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CGS模擬試験は「解いた後」に差がつく|丸付けで終わる人、伸びる人

模擬試験の点数を見て、一喜一憂する。

そして、解説をひととおり読んで閉じる。

もし、あなたの模擬試験が、いつもそこで終わっているとしたら––––

ひとつだけ、お伝えしたいことがあります。

あなたは今、模擬試験の価値の、半分も使えていないかもしれません

これは、能力の話ではありません。

努力が足りない、という話でもありません。

ただ、「解いた後の使い方」を、まだ知らないだけです。

考えてみてください。

同じ模擬試験を、同じ会場で、同じ時間だけ解く。

それなのに、半年後、ぐんと伸びている人と、同じ場所で足踏みしている人がいます

その差は、解いている最中ではなく、解き終わった後に生まれています。

点数は、結果にすぎません。

本当に見るべきものは、その点数になった原因のほうにあります

そして、その原因は、解いた直後の答案の中に、まだ温かいうちに残っています。

時間が経てば、その手がかりは、静かに消えていきます。

つまり、模擬試験を受けるたびに、伸びる人と伸びない人の差は、開いていくのです。

それも、気づかないうちに。

この記事では、模擬試験を「点数確認」で終わらせず、実力に変えるための、具体的な復習法をお伝えします。

特別な才能も、長い時間も要りません。

必要なのは、解いた後の、たった少しの視点の違いだけです。

読み終えたとき、あなたはきっと、次の模擬試験が待ち遠しくなっているはずです。

なぜなら、模擬試験が、点数を突きつけてくる怖いものではなく、自分を伸ばしてくれる味方に変わるからです。

それでは、始めます。


1. 模擬試験は、解いた瞬間ではなく、解いた後に価値が出る


CGSの模擬試験を解き終えたあと、あなたは何をしていますか。

まず、点数を確認する。

間違えた問題を見る。

解説を読む。

「今回はできた」 「今回はダメだった」

そう言って、一喜一憂する。

おそらく、多くの受験生が、こうした流れで模擬試験を終えています。

それ自体は、決して悪いことではありません。

点数を見て気持ちが動くのは、真剣に取り組んでいる証拠です。

ただ、ここで立ち止まって考えてほしいことがあります。

その一連の作業の中に、「なぜその点数になったのか」を掘り下げる時間は、どれくらいあったでしょうか

模擬試験は、解いている最中に、実力が決まるものではありません。

解き終わった後、その答案とどう向き合うかで、次に向けた伸びが変わります

同じ一枚の答案が、ただの結果報告で終わることもあれば、次の合格に近づくための材料に変わることもあるのです。

その分かれ道は、解いた後にあります。

では、解いた後に、具体的に何を見て、何をすればいいのか

ここから、順番に解きほぐしていきます。

2. 丸つけで終わる人は、模擬試験を「点数確認」で終えてしまう


伸び悩む人には、共通する終わり方があります。

それは、模擬試験を「点数確認」で閉じてしまうことです。

点数だけを見る。

正解か、不正解かだけを確認する。

解説を読んで「なるほど」とうなずく。

そして、そこで終わる。

できなかった理由を、深く分析しない。

「次に何を勉強すべきか」まで戻せていない。

答案の書き方や、時間配分を振り返ってもいない。

復習したつもりになっているけれど、もう一度同じ問題が出たら、また書けない。

つまり、再現できる状態になっていないのです。

点数を見て、ほっと安心する人がいます。
点数を見て、深く落ち込む人もいます。

どちらの気持ちも、よく分かります。

でも、安心や落ち込みだけでは、実力は1ミリも動きません。

模擬試験は、自分の現在地を知るためだけのものではないからです。

点数は結果です。
本当に見るべきものは、その点数になった原因です。

ここを見ない限り、何度受けても同じ景色が続いてしまいます。

3. 伸びる人は、模擬試験を「弱点発見装置」として使っている


では、受けるたびに伸びていく人は、何が違うのでしょうか。

彼らは、模擬試験を点数確認で終えません。

模擬試験を、自分の弱点を見つけ出す装置として使っています。

本番で失敗しそうな箇所を、本番より前に見つける。

そういう目線で答案と向き合っています。

知識の穴はどこにあるのか。
自分の答案構成には、どんな癖があるのか。
時間配分のどこに甘さが出たのか。
「理解しているつもり」だった部分が、実は出てこなかったのではないか。

