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7コビトの散策

とってもうれしいことがあったのでシェアさせていただきます!
コビトものがたりをこんな風に1つの記事にして紹介していただいたのは初めてで、とても驚いたと同時に本当にうれしかったです💛

この「コビトものがたり」はnoteの読者の皆さんと育っていくお話なんだなぁー♪

と心から思います。

みやびさん、改めてありがとうございます💕
ご紹介いただいた記事はこちら

みやびさん
奏でる音楽も紡ぎ出す言葉もいつもとってもステキ

音楽は言葉がわからなくても通じ合えますね。でもその音楽と言葉があると沢山の人に深く刺さります💛



コビトものがたり始まります。


7コビトの散策

「ミルラ、私たちピピとミミの木登りの方法を教えてもらったのよ」

とルルが息を弾ませながら言った。

「あら、ピピもミミも自分の木登り術を仕上げられたのね」

とミルラが驚いたように言った。

「うん、僕は全然違う登り方をするよ」

とピピが言うと、

「ピピは鳥を呼び寄せて、背中に乗って木のてっぺんまで連れて行ってもらっていたわ」

とネネが言った。

「えへへ」

とピピが頭を掻いて照れていた。

「あら、どんな鳥を呼び寄せたの?」

とミルラが聞くと

「鷹よ。ピピが右手を高く上げて宙でゆらゆら揺らしたらすぐに鷹が来たのよ」

とルルが言った。

「へぇぇ。やるじゃない、ピピ。鷹以外の鳥は呼べるの?」

とミルラが聞くと

「うん、呼べるけど、僕は別に鷹を呼ぼうとしているわけじゃないんだ。僕が鳥の背中を借りるときは、いつもヒーリングをしているんだよ。鳥って意外と筋肉が張っていたり、凝りが合ったり、傷があるから、僕を背中に乗せると治療してもらえるって思っているんだ」

とピピが胸を張って答えた。

「あら、いいじゃない。鳥もよろこぶわね、きっと」

とミルラが嬉しそうに言った。

「お薬のこともピピに教えてもらったわ」

とネネが言った。

「あ、そうそう、ノクスのお薬はよく効くから、あなたたちにも教えようと思っていたのよ。ちょうど良かったわ」

とミルラが言った。

「私もお薬ほしいわ」

とルルが言うと

「私も」

とネネが言った。

「そうね。今度ノクスの畑に行きましょうね」

とミルラが言った。

「あ、ねえ、ミルラ、私たち、ピピとミトロと桜の開花を見に行こうと思っているの。ミルラとルル、ネネも一緒にどうかしら?」

とミミが言った。

「あ、そうね、是非みんなで行きましょう」

とミルラが言った。

「え、じゃあ決まり?みんなで遠足みたい、ワクワクするなぁ」

とピピ。

「そうじゃな、みんなで行くと楽しそうじゃな」

とミトロが笑って言った。

「じゃあ決まりね。ルル、ネネ、今日の授業はこれで終わり。これから山の桜まで行くわよ。その途中にノクスの薬草畑があるから寄っていきましょう」

とミルラ。

「やったー」

とルル、ネネ、ミミ、ピピの4人が声を合わせて踊り出した。

「じゃあ、山の桜を目指しましょう、出発進行」


とミルラが元気よく言うと、

「オー」

とみんなが片手をあげて応えた。

6人はすぐに歩き出した。森のけものみちのような細い道をミトロを先頭にピピ、ミミ、ルル、ネネが続き最後にミルラが続いて一列で歩いて行った。

しばらく歩いていくと小さな泉があったので、それぞれ水を飲んだり、水筒に水を入れたりしていた。

「久々の森の中は気持ちいいのぉ」

とミトロが大きく伸びをしながら言った。

「ねえ、ミトロはここに来る前はどこにいたの?」

とピピが聞くと、

「わしはニンゲン界もまあまあ広くて、ニンゲン界のいろいろなところを回っておったんじゃ。一つのところにいると飽きてきてな、ハハハ」

とミトロが笑った。

「ミトロはどこかにずっといるというのは似合わないわね。たまに戻ってきたときのお土産話は面白いわね」

とミルラ。

「そうそうミルラが前にそう言っていたから、今回ミトロが帰ってくるって聞いたから、私たち待っていてお話聞いたのよ」

とネネが声を弾ませて言った。

「あら、そうなのね。いろいろなお話聞けたのかしら?」

とミルラが聞くと

「うん、いろいろなお話聞いたよ。でもまだまだもっと聞きたいな」

とピピ。

「ええ、どんなお話なの?」

とルル。

「私も聞きたい」

とネネ。


「ははは、そんなに面白い話でもないが、コビト界とニンゲン界はちょっと違うから、その違いは面白みがあるかもしれんなぁ」

とミトロ。

「そうね。まあ、ルルとネネはまずはコビト界のことをもっとよく知るところから始めましょうね」

とミルラが言うと

「そうじゃな。それが一番じゃな」

とミトロが言うので、

「ええ~」

とルルとネネが不服そうな声を出した。

「まあ、いつでも来るし、居たり居なかったりじゃが、チャンスがあればいろいろ話も出るじゃろう」

とミトロが笑った。

「はーい。わかりました」

とルルとネネが少しふくれながら言った。







このコビトのイラストは作者である私の創作物です。
ウォーターマークが入っていない場合でも、無断での使用や転載はお控えいただけると嬉しいです。


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