映画を観る。その前に、大福を食べる~「お餅プロ」サイドストーリー
こんにちは、きのころです。
みなさんは、
「ここに行ったら、やたらとトイレに行きたくなる」
という場所はありますか?
私の場合は、映画館です。
映画館に行くと、
必ずと言っていいほどトイレに行きたくなります。
上映中も同じ。
トイレを我慢しながら映画を観ていることが多いです。
(誰ですか、「トイレに行っトイレ」とか言ってるのは?
――ありがとうございます!)
「映画が始まる前にトイレに行っときなさいよ」
って思いますか?
わかってます。
私だって、座席に座る5分前には、トイレを済ませます。
なんなら、家を出る前にトイレに行って、
映画館でもトイレに行くことがあります。
――いや、毎回でした。
それでも、映画が始まって、少し経つと、
トイレに行きたい気がしてくるのです。
なぜなんでしょう!?
閉鎖空間でいることで緊張(?)し、
トイレが近くなる、という話を聞いたことがあります。
まー、体質なのでしょうね。
なので、私は、世間の人がよくしているように、
ポップコーンを食べながら映画を観るということができません。
私だって、ポップコーン食べたいですよ!?
憧れです!!
でも、ポップコーンを食べたら、
何か飲みたくなるじゃないですか。
トイレに行きたくなるのがわかっているのに、
余分な水分を取ることはできません。
そして、映画が終わったら、トイレにダッシュです。
自分がこんな感じなので、
子どもが小さい頃、一緒に映画に行ったら、
「トイレは大丈夫?」としつこいくらい確認していました。
しつこいくらい、ではなく、
明らかにしつこかったです。
もちろん、ポップコーンもコーラもなしです。
かわいそうなことをしたと、今は思っています。
さて、少し古い話になりますが、
昨年の夏頃、「ボンタンアメ」が品薄になったことがありました。
「ボンタンアメが尿意を抑える」という口コミが、
SNSを中心に広まったからです。
その頃は、「ボンタンアメ」が転売の対象になってました。
どうかしていると鹿!
そして、
「大福って、ボンタンアメの代わりになるらしいよ」
――そんな声が聞こえてきて、私は、ちょっと驚きました。
というのも、元々は、
ボンタンアメこそが大福の代わりだったからです。
私の記憶では、話題になったのは大福が先でした。
映画館で、ライブで、長時間の舞台で――
「ここでトイレに立つわけにはいかない…」
そんな不安を抱える人の間で、ある口コミが広まりました。
「◯◯の前に大福を食べたらトイレを我慢できた」
――SNSに、そんな投稿が増え始めたのです。
大福が尿意を抑えるとされる理由は、
今でも語られているこの仮説が有力です。
大福は、もち米由来の高糖質で、
水分を含む粘性の高い炭水化物。
そのため、 血中の糖濃度・浸透圧が一時的に上がる
→ 腎臓が「水を急いで排出しなくていい」と判断
→ 尿の生成スピードが一時的に下がる――?
なるほど、大福って素晴らしい!
(仮説です)
ただ、大福には、弱点もありました。
・日持ちしない
・持ち歩きにくい
・手軽に食べにくい
そこで、登場したのが、ボンタンアメです。
ボンタンアメは、ただの飴ではありません。
中身は水あめと砂糖。
外側はオブラートというでんぷんの膜。
つまり、ボンタンアメは、
(成分的には)「固形の大福」と言えるのです。
しかも、
・常温で長期保存できる
・ポケットに入れて持ち運べる
・噛まなくていいので音がしない
これ、もう、大福の上位互換なのでは――?
誰が最初に気づいたのかはわかりませんが、
こうして、ボンタンアメは、
尿意対策の切り札として大ブレイクしたのです。
2025年夏頃のことでした。
この頃、特徴的だったのは、
やたらと上映時間が長い映画が一世を風靡していたこと。
『国宝』。
『鬼滅の刃』。
3時間を超える上映時間が話題になるにつれ、
救世主としての「ボンタンアメ」がSNSで広まり、
気づけば店頭から消えていました。
もちろん、大福も、ボンタンアメも、
医学的に「確実に尿意を抑える」と証明されたわけではありません。
効く人もいれば、まったく効かない人もいます。
でも、ですね。
ここで大事なことを一つ。
人の体には、
「効くと思うと、本当に効いてしまう」
という性質があるんです。
いわゆる、プラセボ効果。
尿意も、実は、かなり「脳の影響」を受けます。
不安が強いほど、気になってしまい、
安心できるほど、感じにくくなるんですね。
そう考えると、大福やボンタンアメの本当の効能は、
糖分やでんぷんよりも、
「これがあれば大丈夫」という安心感なのかもしれません。
だから、一番大事なのは、
「これは効く!」と信じること。
大福でも、ボンタンアメでも、どちらでもOK。
「大丈夫」と思える何かを持っているだけで、
人はずいぶん楽になります。
これって、尿意だけの話ではなくて、
安心対策の話だと思います。
人は昔から、
不安に対して、知恵と物語で向き合ってきました。
不安に対して、自分なりのお守りを持つこと。
それが一番の不安への対処法なのかな、と思います。
私は、映画の前には大福を食べますよ。
安心ですし、何より、美味しいですからね!
「お餅プロ」サイドストーリー
さて、映画館と尿意対策の話はここまで。
ここからは、
「大福」目線のショートショートをお届けします。
たった、410字ですので、お付き合いくださいませ。
ご登場いただくのは、
先日、ショートショートの投稿企画で登場した
餅専門芸能プロダクション「お餅プロ」です。
<お餅プロについてはこちらの記事で>

