「俺を信仰せぬ人間どもの幸せなど、どうでもいい。
アマテラスよ!この問答はいったい何の問答だ!?
俺は、貴様の化身である神武を殺しにインドからはるばる飛んできたのだ!」
アマテラス(神武)「私にはあなたと戦う意思は無い。
いえ、私は、世界中の誰とも戦いは望まない。」
シヴァ「俺が戦うと言っているのだ!さっさと俺と戦え!」
アマテラス(神武)「私は。日本は力での争いはしない。
たとえ、何者が相手であっても。」
シヴァ「くっ!俺が一方的に攻撃してもか!?」
アマテラス(神武)「シヴァ。あなたは誇り高い神。
私が戦おうとしないのに、あなたが私を攻撃することはできない。
私には、それがわかるわ。
攻撃されるのではないかという無知に基づく恐怖。
それが自分を守ろうと戦いを引き起こすのよ。」
シヴァ「俺は妻カーリーの仇を取るのだ!」
アマテラス(神武)「私は…神武はカーリーの仇ではない。
カーリーの仇は大魔王ハルマゲドンよ。」
シヴァ「ぐぬぬ…対話が続き、一向にバトルに進まんではないか…
これがアマテラスの『不戦の構え』か…」
延々と続くアマテラス(神武)様とシヴァの対話。
大和(奈良県)ハルマゲドン魔城では…
ハルマゲドン「ふむ。このままでは戦いにならんな。
アマテラスの『不戦の構え』。
これが世界の常識になる時代が来れば、地上から戦は無くなってしまうやもな。
だが、これでは、バトルを楽しみにしている我々としては退屈だな。」
ハーデス「外からの影響を与えてやるか。
私が支配する冥界で魂を彷徨わせているあの女の姿と声を使って。」
ハルマゲドン「冥王ハーデス。だが、あの女は俺に殺されたことを知っている。かえって、シヴァを我らの敵にすることにならんか?」
ハーデス「冥界の者は、すべて私の思いのまま。
死んだ者は、我が支配には抗えぬよ。
それが、たとえ魔王カーリーであってもな。くっくく。」
出雲(島根県)出雲大社。
オオクニヌシ「アマテラス様がシヴァと対話している。
これで、シヴァを戦わずして退かせることができるか?」
オモイカネ「うまく行けば…ね。
だが、最悪の事態を想定して被害を食い止めるために動く。
それが知恵者の行動だ。」
タジカラオ「シヴァに刺激を与えるようなことが起こらなければ、このまま退いてくれるか?」
スサノオ「気を抜くんじゃねえぞ。おめえら。
アマテラス姉ちゃん、いや神武とシヴァが戦いをおっぱじめたら、俺達の結界で戦場を外部から切り離しておかないと、日本全土。いや、地球全部が消滅しかねない戦いになるからな…」
ヨーロッパ・ウィーン上空の天界。
世界神様会議本部…
ミカエル「アマテラスはシヴァを説得しきれるか…」
大日如来「ブラフマーとヴィシュヌは日本に飛んでいます。
スサノオ達、日本の神々の結界で、戦いが起った場合の被害は最小限に食い止めるしかありませんね。
シヴァが潰したアジア地域には、我が使いである仏の眷属たちが救護に向っています。
信仰対象を失ったアジア地域の人間たちには仏を信仰してもらうほかなさそうですね。
もっとも、神武とシヴァの戦いが始まって、世界が消滅すれば、人間たちの信仰もなにもあったものではありませんが…」
ミカエル「アマテラスの『不戦の構え』は一切の戦いを防ぐ世界最高の防御陣。シヴァに攻撃を仕掛ける者がいなければ、なんとか切り抜けられるか…?」
京都跡地で対話を続けるアマテラス(神武)様とシヴァ。
しかし、そこに冥王ハーデスにより甦らされたシヴァの妻カーリーが現れます。
シヴァ「おお!我が妻カーリー!生きていたのか!?」
カーリー「私は…ころ…された…」
シヴァ「おお!カーリー!
我が愛する妻カーリーを殺したのは何者か!?」
カーリー「私を…ころ…し・た・の・は…」
アマテラス(神武)「シヴァ!このカーリーは、何かおかしい!
