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「中学に入ったら理科が急にわからなくなった」——発達障害のある子が中学理科でつまずく理由と対策|特性別サポートまとめ

「小学校のころは理科が好きだったのに、中学に入ったとたん、急にわからなくなった」——。

発達障害・ADHDのあるお子さんを持つ保護者様から、こうした声を聞くことがあります。観察や実験は今でも楽しそうにやっている。それなのに、定期テストになると点が取れない。家で一緒に問題集を開いても、どこから手をつければいいのかわからず、親子で行き詰まってしまう。

これは、お子さんのやる気や努力が足りないから起きていることではありません。中学に入って、理科という教科の中身そのものが大きく変わったこと——そして、その変化と発達特性が重なったことが理由です。

中学理科では、目に見えないもの・記号・計算・暗記が一気に増えます。小学校までの「見て・さわって・確かめる」理科とは、求められる力が違うのです。

この記事では、中学理科のどこでつまずくのかを「つまずきの地図」として整理し、お子さんの特性や学年に合わせて、お役に立てそうな個別記事にたどり着けるようにまとめました。各単元の詳しい教え方は、リンク先の記事で解説しています。

この記事でわかること

  • なぜ小学理科は大丈夫だったのに、中学で急につまずくのか

  • 特性(ASD・視空間認知・WM/ADHD・LD)のタイプ別に、つまずきやすい単元はどこか

  • 学年別(中1・中2・中3)に、今困っている単元の個別記事へたどり着く方法

  • 中学理科が苦手なお子さんに、天神がどう役立つか

なぜ中学理科で急につまずくのか——小学理科との違い

まずは、中学に入って理科の何が変わったのかを整理します。ここはどのお子さんにも共通する「中学理科そのものの難しさ」の話です。

小学理科は「見えるもの」が中心だった

小学校の理科は、目の前で確かめられる内容が中心でした。植物を観察する、磁石に何がつくか試す、電池と豆電球をつないで明かりをつける——実物を手に取り、目で見て、結果を確かめられます。

だからこそ、多くのお子さんが「理科は楽しい」と感じられました。手を動かして得た実感が、そのまま理解につながっていたのです。

中学理科で急増する「見えないもの・記号・計算・暗記」

ところが中学理科では、次の4つが一気に増えます。これは特性に関係なく、多くの中学生が壁に感じる部分です。

  1. 抽象概念の増加:イオン・電子・遺伝子など、目に見えないものを頭の中で操作する場面が増える

  2. 記号の急増:元素記号・化学式・化学反応式・遺伝の記号(A・a)など、固有の記号体系が複数登場する

  3. 多段の計算:オームの法則(公式を変形 → 数値を代入 → 計算)のように、いくつもの手順を順に踏む処理が出てくる

  4. 暗記量の増加:生物の分類・元素の名前・化学式・反応の種類などを、横断的に覚える必要がある

小学校までの「見て確かめる理科」から、「頭の中だけでイメージし、記号で表し、手順を踏んで計算する理科」へ——求められる力が大きく切り替わったのです。

発達特性があると、さらに負荷が上がる

このように、中学理科はもともと多くの子にとって難しい教科です。その一般的な難しさに、発達特性による追加の負荷が重なると、ハードルはさらに上がります。

  • ASDの傾向があるお子さんは、目に見えない概念を頭の中で操作する場面や、「なぜそうなるか」が腑に落ちないと先へ進めない場面で負荷が増します

  • 視空間認知に課題があるお子さんは、図から立体や方向を読み取る場面でつまずきやすくなります

  • ワーキングメモリに課題があるお子さん・ADHDの傾向があるお子さんは、段階を追って解く中で、前の段階で出した値を保持しながら次の作業を進めるときに、情報がこぼれやすくなります

  • LDの傾向があるお子さんは、見慣れない記号と読みを結びつけたり、大量の用語を覚えたりする場面で時間がかかります

「うちの子だけがつまずいている」のではなく、もともと難しい単元に、特性由来の負荷が重なっている——そう受け止めてみてください。次の章で、特性のタイプごとに「どの単元が壁になりやすいか」を見ていきます。

特性のタイプで探す——どの単元が壁になるか

ここからが、この記事の中心です。お子さんの困りごとのパターンに近いカテゴリを選んで、リンク先の記事を読んでみてください。複数のカテゴリに当てはまる場合は、いま一番困っている単元から1本選べば大丈夫です。

