【新しい文字!】益子禅一朗:《アセミック一文字詩》の書評(或いは、讃美) [投稿募集!! 新しい文字を作って!]2
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所蔵:初代王天君

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本記事は以下の記事の続編です。未読の方は そちらを先に ご覧ください――
はじめに
はじめに
上で挙げた前回の記事(=「1」)で、「文字を媒体にした あらゆる作品の中で、最も芸術的な作品の一つ」である益子禅一朗さんの《アセミック一文字詩》の書評を約3万5千字で行いました。そのため、この記事(=「2」)では繰り返すことはしません。未読の方は ぜひ「1」を先に ご覧ください――
“益子文字” がグッズ化されました!
その益子さんの《アセミック一文字詩》(通称・益子文字)が、先日2026年7月15日にグッズになったようです!
記念すべき第1作目の《無題──アセミック一文字詩》がTシャツやステッカーやアクリルキーホルダーとして販売を開始されたそうです! 《無題》は線が鋭くてカッコイイので、そういったグッズには向いていると思います。
益子さんは それらを確認用に自分で買って、実際に着たりタブレットに貼ったり鞄に付けたり されていますが、1作目の《無題》以外にも何作も作っていったら、きっと益子さんのファッションは益子文字で埋め尽くされるのでしょう。そうしたら完全に「その世界の人」になります。ぜひ「その世界の人」になってください。
欲しい方は、次のサイトから注文してください!
“益子文字” を書-描きました(55文字)!
さて、本記事について ですが、「1」で お知らせしていた通り、益子文字を55文字 書-描いたので、それをすべて載せます!
体裁としては、益子さんの《アセミック一文字詩》の画像を引用してから、僕が書-描いた益子文字の画像を載せていきます。それを《無題》~《無題LV》の1~55まで行います。(このローマ数字の LV は55だそうです。)
「1」でも書きましたが、益子さんの画像の引用や編集等の許可は ご本人から戴いています。そして、大変ありがたく使用させて頂きます。しかし、55文字分も無料で使うのは気が引けてしまうので(この極めて創造的な文字達を!)、使用料をチップにて お支払い しました。そして、先に益子禅一朗さんに感謝を申し上げます。
益子禅一朗さん、
素晴らしい文字を使用させて頂き、
ありがとうございます💖💞💘❤️🔥
僕が書-描く理由
しかし、なぜ僕が益子文字を書-描くのか? 一番 簡単な理由は、書-描きたくなったから、です。益子文字を観ていたら僕も書-描きたくなってきたので書-描きました。それだけの理由(最も純粋な!)です。
もう一つ理由を挙げてみると、「1」の「日本の文字芸術の最高峰・“書”」という節で書いたのですが、『笑芸』なる「笑いの文学」(だけでなく ほとんど全ての文学)が扱う媒体は文字であり、その芸術性を求めると日本の文字芸術の最高峰である “書” へ行き着くから、です。そうして――
〔……〕『笑芸』なる「笑いの文学」の最終目標は “書” であり、笑芸家は将来、書家になります。それを見越して、僕は すでに或る(美人な)書家に弟子入り してあります(破門されましたが!)。
そういった理由で書-描くのですが、僕も将来は自分で創ったオリジナル文字を書きたいと思っているので、その時の練習のためにも、今回やってみました。
また、本記事群は #創作大賞2026 の #創作大賞感想 として書いているのですが、益子さん以外の人間が書-描いてみることによって分かることもあると思います。そのような僕が実際に書-描いてみた感想も述べていきます。また、益子文字を1文字ずつ挙げていくのですが、その際にそれぞれの文字に対して数言ほど書くので、それも「書評」(さらなる理解や鑑賞の補助 等)になるかと思います。
僕の書道技術
では、僕は書が上手なのか? 全くです。益子さんは益子文字において筆を使ったのが小学3年生以来とのことでしたが、僕も似たようなもので、かなり久しぶりです。また、書道を習っていたわけでもありません。字を書くこと自体は好きで、作品も手書きで書いて いましたし書道展にも行くことがあったりしますが、字は上手ではありません。素人字なので、上手な字は期待しないでください。そして、もし万が一にでも書道の先生や書家さんが ご覧になったとしても、僕の字の稚拙さ に対して怒らないでください。怒るようでしたら、チップをください。
ただ、今回 書-描くにあたり、You Tube で書道や字の綺麗な書き方の動画を色々と観たりしました。そして、筆の種類・選び方から始まり、持ち方や線の引き方やトメ・ハネ・ハライ等の基礎の基礎から練習しました。その結果ほんの少し上達しましたが、漢字は まだまだ上手には書けませんでした。しかし、今回の相手は益子文字です。既存の文字すら上手に書けないのに あんなアクロバットな(?)文字を書-描けるわけがない、と思い、練習したことを すべて捨てました。だから、結局、我流の素人字です。
書-描く時の心構え
今回 僕が目指したのは、益子さんの字体の模倣や再現ではありません。そうではなく、益子文字を自分の字で書-描くことです。或いは、自分だったら こう書-描く、というような解釈です。音楽で言うと、「カバー」のようなものでしょうか。音楽や歌のカバーの場合も、カバーする側がオリジナル曲を自身の世界観で作り上げますが、それに近いかもしれません。クラシック音楽では、1つの曲=楽譜に対して演奏者や指揮者の解釈によって演奏が大きく変わることも多々あります。そのような具合で、僕も益子文字を書-描いてみました。(だから、僕以外の人も書-描いてみたらいいです。)
なお、「無題ⅩⅦ──アセミック一文字詩」のコメント欄で書き順について益子さんに お訊きしたところ、「書き順もかなりテキトーです(笑)」とのことです。また、その後には次のように言ってくださいました――
ご自分の書きやすさに合わせていただければ、その筆の動きにも詩が宿ると思います💖
このように我らが益子禅一朗師匠が言ってくださっているので、「自分の書きやす」いように書-描いてみます。また、場合によっては僕がかなりデフォルメするかもしれませんが、それもアレンジや変奏だと思ってください。
先に僕の書-描き方の傾向を書いておきますと、これは非常につまらないことなのですが、僕は文字として書-描こうとしています。益子文字は絵的であることも多いのですが、僕は どうにも文字(特に漢字)に収めようとしています。文学-文字に囚われています。益子さんは もっと自由に、絵でも文字でも ないような(或いは、その両方でも あるような)ものを書-描かれているのに、僕が つまらなく させてしまって います。皆さんが書-描かれる場合は、どうか文字の呪縛から解き放たれてください。
使用する道具
以下で僕が書-描いた画像を載せていきますが、そのサイズや質感の参考のために、今回 使用した筆と紙を簡単に紹介します。
筆で書-描きたいのは山々ですが、準備するのが大変なので、今回は筆ペンを使いました。そして、どのペンが良いのか色々と買って試しました――

