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【神武征討記( ・ω・)】第1話「太陽の御子」

こんにちは。
アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
弁護士の岡本卓大です。


いよいよ『神武征討記』、連載開始です。

なお、この物語はフィクションです。
極右、ネトウヨからの批判、誹謗中傷は受け付けません。
本作の著作権は、弁護士 岡本卓大に属します( ・ω・)

それでは、はじまりはじまり~

イザナギ・イザナミの夫婦神が生んだ日本の大地・・・


アマテラスの光と慈愛に守られた地上・・・


スサノオら神々が活躍し・・・


オオクニヌシが育てた大地・・・


天孫降臨から3代のときを経て・・・

時代の主役は、神から人へ!
この物語は、日本という国の原型を作った一人の空前絶後の英雄の生涯を描いた物語である。

神武征討記 
第1話「太陽の御子」


 みなさま、私は、高天原(タカマガハラ)におわすアマテラス大御神様の側近。アメノウズメと申します。この物語のストーリーテラーとして、アマテラス様より、お役目を拝命いたしました。
 アマテラス様は、地上の統治のために、天孫ニニギノミコト様を降臨させましたが、天孫様は、人と同じ寿命を持つようになり、豊葦原の瑞穂の国(現在の日本)の統治を果たすことなく、九州は日向(現在の宮崎県)高千穂の地にて没し、それから山幸彦様を経て、高千穂は、天孫のお孫であるウガキヤフキアエズ王が治められております。
 ウガキヤフキアエズ王は、母であるトヨタマヒメの妹であるタマヨリヒメに養育され、そのタマヨリヒメを妻とし、三人の男子をもうけておりました。しかし、名君であるウガキヤフキアエズ王も、その支配領域は、日向高千穂の地にとどまり、豊葦原の瑞穂の国と呼ばれた地上の島々には、各地域に豪族達が割拠し、近隣の豪族同士での武力による抗争も頻発しておりました。この事態を重く見たアマテラス様は、自らの魂の分身体を作り、その分身体を地上のタマヨリヒメが身ごもられた赤子として自ら地上へ赴くことを決定されました。
 そして、庚午の年、高千穂の地にて、アマテラス様の魂を宿した一人の御子(ミコ)がご生誕あそばすこととなります・・・


ウガキヤフキアエズ王「まだか?まだか?おお、タマヨリヒメよ~」

巫女「王よ。落ち着きなさいませ。(けっ、男なんて、出産の場面じゃ使えねーな。)」

側近「ウガキヤフキアエズ王様!三種の神器が!」

ウガキヤフキアエズ王「三種の神器が!?」

側近「三種の神器が光を放ち、その光がタマヨリヒメ様のおられる産屋へ!」


 八咫鏡(ヤタノカガミ)、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)、八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)
 この3つを三種と神器と呼び、アマテラス様が天孫降臨するニニギノミコト様にお持たせになったものでございます。
 その三種の神器より、光が放たれ、産屋へ。
 すると、大きな赤子の産声が聞こえます。

オギャ~!オギャ~!オギャ~!

産婆「王よ。皇子様のご誕生でございます。」

ウガキヤフキアエズ王「おお、生まれたか!でかした!タマヨリヒメ!」

【神武の誕生】

タマヨリヒメ「王様。この子は、三種の神器から放たれた光に包まれて生まれました。きっと、特別な御子にございます。」

ウガキヤフキアエズ王「おおお、なんと!光の御子じゃ!
光の御子が生まれたぞ!みな、祭りじゃ!
アマテラス大御神様へ感謝のお気持ちを込めて、盛大な祭りを行うぞ!」


 ウガキヤフキアエズ王は、御子の誕生に盛大なお祭りを行いました。
きゃ~、お祭りよ~、みんな、飲んで、踊って~!
 こほん。失礼いたしました。お祭りと聞くと、このアメノウズメ、どうしても、じっとしておられず・・・

 さて、御子は、カムヤマトイワレヒコと名付けられました。
 しかし、御子はこのお名前が長ったらしいと神武(ジンム)という名前を勝手に名乗っておられました。まあ、ホントはいろいろと名前の変遷もあるのだけど、めんどうだから、この物語では、『神武』で行くわね~
 え~、テキトーなことすんなですって!?このアメノウズメちゃんがそれでイイってイイって言うんだから、それでイイの!