ASD(抽象理解)——「見えないものを操作する」単元が壁

ASDの傾向があるお子さんは、目に見えない概念を頭の中で動かす場面で負荷が増します。「なぜそうなるのか」の理屈が腑に落ちないと、暗記にも計算にも進みにくいという特性が重なることもあります。

イオンや化学式のように、実物が目の前になく、頭の中だけで粒子をイメージして扱う単元が、特に壁になりやすい領域です。

各単元の詳しい教え方は、上記の記事をご覧ください。

視空間認知——「図・方向・動き」を頭に再現する単元が壁

視空間認知に課題があるお子さんは、平面の図から立体や空間を読み取る単元、左右・奥行きといった方向感覚が必要な単元で、特に難しさを感じます。

電流と磁界の向きの関係、地層を別の視点から読み取る作業——いずれも「図を頭の中で動かして考える」場面で詰まりやすくなります。

(天体〔月・金星の動き〕は小学校での観察が土台になる単元のため、小学理科・社会のまとめ記事で扱っています。)

各単元の詳しい教え方は、上記の記事をご覧ください。

WM・ADHD(多段処理)——「段階を追いながら前の結果を保持する」計算単元が壁

ワーキングメモリに課題があるお子さん・ADHDの傾向があるお子さんは、いくつもの手順を順に踏む計算で、前の段階で決めたこと・出した値を保持したまま次の作業を進めるときに、情報がこぼれやすくなります。

オームの法則の計算、化学反応式の係数合わせ、遺伝の分離比の計算——いずれも「段階を追って解く中で、前の結果を持ち続ける」負荷がかかる単元です。

各単元の詳しい教え方は、上記の記事をご覧ください。

LD(記号・暗記)——「記号の符号化・暗記」に時間がかかる単元が壁

LDの傾向があるお子さんは、見慣れない記号と読みを結びつける作業(符号化)や、大量の固有名詞・記号を覚える作業に時間がかかります。元素記号・化学式・生物の分類名・遺伝の記号など、複数の記号体系が重なる単元が難しく感じられます。

化学式の記号を覚える工夫については、ASDのカテゴリで紹介した「化学式って全部覚えるの?」の記事も参考になります。遺伝の記号(A・a)でつまずく場合は、WM・ADHDのカテゴリで紹介した「AaとAAの違いがわからない」の記事に、記号の意味の整理のしかたも書かれています。

学年別に探す

お子さんが今つまずいている単元から探したい場合は、こちらをご覧ください。中学理科は学習指導要領で学年ごとに学ぶ単元が決まっているため、学年から探すこともできます。

中1でつまずきやすい単元

中2でつまずきやすい単元

中3でつまずきやすい単元

※天体(月・金星の動き)も中3で扱いますが、小学校での月の観察が土台になる単元のため、小学理科・社会のまとめ記事で解説しています。

さかのぼり表——どこまで戻って確認するか

中学理科のつまずきは、その単元だけが原因とは限りません。土台になっている小学理科や、計算に必要な算数・数学までさかのぼると、すっと理解できる場合があります。「今の単元」だけを何度も繰り返すより、戻る起点を見つける方が近道になることもあります。

そのほか、小学理科の単元全体(天体・植物など)や社会は 理科・社会のまとめ記事 に、数学全体のさかのぼりは上記の中学数学のまとめ記事に、それぞれまとめています。

毎日教えるのが大変と感じている保護者様へ

ここまで見てきたように、中学理科のつまずきには「教科の性格そのものが変わったこと」と「発達特性による負荷が重なったこと」という2つの理由があります。だからこそ、お子さんに合った入口さえ見つかれば、つまずきは少しずつほどけていきます。

とはいえ、見えないものを図で説明したり、計算の手順を一緒に確認したり、戻る起点を探したり——それを毎日続けるのは、保護者様にとっても相当な集中力と時間が必要です。共働きの方や、複数のお子さんを育てている方なら、なおさらだと思います。

そういった方に参考にしていただきたいのが、家庭学習デジタル教材「天神」です。天神は幼児・小学生・中学生の全学年・全教科に対応したWindows PC専用の教材で、中学理科も全単元が収録されています。無料体験では体験専用のPCを無料でお届けするので、ご家庭にPCがなくても、実際のお子さんが操作する様子を確認してからご検討いただけます。

