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50代・60代でもWebライターになれる?中高年から始めるメリット・デメリット

・定年後も何か仕事をしたい。でも、毎日フルタイムで働くのは体力的につらい。
・通勤の大変さや人間関係のストレスから解放されて、自分のペースで働きたい。
 
そんな思いから、Webライターという仕事に興味を持った方がいるのではないでしょうか。
 
しかし、その一方で
・未経験でも50代・60代からWebライターになれるのだろうか?
・若い人に比べて不利なのではないだろうか?
と、不安を感じて一歩を踏み出せない方も少なくありません。
 
私も、定年後にWebライターを始める際に、同じような不安を感じました。
この記事では、定年後にWebライターを始めた実体験をもとに、50代・60代でWebライターになるメリットとデメリットをお伝えします。
 
これから一歩を踏み出そうとしている方の参考になれば幸いです。
 


50代・60代からWebライターになるメリット

Webライターになるのに、中高年は若い人と比べて不利だと思われがちですが、50代・60代だからこそのメリットもあります。

仕事でも趣味でも豊富な人生経験が生かせる

中高年の人々は、誰でも豊富な人生経験を持っています。この経験をライティングに生かすことができるのです。

例えば、仕事で金融・法律・医療といった専門分野に携わっていたなら、それだけで通常より単価の高い案件を受注できる可能性があります。
転職経験者なら、知識や経験のある仕事が複数あるということです。ずっと主婦だったなら、家事、育児、介護などのテーマで書けるはずです。

仕事だけでなく、趣味もライティングのテーマになります。旅行・グルメ・推し活などのテーマなら、気軽に応募したり、楽しんで執筆したりできるのではないでしょうか。

ちなみに、私はクラウドソーシングで案件を選ぶときに「できる×ときめく」をポイントにしました。
 

中高年は、人生経験が長いぶん、若い人より知識や経験の引き出しが多いはずです。何かしら「このテーマなら書ける」「このテーマなら書いてみたい」という案件が見つかると思います。

クラウドソーシングなら年齢は伏せて応募できる

一般的な就職の場合、企業からは履歴書の提出を求められるので、企業は応募者の年齢がわかります。同じ求人に中高年と若い人が応募していたら、中高年は不利です。

しかし、Webライターの多くが仕事を始めるときに使うクラウドソーシングでは、年齢を伏せて応募できます。

例えば、クラウドワークスでは「30代女性」のように年代を開示することもできますが、必須ではありません。私の場合、クラウドワークスでは年齢を開示していませんので、年齢的に不利だと感じたことはありません。

近頃は応募対象を20代、30代に限定した案件が目立つようになってきましたが、そうした案件以外では、年齢による不利益はないと言えます。
 

元手がかからず小さく始められる

Webライターになるには、パソコンとネット環境があれば元手はほとんどかかりません。

例えば、早期退職してお店を開業するとなると、初期費用や数カ月分の運転資金が必要です。退職金をつぎ込んで開業しても、黒字化するには数年かかります。

司法書士、行政書士などの士業で開業を目指す方もいるかと思います。お店を開業するよりは初期費用が安くすむかもしれませんが、人脈がないと顧客を得るのは簡単ではありません。

その点、Webライターはほぼ元手ゼロで始めることができます。もちろん、勉強のための書籍代やセミナーの受講料などは必要になるかもしれません。しかし、お店などの開業資金と比べれば微々たるものです。

いずれは、ビジネスチャットやWeb会議、生成AIなどへの課金が必要になることもありますが、はじめは無料の範囲でも対応できます。
 

「経験」×「新しい知識」で仕事の幅が広がる

Webライターというと、ひたすら文章を書く仕事というイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、実際には、書くことは仕事の一部分で、調べることに多くの時間を費やします。今まで知らなかった新しいことを学べるのは楽しいことですし、脳への刺激が認知症の予防にもつながるのではないでしょうか。

また、これまでの経験と新しく得た知識を掛け合わせることで、受注できる仕事の範囲が広がったり、新たな自分の得意分野ができたりもします。

私の場合、ほんの少しだけインタビューの経験があったことから、インタビュー記事を書くチャンスが生まれました。

また、音源からのインタビュー記事作成でスタートアップ企業を多く手掛けたことと、過去に経験した仕事の掛け合わせで、弁護士事務所のインタビュー記事を受注することができました。

