【神武征討記前史( ・ω・)】「スサノオの冒険(後編)~決戦!ヤマタノオロチ!」
こんにちは。
アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
弁護士の岡本卓大です。
読者のみなさま、note版、神武征討記。
楽しんでいただけているでしょうか?
もともと神武征討記という作品は、私がアメブロで2023年に【宇宙一わかりやすい僕らの神話のお話( ・ω・)】を書いていた時に、神武天皇を主人公にした創作ストーリーを書いてみたいということで始まったものでした。
この日本神話を題材にした【宇宙一わかりやすい僕らの神話のお話( ・ω・)】を読んでいただくと、神武征討記のバックボーンがわかり、より神武征討記を楽しんでいただけるかも知れません。
そこで、これから、【神武征討記前史】として、リニューアルした日本神話のお話を公開していきたいと思います。
それでは、【神武征討記前史】お楽しみください( ・ω・)
・前回のお話はこちら( ・ω・)
神武征討記前史
「スサノオの冒険(後編)~決戦!ヤマタノオロチ!」
スサノオは、ヤマタノオロチとの決戦に先立ち、周囲の集落を回り、ヤマタノオロチについての情報収集と決戦となる地の地形、気象状況などを確認していた。
テナヅチ「なんじゃ。スサノオ様は、すぐにヤマタノオロチを倒しに行くのでなく、ブラブラしおって!
ただ、飯を喰って、物見遊山しておるだけではないのか?」
アシナヅチ「まあまあ、恐ろしいヤマタノオロチと戦ってくださると言うのじゃ。わしらは、信じて待つしかあるまい・・・」
スサノオは、クシナダヒメに周辺の地形のことを案内してもらう。

スサノオ「なるほどね。この辺りの地形からすると、決戦ポイントはここだな・・・」

クシナダヒメ「スサノオ様。どういうことですか?」
スサノオ「決戦の地は、ここ。鳥髪の峰(現在の船通山)だな。ここが一番戦いやすい。」
クシナダヒメ「戦いやすい地形とかあるのですか?」
スサノオ「クシナダヒメよ。戦いというのはね。
天の時、地の理、人の和という三つの要素で勝敗が決まるんだよ。
地形は、地の理といって、一番把握しやすい要素だね。」
クシナダヒメ「天の時、地の理、人の和ですか・・・スサノオ様って、物知りなんですね!」
スサノオ「ああ、これでも三貴子の一柱として、子どもの頃、オモイカネに、いろいろ勉強させられたからね。兵法だけなら、俺が、アマテラス姉ちゃんやツクヨミ兄貴より、ずっと得意さ( ・ω・)」
クシナダヒメ「まあ、お天道様やお月様より、お強いのですね!すごい!」
スサノオ「いやぁ~。照れるな。」
クシナダヒメ「周辺の集落の人たちが、ヤマタノオロチのことをいろいろ話してくれていましたね。あな、恐ろし・・・」
スサノオ「体は山のように大きい。鱗は岩よりも硬い。
八つの頭は、それぞれが意思を持っている。
八つの尾は、それぞれが動く。
酒が好きなようだね。
それならば・・・この策か。」
クシナダヒメ「あの恐ろしいヤマタノオロチに勝つ策などあるのですか?
こうなったら、スサノオ様には死んでいただきたくありません・・・」
スサノオ「真っ向勝負したら、今の俺じゃ勝てないね。
でも、勝つ策はある。
敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。
敵の性質を知って、自分のできることを理解していれば、負けることは無いよ。」
クシナダヒメ「スサノオ様って・・・なにか不思議な方ですね。
まるで、他国から来たような、いろいろなことをご存じですね。」
スサノオ「そうだね・・・俺たち神には、地上の国境なんて無いからね。
俺が治めていた海原は大陸とつながってる。
大陸の知恵ある人間。孫子ってヤツが人の時代に生まれてくるんだけど、そういうヤツが考えることも俺たちは全部知ってるよ。」
クシナダヒメ「へぇ。すごいですね。そういえば、情報収集のとき、周辺の集落の人間たちとずいぶん親しげになられていましたね。」
スサノオ「人の和はね・・・一番重要な要素。
神を名乗る者から一方的に命令されたって、人は本心から動いてはくれない。
一人一人と話し、信頼を得ていくことが大切なんだよ。」
クシナダヒメ「スサノオ様・・・イメージ変わりました。」
スサノオ「えっ?どういうこと( ・ω・)?」
クシナダヒメ「スサノオ様って、もっと力押しの方かと思ってました。
知的な方だったんですね。」
スサノオ「ははっ。力じゃダジカラオみたいな筋肉の塊には勝てないかな。でも、集団戦なら俺の方がずっと強いよ。」
高天原(タカマガハラ)

