上達しない絵師が模写やトレースをキチンとやらない理由が解明されてしまった話

昨日もチラッと触れたけど私は「指先の塩」を任意かつコンスタントに使えるようになってから絵のストーカーに繰り返し遭ってその度に鬱で絵を中断→「下手でもいいから楽しく描きたいな」とまた描き始める、のルーティンを繰り返してきた。

その「指先の塩」の獲得の前段には「感情センサー」「分析筋肉」の獲得が先行していた。

なのでそもそもセンサーに引っかかったものは意図しようとすまいとにかかわらず、無意識に私の脳内分析器にかかっているのである。

で、現時点でも過去ほどではないにせよ絵のストーキングに類するものに遭っているわけだけど、それは

逆にいうと相手は私のセンサーに自ら引っかかりに来ているということでもある。

別に私もなんでも誰でも延べつ幕なしに分析してるわけではないのだが(そんな暇も手間も惜しいので)、私の絵をストーキングするということは、私のセンサーに自ら引っかかりに来ているということでもあるのだ。

つまりこれはアレだ、

「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」

って奴だ。なるほど。さすがにニーチェは深いな。

そんなわけで私の絵のストーカーに対しては意図せずとも私の分析筋肉がオートマチックに動いており、先ほどその分析結果が出た。
それが、

上達しない絵師が模写やトレースをキチンとやらない理由

である。

本来的には絵の初心者の上達の初期過程には模写やトレースが欠かせない。
それは絵師界隈の良心ささかま先生も書いておられる
しかもそのコツは

ここで何故複数人のクリエイターを参考にするのがNGなのかと言いますと
複数人クリエイターを参考にすると大体
初心者の方基礎が出来て無いので
絵柄を混ぜて考える事が出来ず
結果的に軸がブレ続けたまま練習をする事になり
非常に学習の吸収率が落ちてコスパが悪くなるからです。
長期間(2~3年)掛けて上達したいのであれば
複数人のクリエイターを参考にされて
全然問題無いのですが今回のテーマが
数ヶ月で見違える程上達するをテーマですので
本当に1人の方に絞って下さい。

【️イラスト講座18弾】クリエイターが短期間で急成長し画力が滅茶苦茶上がる練習法について解説する話

である。
なお私か過去noteも含めて上記のささかま先生のnoteばかり引用しているが、私がトレース模写に言及することが多いため結果的にそうなってるだけである。
ささかま先生は他のnoteでも厳しいながらも良心に基づいた良記事をたくさん書いておられる。
なかなかその良記事も自分のnoteを書いてると紹介できないことが多いので、このnoteの文末にささかま先生のnoteの私のお気に入りリンク集を添付しておくことにする。
たぶんささかま先生はツンデレ属性なのだ。おそらくリヴァイさん(by進撃)のような。

というか、ささかま先生が厳しいのではなく、

現実が厳しいのである。

ただ、炎上を恐れたりバズがほしい人はどうしても柔らかく角を丸めて、優しく易しく書かねばならない。

現実の厳しさをそのまま書くとひどい場合は炎上するし、少なくともバズることは永遠にない、私のように。

私のnoteは厳しい内容が増えたらビュー数1/4になっちゃったので間違いないwww

そんなわけでなんでささかま先生のnoteを時々紹介してるかというと他の絵師さんが炎上を恐れて書かないような真実を忖度なしで書いておられるからである。
もちろんそのために絵師としての活動とは別のハンドルネームでnoterをしてるわけだから、そこは抜かりなく対策しているわけだけど。
逆に言えばお絵描きネームでそのままこういった文章を書く私は抜かりありすぎの要領悪いマンである。
まあ賢くないんだね。

まあ今回の記事には私の要領の悪さは関係ないので前振りはこのくらいにして本題に入ることにする。

というわけでやっと本題。

ささかま先生を再び引用したのは、絵の初心者の上達における模写やトレースが通過点として重要だからである。

で、昨日のnoteで私は私の絵をバラして損壊した上で回転反転したりポージングや表情のアイデア元に「常に」(常に、である。たまたまなら私もそんなこともあるだろうね、で終わると思う)しているDさん(仮名)の描いたペン画に対してこう書いた。