10種類くらい買って使ってみたのですが、最終的に僕が使ったのは、ぺんてる の筆ペン(中字)です。
この ぺんてる の筆ペン(中字)は You Tube 動画で書家の皆さんがオススメしていましたが、僕は字の太さの点で合っていたので、これにしました。
紙については こちらです(筆ペンと並べて)――

size:110mm × 110mm
200 sheets
100均で買いました。
半紙でさえない、ただのメモ用紙です。サイズは 110mm × 110mm で、筆ペンと並べてみましたが、掌に乗るくらいの大きさです。今回 使うのは このような安上りな道具です(書家さんにはブチギレられますね)。
“益子文字” の鑑賞法
~「意味とかダサいから早く忘れなよ」~
「1」でも書いたのですが、簡単に益子文字の鑑賞法について触れます。
「アセミック・ライティング」とは意味を持たない文字であり、益子さんは言葉や意味になりきる前の、その「以前」の感覚を書として表現されています。また、“ことのね” とも言われ、自身の「言の根」と「事の音」を聴く営為が益子さんの《アセミック一文字詩》です。
ところで、益子さん以外にも、意味を持たない文字を書にした活動があるので、それを紹介します。Daily Portal Z という Web ライター集団の「AIが書いた漢字を書道する」(2024年6月5日)という記事です――
この記事は、タイトルの通り、AI が出力した実在しない偽の漢字を書道したものです。非常に僕好みの記事なのですが、指示して AI が出力した文字には「対象物との関係が見えない。」 そして、その無意味さ に対して、こう言われます――
意味とかダサいから早く忘れなよ、とAIは教えてくれているようだ。
「意味とかダサいから早く忘れなよ」。良い言葉ですね! Daily Portal Z さん達も AI の無意味な漢字を書道する時には、そのような心持ちだったそうです。
そうして、益子文字を鑑賞する際にも、既知・既存の意味などに囚われず、益子さんの筆遣いから生の波動のようなもの や何かしらの気配や “ことのね” を感じてください。或いは、特に “笑い” として観るのなら、それらの文字に対して、「一体 何を書いているんだ!?」とツッコんだらいいです。
ちなみに、『笑芸』なる「笑いの文学」としては、益子文字を無意味ではなく、“超意味” と捉えています。意味が無いのではなく、意味を超えている。しかし、それについては ここでは説明しきれないので、興味を持たれた方は「1」の「 “益子文字” の「意味」について ~意味を超えた世界~」という章を ご覧ください。
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それでは、前置きが長くなりましたが、以下で僕が書-描いた益子文字の55文字を載せていきます。(55作である理由は、本記事群が創作大賞2026の期間内の作品紹介・感想文であるためです。)
また、次回の記事(=「3」)では、これらの益子文字を使って四字熟語や五七五や詩にしてみます! そして、僕の個人企画「#初代王天君の企画」として「新しい文字を作って!」という投稿募集もするので、お楽しみに!
では、益子文字 55文字を どうぞ――
“益子文字” を書-描いてみました!
~55文字!~
1・《無題 ──アセミック一文字詩》