大魔王ハルマゲドンの計略かも知れないわ!」
カーリー「じ・ん・む…」
シヴァ「神武!?やはり神武なんだな!?
大魔王ハルマゲドンではなく、おまえを殺したのは神武で間違いないのだな!?」
アマテラス(神武)「落ち着いて、シヴァ!
これはカーリー自身の言葉ではないわ!
冥王ハーデスに言わされているのよ!」
シヴァ「アマテラスよ、しかし!
目の前にいるのは、間違いなく我が妻カーリーだ!
おお!カーリーよ!我が愛する妻よ!」
アマテラス(神武)「シヴァ。落ち着いて。
姿形や声色ではなく、カーリーの心を観るのよ。
…あなたの妻カーリーの本当の心は、目の前で話している言葉とは違うことを語っているわ。
シヴァ、騙されずに真実を見抜くのよ。」
シヴァ「騙されずに真実を見抜く…カーリーの心の声…」
シヴァは静かにカーリーの本心を読み取ろうとした。
しかし、その瞬間!
カーリーの姿をした者に火炎呪文・極(メラガイアー)が炸裂し、カーリーの姿をした者は燃え尽きる!
カーリー「うぎゃばらば~!シヴァ!カタキを!」
シヴァ「カーリー!!!」
ヒメタタライスケヨリヒメ「見たでしょ!
本物の魔王カーリーなら、私の火炎呪文・極(メラガイアー)くらいでは倒せない!
このカーリーは偽物よ!」
アマテラス(神武)「スケヨリヒメ!
なんてことを…
偽物であっても、最愛の妻の姿をした者が目の前で焼き殺されれば、シヴァはもう冷静ではいられない…
この対話も…これで終りね。」
ヒメタタライスケヨリヒメ「えっ!?
だって、このカーリーは絶対に偽物だわ!
本物なら、あんなこと言わないし、こんなに弱くないわ!」
シヴァ「小娘!貴様から殺してやるわ!」
ヒメタタライスケヨリヒメ「ひっ!な、なんで!?」
スケヨリヒメの着物に隠れていたスライム姿のオオモノヌシがスケヨリヒメを守る結界を張る。
オオモノヌシ「スケヨリヒメ、ダメだよ。
これでシヴァにはこちらから先制攻撃したも同じ。
お前は、戦の機微がわかってないと言わざるを得ないと父さんは思うね。」
ヒメタタライスケヨリヒメ「お父様!
妾は…間違った行動をしてしまったの…?」
アマテラス様の姿が金色の鎧をまとった神武様に戻る。
神武「戦争は常に自衛から起こる…か。
オオモノヌシの神よ!
スケヨリヒメを守ってやってくれ!
シヴァの相手は俺がする!」
シヴァ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお…!!!」
スケヨリヒメはオオモノヌシの全力の結界が守る。
怒りにふるえるシヴァの強大なエネルギーが日本全土に大地震を引き起こす!
出雲(島根県)出雲大社。
スサノオ「八百万の神々よ!すべての力を京都跡地を覆う結界へ!
神武とシヴァの戦いの余波を京都跡地から外に出すな!
俺達がしくじったら、地球がぶっ飛ぶぞ!」
オモイカネ「総員!最悪の事態発生!
八百万の神々の総力をもって、戦場の京都跡地を封じ込める!
人間たちに起こる地震等の災害は、人間たちになんとかしのいでもらうしかない!
地球が消滅する事態を避けることを最優先に!」
タジカラオ「あ~あ。最悪。」
オオクニヌシ「九州のタギシミミ、中国地方のダザイテンマン、大坂のコイチロウ、名古屋のキチョウ、岡崎のセナ、関東のチチブカネビメ、カムイ、エツノケンシン、ゲンジノヨリトモら、そして仙台のツチミカドヒメには人間たちへの避難指示を伝達済み。
私達も、全力で京都跡地の結界強化に入ります!」
スサノオ「まったく大和(奈良県)の馬鹿娘が無謀に突っ走りやがって!