あのー私のペンタッチは闇雲に強弱つけてるわけじゃなくデッサンが大元なんで闇雲な法則無視出鱈目ペンタッチで私の描き方を物にできたとか思わんといてーな 理解できてないイキリなのモロバレやんか
あと他人の模写のフリして私のペンタッチ混ぜるのやめてんか ちなみにそーゆーのを姑息って言うんやで
模写元の絵師さんに失礼やんか
あとそもそもかわいいおにゃのこ向けのタッチちゃうからそれだけで齟齬なんよ
そんなゴリラみたいなペンタッチで描かれたおにゃのこかわいそう
かわいいおにゃのこに私の絵の要素は向いてないから無理くり適用するのホンマやめてあげて

「下手でもいいから楽しく描きたいな」から始まった今の自分の絵

これ、要は私がさらに以前のnoteでDさんの描線の第一印象を

「乳海攪拌の乳の海に浮かぶ切れ切れの芽ひじき」と評したことに対するリベンジ

として「他人の絵の模写風の絵に私の描線を模したつもりで(あくまでつもり)ゴリゴリゴリマッチョの無理矢理繋げた描線を【一部だけ】私への嫌味として描いた」のかな、と推測している。
いや、だって私の描き方使ってるところとそれ以外の描線が明らかに同一人物のソレには見えないものw
ゴリゴリゴリマッチョの線は私由来で、それ以外は糊でくっつけてるけど芽ひじきの凝集だもの。

そのDさんのペン画に関してはツッコミどころが多すぎるんで、前回は↑のようにしか書かなかったけれど。
正直私がDさんの絵の師匠なら。
まず彼(彼女?)が模写したペン画(元絵はまったく別の絵師さんのフルカラーイラスト)の参考元の絵師さんの元にDさんを連れて行く。
そして彼の頭を上から押さえてつけてでも無理にでも平身低頭させて謝罪させたい。
そのくらいの気持ちになったのだ。
あまりに他者の作品に対して無礼を働くので、(仮に私が師なら)師として申し訳ないと私も一緒に謝罪したいくらいのいたたまれなさであった。
そりゃもう上級市民に絡まれたオクジーくんみたいに(byチ。)
もちろん実際には私はDさんの師匠でもなんでもないのでそんなことする義理はないんだけど、そのくらい参考元の絵師さんに対する無礼を平気で働くDさんにギョッとしたのである。

なぜDさんのペン画が無礼なのか?
フルカラーの元絵を勝手に白黒ペン画に変えて、「絵の修行の模写です」という体裁で改変しているから(そもそも原則論として著作者人格権の同一性保持の侵害)

複製権や翻案権の違反を避けるために、模写する著作物を勝手に自己流を加えて書き換えるケースも少なくありません。しかし勝手にアレンジを加えると、**同一性保持権を害する可能性が高くなります**。
(略)
模写で著作権侵害にならないケース
・フリー素材の著作物を模写する
・練習として著作物を模写する
・著作者に許可を取って模写する
・二次創作を認めている著作物を模写する

模写が著作権侵害に該当するケースを解説!注意したい著作権法を紹介

「絵の修行」は勝手にやればいいけど、模写を人目のあるところ(オンライン上も含む)に「作品の作者に断らず意図的な改変」をした上で「自分のペン画です!」ってフォロワーに御開陳するのは「ファン的活動ではなく自分の絵(のつもり)のPRである」。
そもそも模写絵のアップロード自体が違法であると考えられている。

刑事訴追の手続上は親告罪であるとはいえ、模写のアップロードが著作権法の「複製権」を侵害するため、それが著作権侵害に該当する可能性が高いです。

模写が著作権侵害に該当するケースを解説!注意したい著作権法を紹介

…とまあ法的な一般論は以上なんだけど、

実は前回書かなかった致命傷がそのDさんのペン画にはある。

のである。

実は。

Dさんの描いた(元絵は)かわいいおにゃのこの絵のひとつが実は。

女の子の膝下が

膝ではなくて

私の描き方の前腕(肘から先)

の描き方で

しかも左右反対に

なっている

のである。

そしてもうひとつの(元絵は)かわいいおにゃのこの絵は、というと。

女の子の片方の前腕の根本に

(正しい)元絵とは違う

物理法則ではあるまじき

謎の瘤が

付加されている

のである。

………は?

あのー、何がどうなると、そうなるん????

と一瞬混乱した。

けど要はアレだ、

この膨らみはアレだな、

逆の腕と間違ったんだなこれ。

筋肉のつき方、腕の構造、まっっっっったく理解しとらんやろ?