そして、見つけた弱点を、次の学習計画の材料にしていきます。

模擬試験は、たしかに実力を測るものでもあります。

でも、伸びる人にとってはそれ以上に、実力を伸ばすための素材なのです。

模擬試験は、合否を占うものではありません。
本番前に弱点を見つけるための教材です。

同じ模擬試験を受けていても、この見方ができるかどうかで、半年後の景色はまったく変わってきます。

4. 模擬試験の復習で見るべき5つのポイント


ここからが、この記事のいちばんの中身です。

「間違えた問題を直す」だけでは、復習として弱い。

大事なのは、なぜ間違えたのかを分解することです。

同じ不正解でも、原因はまったく違います。

原因が違えば、打つべき手も変わります。

ここで紹介する5つの視点を持つだけで、復習の解像度が一気に上がります。

1). 知識として知らなかったのか

まず、単純に知らなかった問題かどうか。

これは、知識の穴として整理します。

ただし、解説を読んで「そうだったのか」で終わらせてはいけません。

次に同じ内容が出たとき、自分の言葉で説明できるか。

そこまで確認して、初めて埋まったと言えます。

知らなかった知識は、学習資料や教範に戻す。

「知らなかった」で止めず、「次は説明できる」状態まで引き上げてください。

2). 知っていたのに思い出せなかったのか

これは、見落とされがちですが、非常に重要なパターンです。

解説を見れば分かる。
勉強した記憶もある。

なのに、本番形式では出てこなかった。

この場合、足りないのはインプットではありません。

足りないのは、思い出す練習です。

白紙に再現してみる。
口頭で説明してみる。
短い文章に要約してみる。

こうした取り出しの訓練に戻す必要があります。

「分かる」と「出せる」は、まったく別の能力です。

3). 問いに正面から答えていたか

CGSの答案では、知っていることを書くことと、問われていることに答えることは、同じではありません。

  • 設問の要求を、正しく捉えられていたか。
    聞かれてもいないことを、書きすぎていなかったか。
    知識を並べただけの答案に、なっていなかったか
    答案全体が、ちゃんと問いに向かっていたか。

模擬試験のあとは、設問と自分の答案を、必ず並べて見比べてください。

知識があるのに点が伸びない人ほど、ここに原因が隠れています。

4). 答案の構成は整理されていたか

内容が分かっていても、構成が悪ければ伝わりません。

要旨は、明確だったか。
本論の柱は、整理されていたか。
項目の並びに、意味があったか。
論理が、途中で飛んでいなかったか。
結言で、ちゃんと問いに戻れていたか。
読み手にとって、たどりやすい答案になっていたか。

自分では分かっているつもりでも、読み手に伝わらなければ、答案としては弱いのです。

採点するのは、あなたの頭の中ではなく、紙の上の文章です。

5). 時間配分は適切だったか

模擬試験では、知識だけでなく、時間の使い方も確認できます。

考えすぎて、時間を使いすぎた問題はなかったか。書き出しに、手間取りすぎていなかったか。
最後のほうが、雑になっていなかったか。
ペースは、本番でも再現できるものだったか。

時間配分の失敗は、知識不足以上に、本番で大きな失点につながります。

そして、これは模擬試験でしか確認できない要素です。

ここまでの5つを、もう一度だけ言い換えておきます。

模擬試験の復習とは、間違えた問題を直すことだけではありません。
本番で同じ失敗をしないために、自分の弱点を分解する作業です。

5. 解説は「読むもの」ではなく「自分の答案との差を見るもの」


CGSの模擬試験には、解説がついています。

これは、独学になりがちな受験生にとって、大きな助けです。

でも、解説を「読むだけ」では、もったいない。

本当に大事なのは、解説と自分の答案の「差」を見ることです。

自分が、書けなかった論点はどこか。

解説では重視されていたのに、自分が軽く流してしまった論点はどこか。
逆に、自分が書きすぎてしまった部分はどこか。
論点を並べる順番や、構成は違っていたか。
表現の明確さに、差はなかったか。
結論の出し方や、根拠の示し方に、違いはなかったか。