タジカラオ「ぶえっくしょん!なんだぁ?誰か噂してやがんのか。」

アメノウズメ「ふん、そんなわけないでしょ。この自意識過剰の筋肉バカ!」
タジカラオ「なにお~!」
アメノウズメ「って、私たち二人、このためだけに出てきてるの~?
出番、ちょうだいよ~」
ツクヨミ「いいじゃない。私なんて、三貴子の一柱なのに、見せ場になるような出番何も無い・・・」

アマテラス「ふふっ、スサノオ。頑張ってるみたいね。神位剥奪で力を奪ってるけど、一つだけ力を返してあげるかな。」
アメノウズメ「あ、アマテラス様。」
アマテラス「天地(あめつち)を生かし給う神々の御名において・・・
スサノオノミコトに変化の術の力を与えよう!
さて、スサノオ。このたった一つの術をどう使うか、しかと見せてもらいますよ。」
スサノオ「アマテラス姉ちゃん・・・ありがとう。
これで、クシナダヒメを安全に守れる。」
スサノオは、アシナヅチとテナヅチ、そして、周辺の集落の住民達に依頼し、決戦の地である鳥髪の峰(船通山)に通じる八つの門を建て、強い酒と八つの酒甕を準備させます。
情報収集の際に、スサノオと親しく飲み交わした集落の住民達も、喜んでスサノオに協力します。
スサノオは、十拳剣(トツカノツルギ)を装備し、そして、スサノオはアマテラスに与えられた変化の力を使い、クシナダヒメを櫛に変え、自分の髪に挿します。
スサノオ「俺と一緒にいてもらうのが、一番安全だろ。クシナダヒメ。」
櫛(クシナダヒメ)「はい。お供いたします。」
アシナヅチ「スサノオ様、ご武運を。」
テナヅチ「どうか、クシナダヒメだけはお守りくださいませ!」
スサノオ「ああ、勝ってくるさ。」
鳥髪の峰(船通山)で、ヤマタノオロチを待ち受けるスサノオ。
遠くから、ヤマタノオロチの歌声が聞こえてきます。