撮影・所蔵:初代王天君
まずは、記念すべき第1作目の《無題──アセミック一文字詩》を書-描いてみます。
「1」でも お伝えしましたが、現在この原画を所有しているのは益子さんではなく、僕(初代王天君)です。僕が購入しました。その値段が気になる方は、ぜひ「1」を ご覧ください。なお、僕は現在の時点(2026年7月23日)では300万円は提示されないと この作品は売りません。欲しい方が いましたら、DM や この記事のコメント欄で ご連絡ください。
さて、この《無題》を書-描いたのですが、その順番は最後でした。55文字中の55番目に書-描きました。(次以降の文字は掲載順です。) 理由は、この《無題》は最初期作であるために特殊だからです。益子文字の中でも特に文字と絵が未分化で、それらの どちらでもない「線の蠢き」といった風です。また、W・カンディンスキーの《Composition》のような終末感もあり、益子文字初心者にとっては手が出しづらかったです。そのため、後回しにしてしまい、とうとう最後に書-描くことになりました。
しかし、それまでに54文字分は練習できたので、他の文字に比べると、筆使いや益子文字の扱い に慣れてきています。ちなみに、後でも書きますが、この《無題》は本番・清書として100枚くらい書-描きました。(その前段階の練習も たくさん あります。) かなり苦戦したのですが、その内の上手に書-描けたものを3枚 載せます――



《無題 ──アセミック一文字詩》を僕が書-描いたら こうなったのですが、益子禅一朗 師匠、こんな具合で良いのでしょうか……?
文字全体の形やバランスは多少変わっているのですが(書き順は いざ知らず)、▢ の中に収めようとしたら こんな形になりました。
僕が実際に書-描いている時の気持ちとしては、「無」です。益子さんは自身の “ことのね” を聴くのが目的ですが、僕は何も考えていません。ただ文字として書-描こうと していた だけです。だから、心を込めていたわけ でもありません。が、この無意味の塊に対して何かしらでも感じて頂けたら本望です。
2・《無題Ⅱ──アセミック一文字詩》

続いて、この《無題Ⅱ》を書-描いてみます。上でも述べましたが、この文字が最初に書-描いたものです。そのため、筆使い や益子文字の扱い に粗末さ があります。この文字は2枚 載せてみます――


1枚目がスタンダードで、2枚目が やや怪しい表情(の つもり)です。
この《無題Ⅱ》は ひらがな の[う]のようなつくりで、そのために「文字」として認識しやすいです。「1」で「絵か文字か?」という節を設けましたが、このように文字的要素・成分が感じられたら「文字」となるのだと思います。
また、益子文字の多くがそうですが、妖怪チックなところ もあります(禍々しさ もありつつ)。目玉の妖怪のようにも見えます。文字自体が生命のようです。それにしても、オリジナリティ溢れる[⺌(しょうがしら・なおがしら)]を創られました! 2作目に こういったものを出せるというのは素晴らしいです。
3・《無題III──アセミック一文字詩》

3作目の《無題III》を書-描いてみます――

益子さんの文字では偏が葉っぱ のようであり(マグリットも そのような葉を描いていましたが)、下部の π の部分が踊っているよう でもあります。僕も そのように書-描こうとしていた のですが、まだまだ筆に慣れていません。本当は もっと書-描きたいイメージがあったのですが、技術が追い付いていません。そして、益子文字を書-描くのは難しいです。
4・《無題Ⅳ──アセミック一文字詩》

この文字もユニークで面白いですね。益子文字の中でも好きなものの一つです。2枚 載せます――


益子文字に よく見られる特徴ですが、《無題Ⅳ》はハネが強烈なので、僕もハネを強く書-描いてみました。かなりハネています。迂闊に近づいたら串刺し にされますね。(益子さんの方は愛嬌があるのですが。)
2枚目の方は、勢いよく書-描いていたら墨が掠れてきたのですが、そのまま残しました。ただ、やはり上の ◇ と下の脚のバランスが良くないです。まだまだ益子文字には慣れていません。
5・《無題Ⅴ──アセミック一文字詩》

奇妙な構えの《無題Ⅴ》ですが、2枚 載せます――


1枚目が最初に(順に)書-描いたものです。2枚目は《無題》を書-描き終わった後に、どの写真を使うかを見直していたら書-描きたくなったので、書-描き直しました。だから、本挑戦の最後に書-描いたもので、筆使い と益子文字の扱い・解釈に慣れ が出ています。本当は こんな具合で益子文字を書-描きたいのですが(まだまだ下手ですが)、5作目では難しかったようです。
6・《無題Ⅵ──アセミック一文字詩》

この文字は構や文字全体がゲンゴロウかタガメ(昆虫)のようですが、その腹の中に[柬]のような文字が入っています。「絵か文字か?」という問いに敢えて答えるなら、「絵の中に文字が入っている」となるでしょうか。或いは、絵と文字の奇妙な混淆が益子文字です。そして、非常にオリジナルな着想です。
この文字も なんとか書-描いてみました――