私は大福。――「お餅プロ」サイドストーリー
餅専門の芸能プロダクション――「お餅プロ」。
私はチーム大福の一員だ。
大福は、いつも何かを抱えている。
私が抱えているのは、
不安と希望が入り混じったつぶあん。
大福は、ここ何年も新勢力に押されていた。
その名は「雪見だいふく」。
彼は「お餅プロ」所属ではない。
「アイスプロ」の稼ぎ頭だ。
夏はもちろん、
冬でも、こたつのお供として引っ張りだこ。
しかし、ここ数年は、大福の出番がめっぽう増えた。
さまざまな現場から呼ばれることが多くなったのだ。
「大福が必要だ」
そう言われるたびに、誇らしい気持ちになった。
これが「伸びしろ」なのだ!
お腹のあんこが重いけど、
活躍のフィールドは広いぜ、心がはずむ。
(「およがせて!大福くん」より)
今日私に回ってきたのは、舞台裏の仕事だった。
長い上映の前、
私はそっと口に入れられる。
誰かが小さく言った。
「これで安心」
別の誰かがうなずいた。
「トイレ、我慢できるね」
その日、
私の味について語った者は、誰もいなかった。
(410字)

くろいるすけさん、リクエストにお応えしましたよ!
所属している他の伸び代タレントさんたちの実績も410字で読みたいです!(ウシシシ、贅沢言ってみました♪)
<おまけ>
さて。
今日も、フチ子さんにご登場いただきました。
ベースとなったのは、先日作成した、
こちらの、雪の日のフチ子さん(弁天ver)。

元々は弁天さまでしたが、
今や、服装の一部と蓮の花にしか名残がありません。
このフチ子さんを、映画館の座席に座らせてみました。

まー、こうなりますよね。
大成功の部類です。
でも、あまり街中で見かけない格好ですし、
なにより、映画館に雪が舞ってます(笑)。
調整したイラストがこちら!

もちろん、コーヒーもつけました!
(あ、ドリンクホルダーに入ってない💦)
ということで。

映画館でお餅を食べるのは、理にかなっているんですね!
(な、なんだってーーー!?)
本日は以上です。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
<上映時間が長いと大評判の映画2本>
たくさんのnoteの中から、私の記事を見つけて読んでいただき、
ありがとうございました。
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