解説は、正解を眺めて満足するためのものではありません。

解説は、正解を眺めるためのものではありません。
自分の答案を改善するための基準です。

解説の横に、自分の答案を置く。

その「ズレ」こそが、次に直すべき場所を教えてくれます。

6. 復習後に必ず「次の一手」に落とし込む


弱点を見つけても、次の学習に戻さなければ、何も変わりません。

復習の最後には、必ず「次の一手」を決めてください。

  • 覚え直すのか

  • 白紙再現で取り出しを鍛えるのか

  • 答案構成の練習をするのか

  • もう一度解き直す問題はどれか

  • 次の模擬試験までに、何を修正するのか

  • 本番までに、何を繰り返すのか

ここで大事なのは、具体性です。

「戦術の知識が不足していた」では、行動になりません。

そうではなく、該当分野を読み直す。
白紙で書けるようにする。
設問に対する答案の型として、整理する。

そして、1週間後にもう一度再現してみる。

ここまで落とし込んで、初めて復習が次の力に変わります。

復習は、理解で終わらせてはいけません。
次の行動に変えて、初めて力になります。

7. 模擬試験は、解き直して初めて定着する


模擬試験は、一度解いて終わり、ではありません。

解説を読み、弱点を整理したあと、少し時間を空けて、もう一度取り組む。

そこで、ようやく定着します。

ただし、丸暗記を目指すのではありません。

確認したいのは、こういうことです。

  • 設問の要求を、今度は正しく読めるか

  • 論点を、自力で思い出せるか

  • 答案の柱を、最初から立てられるか

  • 前回よりも、短い時間で整理できるか

  • 解説を見ずに、自分の言葉で説明できるか

一度解いた問題をもう一度解くのは、時間の無駄に思えるかもしれません。

でも、そうではありません。

一度解いた問題をもう一度解くことは、無駄ではありません。
本番で再現できる力を作るために必要です。

新しい問題を解くだけが、勉強ではないのです。

8. 模擬試験ノートを作るなら、きれいにまとめなくていい


復習のためにノートを作る人もいるでしょう。

ここで一つ、注意があります。

模擬試験の復習ノートは、きれいである必要はありません。

色を分けたり、清書したりする必要もありません。

大事なのは、見た目ではなく、次に使えるかどうかです。

そのノートは、保存用ではなく、改善用だからです。

書く項目は、シンプルで構いません。

たとえば、

  • 問題番号

  • できなかった理由

  • 解説で重要だった論点

  • 自分の答案との差

  • 次にやること

  • そして、再確認する日

これくらいで十分です。

ノート作りに時間をかけすぎて、肝心の復習が進まないのでは、本末転倒です。

復習ノートは、保存用ではなく、改善用です。

きれいなノートが、合格させてくれるわけではありません。

9. 模擬試験を受けるたびに伸びる人の共通点


ここまで読んでいただいた内容を、伸びる人の姿としてまとめます。

  • 伸びる人は、点数だけで自分を判断しません

  • 間違えた理由を、丁寧に分解します

  • 解説と自分の答案を、必ず比較します

  • 見つけた弱点を、次の学習に戻します

そうやって、同じ失敗を一つずつ減らしていきます。

  • 解き直しを、面倒くさがりません

  • 自分の答案の癖を、自分で把握しています

  • 時間配分の失敗を、記録に残しています

そして、模擬試験を受けるたびに、学習計画を少しずつ修正していきます。

ここに、はっきりとした事実があります。

模擬試験は、受けた回数ではなく、復習の質で差がつきます。

何回受けたかを誇るのではなく、一回をどこまで使い切ったか。

そこを問い直してみてください。

10. まとめ:模擬試験は、合否を占うものではなく、合格に近づくための材料である


CGS模擬試験で大切なのは、点数に一喜一憂することではありません。

大切なのは、解いた後に、自分の弱点を見つけること。
答案を修正すること。
そして、次の学習に戻すことです。

模擬試験は、今のあなたの実力を、容赦なく突きつけてきます。

だから、時には落ち込むこともあるでしょう。

それは、当然のことです。

でも、そこで終わる必要はありません。

模擬試験で失敗できるからこそ、本番の前に修正できるのです。

その失敗は、本番でしないための、貴重な一回です。

丸付けで終わる人は、模擬試験を結果確認で閉じてしまいます。

伸びる人は、模擬試験を改善材料として開いていきます。

同じ一枚の答案が、まったく違う意味を持つのです。

CGS模擬試験は、解いた後に差がつきます。そして、その差は本番で大きな差になります。

11. あなたへの質問


最後に、一つだけ質問をします。

あなたは、模擬試験を解いた後、どこまで復習できていますか。

点数を確認しただけで、閉じてしまった模擬試験は、ありませんか。

次の模擬試験から、変えたい復習方法は何ですか。

もしよければ、コメントで教えてください。

言葉にした瞬間に、その一手は、ぐっと実行しやすくなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました

Mr.K


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