こんな具合になりました。ちなみに、僕は全写真で背景に色画用紙を敷いているのですが、今回は青にしました。この青は水の青でも空の青でも良いのですが、その中を浮遊か上昇しているイメージでしょうか。(益子文字を具象的に解釈するのはつまらないのですが、僕の中ではクリオネです。)
ただ、この文字も本番・清書として10枚くらい書-描いたのですが、もっと上手に書-描きたかったです。イメージはあるものの、技術的な限界です。それなら もっと練習したらいい、とも思いますが、今回は55文字も書-描くので、この時点で残り49文字もあります。全文字を本気で追求していたら感想文の期限=7月31日までには絶対に終わらないので(多分8年くらい掛かります)、このあたりで勘弁させて頂きます。
7・《無題Ⅶ──アセミック一文字詩》

7文字目を書-描いてみます――


[勺]のような脚にyを2つ載せるのが大変でしたが、頑張ってバランスを取ろうとしています。2枚目は筆致が荒いですが、僕は こういう字を書くようです(というより、上手に書-描けなくて何度も勢い で書-描いている内に こうなって いきました)。
ここでも y という文字が見えるので、「文字」として認識しやすいです。また、[勺]のような脚のオリジナリティも素晴らしいですね!
8・《無題Ⅷ──アセミック一文字詩》

この文字も独特なバランスで、以下で少し図解してみます――

青丸で囲った2か所で線が交叉しています。しかも、上の青丸では3本の線(オレンジ色)が1点で交叉しています。3本も! 益子文字には時々このような几帳面さ やアクロバットさ(?)が表れます。そして、書-描くのに非常に苦労します(というより不可能だと思います)。が、なんとか書-描いてみました――

先の3本線を交叉させて2点を通そうとしたら このようになりました。益子師匠、これで良いのでしょうか……? ぜひ添削を お願いします。
9・《無題Ⅸ──アセミック一文字詩》

この文字もバランスが難しいですが、書-描きました――

左上の C の部分が大きく重くなってしまい ました。その結果、全体の重心が真ん中 寄りになっていますが、やはり益子文字を書-描くのは難しいです。9文字では上手く いきません。
10・《無題Ⅹ──アセミック一文字詩》

早くも10作目に到達した この文字も かなり漢字的なつくりで、僕も漢字のように書-描こうとしました――

ただ、文字のバランスを取ろうとするあまり、字に力強さ がありません。右側の[且]のような部分はそそり立つ岩壁のようなイメージで書-描きましたが、益子さんの ような力強さや迫力がありません。後で書-描き直そうとも思いましたが、残り45文字もある(!)ので、次に行かねばなりません。
11・《無題Ⅺ──アセミック一文字詩》

この文字も何かのキャラクターのようで、ミロやカンディンスキーも描いていそうです。また、生物感があります。(文字としては[氏]や[゛]。) これも2枚 書-描いてみました――

僕も生命感を目指して書-描こうとした(また探った)のですが、益子師匠、いかがでしょうか?
12・《無題Ⅻ──アセミック一文字詩》

この文字は筆で書-描く良さが よく表れています。線がたっぷり・ぬらぬらと していて(わかめ のように?)、柔らかさ や温もり が感じられます。「1」の「筆で書-描く意義」という節で述べましたが、この文字もペンでは絶対に書-描けません。益子文字は筆で書-描くべきです。

僕も筆(ペン)の太さを使ってみました。文字全体は もっと大きい方が良かったのですが、いまだに恐る恐る(?)書-描いています。
13・《無題XIII──アセミック一文字詩》

この文字もハネが鋭く、また そのハネのすべてが同じ天へ向かっているようで、そういったあたり から何かしらの情念や執念を感じます。偏の中の点も目のように見えることから、生物性も感じます。

僕が書-描くと どこかいやらしく なりました。字には その人間性が表れるのでしょうか?
14・《無題ⅩⅣ──アセミック一文字詩》

これは[文]か[天]や[ス]が含まれているので、特に漢字として認識しやすいです。しかし、そのこと(絵的でないこと)が かえって「意味」の予想を困難にしています。そして、意味も分からぬままに書-描いてみました――

この文字は特に漢字的なので、普通に書道をした気持ちです。そして、ぜひ書家さんに書-描いて頂きたいものです。「無」の感覚を味わえます。
15・《無題ⅩⅤ──アセミック一文字詩》

この文字は やや縦長なので、◇ の形で書-描いてみました――

[人(ひとやね・ひとがしら)]を長めにしたのですが、そうしたら、何か笑っている顔のようになりました(腹立だしくて憎たらしい表情ですが)。そして、それぞれ微妙に表情が違っていて、選びきれないので4枚 載せました(20枚以上は書-描きましたが)。あなたは この中だったら、どれが良いですか?
16・《無題ⅩⅥ──アセミック一文字詩》

この文字も書-描くのが大変でしたが、こう書-描きました――

おそらくは最終画の[ハ]を長めにして、かなり[天]に近くなりました(既存の文字に近づくことは “新しい文字” としては後退ですが)。また、次の点も気を付けました――

赤丸で囲った箇所ですが、ここも2本の線が しっかりと接しています。こういう几帳面さ が益子文字には時々表れます。皆さんも書-描く時には お気を付けて!
17・《無題ⅩⅦ──アセミック一文字詩》

