ガソリン車を30年運転し、使うことはないと思っていた電動車(EV)使いに
はじめに
ここ3週間ほどの経緯をまとめよう。
つい数か月前まで車を買い替えるのはおそらく数年先ぐらいに漠然と思っていた。ところが、7年乗りつづけた車の様子がおかしくなった。
エアコン関連の総取っ替えの必要な見積もりが示され、その展望は脆くも崩れ去った。
やむなく手放して代替車を探す羽目に。息子に必要な車の条件を示したところ、いくつか提案してくれた。
ディーラーをいくつか巡るが、どこかで妥協の必要な感触。
そうしたなかで、「おっ」と注目した提案があった。それは電気自動車(EV)。
きょうはそんな話。
選択の余地は
今回、わたしが必要と思った車の条件はいくつか前の記事に示した。
それに見合うのは燃費のよいHVの小型車か、ガソリン車の軽自動車。そんなに目新しいものでなく、あくまでも無難な路線。したがって車選びにさほど気乗りするわけでもなく、スケジュールの空きを見ながらディーラーなどを巡って相談していた。
その合間もさまざま車の必要な出来事が…。
2,3社見て回り見積もりなどを示してもらった後のこと。息子からのLINEにさらに新たな提案。それはEVの走行距離4000km程度の新古車。
試乗車上がりだろうし、どの程度傷んでいるものかと期待薄。まあ、とりあえず見てみようと仕事帰りに通勤途上にあるディーラーの中古車部門に立ち寄った。
そこにお目当ての車があった。価格は諸経費・税金込みで予算内。これならば、キャッシュで買ってよい値段。タイヤが想定よりも減っていたが1,2年で2本ずつ買い直していけば良さそう。危惧していたEVバッテリーの能力(SOH)は、測定機で測定して頂いた限り低下・劣化は見られず、100%のままだった。
話を聞くと
3年ほど前にデビューしてけっこう台数の出た車。もっと中古で出てくる車かと思ってディーラーの方に伺うと、そうでもないという。別途で調べると4年間は持ち続けねば補助金の一部を返還せねばならないという国の制度の縛りがある。おそらく4年すぎた車が今後市場にそこそこ出るのかもしれない。この店で見せてもらった車は左記の経緯とは違い、もとは試乗車。店としては今年モデルチェンジしたので試乗車を切り替えたのだろう。
この車種は、店に展示するとわりとすぐに売れてしまうという。やはり目ざとく中古で手に入れようとなさる方がいらっしゃる様子。たしかに数日後にもう一度話を伺いに訪れると、2台あったはずの同型色違いのもう一台はひきあいがあり既に店になかった。
EVはとても予算に収まらないと思って選択の中になかった。本当にたまたまのタイミングでの出会い。
EVスポットは
もちろん、家に充電できる機材のあるのが前提かと思い込んでいた。ところがいろいろ調べてみるとわたしの場合はそうでもない。街なかの賃貸住まいのおかげで、周囲に手頃な価格で利用可能な充電スポットが複数個所存在する。条件しだいで無料のスポットも見つけた。街なか暮らしを選択したのがこの場合は幸いしそう。
しかもわたしの日頃の行動パターンのなかで立ち寄り、ちまちま普通充電していけばこと足りると判明。充電のあいだで用件を済ませれば、充電待ちのためにわざわざ時間を設けなくて済みそう。くわえて、300km/月ほどしか運転しない典型的な街乗りタイプ。充電は、平均すれば月に12~15時間ほど確保すればいい。週に3,4時間ほど。
充電時のバッテリーの特徴は
車のバッテリー能力は、毎回の充電しはじめは公称値に近いが、繋いで時間が経つにつれて低下していく。そのため、当該車の普通充電器(3kW)での充電では、最初の2,3時間の接続ならばわりと能力をほぼ出せる。あまり使うことはないかもしれないが、急速充電器(30kW )ならば最初の10分程度で30~40%程度回復できる。
したがってこまめに充電して充電残量で30~80%あたりを行き来するように充電すればバッテリーへの負荷を少なくしつつ、もっともコスパがよく効率的。これならばちょうどわたしの普段の生活のパターンと合致するかたちで充電できる。
おわりに
そのあたりまで調べて納得した上で、結果的に選択のデメリットになりそうな部分を回避できるとわかり、EVを安心して選択の候補に上げられた。
そこそこ背の高めのワゴン車ということで、操作性が気になった。実際に運転してカーブなどでからだが持っていかれるということは感じられなかった。取り回しなどとくに問題なくバッテリーの収納位置のためか重心が低めの車を運転しているように感じた。この点は危惧していただけにほっとした。
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