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努力を続けるための“休む技術”|文字を見るのも嫌になった私が、CGS受験生に伝えたいこと

1. ここ2か月、私は休まず走り続けていた


ここ2か月ほど、私はかなり走っていました。

本業である危機管理コンサルの仕事に、力を入れていました。

それと同時に、CGS受験生向けなどのnote運営にも、全力で取り組んでいました。

  • 既存記事のリライト

  • 新規記事の作成

  • 教材の作成

  • 受験生からの相談対応

  • その他、受験以外の相談

平日も、休日も、ほとんど手を止めることなく作業を続けていました

それでも、自分では「大丈夫だ」と思っていました。
体は、ちゃんと動かしていたからです。

朝散歩。
筋トレ、ランニング。
実家に帰省し、農作業や父の介護。

だから、自分は健康的に過ごせていると思い込んでいました。

でも、ひとつだけ、抜け落ちていたものがありました。

体は動かしていました。

しかし、頭を休ませる時間がありませんでした。

朝起きてから夜寝るまで、頭のどこかが常に動いていました

  • 次の記事のこと

  • 教材のこと

  • 受験生に届ける言葉のこと

寝ている間以外、脳が止まる時間がほとんどなかったのです。

今振り返ると、それが大きな落とし穴でした。

体の疲れは、自分でも分かります。

でも、頭の疲れは、気づかないうちに溜まっていきます

そして、ある日、静かに限界が来るのです。

2. ある日、文字を見るのも嫌になった


それは、本当に突然でした。

ある日、文字を見るのが、になったのです。

書きかけの記事を開こうとして、手が止まりました。

  • 文章を読みたくない

  • 何も考えたくない

  • アイデアを出したくない

  • 何もしたくない

パソコンの画面を見ているだけで、頭が重くなりました。

最初は、自分でも何が起きているのか分かりませんでした。

仕事が嫌になったわけではありません。
noteをやめたいわけでもありません。
受験生を支援したいという思いが、消えたわけでもありません。

その気持ちは、ちゃんとあるのです。

でも、頭が動かない

文字を見ると、脳がそれを拒否する

そんな感覚でした。

やる気が消えたのではないか、と最初は思いました。

でも、違いました。

やる気がなくなったのではなく、脳が限界を迎えていたのだと思います。

やりたい気持ちはある。

それなのに、頭が言うことを聞かない

この感覚は、経験したことのある人にしか分からないかもしれません。

私は、何かを思い立ったら、アクセル全開で一気に自分を追い込んでしまうタイプなので、こういう経験はこれまで結構ありました。

そして私は、この時、あることを考えました。

3. この時、CGS受験生も同じではないかと思った


文字を見るのも嫌になった時。

私の頭に浮かんだのは、CGS受験生のことでした。

CGS受験生もまた、走り続けている人たちです。

部隊勤務、演習、訓練、家庭のこと。

その上で、勉強をするのです。

  • 教範を読む。

  • 暗記する。

  • 論文を書く。

  • 英語と向き合う。

  • 模擬試験を受けて、復習する。

やることは、いくらでもあります。

真面目な人ほど、自分を追い込みます。

「もっとやらなければ」
「まだ足りない」
「休んでいる場合ではない」
「周りはもっとやっているはずだ」

そうやって、休む間もなく走り続けます。

でも、人間の頭には限界があります。

ある日、突然、頭が拒否することがあります。

  • 教範を見たくない。

  • ボールペンを握りたくない。

  • 文字を書きたくない。

  • 試験のことを考えたくない。

CGS受験生にも、そういう時期はあるはずです。

そしてそれは、あなただけに起きていることではありません。

頑張っている人ほど、起こりうることです。

4. 私も受験生の頃、教範を見たくない時期があった


振り返ってみれば、私自身にも、同じような時期がよくありました。

CGS受験生だった頃のことです。

ある時期、本当に、何もやりたくなくなりました。

  • 教範を見たくない。