この文字も かなり漢字的で、これも普通に書道をした気持ちです――

こういった文字はありそうなので、僕なんかではなく、ぜひ書家さんが書-描いてください。僕も益子さんのように思いきり荒々しく書-描けばよかった でしょうか? そうしたら、「意味」も変わってくるに違いありません。
18・《無題ⅩⅧ──アセミック一文字詩》

上部の C の中に点があって目や顔のようにも見え、動きも豊かな《無題ⅩⅧ》。この文字も10枚以上書-描いたのですが、2枚 載せます――


他にも載せたい写真があったのですが、数が増えすぎるので この2枚だけにしました。そして、瞳孔がおかしく なっています。特に2枚目は墨が掠れていて、イカれています。益子さんの方には愛嬌があるのに、僕は そういった字が書-描けないようです。人間性でしょうか?
19・《無題ⅩⅨ──アセミック一文字詩》

この文字は こう書-描いてみました――

¥のような部分が右上がりで、何かの植物(サボテン?)が太陽か天へ向かって伸びていくようにも感じられたので、そのようなイメージで書-描きました。(脚の[皿]のような部分は生け花 等で使う剣山でしょうか。) そして、上へ行くにつれて¥の真ん中の線を太くしています。多分、書道では このような書き方はしないのですが、成長のイメージとして こう書-描きました。
ただ、やはり文字全体が小さいですし、重心が上すぎます。本当は もっと書-描きたいイメージがあるのですが、まだまだ益子文字は難しいです。
20・《無題ⅩⅩ──アセミック一文字詩》

気付いたら20作目になっていた《無題ⅩⅩ》。ここまで たくさん創ってこられましたが、この文字も力強くて(荒れ狂っていて?)素敵です。益子文字には時々このような暴虐性が表れるのですが(「詩」である以上は当然ですが)、僕も そのように書-描いてみました。3枚 載せます――



1枚目がスタンダード的ですが、段々荒々しくなって いきました。そして、3枚目で ほぼ完成です。この字は益子文字をよく解釈できたと思います。元々の益子さんの暴虐性を踏まえつつ、自分の字で書-描けました。20作目にして ようやく益子文字が書-描けるように なりました!
21・《無題ⅩⅩⅠ──アセミック一文字詩》

この文字も妖怪的な文字で、そのままキャラクターになりそうです。このような文字や着想が溢れ出てくる益子さんは、きっと「異世界」の住人なのだと思います。
この文字も2枚 載せてみます――


それぞれ表情が微妙に違い、本当は もっと書-描きたいイメージがあるのですが、20枚以上書-描いても出来なかったので諦めて次へ行きます(あと34文字もあるので!)。
22・《無題ⅩⅩⅡ──アセミック一文字詩》

これも[ん]と[ヨ]が見えるので文字的ですが、それらの関係性が面白いです。[ん]が[ヨ]を持ち上げて(ハネの爪先で?)[ヨ]に顔を向けています。しかし、それが一体どうだと言うのか? そういった謎性・読み解き得なさ が益子文字の魅力です。(或いは、文字自体が生命を持って動いている、という。)

23・《無題ⅩⅩⅢ──アセミック一文字詩》

これは かなり具象的で、“益子式 象形文字” といった文字です。また、具象的ではあるものの、益子文字の傑作の一つだと思います。
この記事のコメント欄で、カリンとユルナさんが「コレ、見てると幸せな気持ちになります🥹🕊️ まさに、鳩が子供を背負ってハートに向かって飛んでいく感じ🩷🕊️👶」と言われていますが、その通りだと思います。多くの人が この文字に対して愛や幸福を感じると思います。
右側のモティーフが子供のように見えますし、それを包み込んでいる左側の ♡ やその中の龍(?)も安心感を与えます。場合によっては、母親の子宮や胎盤や臍の緒でさえある かもしれません。しかし、どのように見えたとしても、愛や幸福感が伝わってくるでしょう。(言葉の壁も超えるかもしれません。)
書-描くのは とても難しかったので、3枚 載せます。もしかすると、益子文字は益子さんにしか書-描けないかも しれません。



24・《無題ⅩⅩⅣ──アセミック一文字詩》

この文字についても、記事のコメント欄でカリンとユルナさんが「母親のお腹の中で体操している胎児に見えますー。」と言われています。そして、益子さんも「真ん中のマークが体側を伸ばすポーズにも見えますねー。」 その通りだと思いますし、それ以外には見えない かもしれません。([母]のような構であることは明白です。) 一義的に読み解けてしまうと様々に解釈する面白さが減ってしまうのですが、この文字に関しては それ以外に読むことは できないと思います。
なお、2作連続で母性に関する文字でしたが、これらの日々で益子さんは何か寂しさでも感じていた のでしょうか?

