【南アルプス】荒川三山縦走|鳥倉→千枚岳→伝付峠43km・累積4,000m超のロング
静かな稜線を、長く歩くのが好きです。
今回歩いたのは、南アルプス南部。
鳥倉から入り、荒川三山を越えて千枚岳、そして伝付峠へ。
長い稜線と、最後に待つ緊張感のある下り。
“楽ではないけど、また歩きたくなる”3日間でした。
はじめに
南アルプス南部は、長くて静かな稜線が続くエリアです。
今回歩いたルートは
鳥倉登山口から三伏峠へ入り、小河内岳〜荒川三山を経て千枚岳へ。
最終日は伝付峠を越えて新倉へ下山する縦走ルートです。
この記事では
・荒川三山縦走のルート状況
・実際に感じた体力配分と難所
・伝付峠下山の注意点
をまとめています。
ロング縦走を考えている方の参考になればと思います。
山行概要
山名:荒川三山(前岳・中岳・悪沢岳)・小河内岳・千枚岳
山域:南アルプス南部
日付:2022年7月22日〜24日
天候:晴れ・ガス
コース:
1日目
鳥倉登山口 → 三伏峠(泊)
2日目
三伏峠 → 小河内岳 → 板屋岳 → 高山裏避難小屋
→ 荒川前岳 → 荒川中岳 → 悪沢岳 → 千枚岳 → 千枚小屋(泊)
3日目
千枚小屋 → マンボー尾根 → 二軒小屋 → 伝付峠 → 新倉
距離:43.0km
累積標高:+4048m / -5315m
行動時間:約18時間
体力度:★★★★★(ロング縦走経験者向け)
標準CTとの比較:標準28:17に対し18:14(約64%)
コース全体図

鳥倉登山口から三伏峠へ入り、県境尾根を南下して荒川三山へ。千枚小屋を経由し、二軒小屋から伝付峠を越えて新倉へ下山する縦走ルート。
この山を選んだ理由
週末の天気を見て、直前に決めた山行でした。
今年歩こうと思っていた区間でもあり、
「思い立ったタイミングで行こう」と判断。
南アルプスの中でも
長く静かな稜線が続くこのエリアは、以前から気になっていました。
コースの様子と感想
鳥倉登山口〜三伏峠(1日目)
移動に時間がかかり、午後スタート。
三伏峠までの短い行程でテント泊。
南アルプスらしい樹林帯の雰囲気で、
これから始まる縦走の“入口”という感じの区間。

三伏峠〜小河内岳〜高山裏(2日目前半)
早朝スタート。
烏帽子岳〜前小河内岳まではガスの中でしたが、
小河内岳に着くタイミングで一気に青空へ。
ここからの展望は圧倒的で、
この山行のハイライトのひとつ。
長い稜線の先に、これから向かう荒川三山が見えてきます。

高山裏〜前岳(核心部)
高山裏避難小屋から前岳への登り返しが、このルートの山場。
・斜度がきつい
・片側が切れ落ちた区間あり
想像以上に体力を削られる区間でした。
ここで無理をせず、ペース配分を意識するのが重要です。

荒川三山〜千枚岳(2日目後半)
前岳を越えると、南アルプスの主稜線へ。
ただし楽にはならず、
荒川中岳から悪沢岳への登り返しがしっかりきつい。
悪沢岳から千枚岳までは岩場もあり、
疲労した状態での足元に注意が必要です。

千枚小屋〜伝付峠(3日目)
朝は雲海と富士山が印象的。
下山はマンボー尾根〜二軒小屋を経て、伝付峠へ。

伝付峠〜新倉(要注意区間)
このルート最大の注意点。
・トラバースが際どい
・沢沿いで滑りやすい
・ロープ・梯子あり
・ルート不明瞭箇所あり
体力が落ちた最終日に来るため、難易度が上がります。
正直、できれば次は登りで使いたいと感じた区間でした。

コース状況・注意点
・前岳手前
片側が崩れている尾根あり(滑落注意)
・悪沢岳〜千枚岳
岩場あり、スリップ注意
・マンボー尾根上部
崩壊箇所あり、ロープ補助
・伝付峠〜下山路
トラバース・沢沿い・急斜面が連続
ルート不明瞭箇所あり
👉 ロング縦走に慣れている方向け
※2022年7月時点
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振り返り
長い稜線、積み重なる登り返し、そして最後の下り。
簡単なルートではありませんが、
南アルプスの“深さ”をしっかり感じられる縦走でした。
またタイミングを見て、
別のルートともつなげて歩いてみたいと思います。
おわりに
静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。
派手な山よりも、
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