【発達障害×読書感想文】「どう思った?」では書けない。付箋3枚から始める方法
「どうだった?」
「普通」
「どこが面白かった?」
「別に」
読書感想文を前にすると、
急に言葉が消える。
わが家でも、
原稿用紙を置いたまま
20分が過ぎました。
読んだはずなのに、
何も出てこない。
つい、
「ちゃんと読んだの?」
と言いたくなる。
でも、
感想がないわけでは
ありません。
頭の中にあるものを、
いきなり文章にするのが
難しいのです。
「どう思った?」は、
発達凸凹の子には
広すぎる質問です。
海に向かって、
「魚を一匹捕ってきて」
と言うようなもの。
そこで、
文章を書く前に
付箋を3枚渡します。
貼る場所は、
笑ったところ。
嫌だったところ。
自分と似ているところ。
文章は書かなくていい。
ページに貼るだけです。
そのあと、
付箋を一枚ずつ見ながら、
「何が嫌だった?」
「自分ならどうする?」
と聞きます。
子どもが話した言葉は、
親がそのままメモする。
言い直さない。
立派な表現に
変えない。
「ぼくなら逃げる」
それも、
十分な感想です。
私は以前、
原稿用紙の一行目から
書かせようとしていました。
違いました。
読書感想文は、
書くところから
始めなくていい。
感じた場所を見つける。
話す。
最後に書く。
この順番なら、
「何もない」の中から
子どもの言葉が
少しずつ出てきます。