  • ボールペンを握りたくない。

  • 文字を書きたくない。

  • 答案を書こうとしても、頭が動かない。

  • 机に向かっても、ただ時間だけが過ぎていく。

そんな日が続きました。

当時の私は、それを「自分の精神力の問題」だと思っていました。

気合いが足りない。
怠けているだけだ。
こんなことで合格できるのか。

そう自分を責めて、気合いで何とかしようとしていました。

当時の私は、それを気合いで乗り越えるしかないと思っていました。

でも今なら、少し違う見方をします。

あれは、ただの怠けではなかったのかもしれない。

積み重なった疲労で、脳が動かなくなっていただけ

そう思います。

もし当時の自分に声をかけられるなら、こう言いたい。

自分を責める前に、一度、回復することを考えろ、と。

責めても、頭は動きません。

休めば、また動き出すこともあります。

5. 真面目な受験生ほど、脳疲労を努力不足と勘違いする


CGS受験生には、真面目な人が多いと感じます。

  • 責任感が強い。

  • 手を抜けない。

  • 部隊でも、家庭でも、きちんと役割を果たそうとする。

だからこそ、疲れている時も、自分を責めてしまいます。

「自分は甘い」
「気合いが足りない」
「こんなことでは合格できない」

そうやって、さらに自分を追い込みます。

でも、ここで知っておいてほしいことがあります。

脳が疲れ切った状態では、勉強の効率は大きく落ちます。

  • 読んでも、頭に入らない。

  • 暗記しても、定着しない。

  • 答案を書いても、内容が浅くなる。

  • 模擬試験の復習も、雑になっていく。

そして、感情まで不安定になっていきます。

この記事を読んでくれているあなたも同じような感覚を何度か経験したことがあるのではないでしょうか。

つまり、机に向かっている時間は同じでも、得られるものが減っていくのです。

ここに、見落とされがちな事実があります。

努力不足ではなく、回復不足で伸びていないことがあります。

時間をかけているのに伸びない。

それは、あなたの努力が足りないからではないかもしれません。

頭が回復しきっていないだけ、ということもあります。

そう考えると、少し見え方が変わってきませんか。

6. CGS受験は短距離走ではなく長距離走


CGS受験は、1日、数ヶ月で準備が終わる試験ではありません。

数週間の根性だけで勝てる試験でもありません。

防衛共通、図戦、服務、戦史、英語、職務分析、原則図示・・・

これらを、少しずつ積み上げていく必要があります。

その上で、論文を書き、暗記を固め、模擬試験を受け、復習する。

これを、1年という単位で続けていくのです。

ここで大切になるのは、瞬間的な努力の量ではありません。

継続できる努力の量です。

どれだけ一日に詰め込めるかではなく、それを何か月続けられるか

そこで差がつきます。

最初の1か月だけ全力疾走して、途中で倒れてはいけません。

スタートで飛ばしすぎて、ゴール前で動けなくなる。

これが、長距離走でいちばん避けたいことです。

1年間、崩れずに走り続けるためには、負荷を調整する技術がいります。

ずっと全力では、人間の頭は持ちません。

速く走る力だけでなく、ペースを保つ力が問われるのです。

7. 休息はサボりではなく、継続するための技術


多くの受験生は、休むことに罪悪感を持ちます。

  • 休んだら、遅れるのではないか。

  • 周りは、もっと勉強しているのではないか。

  • 自分は、甘えているのではないか。

  • 合格したいなら、休んでいる場合ではない。

そうやって、休むことを自分に許せなくなります。

でも、ここで考え方を変えてみてください。

  • 休息は、サボりではありません。

  • 休息は、走り続けるための技術です。

  • 休むから、また机に向かえます。

  • 休むから、記憶が整理されて戻ってきます。

  • 休むから、答案を書く力が戻ります。

  • 休むから、感情が安定します。

  • 休むから、仕事や家庭にも、余裕が残ります。

休むことは、止まることではありません。
走り続けるために、あえて速度を落とすことです。

ただ、ここで正直に言っておきたいことがあります。