アマテラス姉ちゃんの対話がだいなしだぜ!
対話中に攻撃するバカがいるかよ!」
オオクニヌシ「スケヨリヒメは戦や外交の実務は苦手。
大和勢力はヤマトノショウトクやミカワノタケチヨがうまく動かしていましたからね。スケヨリヒメの経験不足はやむを得ませんよ…」
オモイカネ「戦を起こすのは、自衛のための恐怖心…
後世の人間たちもこの反省を活かしてもらいたいものですね…」
スサノオ「とにかく守る!
京都跡地を封印し、あとは神武に任せるしかねえ!
神武~!世界の危機になっちまった!
おまえがなんとかしてくれ~!!!」
シヴァとの対話、説得を試みたアマテラス(神武)様の試みは、スケヨリヒメのうかつな一発の火炎呪文・極(メラガイアー)によって失敗に終わる。覆水盆に返らず…
八百万の神々が戦場である京都跡地を総力をもって結界で覆い、いよいよ最高神と最高神の戦いが始まる。
果たして、神武様は怒り狂う破壊の神シヴァを止めることができるのか?
そして、地球の消滅を防ぐことができるのか?
シヴァ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお…!!!」
神武「すさまじいオーラだな。
シヴァの放つ強大な波動が、日本各地に地震を引き起こしている。」
ヒメタタライスケヨリヒメ「ああ…妾が…
妾が、考え無しにカーリーを偽物と思って火炎呪文・極(メラガイアー)を撃ってしまったから、シヴァが激怒している…
妾のせいで、日本が…いえ、世界が滅んでしまうかも…」
オオモノヌシ「スケヨリヒメ。かわいい我が娘。
スサノオ達、八百万(やおよろず)の神々が全力で、この京都跡地を封じ込めている。
外に大きな被害が飛び火しないようにね。
スケヨリヒメは、父さんが守るから、父さんの張った結界の中でおとなしくしておいで。
ここは、神武さんに任せよう。」
ヒメタタライスケヨリヒメ「はい…お父様…」
摂津(大阪府)大坂…
キョウメ「ものすごい地震やったなぁ…みんな生きとるか?」
ミヤコ「東の空。京都の方が…光で覆われとる。
八百万の神様が、うちらに被害が及ばんように守ってくださっとるんや…」
キョウスケ「ヒヨシマル太守の弟の太守代行のコイチロウ様が、避難所を作ってくれてる。とりあえず、避難所でおとなしくしてよう!」
現在の日本・京都付近を震源とする大地震は日本全土を震撼させた。
それだけでなく、日本から海を伝い、環太平洋地域に巨大な津波が発生し、各地の沿岸部を大津波が襲う。
大日如来「朝鮮半島、中国沿岸部、インドシナ半島、フィリピン諸島に大津波が到達。沿岸部は壊滅的被害が出ているようです。」
ガブリエル「大天使ミカエル!
アメリカ大陸西海岸、インドネシアの島々、オーストラリア大陸まで大津波が迫っています。人間たちに甚大な被害が出ることは避けられません!」
ミカエル「なんてことだ…
これが破壊神シヴァの破壊力。
日本のスサノオ達、八百万の神々が結界を張ってくれていてこの被害とは…」
大日如来「日本の神々が力を使い果たして、結界が破れれば、あるいは世界中の人類が滅ぶことになるかも知れませんね…
日本に飛んでいるブラフマー、ヴィシュヌは間に合ってくれるか…?」
ミカエル「我らの主たる全知全能の神よ…
どうか世界をお守りください。
そして、アマテラス。いや神武。貴殿が頼りだ。世界を救ってくれ…」
山城(京都府)京都跡地では、神武様とシヴァの戦いが始まっていた。
神武「受けよ!シヴァ!神・天孫降臨斬!!!」
シヴァ「ウリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリィ!」
神武「ぐわっ!」
シヴァに最大奥義・神・天孫降臨斬を放つも、シヴァのすさまじい波動に跳ね飛ばされる神武様!
