私が南アルプスで歩いて良かった5コース|静かな稜線と大縦走を実体験で紹介
今回紹介するのは、いずれも二泊以上かけて歩いた縦走コースです。
北アルプスのような派手な岩稜や人で賑わう登山道も魅力的ですが、私が何度も足を運びたくなるのは南アルプスです。
深い森。
長いアプローチ。
どこまでも続く稜線。
歩いていると、自分のペースで山と向き合える時間があります。
今回は、これまで実際に歩いた中から、特に印象に残っている南アルプスの5コースを紹介します。
ロング縦走が好きな方や、次に歩く山を探している方の参考になれば嬉しいです。
南アルプス縦走5コース比較表


① 蝙蝠尾根〜塩見岳〜荒川前岳|南アルプスの奥深さを味わう95km縦走
距離:95.8km
累積標高:6,954m
日数:2泊3日
雨の中、自転車で二軒小屋へ向かうところから始まった山旅。
蝙蝠尾根の静かな樹林帯を登り、蝙蝠岳から塩見岳へ。
さらに荒川前岳まで続く長大な稜線をつないでいきました。
蝙蝠岳で迎えた朝焼け。
塩見岳から見渡す南アルプス。
荒川前岳へ続く主稜線。
南アルプスのスケール感と奥深さを最も感じたコースです。
▶ 【南アルプス】蝙蝠尾根〜塩見岳・荒川前岳|2泊3日、雨から晴れへ抜ける大縦走
② 聖岳〜上河内岳〜茶臼岳|南アルプス南部を代表する展望縦走
距離:32.8km
累積標高:3,560m
日数:2泊3日
梅雨の晴れ間をつないで歩いた南アルプス南部。
聖岳の大きな山容。
上河内岳から見渡す笊ヶ岳や光岳。
茶臼岳から眺める赤石岳と荒川三山。
このエリアの魅力が凝縮されたような縦走でした。
景色の良さと歩きやすさのバランスも良く、南アルプス南部を歩いてみたい方にもおすすめのルートです。
▶ 【南アルプス南部】聖岳〜上河内岳〜茶臼岳|梅雨の晴れ間をつないだ2泊3日縦走
③ 赤石岳〜聖岳周回|南アルプス主稜線をつなぐ65km
距離:64.9km
累積標高:6,408m
日数:1泊2日
赤石岳から大沢岳、中盛丸山、兎岳を経て聖岳へ。
南アルプスの主稜線をたどる長い周回ルートです。
百間平の穏やかな稜線。
朝焼けに染まる荒川三山。
そして少しずつ近づいてくる聖岳。
派手さはありませんが、歩いていて心地良い時間が続きます。
「南アルプスらしい縦走とは何か」
と聞かれたら、まず思い浮かぶコースです。
▶ 【南アルプス】主稜線を2日で周回|赤石岳〜聖岳 65km・累積6400mの縦走記録
④ 早川尾根〜仙塩尾根〜白根三山|北岳を囲む53kmの大縦走
距離:53.3km
累積標高:5,387m
日数:2泊3日
広河原から早川尾根へ。
仙丈ヶ岳を越え、仙塩尾根を南下。
最後は間ノ岳と農鳥岳をつないで奈良田へ下山するルートです。
早川尾根の静けさ。
仙塩尾根の長さ。
白根三山の雄大さ。
北岳を中心とした南アルプス北部の魅力を、一度に味わえる縦走でした。
4回目にしてようやく晴れた三峰岳からの景色は、今でも忘れられません。
▶ 【南アルプス】早川尾根〜仙塩尾根〜白根三山|広河原から奈良田53km・北岳を囲む2泊3日縦走
⑤ 荒川三山縦走|長い稜線と伝付峠を歩く山旅
距離:43.0km
累積標高:4,048m
日数:2泊3日
鳥倉から三伏峠へ入り、小河内岳から荒川三山へ。
最後は千枚岳を越え、伝付峠から新倉へ下山しました。
小河内岳から見た荒川三山。
前岳への登り返し。
悪沢岳から続く稜線。
そして最後に待つ伝付峠。
南アルプスらしい静けさと奥深さを感じることができた縦走です。
▶【南アルプス】荒川三山縦走|鳥倉→千枚岳→伝付峠43km・累積4,000m超のロング
どのコースがおすすめ?
南アルプス南部を初めて歩くなら
➡ 聖岳〜上河内岳〜茶臼岳
景色と達成感のバランスが良く、南アルプス南部の魅力を感じやすいコースです。
南アルプスらしい主稜線を味わうなら
➡ 赤石岳〜聖岳周回
長い稜線歩きが好きな方におすすめです。
とにかく奥深さを感じたいなら
➡ 蝙蝠尾根〜塩見岳〜荒川前岳
歩き終えた後の達成感は格別です。
北部の名ルートをまとめて歩くなら
➡ 早川尾根〜仙塩尾根〜白根三山
南アルプス北部の魅力が詰まっています。
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おわりに
南アルプスは、歩けば歩くほど好きになる山域だと思っています。
長い樹林帯も。
果てしなく続く稜線も。
決して楽ではありませんが、その先にある静けさや景色には何度でも会いに行きたくなります。
これからも一歩ずつ、南アルプスの稜線をつないでいこうと思います。
今回紹介したコース以外にも、日本アルプスの展望ルートや縦走路をマガジンにまとめています。
▶ 絶景登山ガイド|日本アルプス・展望ルート・縦走コースまとめ
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▶ 一座ずつ、山行記録
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