ヤマタノオロチ1「ヤ・ヤ・ヤマタ!」
ヤマタノオロチ2「ヤマタノオロチの!」
ヤマタノオロチ1~8「だいばくしん!!!」
スサノオ「むう・・・ド・ド・ドリフの大爆笑みたいな歌じゃのう( ・ω・)・・・」
ヤマタノオロチ2「酒じゃ!酒の匂いじゃ!」
ヤマタノオロチ3「あっちか。呑もうぞ!」
ヤマタノオロチ4「酒!酒!酒!」
ヤマタノオロチ5「呑んで!呑んで!呑んで!呑んで!呑んで! 呑んで!!!」
ヤマタノオロチ6「酒も良いが、生け贄の娘も忘れるなよ~」
ヤマタノオロチ7「ヒャッハー!」
ヤマタノオロチ8「サケ・・・ノム・・・」
ヤマタノオロチ1「なんじゃ?この酒の匂いは?まさか、罠?」
ヤマタノオロチ2「ふん!我ら相手に罠など通じるか!かみ砕けばよい!」
スサノオ「おいでなすったな・・・」
ヤマタノオロチ1「待て!やはりおかしい!罠じゃ!」
ヤマタノオロチ2「いらねーなら、お前の分は俺が飲んでやるぜ!」
ヤマタノオロチ8「サケ・・・ノム!」
ヤマタノオロチ2~8は、八つの門のそれぞれの先に置かれた酒甕の酒を飲んだ!
スサノオ「いざ!勝負!」
ヤマタノオロチ1が現れた!
ヤマタノオロチ2は混乱している!
ヤマタノオロチ3は混乱している!
ヤマタノオロチ4は眠っている!
ヤマタノオロチ5は眠っている!
ヤマタノオロチ6は眠っている!
ヤマタノオロチ7は眠っている!
ヤマタノオロチ8はどうしていいかわからない!
ヤマタノオロチ1「なんということじゃ!まともなのは、わしだけか!」
スサノオ「やはり尾と頭はそれぞれ連動しているか。頭だけ討てばよさそうだな。」
スサノオ「破魔!三連斬!!!」
スサノオはヤマタノオロチ4、5、6の首を斬った。
ヤマタノオロチ4、5、6を倒した。
ヤマタノオロチ2とヤマタノオロチ3は同士討ちを始めた。
ヤマタノオロチ2、3を倒した。
ヤマタノオロチ8は、どうしていいかわからない!
ヤマタノオロチ1「おのれ~!」
ヤマタノオロチ1は、燃えさかる炎を吐いた!
スサノオは、ヤマタノオロチ7の頭を持って、炎を受け止めた。
ヤマタノオロチ7の頭は燃え尽きる。
ヤマタノオロチ7を倒した。
ヤマタノオロチ1「8よ!戦え!」
ヤマタノオロチ8はおどろきとまどっている!
スサノオ「指揮系統が統一されていなければ、戦いにならんな!」
ヤマタノオロチ8は逃げ出した!
しかし、体がつながっていて逃げられない!
ヤマタノオロチ8の首はちぎれてしまった。
ヤマタノオロチ8を倒した。
ヤマタノオロチ1「信じられん!このヤマタノオロチが!
このような知略!この集落の者どもにあるはずが!」
スサノオ「悪いな。俺は、この集落の者ではない。」
ヤマタノオロチ1「うぬは!一体!?」
スサノオ「俺か?俺は・・・三貴子が一柱!スサノオノミコトなり!」
ヤマタノオロチ1「スサノオ!か、神か!?」
スサノオの攻撃!ヤマタノオロチ1を倒した。
スサノオ「神・・・そうだな。俺は、この戦いで、また神となる・・・」
クシナダヒメが元の姿に戻る。
クシナダヒメ「スサノオ様!」
スサノオ「どうじゃ?クシナダヒメ。ヤマタノオロチは倒した。これでお主は、もう生け贄になる心配は無いぞ。」
クシナダヒメ「スサノオ様!カッコいい!あなたの妻にしてください!」
スサノオ「えっ!?いいの!?やった~!!!」
クシナダヒメ「あっ、スサノオ様。ヤマタノオロチの体から光が・・・なんでしょう?」
スサノオ「こ、これは!?」
なんとヤマタノオロチの体から、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)が出てくる!
注釈
天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)とは?
天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)は、別名を草薙剣(クサナギノツルギ)とも言う。
八咫鏡(ヤタノカガミ)、八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)と並ぶ、三種の神器の一つである。
アマテラスがニニギの尊に授け、その後、天皇の皇位継承の証として、代々、天皇に受け継がれることとなる。
スサノオ「この剣は・・・アマテラス姉ちゃんに献上しよう。
姉ちゃん、これで、俺はまた神と名乗れるようになるかな?」
アマテラス「スサノオ。見事でしたね。あなたが神と名乗れるかどうかは私ではなく、あなたを見た人々が決めてくれるでしょう。」
ヤマタノオロチを倒した後、スサノオは、クシナダヒメと結婚し、出雲の根之堅洲国にある須賀(すが)の地に宮処を構えたという。
そして、日本最古の和歌を詠んだと伝えられている。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を
(出雲には雲が盛んに湧き上がり、幾重もの垣を築くように八雲が立ちます。自分の妻を籠もらせるために私は宮殿に幾重もの垣を作り、その八重垣をめぐらせたようです。)
そして、スサノオノミコトは、現代でも、多くの神社で、神として祭られています。
神武征討記前史
「スサノオの冒険(後編)~決戦!ヤマタノオロチ!」
完
次回、
「オオクニヌシの国譲り(序編)~因幡の白ウサギ」
今後も、ぜひ、神武征討記( ・ω・)
よろしくお願いいたします。
歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?
弁護士 岡本卓大の描くかつて無いスペクタルドラマ!
神武征討記
アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
にて、絶賛連載中


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神武征討記( ・ω・)第1期(第1話~第100話)
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