神武「神・天孫降臨斬の間合いに入れない。なんてすさまじい波動だ…」
シヴァ「ウリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリィ!」
神武「逃げ場はない…ならば、威力を相殺する!神・天孫降臨斬!!!」
シヴァの放つ波動を神・天孫降臨斬で切り裂く神武様。
切り裂かれた波動は四方に飛び、八百万の神々の張る結界を大きく揺るがします。
出雲(島根県)出雲大社。
オモイカネ「スサノオ様。八百万の神々もだんだん倒れ始めた。」
タジカラオ「神といっても強さは個体差が大きい。
霊力・精神力の弱い神から倒れているな。」
オオクニヌシ「みんな!結界の維持を!
私たちの結界が破られれば、世界に破滅的な被害が出ます!
おや?スサノオ様。こんなときにどちらへ?」
スサノオ「オオクニヌシ。八百万の神々の総指揮を頼む。
俺は、京都跡地へ飛ぶ。」
オモイカネ「神武に力を貸すつもりですね。
あのシヴァを止めるには、アマテラス様の力とスサノオ様の力を合わせ、神武をフルパワーにするしかなさそうですね。」
タジカラオ「だが…俺達の結界がもつか?」
スサノオ「一瞬で終わらせる。
その一瞬だけ、みんなでなんとかふんばってくれや( ・ω・)」
出雲大社からスサノオが京都跡地へ飛ぶ!
そして、スサノオの魂が、神武様の肉体に降りていく!
ヒメタタライスケヨリヒメ「神武に巨大な光が!
神武からすさまじいオーラが!このオーラは、スサノオ!?」
オオモノヌシ「もう僕たち八百万の神々も総力戦。
アマテラス様の力にスサノオ様の力を合わせても勝てないなら、もうシヴァは止めようがない。
祈ろう。スケヨリヒメ。」
ヒメタタライスケヨリヒメ「はい。お父様…
神武。勝って。お願い…」
アマテラス様に加えてスサノオの本体も神降ろしされた神武様は、シヴァと対峙する。
神武「シヴァ。今の俺は最強形態の完全体。
だが、この状態でいられるのはわずか3分。
その3分でこの不毛な戦いを終わらせる。」
シヴァ「ウリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリィ!」
シヴァの放つ波動を正面から受け止める神武様。
神武様の心にシヴァの心が流れてくる。
神武「シヴァ…そうか。お前は死んだ妻カーリーに会いたいのだな。」
シヴァ「ウリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリィ!」
再びシヴァの波動を受けとめる神武様。
神武「くっ。数秒時間が欲しい。精神を集中させられる数秒の時間が…」
そこにインドの最高神であるブラフマーとヴィシュヌが到着する。
シヴァに話しかけるヴィシュヌ。
ヴィシュヌ「シヴァよ!落ちつきなさい!
あなたの妻カーリーを殺したのは、神武殿ではない。
大魔王ハルマゲドンだ!」
シヴァ「ウリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリィ!」
ブラフマー「我らの声も届かぬか…
シヴァは完全に正気を失っているな…」
神武「インドの最高神ブラフマーに、ヴィシュヌ。
いいところに来てくれた。
俺が精神を集中させられるように数秒間だけシヴァを止めてくれ。」
ヴィシュヌ「数秒間だけ?だが、それで何ができる?」
神武「今のシヴァを止められる者が一人だけいる。
説明している時間が無い。
頼む、俺に数秒の時間をくれ!」
ブラフマー「よかろう。ここは貴殿を信じよう。
シヴァよ、このブラフマーが相手をするぞ!」
ヴィシュヌ「我がインドの最高神の一柱であるお前が、世界を滅ぼすなど、インドの恥!シヴァ、止まりなさい!」
シヴァ「ウリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリィ!」
ブラフマーとヴィシュヌがシヴァを足止めする。
その時間はわずか数秒。
しかし、その数秒の間に精神を集中した神武様の魂は冥界へと飛ぶ!
冥界…
そこは死の世界。地上での生を終えた者が来る黄泉の国。
しかし、そこは冥王ハーデスの支配する世界です。
神武「冥界。黄泉の国か。
我が日本の黄泉の国は本来はスサノオのテリトリーだが、聖魔大戦の間に、冥王ハーデスが好き勝手浸食しているようだな。」
アイラツヒメ「神武。待ってたわ。」
神武「アイラ…元気だったか?
