メインコンテンツへスキップ

#ヒュパティア

関連タグ

ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人

3,960円
翻訳
中西 恭子
著者
エドワード・J・ワッツ
発売日
2021年11月13日
ページ数
276
ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人

男性社会を生きた女性数学・哲学者の評伝 激動の時代における政治・社会階層・宗教と暴力の関係を描く ヒュパティアは4世紀後半~5世紀初頭、ローマ帝国のアレクサンドリアで、優れた数学者・哲学者として弟子から政界と宗教界に要人を輩出しつつも、キリスト教徒の政治的対立に巻き込まれて415年に非業の死を遂げた。本書はその生涯に加えて、死後まもなくから21世紀にいたるまでの伝説と受容の長い歴史を紹介するとともに、ともすればそれらに埋もれがちな、彼女が実際に成し遂げたこと、その時代において達成したことは何なのかを考察する。 当時の知識階層における男女それぞれの教育の異なる傾向とその社会的な事情は、女性哲学者たちを生み出す土壌となった。高名な数学者テオンの娘に生まれて学塾を率い、「公的知識人」の役割を担った新プラトン主義者ヒュパティアの活動を、著者は、教義論争と党派間対立に揺れる当時のアレクサンドリアの知的風土と、古代末期ローマ帝国のエリート層の生態のうちに位置づけて、簡明に論じる。 時代の制約のなかに生きる女性知識人をあたたかいまなざしで見つつ、ヒュパティアを過剰に聖女や悲劇のヒロインとして美化することがない視点で描かれた評伝。 [目次] 大斎の殺人 第1章 アレクサンドリア 第2章 幼年時代と教育 第3章 ヒュパティアの学校 第4章 中年期 第5章 哲学の母とその子どもたち 第6章 公共的知識人 第7章 ヒュパティアの姉妹たち 第8章 路上の殺人 第9章 ヒュパティアの記憶 第10章 近代の象徴 エピローグ 伝説を再考する 謝辞/訳者あとがき/図版一覧/参考文献/原註/索引

2026年7月31日 12:32時点

37件

人気の記事一覧

なぜヒュパティアは命を懸けて真理を求めたのか――「観想」という祈りの源流をたどる

「あなたは、ここまでできる?」―知と信念に生きたヒュパティアが私に問いかけたこと

映画「アレクサンドリア」〜学問の無力、女の哀しみ、自由の儚さ

アテネの学堂の麗人がヒュパティアであってほしい理由

『EPHEMELUX』(第十一稿)Part.4

映画『アレクサンドリア』—4世紀に生きた、知性と美貌の女性天文学者ヒュパティア

ヒュパティアの死と象徴(新潮の極右記事に贈る、後期ローマの裏切られた遺言)

知られざる女性哲学者たち vol.1古代アレクサンドリアの星、ヒュパティア

『裸の聖書』55. 初期キリスト教の百の分派から無原罪の御宿りの教義まで -1

超有名から埋もれた天才まで:一生学び続ける偉人の言葉

「失われた天才と人類の知識—映画『アレクサンドリア』が描く真実と悲劇」

¥100

時計と同じ速度で歩く

名画眼鏡っ娘化計画👓️

映画『アレクサンドリア』

節分から始まるあれこれ

『信じる者は破壊せよ』(キャスリーン・ニクシー;松宮克昌訳・みすず書房)

棚の本:哲学の女王たち

1600円前、東ローマ時代の女性哲学者、数学者『ヒュパティア』のイラスト🎨

『アレクサンドリア』 ヒュパティアはケプラーの第1法則を直感で見抜いていた(世界の歴史)

知っておきたいギリシャの女性哲学者7名

エドワード・J・ワッツ(中西恭子訳) 『ヒュパティア/後期ローマ帝国の女性知識人』

価値ある数学古典を後世に残すために:ヒュパティア

読書前ノート(1)

『哲学の女王たち』

【つの版】ユダヤの謎17・東西戦乱

アレクサンドリアのヒュパティア

ヒュパティア ➔ 地上のロゴス体現者への復権と「悲劇のヒロイン」という偽装の強制削除|女神の帰還・魂の源流コード再同期(全次元女神復権裁判) #5

Cコードは気にするものなのでしょうか?

哲学の女王からソロデビュー?