「ペラペラ」について考える。いや、考えない(ペラペラエッセイ)
「ペラペラエッセイ」というものを知った時から、
ずっと憧れている。
ペラリスト。名乗ってみたい。
「良いペラペラですね」とか言われてみたい。
内容ではなく、ペラペラ具合を褒められる人生。
最高にペラりんこ、だ。
そもそも、「ペラペラエッセイ」とは何か。
提唱者のちょろすさん曰く、
なんの役にもたたない、読んで損したわーって思う人もいるかもしれない、ダメだこりゃのやつ。中身なんてない。だってペラペラだから
素 晴 ら し い !
一方、私は——
考えすぎる。
凝りすぎる。
オチをつけたがる。
ペラペラとは、相性が悪すぎる。
だから、なかなか書けなかった。
書こうと思っては、
「ペラペラが足りないのではないか?」
「ペラペラペラペラ言い過ぎではないかペラ?」
などと考えてしまい、
気づくと、どんどんペラペラから離れてしまう。
そんな私が、
今、なぜ書いているのかというと。
ちょろすさんが、
ぎっくり腰で寝てるからである。
この際、お見舞いに便乗して。
いや、それは語弊がある。
ありすぎる。
お見舞いにかこつけて…でもない。
とにかく、ちょろすさんが募集している。
これはもう、「今しかないな」と思ったのである。
募集期間は、
1月23日(金)~26日(月)。
この4日間は、人類の歴史はじまって以来、
もっとも多く「ペラペラ」という言葉が飛び交うだろう。
ペラペラの幕は切って落とされた。
あとは書くだけだ。
それにしても——
「ペラペラ」。
なんて素敵な響きなんだろう。
第一に、軽い。
軽薄なのではない。
軽やかなのだ。
第二に、薄い。
向こうが透けて見える感じ。
透明感。輝き。光の射す方へ。
第三に、流暢。
ペラペラしゃべる、
あの、流れるような美しさ。
私は、そんなエッセイを書きたい。
いや、この時点で、すでに考えすぎている。
ペラペラ、恐ろしい子!(白目)
だが、ちょっと待ってほしい。
提唱者の名前が「ちょろす」さんというのも、
思えば、神がかっている気がしないか。
「ちょろすさんのペラペラエッセイ」
これは、格式が高い。
芸術点だって、満点だ。
「トムとジェリー」で、ペラペラになったトムが、
風に吹かれて、ひらひらと飛んでいく感じがする。
これが、仮に、
「ギックリギガギョロスさんのペラペラエッセイ」
だったらどうだろう。
威圧!
荘厳!
超重量級!
説得力がないにもほどがある。
名前って大事だ。
むしろ、中身より名前だ。
いや、そもそも、中身はない。
オチもつかない。
落ち着かない。
えーと。
おしまい!
(999字)
ちょろすさん、
お見舞いペラペラでした。
次は、もっとうまくペラペラしたいです。
腰、お大事になさってくださいね。

こちらにも、あわせて応募します。
カツカレーさん、最初の区切り線までが100字です。
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