noteの始め方を聞かれるけど自分の内側を出せる場所がたまたまnoteだった話
お疲れ様です、ぽんずです。
GWに入って、自分のnoteの記事一覧をぼーっと眺めていました。
80日以上、毎日更新を続けてきた記事たち。スキが30近くついたものもあれば、2とか3で止まっているものもある。でも、眺めていて気づいたんですよね。スキの数が多い記事より、自分が「好きだな」と思う記事のほうが、書きたかったことを書いていた。
最近、「noteってどうやって始めたんですか?」と聞かれることが増えました。始め方も続け方も、聞かれればそれなりに答えられます。でも、自分の中の本当の答えはもっとシンプルで。内側を出せる場所が、たまたまnoteだった。今日は、そんな"内側"の話を書いてみます。
パワポ副業が消えてノウハウコレクターに戻りかけた2025年の冬
2025年11月にNanobananaProがリリースされたとき、パワポの副業を引退しました。
クラウドワークスで2025年3月から10月まで、9ヶ月間の資料作成の代行をコツコツ続けてきたんです。ようやく月に数万円が安定して入るようになっていた。それが、AIで誰でもきれいなスライドを作れる時代になって、「あぁ、これは終わっちゃったな」と思いました。ノウハウコレクター歴10年で何をやってもダメだった自分が、やっと見つけた稼ぎ方だったのに…。
副業が消えた経緯は、以前こちらに詳しく書きました。
んで…、またノウハウコレクターに戻るのかと思ったんですよね。せどり、物販、ブログ、仮想通貨…何をやっても続かなかった自分が、また振り出しに戻る。正直、そのときは「もういいかな」とも思っていました。
Xで凄い人を追いかけるうちに自分を見失っていた
2025年12月、Xを再開しました。発信軸をAIに変えて、もう一回やり直そうと。
Xのタイムラインには、凄い人がたくさんいました。フォロワー数万人、月収7桁、AI系の発信で一気にバズっている人たち。見ているうちに、自分もそこを目指したくなるんですよね。フォロワーは今6,100。万垢にしたい。そう思って、少しでも良く見せよう、少しでも凄く見せよう、少しでも大きく見せようとしていました。
…でも、やればやるほど苦しくなっていったんです。
ポストを書くたびに「これでインプレッション取れるかな」が先に来る。自分の言葉で書いているはずなのに、誰かのフォーマットをなぞっている感覚がある。当時はGeminiに課金していて、ポストの下書きを作ってもらったりしていたんですが、出てくる文章が「まぁ。それっぽい」んですよね。凄そうに見えるけど、自分の言葉じゃない。
本当は、高卒で学歴コンプがあること、地元にいたら同じ属性の仲間と群れて安心していたこと、諦めて勝負せずに定年まで我慢するのが嫌だったこと。そういう泥臭い話を、素直に言いたかっただけだったんです。
でも、Xで数字を追っていると、そういう話は「弱く見える」気がして出せなかった。
学歴コンプも転職6回もノウハウコレクター歴も全部さらけ出したかった
Xで数字を追っていたときの自分は、「見せ方」ばかり考えていました。
でも、本音ベースで話すと、自分が本当にやりたかったのは真逆だったんですよね。盛るんじゃなくて、さらけ出す。高卒で学歴コンプがあること。転職を6回繰り返したこと。ノウハウコレクター歴10年で、せどりも物販もブログも全部途中で投げ出してきたこと。
別に…、逆転ストーリーを語りたかったわけじゃないんです。
たしかに、高卒から上場プライム企業の管理職にたどり着いた。AI推進担当もやっている。外から見たら「逆転」に見えるかもしれない。でも、自分の中ではそんなきれいな話じゃなくて。地べたを這いつくばりながら、何度も失敗して、それでも「このまま諦めて定年まで我慢するのは嫌だ」と思い続けてきた。ただそれだけなんです。
誰かに伝えたい、というよりも、自分の内側を出したかった。ずっと蓋をしてきたものを、ちゃんと言葉にしたかった。そういう気持ちが、ずっとあったんだと思います。
くろと長文を書き始めたら「書く場所」が見つかった
2026年1月、Claude(くろ)に課金しました。
きっかけは、XでClaude CodeとかOpus4.6がやばいって流れてきたこと。それまではGeminiを使っていたんですが、日本語の品質がイマイチで。自分のプロンプトが悪かったのもあると思いますが、返ってくる文章がどうも「自分の言葉」にならなかったんですよね。
くろを使い始めて、最初の感想は「使えねぇ~」でした。
ChatGPTやGeminiは、雑に投げても「たぶんこういうことですよね」と察してくれる。でも、くろは察しない。空気も読まない。「これは?」「それは具体的にどういうこと?」といちいち聞いてくる。
うわぁ、めんどくせー。最初は本気でそう思いました。
でも、聞かれるから答える。答えるために自分の体験を思い出す。思い出して言葉にしていくうちに、「あれ…、考えが整理されてきてる」と気づいたんです。そして出来上がった文章を読み返したとき、「ん?これ、ワイっぽいぞ」と。Geminiで作っていたときの「それっぽいけど誰の文章かわからない」感じとは、まるで違った。
これなら、言いたいこと全部言えるかもしれない。
