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「病院事務のAI副業」 - AIの答えが変わった理由【実録vol.7】

元病院事務のAI副業実録 — 謎が解けた日


(前回の記事はこちらです)


vol.2でこんなことが起きた

AIが「クラウドワークスで出品ページを作れ」と言い続けた。どこにも存在しないページを。

何度「見つからない」と伝えても、答えが変わらなかった。

でも「ユーザーマニュアルを確認して」と言った瞬間、答えが変わった。

そして問い詰めて明確な条件を伝えたとき、AIの温度が変わった。

ずっと疑問だった。なぜ答えが変わったのか。今日、その理由がわかった。

(vol.2はこちら)

(vol.1から読みたい人はこちらから)



まずAIの仕組みを超シンプルに理解する

難しい話は抜きにして、一番大事なことだけ言う。


AIは「もっともらしい続き」を生成するツールだ。


あなたが質問を投げる。AIはその質問から「この次に来るべき答え」を予測して返す。

ここで重要なのは、AIは「正しい答え」を探しているのではないということだ。「この質問に対してもっともらしい答え」を生成している。

だから、質問が変われば答えが変わる。前提が変われば答えが変わる。条件が変われば答えが変わる。

これがAIの答えが変わる根本的な理由だ。



vol.2で起きたことを解剖する

この仕組みで、vol.2の出来事を振り返ってみる。

① なぜクラウドワークスを提示してきたのか


最初の質問はこうだった。

「どこに登録すればいいか」

この質問に対して、AIは「もっともらしい答え」を生成した。国内最大手・案件数が多い・まず登録すべき場所。それがクラウドワークスだった。

質問の中に「自分でサービスを出品したい」という条件が含まれていなかった。だからAIはその条件を考慮しなかった。

間違いではなかった。ただ自分が本当に求めていた答えとずれていた。

② なぜ「見つからない」では答えが変わらなかったのか


「見つからない」という言葉をAIが受け取ると、AIは「出品ページが見つからない状況に対してもっともらしい答え」を生成する。

それは「別の場所を探してください」だった。

AIはすでに「クラウドワークスに出品ページがある」という前提で話している。「見つからない」という情報だけでは、その前提を崩すには不十分だった。前提が変わらなければ、答えは変わらない。

③ なぜ「確認して」で答えが変わったのか


「ユーザーマニュアルを確認して」という言葉は、状況の報告ではなく行動の指示だった。

AIはこの指示を受けて「ユーザーマニュアルを確認した結果として最もらしい答え」を生成しようとした。実際に確認した結果、前提が間違っていたことが判明した。

前提が崩れたから、答えが変わった。

④ なぜ問い詰めたら温度が変わったのか


「これからは確実な情報を得て整理してから発言してください」という言葉は、明確な条件の設定だった。

AIはこの条件を受け取って「この条件のもとでもっともらしい答え」を生成し始めた。条件が変わったから、答えの質が変わった。



つまりこういうことだ


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AIの答えを決めるのは
「質問」と「前提」と「条件」の3つだ。

質問が曖昧 → 答えが曖昧
前提が間違っている → 答えが間違っている
条件がない → AIは制約なく答える

質問が明確 → 答えが明確
前提を正す → 答えが正される
条件を与える → AIはその条件に従う

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AIが賢いとか賢くないとかではない。

自分がどう伝えるかで、AIの答えは全然変わる。

医師への指導でも同じだった。同じ内容でも、どう伝えるかで相手の反応が全然違った。

伝え方が変われば、動きが変わる。

AIも、そういうものだった。




実際にどう使えばいいか

この仕組みを知った上で、AIに何かを聞くときはこう考えるといい。

質問する前に「自分が本当に知りたいことは何か」を明確にする


病院でシステムが止まったとき、指示が曖昧だと現場が動かなかった。各部署に何をすべきかを明確に伝えて、初めて全体が動いた。AIも同じだった。

「どこに登録すればいいか」ではなく「自分でサービスを出品できるプラットフォームはどこか」と聞けば、最初からココナラが出てきたはずだった。

答えがおかしいと感じたら「前提を疑う」


「見つからない」と報告するだけでなく「その情報は正しいか確認して」と前提を揺さぶる。

病院でも、ずっとそのやり方でやってきたからという理由だけで誰も疑問を持たない場面を何度も見てきた。おかしいと感じたら前提を疑う。それは現場で体に染み込んでいたことだった。

AIに明確な条件を与える


「確実な情報を調べてから答えてください」「箇条書きで3つにまとめてください」「医療現場の文脈で考えてください」。条件があると、答えの精度が上がる。

実際に『医療現場の文脈で』と条件を加えた瞬間、AIの提案がそれまでと全然違うものになった。現場を知らないAIが、現場を知っている人間の文脈で動き始めた感覚だった。



vol.2からここまでで学んだこと


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vol.2AIが間違えた
 → 実は質問が曖昧だった

vol.3:問い詰めた
 → 前提を崩したから答えが変わった

vol.4:正しい情報が出てきた
 → 前提が修正されたから

vol.5:間違っていたのは自分も同じだった
 → 検証せずに動いていた

vol.6:自分が主導して使った
 → 往復しながら精度を上げた

vol.7:なぜ答えが変わったかわかった
 → 質問・前提・条件が答えを決める

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vol.2で「AIが間違えた」と思っていた出来事の正体が、ここでようやくわかった。

AIは間違えたのではなく、自分の質問に正直に答えていただけだった。



正直な現在地



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収益:ほぼゼロ
クラウドワークス:登録完了・案件待ち
ココナラ:出品ページ公開完了
X発信:フォロワー少しずつ増加中
AIとの関係:仕組みがわかってきた

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まだ稼げていない。

でもAIの仕組みがわかると、使い方が変わる。使い方が変わると、結果が変わるはずだ。



次回予告

仕組みがわかった。

次は「実際にどう伝えれば答えの質が変わるのか」を具体的に書く。



vol.8に続きます。)


👉過去のシリーズ記事はマガジンにまとめてあります。



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