中高年になっても好奇心が旺盛で、新しい知識を学ぶことが好きな人は、ライターとしての仕事の幅を広げることができると思います。
 


50代・60代からWebライターになるデメリット

Webライターは、家で誰でも楽にできる仕事というわけではありません。また、年齢が不利に働くこともあります。
 

数年で変わるIT機器や新しい概念に適応するのが大変

生まれたときからインターネットが身近にあるデジタルネイティブと比べて、IT機器を使いこなすことが苦手と感じている中高年も多いのではないでしょうか。

Webライターなら、パソコンで文章を入力するのはもちろんのこと、クライアントとのやりとりでChatwork・Slack・Teamsといったビジネスチャットを使ったり、Zoom・Google MeetなどのWeb会議に参加したりといったことが日常的に必要です。

また、少し前ならWebライターの仕事と言えばSEO(検索エンジン最適化)が重要でしたが、最近着目されているのはLLMO(大規模言語モデル最適化)です。

以前は生成AI使用禁止というクライアントもいたのに、この頃では、執筆に生成AIを活用するのが当たり前になりました。AIを活用して効率化を図ってほしいというクライアントもいます。

Webライターは、新しい機器や新しい概念、どんどん変わっていく状況に適応していかなくてはならず、取り残されないようにするのが大変です。

私も1年前はこんな感じでした。
 

収入が少なく不安定である

年齢とは関係ありませんが、未経験のWebライターは最初の仕事を取ること自体が大変ですし、受注できても1文字1円程度の単価が低い案件というのが現実です。

数年前までは、大手のクラウドソーシングサービスには豊富な案件が掲載されていて、応募してみたくなる案件がたくさんありました。しかし、最近はスクールへの勧誘目当てと思われる怪しげな案件が多く、応募できそうな良い案件には応募者が殺到して、受注するのがとても大変です。

また、案件を受注できるようになっても収入は安定せず、1年以上継続契約していたのに突然発注がなくなるといったことも当たり前にあります。

資格も元手も不要でWebライターと名乗ることは誰でもできますが、収入が不安定であることは理解しておく必要があります。

ただ、中高年ならば教育資金やマイホーム購入など、一番お金がかかる時期は過ぎているという方も多いのではないでしょうか。

ある程度の蓄えがあり、年金をもらうまでのつなぎやメインの収入の足しにと考えるなら、中高年からWebライターを始めてみてもよいと思います。
 

年齢が不利になる場合がまったくないとは言えない

クラウドソーシングでは年齢、性別、本名を明かさず仕事を受注することが可能です。しかし、直契約で業務委託契約の案件になると、履歴書や職務経歴書の提出を求められて、年齢がクライアントにわかってしまうことがあります。

私が直契約で履歴書を出して応募した案件で、業務委託契約を結べた案件もありましたが、個人的にはクラウドソーシングを利用したときより受注率が低いような気がします。
 
もちろん、職務経歴がクライアントの望む条件に合致しているなら受注は可能です。しかし、応募者が多数いる場合、中高年でライター経験の浅い応募者が不利になることがまったくないとは言えません。
 

体調も仕事量も自己管理が必要になる

自宅で仕事をすれば長時間の通勤から解放されますし、パソコン片手にカフェに出掛けて仕事をすることも可能です。

しかし、自分が対応可能な仕事量がわかっていないと、締切に間に合わせるために睡眠時間を削って長時間パソコンに向かう状況に陥りやすく、締切に追われて消耗してしまう可能性もあります。

ただでさえ運動不足になりがちな中高年がパソコンに向かっていたら、肩こりや腰痛など、体の不調が出てしまいがち。会社員なら、体調が悪ければ有給休暇を取って、他の人に対応を依頼できるかもしれませんが、フリーのWebライターに有給休暇はありません。

Webライターは働く時間や場所も自由なようにみえますが、自分で生活を律して体調管理に努めないと、仕事に影響が出てしまいます。
 

まとめ

50代・60代からでも、Webライターとして仕事を始めることは十分に可能です。むしろ、これまでの人生で培ってきた経験や知識は、大きな強みになります。また、過去の経験と新たな知識を掛け合わせて仕事の幅を広げることもできます。
 
一方で、ITツールや新しい概念への対応、体調管理や自己管理といった課題があるのも事実です。若い世代とは違う難しさがあることは、あらかじめ理解しておく必要があります。
 
未経験者が仕事を受注する難しさや収入が安定しない大変さはありますが、Webライターは大きな初期投資が不要で、小さく始めることができる仕事です。
 
年齢を理由に諦めるのではなく、これまでの経験をどう生かせるか考えてみてはいかがでしょうか。クラウドソーシングに登録し、案件に応募してみるのも一つの方法です。一歩踏み出すことで、定年後の新しい働き方の可能性が広がるはずです。




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