25・《無題ⅩⅩⅤ──アセミック一文字詩》

この文字は画像だけ載せます――


26・《無題XXVI──アセミック一文字詩》

この文字も書-描くのが難しかったです。[タ]と下部の ◡ をそれぞれ2つ重ねるというアクロバットさに苦戦しました――

上手く書-描けては いませんし、意味も分からないのですが。
27・《無題ⅩⅩⅦ──アセミック一文字詩》

これも画像だけ載せます――

ちなみに、この《無題ⅩⅩⅦ》の書き損じの上に、今の《無題XXVI》の ◡ の練習をしていたら良い感じの文字になったので、載せます――

僕にも益子文字が出来ました!(初代文字?) しかし、この後に書-描こうとしても、同じ ◡ の線やニュアンスが出せません。これ1回の作品です。
28・《無題ⅩⅩⅧ──アセミック一文字詩》

この文字も 色々書-描いたので、9文字まとめて載せます――

益子さんは「無題九門──アセミック一文字詩」や「無題九座──アセミック一文字詩」といった9文字の画像集を作られていますが、それらを観て感じるのは、益子文字は たくさん集まると気持ち悪い、ということです。いや、(リピートによって)謎性が増幅されるので、「一文字」だけでなく複数文字の作品も魅力的です。
念のため(?)、一文字のものを2枚 載せます――


益子文字はハネやトメを強くすると良いということが分かってきました。
29・《無題ⅩⅩⅨ──アセミック一文字詩》

この文字は どうにも上手く書-描けませんでした――

線に自信がありません。解釈の不足です。
30・《無題ⅩⅩⅩ──アセミック一文字詩》

記念すべき30作目の この文字もRのようで文字的ではありますが、何か現実に存在するものでは無さそうです。しかし、その方が創造的です。
この文字や筆跡からは弾力のようなものを感じるので、バネのように書-描いてみました――


益子文字は ただ線の躍動を感じたら良いのだと思います。
31・《無題ⅩⅩⅩⅠ──アセミック一文字詩》

この文字も かなり記号的で、解釈は それぞれの読者に委ねられそうです。

32・《無題ⅩⅩⅩⅡ──アセミック一文字詩》

オリジナリティ溢れる[忄]で、こういった着想は素晴らしいですね! Sか[ろ]にZを2つ重ねるのもアクロバット!
この文字も益子さん のように荒々しく(禍々しく?)書-描いてみました――



1枚目は線が細いですが、2・3枚目では思いきり力を込めています。特に3枚目では線が潰れていたり最後のハネで筆が割れていたり しますが、この文字は これくらいで良いのだと思います。
33・《無題ⅩⅩⅩⅢ──アセミック一文字詩》

ハングルのようなつくりですが、そのために記号的で非具象的です。ぜひ、「ああでもない」「こうでもない」と解釈に悶絶してください。

34・《無題ⅩⅩⅩⅣ──アセミック一文字詩》

この文字も少し図解してみます――

赤丸で囲った点で2線が「ぬちゅっ」と くっついています。何かの虫が管で吸い付いている ようにも見えます。また、3本の )も平行関係となっていて、几帳面さ や神経質さ さえ感じます(なにを そんなに拘っていらっしゃる のでしょうか?)。
この文字も色々なバリエーションが出来たので、いくつか載せます――


古代生物の化石の標本みたいになりましたが、益子文字は たくさん集まった方が 気持ち悪さ 謎性が倍増しますね!
35・《無題ⅩⅩⅩⅤ──アセミック一文字詩》

この文字は2枚 載せます。1枚目は(意味も無く)楷書風に書-描いたもので、2枚目はぺんてる の筆ペンのインクが無くなってきて掠れが強くなった(そして ほとんど見えない)ものです。しかし、益子さんの字は掠れが強く亡霊的なので、これも良いかと思います――


36・《無題ⅩⅩⅩⅥ──アセミック一文字詩》

異世界への入り口を守っている門番のような《無題ⅩⅩⅩⅥ》。禍々しさ やおどろおどろしさと同時に、どこか愛嬌もあります(ミロも戦闘的な絵でも愛嬌がありますが)。
2枚 載せてみます――


37・《無題XXXVII──アセミック一文字詩》

この文字もバランスを取るのが大変でした――

38・《無題XXXVIII──アセミック一文字詩》

第1作《無題》への回帰のような《無題XXXVIII》ですが(38作目にして)、この作品も絵や文字というよりは、線の蠢き や犇めき合い であり、線的生命達の均衡の取り合いのようです(そして奇妙なバランスです)。
これを書-描くのは大変で、30枚以上は書-描きました。そして、(益子文字にとっては褒め言葉では ありませんが)「文字」のようになりました――