 さて、光の御子・神武様がお生まれあそばされてから、10年の歳月が経ちました。
 神武様は、お優しいご両親に育てられ、すくすくと育ち、それはもうお利口なお子様でございました。
 王ご一家の大切なお祈りの時間。幼い神武様も、お祈りの時間を粛々と過ごされ・・・
 って、あのガキ!いない!また抜け出しだのね!


ウガキヤフキアエズ王「また神武は抜け出しおったか!
ヒコイツセ、イナイ、ミケイリノの三人の兄たちは、みな、真面目に祈りに参加しておるというのに!」

タマヨリヒメ「まあまあ、仕方ない子ね。」

ウガキヤフキアエズ王「タマヨリヒメ。母であるおまえが、神武に甘すぎるのだ!アチタケル!すまぬが、神武を探してきてくれ。」

アチタケル「はい。神武様を連れて戻ってきます。」


 あら、アチタケル。この子は、少し紹介しておく必要があるわね。
 アチタケルは、力の神タジカラオの子孫で、天孫降臨以来、天孫様のご一族、つまり神武様の王家に仕えている子なの。
 筋肉バカのタジカラオにそっくりな、直情型だけど、力持ちの男の子よ。(隣にいたタジカラオがアメノウズメを殴る。)
 きゃ~、タジカラオ!女を殴るなんて、サイテー!だったら、私も戦いの舞をしてやるわよ!(それを見てあきれるアマテラス)
 あっ、アマテラス様!ため息つかないでくださいませ!ちゃんと真面目にストーリーテラーいたします。
 お役目交代させないで!タジカラオ!横からチャチャ入れるの、やめてよね!

・・・こほん。失礼いたしました。
 さてさて、神武様はどちらに?
 おや、高千穂の百姓の子達がかけっこしてるわね。
一番先頭の子。足速いわね~。
 でも、ちょっと待って!あの子、素っ裸じゃない!