天神を使った研究では、週1回・たった10分の使用を3ヶ月続けるだけで、対象となったすべての児童で視覚ワーキングメモリ課題の数値が改善したという結果が、日本LD学会で発表されています。中学理科の図表の読み取りや多段の計算は、ワーキングメモリと直結する処理のため、その土台を支える働きが期待できます。障がい児成長支援協会 代表理事・山内康彦先生も「一番おすすめの教材です」と推薦しています。

天神のレクチャー画面。アニメーションで概念を視覚的に説明します。

レクチャーで「見えないもの・向き・動き」を視覚化する

天神のレクチャーは、アニメーションを使って概念を視覚的に説明します。イオンや電子の動き、電流と磁界の向き、地層のでき方——文字や静止画だけでは想像しにくい内容を、動きと図で確認できます。

「学校でわからなかったが、レクチャーで初めてわかった!と思えた」
——天神体験後アンケートより(中学生保護者)

目次画面ではおおよその所要時間(例:約9分)が確認できるため、「これくらいで終わる」と見通しを立ててから取り組めます

さかのぼり学習で土台に戻れる

天神は、学年や単元の進度に縛られず、前の学年・単元に戻れる設計になっています。「イオンの前に、まず化学式からおさらいしたい」「電流の単元の土台になる小学校の回路に戻りたい」というときも、お子さんの今の理解度から始められます。お子さんが取り組むべき学年は無料体験時にご確認いただけます(体験専用PCでは全学年・全教科をお試しいただけます)。

このほか、1画面1問のスモールステップ(レクチャー → ポイント → 問題演習)で少しずつ積み上げられ、間違えたときは自動でヒントが出てもう一度挑戦できます。元素記号や化学式の読みが負担なときは、オプションの音声読み上げで耳から補えます。横についていなくても取り組める自立学習の設計です。

天神では現在、無料体験を実施しています。クレジットカードは不要で、体験後に購入を強くすすめることもありません。

アール医療専門職大学の坂本晴美准教授(医学博士・発達障害専門)が、発達障害のある児童を対象に行った研究では、こんな報告があります。

「天神を始めてわずか1ヶ月で、自ら『習い事をしたい』と意欲を見せるなど、劇的な変化が見られました」
——アール医療専門職大学 准教授 坂本晴美先生

※効果には個人差があります。ただ、理科で「わかった!」という小さな成功体験を積み重ねることが、自己肯定感の第一歩につながる可能性は、どのお子さんにも開かれています。

天神はPC専用の買切り型教材です(月額費用・年会費なし)。まずは無料体験で、実際のお子さんの反応をご確認ください。

→ 天神 無料体験・資料請求はこちら
https://www.tenjin.cc/lp/wp/hattatsu-s-02-price/

よくある質問

Q. 買切り価格が高くて不安ですが、まず体験だけでもできますか?
A. はい、資料請求するだけで無料体験ができます。体験は完全無料で、クレジットカードの登録も不要。体験後に購入を強くすすめることもありません。詳細な料金は資料請求時に同封の資料でご確認いただけます(月額換算で1教科あたり約2,750円〜の買切り型です)。一度購入すれば、ご兄弟も追加料金なしでお使いいただけます。

Q. うちの子はグレーゾーンですが、天神は合うでしょうか?
A. 天神は様々な特性を持つお子さまに幅広くお使いいただけます。診断の有無ではなく、お子さんの今の学び方に合うかどうかが大切です。スモールステップ・音声読み上げ・学年をまたいで戻れる機能は、どのお子さんにも同じように活用できます。まずは無料体験で、お子さんの反応を確認してみてください。

Q. 子どもが自分から取り組んでくれるか心配です。
A. 最初は乗り気でないお子さんも多いです。天神では正解時に「天才!」「すごい!」の音声が流れたり、1画面1問で集中しやすい設計だったりと、学習への入り口が複数用意されています。「わかった」「できた」という小さな成功体験が積み重なると、少しずつ自分から向かいやすくなります。まずは無料体験でお子さんの反応を確認してみてください。

Q. どの単元から手をつければいいかわかりません。
A. 本文の「特性のタイプで探す」と「学年別に探す」を手がかりに、お子さんのつまずきに近い記事をまず1本選んでみてください。読んでみて「うちの子に似ている」と感じたら、その単元から取り組み始めて大丈夫です。あれもこれもと欲張らず、1つに絞ることが、続けるための一番の近道になります。

この記事は天神メディア編集部が作成しました。発達障害の特性には個人差があります。学習面で気になることがある場合は、専門機関へのご相談もあわせてご検討ください。

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