いや、冥界で元気かどうかを尋ねるのもおかしいか。」
アイラツヒメ「うふっ。元気よ。それなりに。
それより、神武。時間が無いんでしょ。
目的の人。カーリーの所に案内するわ。」
神武様は、亡き妻アイラの案内で、カーリーの元へ。
神武「カーリー。お前の夫シヴァを止めてくれ。」
カーリー「えっ?でも…
妾は死んだ身。地上に出ることはできないわ…」
神武「俺に神降ろしする。時間はわずかな時間だが、シヴァとお前を会わせてやりたい。」
カーリー「でも…死んだ者が許しもなく生の世界に出ることは禁じられているのよ…」
アイラツヒメ「カーリー。私なら行くわ。
もしも、神武が正気を失ってしまい、私と会うことで正気を取り戻すのなら、私はなんのためらいもなく、禁を犯す。
私は、神武を愛しているから。」
カーリー「アイラ…でも、妾が逃げたら、あなたも酷い目に逢わされるんじゃ…」
アイラツヒメ「私は平気よ。ハーデスなんて怖くないわ。
だって、私の心は常に神武の中で生きているのだから。」
神武「アイラ…」
カーリー「わかったわ。妾がシヴァを止める。止めてみせる。
世界を、そして我が夫シヴァを救うために。」
パズス「そうはいかんぞ!裏切り者!」
マーラ「くっきょきょ。カップラーメンができるより短い時間、夫に会って何の意味がある?
この仏敵マーラ様がジャマしてやるわぁ!」
カーリー「パズス!マーラ!」
アイラツヒメ「死んだ4大魔王のうちパズスとマーラの2魔王が監視していたの!?」
パズス「当然だ。カーリーとシヴァを会わせるわけにはいかんからな。」
マーラ「くきょきょ!ついでにアイラツヒメ!
てめえもひんむいて辱めてやるぜぇ!わいせつ、わいせつぅ~!」
カーリーの前に立ちはだかる魔王パズスと魔王マーラ。
でも、なんかマーラのセリフ、ヘンじゃない?
まっ、いっか。
そこに神武様が進み出ます。
神武「どうやら冥界でもこの辺のエリアの監視役はお前たち2魔王のようだな。
ということは、お前たちを倒せば、アイラもハーデスの支配から逃れられそうだな。」
パズス「ふん!神武!
いくらてめえが強くても、俺達、魔王2人を相手に勝てると思うのか!?」
マーラ「うっきょきょ。女の子が襲われてるところにカッコよく飛び出した正義感ある少年みたいなヤツだな!神武ぅ!」
神武「神・天孫降臨斬!!!」
神武様の放つ神・天孫降臨斬は、パズスとマーラをまとめて真っ二つに切り裂く!
瞬殺だわ!