これは、私がきれいに実践できてきたから言える話ではありません。

むしろ、その逆です。

私は休息をうまく使えていた人間ではありません。
むしろ、休むことを軽視して、脳が拒否するところまで行ってしまいました。

何度もこのような経験をしてきました。
そして、完全に止まってしまった時期もありました。

だからこそ、この記事を書いています。

休息の達人として語っているのではありません。

休まずに走って、しくじったことのある人間として、伝えています。

8. 気分転換に箱根へ行って、頭が少し回復した


「あー、もうムリ!」
脳が限界を迎えたと感じた後。

私は、気分転換に箱根まで、電車で移動してみました。

スマホも見たくなかったので、電源はOFF。

観光が目的ではありません。

特に予定があったわけでもありません。

ふらっと、何も考えずに思うままに行動しました。

ただ、電車に乗る。

窓の外の景色を見る。

行き交う人を見る。

降りた街を、少し歩いてみる。

気になったお店でご飯を食べてみる。

やったことは、それだけです。

でも、不思議なことが起きました。

頭の疲れが、少し軽くなりました。

普段と違う景色を見ること。
どこかへ移動すること。
人の流れを眺めること。
知らない街の空気を感じること。

それだけで、固まっていた頭が、少しほどけていきました

その後、そのまま新宿へ出てみると、また違う感覚がありました。

人の熱量。
街の活気。

そういうものに触れて、自分の中にエネルギーが戻ってくるのを感じたのです。

そこで、ひとつ気づいたことがあります。

私は、人や街のエネルギーから力をもらうタイプの人間なのだ、と。

  • 静かな自然で回復する人もいます。

  • 一人の時間で回復する人もいます。

  • 人と会うことで回復する人もいます。

休息の形は、人によって違うのです。

自分が何で回復する人間なのかを知ることも、受験戦略の一部です。

自分に合わない休み方をしても、なかなか回復しません。

まず、自分の取扱説明書を知ること

それが、効率のいい回復への第一歩です。

9. CGS受験生に必要な休息の設計


休息は、その場の気分で取るものだと思われがちです。

でも、それでは、いつまでも罪悪感がつきまといます。

だからこそ、提案したいことがあります。

休息を気分任せにするのではなく、設計してください。

ここでは、休息を4つの単位に分けて考えてみます。

1). 毎日の休息

毎日の休息は、その日の疲れを翌日に持ち越さないためのものです。

  • 寝る前のスマホを、少し減らす。

  • 10分だけ、外を歩く。

  • 風呂に、ゆっくり入る。

  • 寝る前に、重い課目を詰め込みすぎない。

  • そして、今日できたことを1つだけ確認して、眠る。

小さなことです。

でも、この積み重ねが、翌朝の頭の軽さを変えます。

2). 週単位の休息

週単位の休息は、疲労を蓄積させないためのものです。

週に1回は、軽いリフレッシュを入れる

温泉でも、サウナでも、散歩でも、カフェでも構いません。

家族とゆっくり過ごす時間でもいいです。

半日だけでも、勉強から完全に離れる時間を作る。

もし完全に休むのが不安なら、軽い復習だけの日にする。

それだけでも、頭の張りつめ方が変わってきます。

3). 月単位のリフレッシュ

月単位のリフレッシュは、受験生活そのものを折れさせないためのものです。

少し遠くへ、移動してみる。
自然を見る。
知らない街を歩く。
人と会う。
いつもと違う場所で勉強してみる。

図書館やカフェなど、環境を変えるだけでも気分は変わります

私にとっての箱根行きが、まさにこれでした。

4). 人との交流

人との交流が、回復になる人もいます。

  • 信頼できる人と話す。

  • 同期と、情報を交換する。

  • 家族と、ゆっくり過ごす。

  • 先輩に、相談してみる。

ひとりで抱え込まないこと。

それが、思っている以上に頭を軽くしてくれることがあります。

この4つすべてを完璧にやる必要はありません。

自分に合うものを、いくつか選んで組み込む。

それだけで、走り続けられる確率は上がります。

10. 休む時は、罪悪感ではなく目的を持つ


ここで、ひとつ注意したいことがあります。