そういえば前にも手足の左右間違ってたことがあるんだなDさんは。

うん、全然デッサン解っとらんなこの人。

解っとらんのやが〜、ア〜、解った「ことにしたい」んやな、このお人は。

うん、せやせや。
「解ってる『フリ』」したいから自信満々に描いてそうな奴(私)の一部を覚えられる分だけ(覚えとらんやんけ)法則も構造も何もわからんけど最小限の上っ面だけ覚えた(つもりな)だけで、全部の絵に敷衍させようとしてるんやな。
でも根本的に構造がわかってないから何をどう応用していろんなポーズに当てはめたらええかわかんないし齟齬が出てもちーともわからん気づかんのやな。

このDさんは実は前にもこういうことやらかしてて、

私の横顔の特定の角度にしか適用されてない瞼を、

Dさんの描くおにゃのこの

「全角度」(正面顔でも斜め45度でも)の瞼に

その「横顔の特定の角度」の瞼を貼っとった

んや。
ややしばらく前の話な。

結果どうなったか。

Dさんの描くおにゃのこの瞼全部

おばあちゃんのシワシワ瞼になっとった。

チーン。
それはさあ、例えると私の絵(の一部)をシャケの身と思ってコソッと盗んだら、実はアニサキスだったんだけど、盗人本人はアニサキスとシャケの見分けもつかんくて、ドヤ顔でおにゃのこの瞼にアニサキスを毎度毎度御丁寧に貼って歩いてた、ようなもんなわけ。

なんでアニサキス?
かというと、Dさんがコソッと持ってって自分の描いたおにゃのこの瞼で再現したのは、おそらく瞼の立体を表す輪郭のつもりで持ってったのにその正体は「瞼から落ちる不定形の影」だったから。
その不定形な形の正体が何であるかを理解できなかったが故に、なんか特別な威力のある裏技がなんかだと思ったのかもしれない。
でも違うんだな。
人体の立体構造じゃなくてその立体構造が作る「陰」の形をご利益のある不思議なパーツと思って使ったらしいんだな。
しかも横顔の特定の場合だけに使うレアケースを。

しばらく首を捻ったよ私も。
なーにをやっとるんだろーなーアレ…。
って。
いや、まさかそんな身じゃなくてアニサキス選んで持ってくとかありえなさすぎて思いもつかないじゃん。そんなの。

まあ、そんなのは笑い話で済むけれど。
けどねえ。
他の絵師さんにもやらかすのは、どーなんだろう。

………。
………ね?
これ。
どーすんだろ。

よその絵師さんのかわいいおにゃのこの膝下に、勝手に私の絵のゴツい前腕(しかも左右反対)生やかしてさあ。

膝下と前腕の違い、左右すら解ってない。
これって致命傷がすぎてケンシロウのセリフが私の脳裏を去来するんだけど。
でも本人はそれをドヤ顔でやってるのね。
誇りかに。高らかに。見よ、これがDの灯だ………。
…って。

でも第三者としては、CGでもないのに不気味の谷が生まれてるんやが、としか言いようがない………。

だって膝下が他人のゴツい前腕(しかも左右反対)のおにゃのこ。だよ??

そんなキメラ見て元絵の作者が喜ぶ、なんて思ってるんだろうか。

いやあ………元絵の絵師さんに、すんっっっごく、ものすんっっっごく、失礼だなあ…。

もちろん私にも失礼だけど、私に対して礼儀払うどころか嫌がらせや意趣返しで「お前のゴリゴリゴリマッチョの前腕の描き方をマスターしてやったぜ!ほらな!!」と嬉しそうに見せるほどの相手に礼儀なんてカケラも期待してませんからどうでもいいけど。
でも、元絵の絵師さんにだけは。
これは、許しがたい暴挙だと私は思う。

それでさあ。
それは、その絵は、誰のためなんだろう。
誰かのために、なってるのかな。

元絵の絵師さんのために、なるの?それが。

それ以前に、許可なく他人の絵の模写はオンラインに上げちゃいかんのよ。
そのまま模写なら上げちゃいかんし、
改変したら著作者人格権侵害なのよ。
どっちにしても「公開する絵に他人の絵を勝手に使っちゃダメ」なんですよ。
練習はオフラインで。
ファン活動なら自分のSNSのような相手の絵師さんの知らんところでやらない。
なんでそんな基本のキすらもわかんないでドヤ顔してるのがね。

