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AIに副業を奪われた40代がAIで再構築を始めた話

お疲れ様です、ぽんずです。

正直に言います。ワイ、AIに副業を奪われました。

正確には「奪われた」というより、「これはもう勝てない」と悟って自分から撤退した、という表現が近いかもしれません。クラウドソーシングでPowerPoint資料を作る副業をしていたんですが、2025年11月にあるAIツールを見た瞬間、即引退を決めました。

今日は、その話をします。


月10万円のパワポ(PowerPoint)副業が終わった日

ワイはクラウドワークスで、企業向けのPowerPoint資料を作る副業をしていました。提案資料、研修スライド、セミナー用のデッキ。「見やすく整える」のが得意だったので、ありがたいことに案件は安定していて、MAXで月10万円くらいの収入になっていました。

4人の子どもがいる家庭にとって、月10万円の副収入はかなり大きいです。

それが終わったのは、2025年11月。GoogleがリリースしたNanoBanana Proという画像生成AIを見た瞬間でした。

簡単なプロンプトで手の込んだデザインが一瞬で出力される。しかも、サイズ調整もあっという間。画像内の日本語の品質も、過去最高の出来映えでした。

これを見たとき、「あ、終わったな」と思いました。案件が減ったわけじゃありません。まだ普通に仕事はありました。でも、このクオリティが誰でも使える時代に、「PowerPointを整えます」という看板でいつまで戦えるか。答えは出ていました。

即、引退。迷いはなかったです。

パワポ副業の引退を伝えたら妻のひと言がこたえた

引退を決めたその日、妻に伝えました。「パワポの副業、やめる。もうAIに勝てない」と。

怒られるかと思いました。月10万円がなくなるわけですから。子ども4人いて、その収入が消えるのは小さい話じゃないです。

でも妻は、「そっか。少し休めば」と言ってくれました。

正直、それが一番こたえました。

責められた方がまだ楽だったかもしれません。「なんとかしろ」と言われれば、反発のエネルギーで動けます。でも「休めば」と言われると、受け入れてもらった優しさの分だけ、自分の不甲斐なさが際立つんですよね。

「ワイはこの10万円の穴を、どうやって埋めるんだろう」。その夜はずっと、それを考えていました。

奪ったのはAIじゃなくて「AIを使える人間」だった

引退してから気づいたことがあります。ワイの副業を終わらせたのは、AIそのものじゃなかったということです。

NanoBanana Proがどれだけすごくても、AI単体がクラウドワークスに登録して案件を受注するわけじゃありません。ワイの仕事を奪うのは、AIを使いこなして、もっと速く、もっと安く、もっと高品質な資料を作れる「人間」です。

しかも皮肉なことに、ワイは本業でまさにそれをやっていました。

ワイの本業はAI推進担当です。社内の業務をAIで効率化するのが仕事。つまり、会社の中で「この作業はAIに置き換えよう」と提案する側にいたんです。

副業では「AIに置き換えられる側」だったのに、本業では「AIで置き換える側」をやっていた。

この矛盾に気づいたとき、ちょっと笑ってしまいました。でも同時に、はっきり見えたこともあります。

これからの時代、仕事を奪うのはAIじゃない。AIを使いこなしている、同じ人間です。だったら、奪われる側にいるより、使いこなす側に回った方がいい。そう思いました。

副業引退から4ヶ月でやったこと

「使いこなす側に回る」と決めてから、ワイがやったことを時系列で書きます。

2025年11月:パワポ副業を引退

NanoBanana Proを見た瞬間に撤退を決めました。

2025年12月:X(旧Twitter)を再開

Geminiの有料版を契約して、AIを使った発信を始めました。Xの投稿用の画像には、皮肉にもNanoBanana Proをフル活用していました。副業を終わらせたツールを、今度は自分の武器にしたわけです。

2026年1月:noteも再開、Claudeに乗り換え

noteでの発信も再開しました。実はClaude Opus4.5が2025年11月24日にリリースされてから、12月〜1月にかけてXやYouTubeがClaude一色になったんです。その流れに乗って、GeminiからClaude(くろ)に乗り換えました。使ってみたら、くろの方が「一緒に考えてくれる」感覚があって、文章を書くパートナーとしてはワイに合っていました。

2026年2月〜3月:毎日更新を継続中

Xもnoteも毎日更新をスタートして、3月の今も続けています。

ここまで読んで、「で、稼げてるの?」と思った方もいると思います。

正直に言います。まだ1円も稼げていません。

Amazonアソシエイトも始めましたが、収益はまだゼロです。noteの有料記事も出していません。数字だけで見れば、月10万円のパワポ副業時代の方が圧倒的に「成功」していました。

でも、不思議と後悔はないんですよね。その理由は、次のパートで書きます。

ちなみに、再構築の過程で読んで背中を押された本がこちらです。「AIに仕事を奪われる」という漠然とした不安を、具体的な行動に変えるヒントがもらえました。

請負からビジネスへ。超ちっこいけど

「後悔はない」と書きました。その理由を説明します。

パワポ副業時代は、言ってしまえば「請負」でした。クライアントの指示通りに資料を作って、納品して、報酬をもらう。ありがたい仕事でしたが、自分で何かを生み出している感覚はなかったんです。

今は違います。テーマを自分で決めて、くろと一緒に記事を書いて、自分の名前で発信している。収益はゼロですけど、「自分でビジネスを回している」という感覚があります。超ちっこいですけど。

パワポ副業は「スキルを切り売りする」モデルでした。だから、そのスキルをAIが代替した瞬間に終わった。でも今やっていることは、「ワイ自身の経験や考え」を発信するモデルです。これはAIには代替できません。だって、ワイの体験はワイにしかないので。

もちろん、収益が出なければ続けられないので、そこはこれからの課題です。でも、「何を売るか」の土台が変わったことは、ワイにとっては大きな前進だと思っています。

AIに仕事を取られそうな人に伝えたい2つのこと

もし今、「自分の仕事がAIに取られるかも」と感じている方がいたら、ワイから伝えたいことが2つあります。

奪うのはAIじゃなくて「人間」

仕事を奪うのはAIじゃなくて、AIを使いこなしている人間です。だから、自分もAIを使う側に回ればいい。それだけで、立ち位置は変わります。

稼げなくても動いた方がいい

最初から稼げなくて大丈夫です。ワイもまだ1円も稼げていません。でも、動き出したことで見える景色は確実に変わりました。パワポ副業の引退直後は「10万円の穴をどう埋めよう」としか考えられなかった。今は「次に何を試そう」と考えています。思考の方向が変わるだけで、気持ちはだいぶ楽になります。

完璧な準備ができてから動く必要はありません。ワイも、くろに「何から始めればいい?」と聞くところからスタートしました。それくらいでいいんだと思います。

「副業消滅から再構築」のまとめ

月10万円のパワポ副業が、AIの登場で終わりました。でも、そこから4ヶ月で新しい発信の形を作り始めています。

収益はまだゼロです。でも、奪われる側から使いこなす側に回ったことで、毎日の動き方は確実に変わりました。

仕事を奪うのはAIじゃなくて、AIを使いこなしている人間。だったら、自分もそっち側に行けばいい。ワイはそう思って、今日もくろと一緒に記事を書いています。

それでは、お先に失礼します。

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