休めば必ず回復する、というわけではないのです。

受験生は、休むと罪悪感を持ちやすい。

そして、ただダラダラと過ごすと、その罪悪感はかえって強くなります

  • スマホを、見続ける

  • SNSを眺めて、なぜか疲れる

  • 動画を見ているうちに、夜更かしする

休んだつもりなのに、翌朝、頭が重い。

これでは、回復になっていないことがあります。

だから、休む時は、目的を決めてください。

  • 今日は、頭を休める日にする

  • 今日は、体を回復させる日にする

  • 今日は、家族との時間を取る日にする

  • 今日は、自然の中を歩く日にする

  • 今日は、人と話してエネルギーをもらう日にする

目的を決めるだけで、不思議と罪悪感が減ります。

「これは回復のための時間だ」と、自分で納得できるからです。

休むなら、ちゃんと休む。

スマホで脳を疲れさせる時間を、休息と勘違いしないでください。

中途半端な休みは、疲れも罪悪感も残します。

休むと決めたら、目的を持って、しっかり休む。

それが、いちばん効率のいい回復です。

11. 本当に強い受験生は、頑張り方と休み方の両方を知っている


強い受験生とは、どんな人でしょうか。

ただ長時間、机に向かい続けられる人。

そう思われがちですが、私はそうは思いません。

本当に強い受験生は、自分の状態を見ながら、負荷を調整できる人です。

  • 今日は、しっかり頑張る日

  • 今日は、軽く流す日

  • 今日は、完全に休む日

  • 今日は、睡眠を最優先する日

  • 今日は、答案を書く日

  • 今日は、暗記に切り替える日

こうした切り替えが、自然にできる人。

その人が、最後まで崩れずに走り切ります。

CGS受験に必要なのは、根性だけではありません。

自分を観察し、管理する力です。

自分の頭が、今どんな状態にあるか。

それを感じ取って、やることを変えていく。

その力が、長い受験生活を支えます。

合格に近づく人は、勉強時間を増やすだけではありません。
勉強を続けられる状態を守っています。

勉強量を増やすことばかり考えていると、肝心の「続ける力」を失います

走る力と、走り続けられる体調。

その両方を守る人が、強いのです。

12. 最後に:休む勇気を持てる受験生は強い


CGS受験は、厳しい道です。

  • やることは、本当に多い。

  • 覚えることも、多い。

  • 論文も書かなければならない。

  • その上、仕事があります。

  • 家庭もあります。

そんな中で、休むのが怖いという気持ちは、よく分かります。

休んだ分だけ、遅れる気がする。

その不安は、私も知っています。

でも、これだけは言わせてください。

潰れてしまえば、そこで終わってしまいます。

教範を見るのも嫌。
文字を見るのも嫌。
何も考えたくない。

もし、そんな状態になったら。

その時は、自分を責める前に、回復することを考えてください。

休むことは、逃げではありません。

また立ち上がるための、準備です。

一度ペースを落とすことで、あと半年、1年と走り続けられるなら。

それは、【立派な戦略】です。

頑張る勇気は、きっとあなたの中にあります。

それと同じくらい、もうひとつの勇気を持ってほしいです。

CGS受験で最後まで走り切るために必要なのは、頑張る勇気だけではありません。

休む勇気です。

13. あなたへの質問


最後に、ひとつだけ質問させてください。

あなたにとって、本当に回復できる休息は、何ですか。

静かな場所でしょうか。
人と過ごす時間でしょうか。
それとも、知らない街を歩くことでしょうか。

そして、今週。

あなたは、自分のために、どんな休息を設計しますか

もしよければ、コメントで教えてください。

あなたの回復方法が、同じように頑張っている誰かのヒントになるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Mr.K


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▶︎ 勉強を続ける仕組みを作りたい方へ


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