ファン活動は推しのためにやるんですよ。

自分の宣伝のために相手の絵を利用するのは、ファン活動じゃ、ないんですよ。

だから、「ファンです」と枕詞付けたら何しても許されるわけじゃない。
それは、描き手として活動したいなら絶対踏み抜いたらいけない地雷だと、私は思うんだけどね。

…とまあ、そんなわけで、まだまだタイトルロールに辿り着かないんだけど、しかし。

元絵の絵師さんに対して大変に失礼な行為を何の罪悪感もなくしかも「私への意趣返しのためにその元絵を利用」して行っている。

他人様の作品の扱い方としては大変に不適切であり不当な行為だと思うので、いくら長くなってもこれだけは絶対何があっても言っておきたかった。

…で、↑の複数人のパーツ組み合わせで描く描き方(ささかま先生も非推奨なんだけどね…)について、別に分析しようと思ってたわけじゃないんだけど、突然腑に落ちた。

やっと今度こそ、

上達しない絵師が模写やトレースをキチンとやらない理由

である。

それはなぜかというと、
「模写やトレースをガチでやると元絵絵師の上手い絵とがっぷり四つに組まなくてはならなくなり、そうなると今度は普段頭の隅に追いやっている『自分は本当は下手』という真実に気づいてしまいそうになるから」
つまり
「上手い元絵を見続けると自分の素の画力との差をジワジワと実感してしまいそうになるから」
裏を返すと
「単純に上手いと感じる絵を目にすると劣等感が刺激されるので正視しないような習性になってしまってるから」
この辺りではないかと。

いや、だってね。
Dさんの描き方があまりにも奇天烈なので。

女の子の膝下に、私の絵から持ってったゴツい前腕を左右反対に装着するとか。

ありえないにもほどがあるわけ。
たぶん、Dさんはよほど私の前腕に衝撃を受けたんだろうね。
ただ、それでもなぜ「女の子の膝下に『前腕を』装着しようとしたのか」という謎だけは残るけど。

もしかして、前腕も膝下もまったく同じ構造だと思ってるのかな。
そして、自分より画力高い絵を「盗みたいから舐めるように見たい」のと「自分の下手さ加減を突きつけられるから正視したくない」というアンビバレントの相剋によってカミソリのような瞬間芸で盗み見て、そのうろ覚えだけで描くから左右も間違うし膝下と前腕の違いもわからないんじゃないかな。

だからガチ模写ガチトレースやらないんだーそうなんだ。
でも「上手い」とは言われたいからアンビバレントに苛まれながらもターゲットにした絵を「見ないように見る●●●●●●●●」という矛盾した行為を瞬間芸で、カミソリのような視線でやるんだな。

どっかで聞いたことあると思ったらアレだな、痴漢が「偶然一瞬触っただけだから痴漢じゃない!」って主張するのと一緒だな。
一瞬だろうと㍉秒だろうと「触ろう」という意図の元触ったのであれば痴漢だよ。
狙い澄ましてやってるんだから。

で、なおかつ「自己流アレンジでっす♪️」みたいな顔してるけど、アレンジじゃなくて「上手い絵をガッツリ目に入れたくないからそもそも似せられない」だけなのでは?
だってガチ模写って分析しないとできないもの。
でも分析したら相対的に自分の下手さを自覚してしまいそうになるから分析もできないんだ。
分析できないってことは上達しようもないってことだよなあ。
自分の頭でどこがどう自分に響くのか考えて分析してどうやったら再現できるのか必死に食らいつかないと自分の身につかないもの。

だから道理が逆なんだ。
「自分のセンスでアレンジしました♪」を装ってるけど
「自分の下手さ加減から目を逸らすために上手い絵を正視できないから『アレンジしたことにしました』」ってだけなんだ。
でちゃんと見ないから上達しない、上達しないから何か見ないと描けない、でも上手い絵を正視したくないから多人数の絵をそれぞれ正視しない程度にパーツバラしてそれをミックスするんだ。
つかそれしかできないんだ。
でも「それしかできない」とは言いたくないから「その手法を自ら選んでる」ことにしてるんだ。

意外すぎて自分では思いつかん発想法だけど、

女の子の膝下に、私の絵から持ってったゴツい前腕を左右反対に装着したり、前腕に謎の瘤をつけたりしてるから謎に思ってたけど、結局そういうことなんだね。

ということが不意に腹落ちした、という話。


以降はささかま先生のnoteの私のお気に入りリンク集である。
拳拳服膺して読んでたもれ。













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