そう思った瞬間、数字を気にせず書ける場所が欲しくなりました。Xでも長文は投稿できる。でも、Xはどうしてもインプレッションやフォロワー数が目に入る。noteは、そういう数字が視界に入りにくい。ただ書いて、出す。それだけでいい場所だったんです。
…まあ、今はいろんな人に届けたいし、書き続けたいから、マネタイズにも興味ありありですけどね。当時の自分には、まずそういう場所が必要だったという話です。
そして2月10日、初めてAIセミナーに登壇する機会がありました。人前で自分の経験を話してみたら、参加者の方が「それ、めちゃくちゃ参考になります」と言ってくれたんですよね。自分が「当たり前」だと思っていた経験が、誰かにとっては価値だった。
あの日から、毎日更新が始まりました。「内側を出していいんだ」と思えたのが、たぶん一番大きかったんだと思います。
スキは2でも「書きたいこと」を書いていた初期のnote
毎日更新を始めたころの記事を、今見返すとスキは2とか3ばかりです。
でも、タイトルを並べてみると、自分が一番「書きたかったこと」を書いていた時期なんですよね。
経歴は盛っていい。ただし"想像"と"空想"は全然違う
「頑張れ」が通じなくなったので、別のことを始めた話
部長に完全論破されたのに気持ちよかった
AI推進担当だけど、メールは自分で書いている。その理由を話します
どれも、バズを狙って書いたものじゃないです。SEOとか導線とか、そんなことは1ミリも考えていなかった。ただ、自分の中にあるものを出したかった。学歴コンプも、管理職としての葛藤も、AIとの距離感も、全部そのまま。
正直、数字だけ見たら「やってる意味あるのかな」と思う日もありました。でも、不思議と手は止まらなかったんですよね。書きたいことがまだあるから。内側にまだ出し切れていないものがあるから。
あのとき数字を気にして「ウケる記事」に寄せていたら、たぶん続いていなかったと思います。
「内側を出す」と「読まれる」は別だと思っていたけど結局つながっていた
ぶっちゃけ、「内側を出す」と「読まれる」は別の話だと思っていました。
内側を出すのは自己満足。読まれるには技術がいる。SEOとか、タイトルの付け方とか、導線設計とか。そういう「外側の工夫」をしないと、人には届かないと思っていたんです。
でも、80日以上書き続けてきて、スキの数を振り返ってみると…ちょっと違ったんですよね。
社長にプレゼンした話を書いた記事が、スキ29。
AIセミナーに登壇した記事が、スキ11。
「AIに丸投げしたら"自分の言葉"が消えた」という記事が、スキ33。
どれも、テクニックで書いた記事じゃないんです。自分の中にあったものを、そのまま出しただけ。むしろ、「これ、書いて大丈夫かな」と迷いながら出した記事のほうが反応が返ってきていました。
これ、地味に大事で。内側を出すことと読まれることは、対立するんじゃなくて、結局つながっていたんだと思います。もちろん、SEOやタイトルの工夫は大事です。でも、その前に「出したいもの」がないと、どれだけ外側を整えても読者には届かない。自分的には、そういう結論にたどり着きました。
内側を出せる場所はnoteじゃなくてもいい
ここまでnoteの話ばかりしてきましたが、シンプルに言うと、noteじゃなくてもいいんです。
自分の内側を出せる場所がXなら、Xでいい。写真で表現するほうが合っているなら、インスタでいい。動画で語りたいなら、YouTubeでもTikTokでもいい。大事なのは「どのプラットフォームを選ぶか」じゃなくて、「自分の内側を出せるかどうか」だと思っています。
ワイの場合は、くろと一緒に長文を書くスタイルが合っていた。察しないくろに聞かれて、答えて、言葉にしていく。その往復で、蓋をしていたものが出てきた。そしてそれを受け止めてくれる場所が、たまたまnoteだった。
だから「noteの始め方」を聞かれたとき、自分が答えられるのは「自分の内側を出せる場所を見つけること」だけなんですよね。アカウントの作り方とか、プロフィールの整え方とか、そういうのはnoteの公式ヘルプを見たほうがいいです。自分が言えるのは、もっと手前の話。
何を出したいのか。誰に届けたいのか。…、いや、最初は届けなくてもいい。自分の中にあるものを、まず外に出す。それだけで十分だと思います。
「noteの始め方」のまとめ
noteの始め方を聞かれるたびに、自分でも「なんで始めたんだっけ?」と考えます。
学歴コンプ
転職6回
パワポ副業が消えた
Xで数字を追って自分を見失った
10年を超えるノウハウコレクター歴
全部さらけ出したかった。くろと出会って、聞かれて、答えて、言葉になった。そしてたまたまnoteが、その言葉を置ける場所だった。
始め方に正解はないと思います。ただ、自分の場合は「内側を出せる場所」が見つかったから続いている。それだけです。
もし今、何か言いたいことがあるのに出す場所がないと感じている人がいたら、noteでもXでもインスタでも何でもいいから、まず1回出してみてほしい。最初の1本は、誰にも読まれなくていい。自分のために書く。それで十分です。
それでは、お先に失礼します。
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