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「頑張れ」が通じなくなったので、別のことを始めた話

お疲れ様です、ぽんずです。

正直に言います。ワイはずっと、部下や後輩に「頑張れ」と言い続けてきました。

悪気はなかったんです。むしろ善意100%。でも、ある時から「頑張れ」を言った後の相手の反応が、なんとなく薄くなっていることに気づきました。

あの頃のワイに教えてあげたい。その「頑張れ」、届いてないかもしれないよ、と。


「頑張れ」が当たり前だった頃

ワイが若手だった頃、職場では「頑張れ」が日常語でした。

上司から「お前ならできる」と言われれば素直に燃えたし、締め切り前に「もうひと踏ん張りだぞ」と声をかけられれば、自然と残業していました。

だから自分が後輩や部下を持つようになった時も、同じようにしていたんです。「頑張れ」「お前ならできる」。自分が嬉しかった言葉を、そのまま使っていました。

でも、いつからか空気が変わりました。

仕事が終わっていなくても「じゃあ、また明日やろうか」が普通になった。定時で帰ることに後ろめたさがなくなった。それ自体は悪いことではないと思います。

ただ、その変化の中で、ワイの「頑張れ」だけが、前の時代のまま取り残されていた気がします。

「頑張れ」が届かなくなった理由

振り返ってみると、原因はシンプルでした。

ワイは「仕事に対するスタンスはみんな同じ」だと思い込んでいたんです。

自分が「頑張れ」で燃えたから、相手も燃えるだろう。自分が残業して乗り越えた経験があるから、相手もそうすべきだ。完全に自分基準でした。

でも実際は、仕事をバリバリ頑張りたい人もいれば、オンオフをきっちり分けたい人もいる。どちらが正しいとかではなく、仕事に対する距離感が人それぞれ違うんですよね。

ちなみに「社長目線を持て」とも言われてた世代ですが、これに対しては当時から心の中で「じゃあ、給料と権限も社長待遇でお願いします」と思ってました。刺さる言葉と刺さらない言葉があるのは、当時の自分も同じだったんです。

それなのに、自分が刺さった言葉だけを相手にも使い続けていた。そこが盲点でした。

「頑張れ」の代わりに始めたこと

まずやったのは、部下や後輩の仕事に対するスタンスを事前に聞くことでした。

「どういう働き方が理想?」とか「仕事で大事にしてることってある?」みたいな、ゆるい質問です。面談みたいに構えるのではなく、雑談の延長で聞くようにしています。

これだけで、声のかけ方が変わりました。

たとえば、バリバリやりたい人には「いいね、その方向でいこう」と背中を押す。オンオフを大事にしたい人には「あんまり無理するなよ」と声をかける。同じ場面でも、相手によって言葉を変えるようになりました。

あと意識しているのは「○○さんは、どうしたい?」と聞くことです。

「頑張れ」はこちらから押す言葉ですが、「どうしたい?」は相手から引き出す言葉です。これだけで、会話の方向がだいぶ変わる感触があります。

正解かどうかはまだわかりません。でも少なくとも、相手の反応が前より自然になった気はしています。

「頑張れ」の代わりを探している人へ

もし同じように「頑張れ」が言いづらくなったと感じている方がいたら、まずは相手のスタンスを知ることから始めてみてはどうでしょう。

いきなり全員分を把握する必要はないです。まずは一番身近な部下や後輩に「最近どう?」と聞くだけでも十分です。

ただ、一つだけ注意点があります。聞く前に、まず自分から自己開示することです。

いきなり「どういう働き方が理想?」と聞かれても、相手は構えてしまいます。まずは「ワイは最近こんな感じなんだよねぇ」と、自分の話から入る。そうすると、相手も「実は自分も…」と話しやすくなります。

「頑張れ」が悪い言葉になったわけではないと思います。ただ、全員に同じ言葉をかける時代ではなくなったのかもしれません。

相手に合わせて言葉を選ぶのは、少し手間がかかります。でも、その手間をかけた分だけ、言葉が届きやすくなる気がしています。

まとめ

「頑張れ」は悪い言葉ではない。でも、全員に同じように届く言葉ではなくなりました。

大事なのは、相手のスタンスを知ること。そのために、まず自分から開示すること。それだけで、言葉の届き方がだいぶ変わると思います。

それでは、お先に失礼します。

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