パズス「う、うそだろ…おい…」
マーラ「しゅ、瞬殺、瞬殺ぅ~」
神武「悪い。今の俺、アマテラスとスサノオの力を合わせ持つ、最強形態だから( ・ω・)」
カーリー「じ、神武…あなた、ここまで強くなっていたの…
これなら、あの大魔王ハルマゲドンでも倒せるかも…」
アイラツヒメ「今の神武ならシヴァを倒すこともできる。
でも、神武はそうしないで、カーリーあなたを迎えに来る方法を取った。
神武とシヴァが全力で戦えば、地上は消滅する。
だから、戦いを避ける方法を選んだのよ。」
カーリー「アイラ…」
神武「アイラ。ありがとう。
お前のおかげで、すんなりとカーリーを迎えに来られた。
お前の助けのおかげだ。」
アイラツヒメ「神武。地上の時間ではほんの2分ほど…
でも、あなたに会えて嬉しかったわ。
でも、あなたとゆっくりと過ごすのは、まだ数十年先にしてね。
長生きしてね。神武。」
神武「ああ。ありがとう。アイラ。愛してるよ。」
アイラツヒメ「ええ。神武…大好きよ!」
摂津(大阪府)大坂。
ヤマトノショウトクに異空間にいるアフラマズダからテレパシー通信が入る。
ヤマトノショウトク「アフラマズダ様!アーリマンは倒したのですか?」
アフラマズダ(@異空間)「ああ。かなり手こずったが叩きのめした。」
ヤマトノショウトク「それでは、大坂に戻って来られるのですね?」
アフラマズダ(@異空間)「いや。実は、アーリマンを倒したはいいが、異空間のちょっとやっかいなところに落ち込んでしまってね。
しばらく地上には戻れそうにない。」
ヤマトノショウトク「そうなのですか…」
アフラマズダ(@異空間)「それよりも、京都跡地に結界を張っている八百万の神々も、次々に力を使い果たし倒れているようだ。
お前たち、大坂にいる神の戦士たちで、京都跡地の結界を補強してもらいたい。
私が力を貸すので、お前たちで強く念じてくれ。」
ヤマトノショウトク「わかりました。みなに伝えます。」
ヤマトノショウトク、クロウノウシワカ、オンミョウジセイメイ、ヘイケノキヨモリ、ナンボクチョウタカウジ、トサノリョウマ、アチタケル、サルメノウズメ。
8人の神の戦士たちは、アフラマズダの協力を得て、京都跡地の結界を補強する。
そして、神武様が冥界に飛んだ2分後、京都跡地…
ブラフマー「ぐわっ!」
ヴィシュヌ「ダメだ。今のシヴァはまともに話もできない。
我らの力でも、これ以上の足止めは無理か…」
シヴァ「ウリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリィ!」
神武「そこまでだ!シヴァ!」
ヒメタタライスケヨリヒメ「神武!戻ったの!」
神武「ああ。アイラとも会って来たよ( ・ω・)」
ヒメタタライスケヨリヒメ「えっ?アイラさんとも…?」
アイラの名を聞き、胸が締め付けられる気持ちになるスケヨリヒメ。
神武様はもちろん、スケヨリヒメ自身も、スケヨリヒメの神武様に対する気持ちの変化にまだ気づいていなかった。
神武様はカーリーの神降ろしを始める。
神武様の体に魔王、いえ、女神カーリーの魂が降り、神武様の姿がカーリーの姿に変化する。
シヴァ「カーリー!?カーリーなのか!?」
カーリー(神武)「ええ。シヴァ。
でも、ゆっくり話す時間は無いわ。
もう地上にいられる時間は1分を切っているの。
単刀直入に。
シヴァ、もうこんなことはやめて。
私を殺したのは、大魔王ハルマゲドン。
神武やスケヨリヒメ、そして、日本の神の戦士たちは、私の話を聞いて泣いてくれた優しい人達よ。」
シヴァ「だ、だが…
お前は本当にカーリーなのか?
信じていいのか?
神武に言わされているのではないのか?」
カーリー(神武)「妻である私の言葉が信じられないの?シヴァ。」
シヴァ「……ねえ、あれ、やって。」
カーリー(神武)「えっ!?シヴァ!
日本中の人間たち、それに世界中の神々が見てるのよ!」
シヴァ「おねが~い!あれ、やって~!
やってくんなきゃ、カーリーだって信じないもん!」
カーリー(神武)「ええ~、もう、しょうがないわね。」
ヒメタタライスケヨリヒメ「な、なに!?
まさか公衆の面前で、イチャイチャする気なの!?」
嬉しそうに待ち構えるシヴァ。
そして、カーリー(神武)は一呼吸おいてから次の行動を取る。
カーリー(神武)「シヴァ…愛羅武勇(アイラブユー)!!!」
なんとカーリー(神武)は、シヴァに全力で体当たり!
そして、倒れたシヴァを踏みつけるカーリー(神武)!
こ、これは、シヴァを踏みつけるカーリーの図だわ!
カーリー(神武)「どう?シヴァ。
久しぶりの愛羅武勇は?気持ちいい?」
シヴァ「気持ちいい~!カーリーちゃん、最高~!」
これまで恐ろしい波動を放っていたシヴァが妻カーリーに踏まれて喜んでいる!?
