ライブとは、洗濯である。|毎週ショートショートnote|ギター式洗濯機
ライブとは、洗濯である。
会場を満たす熱風、音の濁流、泡立つような無数の光。
それらが混ざり合い、私の内側を無遠慮にかき回す。
ステージ上の高目沢さんは、いつも派手なギターを抱えている。
その夜のギターには、本物の洗濯機が付いていた。
1曲ごとに、洗濯が始まり、そして、終わる。
アライフィーの代表曲『SWEAT & TEARS』が始まった。
汗と涙——
汗とは何だったのだろう。
結果が出るか分からないまま払った労力。
評価されない仕事。
夜中に一人続けた練習。
何度も書き直した原稿。
涙とは何だったのだろう。
理解や納得が追いつかなかった感情の残り。
夢を諦めた瞬間。
大切な人を失った日。
思いがすれ違った夜。
洗濯機は、汚れを落とす装置だ。
だが、人生の「汗と涙」は、
落とすためではなく、
抱えたまま、生きていくためにある。
洗濯を終えても、頑張った事実そのものは消えない。
消してはいけない汚れもあるのだ。
なお、この日の演奏は、間奏(乾燥)で終了した。
(410字)
アライフィー高目沢さん

田原にかさんの「毎週ショートショートnote」の企画、
4回目の投稿です。
今回のテーマ(お題)は「ギター式洗濯機」。
派手なギターでおなじみ(?)の、
アルフィー高見沢さんっぽい人、
アライフィー高目沢さんにご登場いただきました。
そして、曲は、変にいじらず、
直球勝負の『SWEAT & TEARS』!
洗濯のために作られたような曲ですね
…違いますよ!(笑)
さて。
「アライフィー」ではなく、
「アルフィー」の話をさせてください(笑)。
私、アルフィー(正式名称は「THE ALFEE」)大好きなんです。
『メリーアン』か『星空のディスタンス』か、
みたいなイメージがあるかもしれませんが、
フォーク、ポップスから、メタル、プログレまで、
かなり幅広い音楽をやっています。
基本的に、作詞・作曲は高見沢さん。
ですが、ボーカルは、曲ごとに変えていて、
3人のメンバー全員にヒット曲がありますね。
これもすごいことだと思います。
『SWEAT & TEARS』は、1986年発売のシングル曲。
シングルでは、高見沢さんがリード・ボーカルですが、
ライブで披露される「スイッチボーカル・バージョン」では、
メンバー3人が順番(※)にリード・ボーカルとなります。
アルフィーならではの演出ですね。
(※)1番:坂崎さん、2番:桜井さん、3番:高見沢さん
『SWEAT & TEARS』スイッチボーカル・バージョン
サムネイルは、1番を歌う坂崎さんですね。
大好きな曲です。
ぜひ、聴いてみてくださいね!
本日は以上です。
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