39・《無題XXXIX──アセミック一文字詩》

やけに生物的な偏と無機的な旁の対照が面白いですね。そのような対比も「意味」に関わってくるのでしょう。


40・《無題XL──アセミック一文字詩》

この文字は非具象的で、暗号です。
上手には書-描けませんでした。まだまだ益子文字は完全には書-描けません――

41・《無題XLI──アセミック一文字詩》

独特の浮遊感とひょろひょろの線が益子文字らしいです。
ただ、僕は このようなひょろひょろの線が書-描けないので(人間性でしょうか?)、こんな具合になりました――


42・《無題XLII──アセミック一文字詩》

小さな羽根1つをピン1本で留めただけのミロのコラージュ《スペインの踊り子》(1928年)を想起してしまう文字ですが、楷書風に書-描いてみました――

そして、あなたに訊いてみたいのですが、僕の この文字と益子さんの文字とは、どのように印象が変わるでしょうか?
ちなみに、右下の丶が上手く書-描けなかったのでSの書き損じに練習していたら、謎の文字になりました――

43・《無題XLIII──アセミック一文字詩》

この五線譜か音楽記号のような文字も頑張って書-描いてみました――

44・《無題XLIV──アセミック一文字詩》

これもCの左肩にC(の反対)が乗っている という絶妙なバランスと力関係です。また、下の-がCを補強していて、上からのC(月か星か太陽のようなもの)の重さ に耐えています。益子さんは よく このようなものを書-描けますね。僕はバランスを取るのが とても大変でした(30枚くらい書-描きました)――


どれか分かりますか?
45・《無題XLV──アセミック一文字詩》

この文字は偏が[歹(かばねへん・いちたへん・がつへん)]のようで あるので、特に漢字のように書-描きました――


(意味は分かりませんが……。)
46・《無題XLVI──アセミック一文字詩》

身も蓋もない言い方をすると、20世紀のオブジェのような文字です。また、hか💺のようなものが ↀ の左肩にギリギリ乗っかっているという、益子文字特有の奇妙なバランス。(どうやったら このようなものが書-描けるのでしょうか?)
この文字は なるべく意味を持たないように書-描いてみました――


47・《無題XLVII──アセミック一文字詩》

[飛]のようなパーツが見える偏と かなり植物的な旁を持つ《無題XLVII》ですが、この文字の構成を図解してみます―

偏(青丸)と旁(緑丸)の両方で、それぞれ下のパーツよりも上のパーツの方が大きくなっています。そして、そのために重くなっているのですが、それを偏と旁の それぞれの足(オレンジ線)で支えています。→ で書いたように、バネのような力と弾力で上からの重さ に踏ん張っています。書道的には上下の関係が反対なのでしょうが、そのことによってさらに生命感・植物感が感じられます。(益子文字特有の奇妙なバランスです。)
ただ、僕が書-描くのは難しかったです――

48・《無題XLVIII──アセミック一文字詩》

この文字も かなり意味深長で、(明らかな)↶ が何を指しているのか、読み解きがいがありますね。この文字も よく見てみると、偏の[て]と旁の3が接していて、↶ の先が閉ざされています(掠れ もありますが)。しかし、その先には何があるのか? [て]と3の腹の中に[=]が入っていますが、これは一体 何を表しているのでしょうか?(宝か何かでしょうか?) 48作目で ますます象形文字性を帯びてきました。
僕は[て]と3が少し離れてしまいました――

49・《無題XLIX──アセミック一文字詩》

この文字は画像だけ載せます――

50・《無題L──アセミック一文字詩》

記念すべき50作目の《無題L》(ローマ数字のLは50だそうです)。蜘蛛とピーナッツの合成体のような旁とオリジナリティ溢れる[廴(にょう)]! この記事のコメント欄で益子さんは「NEWにょう(言いづらい)」と言われていますが、こういった文字を発明できるのは本当に凄いことです。大変な創造力です。
僕も頑張って書-描いてみました――

51・《無題LI──アセミック一文字詩》

この《無題LI》については、当記事のコメント欄で最高のコメンター・カリンとユルナさんが「犬耳を付けたミュータント」と言われていたので、そんな具合に書-描いてみました――


ファンキーになりました。
52・《無題LII──アセミック一文字詩》

これも意味ありげな象形文字ですが、例によって僕は このひょろひょろの線が書-描けないので、「自分の書きやす」い風に書-描きました。1枚目は線が細かったので、2枚目は力強く書-描いてみました――


益子さんの文字と どれくらい印象(或いは、「意味」)が変わるでしょうか?
53・《無題LIII──アセミック一文字詩》

残すところ あと2文字となった《無題LIII》ですが、これもオリジナリティ溢れる冠です。[参]のようなつくりですが、このようなものを毎回 創れるという のは凄い才能です。日頃、何を考えていらっしゃるのでしょうか?
新しい部首というのは非常に魅力的なのですが、実際に書-描くとなると とても苦労します。この文字も30枚くらい書-描きましたが、とうとう上手く いきませんでした――

54・《無題LIV──アセミック一文字詩》

残すところ あと1文字の《無題LIV》は非常に気になる点があるので、図解します――

脚の部分の2ヶ所で、オレンジ色の丸で囲ったのですが、毛のようなものが はみ出ています。特に右下の方が多く出ていますが、これらは一体 何でしょうか? どうやったら このように なるのでしょうか? 益子師匠、ぜひコメント欄で教えてください。
この文字も上手く書-描けませんでした。54作目でも益子文字は難しいです――