世界神様会議の神々、そして、ハルマゲドン放送局でこの光景を見ている神々や人間たちは、みんなズッコケます!
ヒメタタライスケヨリヒメ「えっ?えぇ!?シヴァって、マゾなの?」
オオモノヌシ「愛情表現も…いろいろだねぇ…」
そして、スサノオが神武様に神降ろしをしてから3分。
神武様の神降ろしも限界の時間のようです。
カーリー(神武)「ごめんね。シヴァ。
もう時間なの。
妾は冥界に戻らなければならない。
ちょっとの時間だけど、会えて良かった。」
シヴァ「ああ、カーリー。
お前の代わりに、地上は私が守ろう。
そして、お前が再び転生してくるのを待っている。
何千年でも、何万年でも…」
カーリー(神武)「うん。シヴァ。愛してるよ。」
にっこりとほほ笑むカーリー。
そして、カーリーの姿は神武様に戻っていく。
神武様の神降ろしが終わったようです。
シヴァ「神武…カーリーに会えた。
そして、カーリーとの愛を確かめ合えた。
お前のおかげだ。感謝する。」
神武「ああ。あんたが愛するカーリーと会えて良かったよ。
これからは、ともに地上を守ろう。
インドの3神のシヴァよ。」
ブラフマー「神武殿。礼を言う。
貴殿のおかげでシヴァは世界を滅ぼす悪神にならずにすんだ。
インド3神の長として、このブラフマー。
これからは、貴殿らと共に大魔王ハルマゲドンから人間たちを守ろう。」
ヴィシュヌ「このヴィシュヌも協力します。
神武。あなたは世界を救う英雄。
我らもともに歩ませてください。」
神武「ブラフマー、ヴィシュヌ、そしてシヴァ。
助力感謝する。
アフラマズダの代わりに大坂を守ってもらえるとありがたい。
そうすれば、俺達は、中部地方に。魔王テュポーン討伐に向かえる。」
ヒメタタライスケヨリヒメ「神武…
ごめんなさい…
妾のせいで、危うく世界を滅ぼすところだったわ…
本当にごめんなさい。」
神武「スケヨリヒメ。無事でよかった。
さあ、俺達も中部地方に向かおう。
地上の愛と平和を守るために( ・ω・)」
出雲(島根県)出雲大社。
スサノオ「つっかれた~!
3分しか地上にいられないって、ウルトラマンかよ!」
オオクニヌシ「お疲れさまでした。スサノオ様。」
オモイカネ「なんとか、世界滅亡の危機は乗り越えた…
ふう、疲れた。」
タジカラオ「毎回、このレベルの危機が起こるんじゃ身が持たんな。
とりあえず酒と飯だ。
早く、聖魔大戦を終わらせたいもんだ。」
スサノオ「そうだな。
だが、ここからだ。
これから本格的な戦いが始まる。
神々と人間が生き残るか、それとも、魔王と魔物が支配する世界となるか。聖魔大戦は、いよいよ本格的に開幕だ( ・ω・)」
シヴァによる世界滅亡の危機を救った神武様。
そして、ここから魔王テュポーン軍との本格的な戦いの始まりよ!
特別公開『聖魔大戦編』。
ここまで本編が辿り着くのは、まだまだ先だけど、みんな、神武征討記をよろしくね!
ナビゲーターは、アメノウズメでした!
【神武征討記聖魔大戦編】最高神 対 最高神!~愛ゆえに、愛のために・・・(完)
これからも、神武征討記。
よろしくお願いいたします( ・ω・)
【創作大賞2026に3作品応募しました!】
・応募作品はこちら( ・ω・)
【大長編! 神武征討記( ・ω・)】少年期・出雲大社学宮編【創作大賞2026応募作品】
【神武征討記外伝・総集編】愛の形は人それぞれ・・・【創作大賞2026応募作品】
おしえて!アレテー先生 ~小江戸川越・新米女性弁護士のまごころ事件簿~【創作大賞2026応募作品】
歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?
弁護士 岡本卓大の描くかつて無いスペクタルドラマ!
神武征討記
アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
にて、絶賛連載中


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