神武「いやっほ~」

太郎「神武様~お待ちを~」

次郎「また神武様が一番か~」

平太「神武様~、せめて下は隠そう~」

神武「きっもちいい~、風を切って走るってサイコ~!」

ヒヨシマル「みんな、待って~、オイラ、走るの苦手だよ~」

神武「よし、みんな。ヒヨシマルを待ってやろう。ここで寝っ転がって、休もうぜ~」

子ら「へ~い。」

 高千穂の野山を素っ裸で走り回り、百姓の子らと遊ぶ男の子。そう、この男の子こそ、後に初代天皇となる神武様。この物語の主人公です。


神武「あ~、きもちいい~。今日もお天道様が暖かいぜ。草花が咲き、木々が茂り、なんてこの高千穂はきれいなんじゃ~!」

ヒヨシマル「ふ~、やっと追いついた。ゴメンよ。みんな。」


他の子たちから後れてやってきたこの男の子は、ヒヨシマル。高千穂の百姓の子で、今は、足が遅いけど、後に、神武十将軍と呼ばれる将軍の一人になる子よ。


太郎「ヒヨシマルは足が遅いの~」

次郎「そんなんじゃ、立派な百姓になれねぇぞ!」

神武「こら。みんな。ヒヨシマルをバカにしてやるな。
足が速かろうが、遅かろうか、自分のペースで頑張って、走った。
それでいいんじゃ!」

ヒヨシマル「神武様・・・」

神武「ヒヨシマルは、足は遅いし、力も弱いが、頭が良い。
俺の目にくるいはないぜ。」

平太「神武様は、天孫様のご一族なのに、まるで威張っておりませんな。他の兄上様たちは、おいらたちを見ても、挨拶もしてくれないのに・・・」

神武「百姓も王族もあるか。人間は、人間じゃ( ・ω・)」


そこにアチタケルがやってきます。


アチタケル「やはり、ここだったか!」

子ら「やべ~、アチタケル様じゃ!」

アチタケル「この百姓の小せがれども!神武様はおまえらとは身分が違うのだ!」

神武「あ~、うっせいのが来た( ・ω・)
よ~、アチタケル。
おまえも一緒に寝っ転がれ。気持ちいいぞ~。」

アチタケル「神武様!せめて、お着物を来て下され!
あなた様は、天孫一族!しかも、特別な使命を負われた光の御子様なのですぞ!」

神武「よし!相撲だ。アチタケル。相撲で俺に勝ったら言うこと聞いてやる( ・ω・)」

アチタケル「よっしゃ~。相撲なら負けねぇぜ!」


相撲と取ることにした神武様とアチタケル。これは、高千穂のいつもの光景です。

太郎「はっけよ~い。残った、残った!」

アチタケル「うりゃ~!」

神武「どりゃ~~~!!!」

アチタケル「うわっ!」

太郎「神武やまの勝ち~」

アチタケル「ちくしょ~。負けた~!」

神武「へへ、これで45勝45敗。五分じゃな( ・ω・)」

アチタケル「しょうがない。今日は、言うこと聞きますよ~。」

神武「よっしゃ、みんなで遊ぶぞ~。アチタケルも一緒に遊べ~」

アチタケル「腰布だけは巻いてくだされ。」

神武「しょうがないな~。わかったよ( ・ω・)」


 おやおや、西の国には、ミイラ取りがミイラになるという言葉があるそうですが、アチタケルも、なんだかんだと一緒に遊んでいるようですね。
 こうして、神武様やアチタケルは、身分を問わず、百姓の子らと遊び、元気に育っていきました。

 その後のある日。
 おや、ウガキヤフキアエズ王の宮殿に、来客があるようです。なにやら、バタバタしていますね。


ウガキヤフキアエズ王「神武よ。今日、おまえの婚約者であるアイラツヒメが、いらっしゃる。今日は、大事な話ゆえに、行儀良くしておれよ。」

タマヨリヒメ「あなた。神武がいません・・・」

ウガキヤフキアエズ王「またか!?今日は、婚約の顔合わせだというに!」

側近「王様!アイラツヒメの従者の方から!」

ウガキヤフキアエズ王「むう、もう来てしまったか!」

側近「アイラツヒメが遊びに出かけてしまい、今日の顔合わせは、延期していただきたいと・・・」

ウガキヤフキアエズ王「なんなんじゃ~!?この自由すぎる子どもたちは~!!!」



高千穂の野原に寝転がる神武様。そこに一人の少女がやってきます。


神武「今日も、風が気持ちいいぜ~」

アイラツヒメ「ねえ、君、地元の人?」

神武「この辺で見ない顔だな。よそから来たの( ・ω・)?」

アイラツヒメ「えへ。ちょっと抜け出してきちゃった。」

神武「ふ~ん。まあ、いいんじゃない。人間は、みんな、自由だ~!」

アイラツヒメ「私ね。親から決められた人と結婚しろって言われてて、抜け出してきたんだ~。」

神武「ふ~ん。大変だねぇ( ・ω・)」

アイラツヒメ「どうせなら、好きになった人と結婚したいなぁ・・・」

神武「ふ~ん。俺、まだ恋とか、結婚とか、わかんないや( ・ω・)」


お互いに婚約者だと知らないまま、出会った神武とアイラツヒメ。
あ~、この子達、なんかロマンスあるのかしら~
今回のお話は、ここまでにしときますか。

次回は、

第2話「神武・初めての冒険!」

歴史の糸を紡ぐのは誰だ?!
ナビゲーターは、アメノウズメでした!

歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?
弁護士 岡本卓大の描くかつて無いスペクタルドラマ!

神武征討記

アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
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