55・《無題LV──アセミック一文字詩》

とうとう最後の55文字目です! おめでとうございます! これほど多くの創作文字を創られた益子師匠は流石としか言いようが ありません。(もちろん、55文字以降も ほとんど毎日発表されています。)
この文字は冠が『パイレーツ・オブ・カリビアン』的な海賊帽のようで、中心部分もタコかイカが暴れているように見えてしまうので(愛嬌もありますが)、海賊タコ(イカ? クラーケンのような?)の戦闘シーンをイメージして書-描きました。
しかし、そのために絵的です。絵的(具象的)になると解釈が一義的になってしまい読み解きの面白さ が無くなってしまうのですが、僕が この文字から受けた印象が そのようだったので、そんな具合で書-描きました。(本当は絵-像-意味-思考-理性-理知を超えていきたいのですが。)



たくさん練習しました(1000枚以上)!
ということで、55文字を紹介して書-描いてきましたが、いかがだったでしょうか? 益子文字は特殊な文字なので、筆に不慣れ な僕は練習が大変でした。ここから、少しだけ練習の残骸を載せてみます。まずはノートから――

391ねん 83くみ 6993ばん
なまえ 初代王天君
奇月さんという書家がペン字や鉛筆の練習に最適なノートについて You Tube で解説されていたのですが、その方は小学生用の8マス ノートを推奨されていたので、これにしました。(奇月さんはジャポニカ学習帳でしたが。) そして、細い筆ペンで練習していきました――

他にも、この8マス以外の大きさ でも何度も書-描いています――

何十枚にもなったのですが、これらを重ねてみました――

そして、本番・清書として例のメモ用紙に書-描いていった のですが、何度も失敗しました。それらを全て積んでみたら、こうなりました――

ビッグマックくらい あります。
例のメモ用紙は1個200枚入りで、5個は使いきって6個目に突入したので、合計1000枚以上は書-描きました! 益子文字は書-描くのが大変です! が、それでも完璧には書-描けない という……。益子文字、恐るべし……。
ついでに、こんなものも載せてみます。これは何だと思いますか?

これが何か分かった人はいますか? 正解は、1文字ごとに書-描く前に筆ペンの先を整えていたのですが、そのペン先を整えた跡です。1000回以上は触れたので、こんなに なりました。アール・ブリュットみたいですね(あの執念の塊のような?)。
書-描いてみた感想
益子文字を書-描いてみた感想ですが、各文字で述べていましたし上でも写真を見せましたが、やはり練習が大変でした。どの文字も苦戦しました。
しかし、「書-描く」という体験ができました。これは「観る」のとは全く違います。観る側ではなく、書-描く側の立場。とはいえ、本記事の「1・《無題 ──アセミック一文字詩》」で述べた通り、「無」の心でした。絵-具象的な文字は対象やイメージがありましたが、多くの文字では奇妙な線や造形を愉しんでいただけです。益子文字は日本語系の文字には無い動きをするので、その造形的な愉しさを味わっていました。
そして、そのような文字を55文字も書-描かれた益子さんの凄さを実感しました。1文字でも創るのは大変ですが、それを55文字も、また毎日されている というのは本当に凄いです。相当な情熱と創造力です。そして、完全に変態です。一体 何をされているのでしょうか?
ちなみに、益子文字は108文字を目標にされている とのことですが、108文字すべてを書-描くと仏になれるそうです(?)。
前回の記事=「1」の「日本の文字芸術の最高峰・“書”」という節で書いた通り、笑芸家は将来 書家になるのですが、今回の挑戦は その将来のための良い練習になりました。ただ、僕が本格的に書を始められるのは活字作品が終わってからです(『笑いの理論』や《だだぁ・ぐぅす》やファトラジー[綺想詩]や笑いの文学における《主題と変奏》等)。その頃には益子さんは きっと、益子文字を8兆7463億5209万3876字 創っているでしょうが。
それと、益子師匠、僕の書-描いた益子文字の添削をお願いします(コメント欄で)。
おわりに
ということで、長くなった本記事は以上です。今回は僕も書-描いてみましたが、皆さんにも書-描くことを お勧めします。通常の筆記体験とは別の感覚が味わえます。(脳トレやボケ防止にもなります。) そして、必ずや言語感に影響を与えることでしょう。“新しい文学” の世界へ入って行けるかもしれません。
ご自身の記事で発表される場合は益子禅一朗さんに連絡した方がいいのですが、益子さんは丁寧に答えてくださるので、安心してメッセージを送ってください。(あと、「変態」と言うと喜ぶので、言ってあげてください。)
そして、次回の記事(=「3」)では、益子文字を使って四字熟語や五七五や詩にしてみます! また、最後に「#初代王天君の企画」として「新しい文字を作って!」という投稿募集もする(応募条件あり)ので、お楽しみに!
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それでは――
益子禅一朗 師匠、
素晴らしい文字を使わせて頂き、
ありがとうございました💗💓💕💞💖💝💘❤️🔥
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所蔵:初代王天君

*追記*
続編=「3」を書いたので、ぜひ ご覧ください!
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